2012年から使えるようになった発見タブ。
新規フォロワーの獲得やブランド認知の向上など発見タブで上位表示されれば、企業にとってさまざまなメリットが得られます。
しかし上位表示に影響を与えるアルゴリズムについてよく分からないと感じる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、発見タブのアルゴリズムを解説します。
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インスタの発見タブとは
2012年に追加された発見タブは、一人ひとりの興味や関心に基づき厳選されたコンテンツだけを自動的に表示してくれる機能のことです。
インスタを開いて画面下に表示される虫眼鏡のアイコンを選択することで、発見タブが表示されます。
ユーザーがもっとも興味がありそうな動画や画像が上位表示されますが、画面上部には検索窓があります。
ユーザー名やハッシュタグなどキーワードを入力すれば、検索することも可能です。
インスタグラムが発表した調査結果によると、ユーザーの半数以上が新しいコンテンツを見つけるために発見タブを利用しているというデータがあります。
また発見タブのページを1日に開くアカウント数は2億以上、発見タブで新しい商品やサービスを見つけたと答えた人は80%にも上るほど、ユーザーの使用率がかなり高い機能になります。
発見タブの投稿は、ユーザーがフォローしている人や反応した投稿に基づき、表示される写真や動画が決まる仕組みです。
また発見タブは常に更新されており、上位に表示されるコンテンツが変動することもあります。
発見タブを追加したインスタの狙い
発見タブにおけるインスタの狙いは、商品やサービスを展開する企業と消費者の繋がりをより有意義に構築できるようにすることです。
発見タブは今まで知らなかった商品やサービスと出会えるチャンスがあり、ユーザーが気に入れば企業は新規のファンを獲得できるようになります。
またすでに自社アカウントをフォローしている人に、もっと商品やサービスに関心を抱いてほしいと考えている企業の課題を解決できるようにする狙いもあります。
フォロワーのなかには、たとえフォローしていても関心が薄れているユーザーも少なくありません。
そんなユーザーに向けて、より関心と興味を持ってもらえる機会を増やすために発見タブは追加されています。
通常の投稿に加えて発見タブもうまく活用できれば、商品やサービスに前向きなファン層を獲得できる機会を得られます。
ほかの投稿との違いはあるの?
発見タブと、ハッシュタグやフィード投稿の違いが分からない人もいるでしょう。
一見すると同じような機能に思えますが、実はこれらは全く異なるインスタの機能になります。
まずハッシュタグは、投稿でよく見る「#(ハッシュマーク)」が付いたキーワードのことです。
ハッシュタグは投稿に付与することでタグ化され、ユーザーは同じキーワードで検索できたり共有できたりすることができます。
ハッシュタグは、すでに検索したいキーワードが明確に決まっているときに使える便利な機能です。
例えば「インスタ映え ラーメン」「犬大好き」「ネイル デザイン」などがあるでしょう。
自分が知らなかった投稿が並ぶ発見タブとは、機能が大きく異なります。
一方で、フィード投稿はインスタを開いたときに最初に表示される画面です。
発見タブと異なる点は自分がフォローしているユーザーの投稿が順番に表示されます。
すでに自身が認知している人が発信したコンテンツが表示されるのが特徴です。
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インスタの発見タブに備わる機能
新しい商品やサービスなど自分が知らなかった情報を入手できる発見タブ。
新しい情報に出会えるだけでも便利な機能ですが、実は他にも便利なさまざまな機能が備わっていることを知っていますか?
