定期販売ラボby Shopi Lab D2C・定期通販の立ち上げと、続く仕組みの作り方
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ecforceでLPを作るときの設計 — フォームまでを1本で考える

LPは見た目より、フォームまで到達させて申し込ませる導線が本体です。ecforceで作るときに決めておくことと、表示義務との噛み合わせを整理します。

ecforceにはノーコードでのサイト構築機能があり、LPも作れます。ただし 作れることと、成果が出る形になっていることは別です。

定期通販のLPで決めるのは、デザインではありません。どこで何を伝え、どこで申し込ませ、その画面に何を表示するかです。ここを整理します。

機能の対応範囲は更新されます。ここに書くのは設計の論点で、現在の機能はecforceの公式ページと管理画面で確認してください。

LPとフォームを分けて考えない

定期通販のLPで最も多い失敗は、LPとフォームを別物として作ることです。

  • LPは制作会社が作る
  • フォームはカートの標準を使う
  • 結果、LPの流れとフォームの見た目・文言が繋がっていない

読み手からすると、申し込もうとした瞬間に別のサイトに来たように見えます。 ここで落ちます。

ecforceで作る場合、同じ管理画面の中でLPとフォームを扱えます。この利点を活かすなら、最初から1本の導線として設計してください。

決める順序

1|誰が読むかを1つに絞る

定期通販のLPは、広告から来ます。広告のクリエイティブとLPの冒頭が繋がっていないと、その時点で戻られます。

広告1本につきLP1本が原則です。訴求を変えたら、LPの冒頭も変える必要があります。

2|オファーの形を先に決める

  • 初回いくらか
  • 2回目以降いくらか
  • 最低継続回数はあるか
  • 支払総額はいくらか
  • 解約はいつまでに、どうやってできるか

これはLPを書く前に決めてください。 後から決めると、書いた文章と条件が合わなくなります。

そして この5つは全部LPに書きます。 隠す設計にすると、表示義務の観点で問題になります。

3|最終確認画面の表示を設計に入れる

改正特定商取引法では、申込みの最終確認画面(注文確定ボタンのある画面)に次の表示が求められます。

  • 分量(定期なら各回の内容・数量、契約期間、引き渡し回数)
  • 販売価格・対価(初回だけでなく2回目以降と支払総額)
  • 支払の時期・方法
  • 引き渡しの時期
  • 申込みの撤回・解除に関する事項
  • 申込期間(期間限定の場合)

LPだけ作ってフォームを後回しにすると、ここが抜けます。 設計の最初に入れてください。要件は定期販売の表示義務に整理しました。

4|フォームの項目を削る

入力項目が1つ増えるごとに離脱します。定期通販で必須なのは、氏名・住所・電話・メール・決済情報です。

  • 生年月日は本当に要るか(薬機法上の理由があるなら要る)
  • アンケートは申込み後に回せないか
  • 会員登録を申込みと同時にする必要があるか

「あとで使うかもしれない」で項目を残さないでください。 その項目で失う申込みのほうが高くつきます。

5|スマホで作る

定期通販の申込みはほぼスマホです。PCで作ってからスマホを確認するのではなく、スマホの画面で設計してください。

特に確認するもの:

  • 価格と条件が、スクロールせずに読める位置にあるか
  • 入力フォームでキーボードが出たときに、入力欄が隠れないか
  • 決済ボタンが親指の届く位置にあるか

薬機法・景表法のチェックを組み込む

健康食品・化粧品の定期通販では、LPの表現が規制対象です。作ってから直すと、デザインごと崩れます。

構成を決めた段階で、訴求の文言だけ先にチェックを通してください。

  • 効果効能の表現が範囲を超えていないか(薬機法)
  • 「業界No.1」「◯%が実感」の根拠があるか(景表法)
  • 打消し表示が本文と同じ強さで読めるか
  • 価格の二重表示に根拠があるか

典型例は薬機法で落ちる表現景品表示法の確認観点にまとめています。

改善する順序

公開後にCVRが伸びないとき、デザインから触らないでください。 順序があります。

  1. 広告とLPの冒頭が繋がっているか — ここがずれていると他を直しても効きません
  2. オファーが伝わっているか — 初回価格だけでなく、続く条件が読めているか
  3. フォームで落ちていないか — どの項目で離脱しているかを計測する
  4. 決済で落ちていないか — 決済手段が足りているか
  5. その後にデザイン

計測の順序はLP改善の順序、広告側の計測は広告計測のずれを直すに整理しています。

複数LPを回すときの管理

訴求ごとにLPを増やすと、条件変更のたびに全部を直すことになります。 価格改定や法改正があったとき、直し漏れたLPが残ります。

先に決めておいてください。

  • LPの一覧をどこで管理するか
  • 価格や条件を変えるとき、どのLPを直す必要があるかを誰が把握するか
  • 使わなくなったLPをいつ閉じるか

放置された古いLPが、改定前の価格を表示したまま広告から到達可能な状態は、表示義務の観点で問題になります。

よくある質問

Q. ecforceでLPを作るのと、外部のLPツールを使うのはどちらがいいですか

フォームまでを1本の導線として扱えるかで判断してください。外部ツールで作る場合、LPからフォームへの遷移で見た目と文言が切り替わりやすく、そこが離脱点になります。

Q. デザインの自由度はどのくらいありますか

ノーコードでの構築に加えて、フルカスタマイズでの独自サイト構築が可能と記載されています。具体的にどこまで作り込めるかは、要件を持ってデモで確認してください。

Q. LPを何本くらい作るべきですか

広告の訴求ごとに1本が原則です。ただし増やすほど、条件変更時の直し漏れが起きます。管理できる本数を上限にしてください。

Q. 最終確認画面はLPとは別ですか

別の画面ですが、設計としては1本で考えてください。LPだけ先に作ると、表示義務の項目が抜けたまま公開されます。

Q. CVRが上がらないとき何から直せばいいですか

デザインではなく、広告とLPの冒頭が繋がっているかから確認してください。次にオファーの伝わり方、フォームの離脱、決済です。デザインは最後です。