定期販売ラボby Shopi Lab
CRM・リピート施策

ecforce chatの定期セット変更で確認する前提・締切・反映先

ecforce chatで定期セット変更を案内する前に、セット販売設定とセットグループ、受付締切の取得可否、変更API成功後の子受注と反映先の照合を整理する。公式資料の範囲と運用の提案を分けて実務担当向けに解説します。

定期セットの変更をチャットで受け付けるとき、先に決めるべきなのは「どの契約の、どの発送分から変えるか」です。変更APIが成功した画面を作る前に、前提条件、受付締切、成功後の照合先を順に決めておくと、案内と実際の状態のずれを避けやすくなります。本記事は2026-10-20時点の公開情報にもとづく整理で、運用の提案は公式情報と分けて書きます。

公式資料で確認できること

ecforce chatの定期セット変更の案内(2026-08-25更新、確認日2026-10-20)には、次の点が書かれています。

  • 管理画面でセット販売の設定が必要
  • セットグループが有効な場合は、セット商品の変更ができない
  • シナリオは、条件分岐、定期セット商品選択API、定期セット商品変更APIの順に組む
  • ログインや定期の選択などの事前準備が案内されている

つまり、認証なしで任意の契約を変更できる機能ではありません。外部連携APIの資料では、変更APIの結果は成功またはエラー(API)として説明されています。ただし、個別の締切値や、出荷済みの子受注が自動で直ることは、これらの資料から保証されていません。

定期受注管理の基本設定では、次回自動受注作成日、次回発送予定日、次回配送予定日が別の項目として扱われ、自動受注作成の起点や日数は配送設定に依存すると説明されています。全ショップ共通の変更締切日は、公開資料からは読み取れません。

判断の順序(運用の提案)

ここからは公式の記載ではなく、運用の提案です。次の順で決めると、チャットの文言を作る段階で迷いにくくなります。

  1. 対象の契約がセット販売の設定対象か、セットグループが有効になっていないかを確認する
  2. ログインと契約選択まで、本人の契約だけを対象にできるかを確認する
  3. 受付締切をチャット内で判定できるかを提供元に確認する
  4. 成功後に何を照合してから完了を案内するかを決める
  5. 期限外・対象外・エラー・結果不明の受け口を分ける
確認項目見る場所・相手満たさない場合の扱い
セット販売の設定管理画面チャットで変更を受けない
セットグループの有効化管理画面セット商品の変更不可として別窓口へ
契約の特定と認証事前準備のシナリオ変更せず、本人確認できる窓口へ
締切判定に必要な日時の取得と比較提供元への確認受付のみ、または有人対応で判断
子受注の生成有無定期受注管理完了と案内せず、担当者が照合
変更の反映先と対象回管理画面で確認した結果対象回が確定するまで案内を保留
結果が不明なケース契約の現在値照合前に再実行しない

締切を条件分岐に入れる前に

公式は条件分岐を使う流れを示していますが、締切日数や日時の比較を実装できるかまでは保証していません。そのため「条件分岐に締切を入れればできる」と決めて設計を進めるのは避けます。次回自動受注作成日など、判定に必要な日時がチャット内で取得でき、比較して分岐できるかを、まず提供元に確認します。

できない場合の運用案は、チャットでは希望の受付までにとどめ、締切の判断と変更は別窓口で受ける形です。どちらを採るかは、確認結果を見てから決めます。

変更API成功のあとで照合する

変更APIが成功を返したことと、お客様が期待する「次回のお届けから変わった」状態は同じではありません。完了を案内する前に、少なくとも次の三つを照合します。

  • すでに生成された子受注があるか
  • 変更が定期契約側に反映されたのか、子受注側にも及ぶのか
  • 何回目、どの発送予定分から変わるのか

対象回が確認できてから、「この発送分から変更されます」と具体的に案内します。通信エラーなどで結果が分からないときは、契約の現在値を確認する前に同じ操作を再実行しません。二重更新を避けるためです。

期限外・対象外のとき

期限を過ぎた場合に、次回以降の受付や変更を必ず約束する文言は置かないでください。受注の状態と契約条件を確認したうえで、対応できる範囲を担当者が案内する形にします。認証できない、設定対象外、エラー、結果不明も、それぞれ別の文言と受け口に分けておくと、問い合わせ対応で混ざりません。

資料を請求する(D2Cカート選定シート) では、定期の変更要件を整理する項目を確認できます。構築や購入導線の相談は ecforceの構築・購入導線を相談する から受け付けています。

立場開示

Shopi Lab(運営:ウェブ・コロ株式会社)は、ecforce partnersおよびShopify Select Partnerとして構築・運用支援を行っています。対応範囲は Shopi Labの案内 と Webcolo対応範囲 をご覧ください。個別の支援範囲は、相談時にご希望を伺って確認します。

関連記事:ecforceの定期設定、頒布会の設計、定期の解約と返金

よくある質問

Q. セットグループを有効にしていても、チャットでセット商品を変更できますか。

公式の案内では、セットグループが有効なときはセット商品の変更ができないとされています。変更の窓口をチャットに作る前に、自社のセットグループの設定を確認してください。

Q. 変更APIが成功なら、次回のお届けから変わったと案内してよいですか。

そのままは案内しません。生成済みの子受注の有無と、変更の反映先、対象となる回を確認してから完了を伝えます。

Q. 受付締切をチャットの条件分岐で判定できますか。

公式資料は締切日数や日時比較の実装可否を保証していません。必要な日時が取得でき、比較して分岐できるかを提供元に確認してください。できない場合は別窓口で受ける運用を検討します。

Q. 結果が不明なとき、もう一度変更を実行してもよいですか。

契約の現在値を確認する前の再実行は避けてください。二重に更新される可能性があるためです。照合して未反映と分かってから、担当者が再実行の要否を判断します。