インスタの発見タブに備わる機能には、ネームタグ・検索・トピックチャネル覧があります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
機能①ネームタグ
発見タグの右上の四角マークを選択すると、自社アカウントのネームタグが表示されます。
ネームタグはアカウント情報が記録されたQRコードがあり、友人や知り合いとアカウントの交換をするときに役立つ機能です。
実は、従来はハッシュタグを利用してユーザーネームを検索しなければいけませんでした。
しかし近年は、発見タグから簡単にネームタグを検索できるようになったのです。
これにより、さらに利便性が向上し使いやすくなっています。
機能②検索
全段落でも記載していますが、発見タブでは検索することが可能です。
発見タグによる検索は、アカウントやタグ、場所、上位検索などを行えます。
発見タグを開くと上部に検索窓があるので、そこから好きなワードを入力して検索することが可能です。
それぞれのワードに応じたコンテンツが順番に表示される仕組みになっています。
機能③トピックチャンネル
インスタに投稿されている写真や動画からジャンルを絞って見たい写真や画像に早く辿り着ける便利な機能がトピックチャンネルです。
自分のアカウントで発見タブを開くと、画面上部に表示される検索窓の下に表示されます。
トピックチャンネルのジャンルは、旬の話題や旅行、ショップ、建築、インテリアデザイン、テレビ、音楽、スポーツ、美容などがあります。
いずれもインスタで人気のあるコンテンツで、興味のある写真や動画を簡単に探せます。
とても便利な機能ですが、意外と知られていないのでインスタを利用しているなら覚えておくと便利でしょう。
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発見タブにおけるアルゴリズムの指標ってなに?
非フォローのアカウントの写真や動画など、新しいコンテンツと出会える機会を与えてくれる発見タブ。
表示される写真や動画は、アルゴリズムにより上位表示されるコンテンツが決まります。
アルゴリズムは、表示するコンテンツの順番を決定する計算式のことです。
アルゴリズムの仕組みによってもっとも高い評価を受けたコンテンツは、発見タブの画面に上位表示されます。
商品やサービスについて全く知らない人に情報を届けるには、発見タブで上位表示させたいですよね。
ここでは、発見タブの表示順序を決める重要な指標について解説していきます。
アルゴリズムの指標①写真や動画の人気度
投稿に対してどのくらい人気があるのかも重要な指標となります。
人気度はいいね数や保存数、コメント数などユーザーの反応で測っているのが通常です。
発見タブの上部に表示させるためには、まずは投稿するコンテンツの注目を集めることが大切になります。
ただ単に「投稿を多くすれば良い!」というわけではないので注意しましょう。
アルゴリズムの指標②過去の活動履歴
過去にやり取りをした経験があるものの非フォローだった場合、活動履歴をアルゴリズムに評価され優先的に発見タグに表示されることになります。
なぜなら、フォローしていないけど、アカウントに関心が興味があると判断されるからです。
主な活動履歴には、例えば、いいねやコメントなどの反応があげられます。
アルゴリズムの指標③発見タグにおける活動
発見タブでユーザーが過去にある写真や動画に対していいね数や保存数など、これまでどのような行動を取ったのかもアルゴリズムにおける重要な指標になります。
なぜなら反応を示しているということは、それだけコンテンツに対して興味や関心があると判断されるためです。
発見タブにおけるユーザーの反応もアルゴリズムの重要な指標になっていることを覚えておきましょう。
アルゴリズムの指標④ユーザーの情報
過去数週間におけるユーザーの行動からもっとも興味や関心を抱いた投稿者の投稿が上位に表示されます。
上位表示されるのは、ユーザーと投稿者の関心や興味が近く、有益な情報を届けられるとアルゴリズムに判断されるからです。
この仕組みにより、より多くの人に魅力的な写真や動画に触れる機会を作れるようになります。
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上位表示させるためのポイント
多くの人に商品やサービスを届けるには、発見タブの上位に表示させなければいけません。
しかし、どのような行動を取れば発見タグで上位表示できるのか分からない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、上位表示させるためにインスタ運営で行うべきことをまとめました。
それぞれの特徴を理解してぜひ試してみましょう。
ポイント①投稿は数日間に1回が理想
インスタで多くの人にリーチさせようとすると、とりあえずたくさんのコンテンツを投稿しようと考える企業も多いのではないでしょうか。
ただ投稿量にこだわりすぎると、コンテンツの質が落ちてしまうことも多いです。
質が落ちるとユーザーの興味や関心を惹けない可能性があります。
もちろん質を保ちつつ量産できるのがベストですが、量より質を高めることを意識してインスタ投稿を続けましょう。
投稿のペースは、2~3日に1回程度がおすすめです。
ポイント②コンテンツは一貫性を維持する
発見タグのアルゴリズムでは、ユーザーがどのようなコンテンツに興味や関心があるのかを判断して表示順番を決めています。
ただし、ユーザーがどんなことに関心を抱くかは、企業側でコントロールすることは極めて難しいことですよね。企業側で対策を行えるとすれば、阪神するコンテンツに一貫性を持たせることです。
また発信する内容にどのようなテーマがあるのか、どのようなジャンルの情報なのか明確にすることが大切です。
特にインスタでは世界観が重要だと言われているので、一貫性を維持することで同じ世界観を持つユーザーの興味や関心を惹けます。この結果、高い関心や興味を持つユーザーを集めることができます。
ポイント③コメント返しをする
ユーザーからコメントが届いているのに、そのまま放置していることはありませんか?
ユーザーからコメントが来たら、必ず反応するようにしましょう。
反応する方法は、いいねを押したり返信したりなど手段は何でも問題ありません。
「企業から返信をもらえた!」とユーザーは特別感を感じて距離を縮められます。
小さなことですが、インスタを通してコミュニケーションをとることでファンは徐々に増加します。
コメントがあった場合は、必ず反応しましょう。
ポイント④インサイトを活用して分析する
多くの企業では、ビジネスアカウントでインスタを運営していることでしょう。
ビジネスアカウントを保有しているなら、分析機能であるインサイトを使用することが可能です。
投稿したコンテンツに対して、ユーザーからどのような反応を得たのかを細かく分析することができます。
たとえ分析結果が悪かったとしても、改善を続けていくことでユーザーの興味や関心を惹くコンテンツを届けられるようになります。
インサイトは無料で利用できるので、うまく活用してアカウントの分析を行いましょう。
ポイント⑤コンテンツ内容に気を配る
コンテンツを投稿するときのコツとして、ユーザーの滞在時間が少しでも長くなることを意識して作成することが大切です。
例えば、複数の写真を含めたり動画を作成したりする方法があります。
ユーザーの滞在時間を伸ばすことで、閲覧時間を伸ばすことが可能です。
閲覧時間の長さは発見タブで上位表示させる重要なポイントになるので、投稿するときにも工夫が必要になるのです。
また写真や動画に対する説明を加えるのもいいでしょう。ユーザーが時間をかけて見たくなるようなコンテンツを作成することが大切になります。
ポイント⑥行動を促す文言を入れる
魅力的な画像や動画を投稿することで、ユーザーの関心や興味は惹けるでしょう。
ただもっと発見タブのアルゴリズムで評価されるためには、コンテンツ内にユーザーの行動を促すような文言を入れるのがおすすめです。
例えば、「アカウント名をタグ付けして投稿してみてね!」「保存してブックマークしよう!」などがあるでしょう。
ハッシュタグや保存数が増えれば、アルゴリズムで良い評価を得られる確率も高まります。
ユーザーが思わず反応して行動してしまうような文言を入れましょう。
ポイント⑦リール投稿を活用する
2020年に追加されたリール投稿を知っていますか?
まだ追加されたばかりなので、活用できていない企業も多いかもしれませんね。
リールとは、15秒~30秒の短尺動画を作成して投稿できる機能のことをいいます。ストーリーズと似た機能ですが、リールは24時間で消えることはありません。
そんなリールはインスタ内で大きな注目を集めており、リール投稿をきっかけにコンテンツが多くのユーザーに広まることもあります。
リールで人気を集めれば、ユーザーの反応を得て発見タブで上位表示される可能性もあります。
リール投稿をうまく活用しましょう。
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連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。
まとめ
インスタの発見タブは、多くのユーザーが日常的に利用している機能です。
うまく活用できれば、新規フォロワーの獲得やブランド認知の向上など様々な効果を得られます。
しかしアルゴリズムについて正しく理解できていないと、思ったような結果は得られないかもしれません。
コンテンツに一貫性を持たせたりリール投稿を活用したり、行動を促す文言を入れたりなどして、発見タブで上位表示させる工夫を行いましょう。
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