TikTokには、公開アカウントと非公開アカウントがあるのをご存じですか?
もし、将来、TikTokをビジネスに活用したいけど、まだ動画投稿やアプリ操作に慣れていないといったことがあるなら、非公開アカウントの利用を考えてみてください。
非公開アカウントなら、アカウント情報が周囲に漏れることなく、時間をかけてTikTokに慣れることができるからです。
そこで、ここでは非公開アカウントでできることやその設定方法などについて解説します。
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TikTokでは公開または非公開を選択出来る
TikTokでは、公開アカウントと非公開アカウントを選択することができます。
通常、TikTokアカウントは、初期設定では公開アカウントとなっています。
一方、当面はTikTokに慣れる時間をとりたいとか、内輪だけでTikTokを楽しみたいなどの希望がある場合、非公開アカウントに変更することも可能です。
もちろん、一度、非公開アカウントにしても、再び公開アカウントに戻すことも可能です。
自社の希望に合わせて選択してください。
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公開アカウントについて
前述した通り、TikTokアカウント取得時の初期設定は「公開アカウント」です。公開アカウントでは、プロフィールや投稿した動画はすべて一般公開されます。そのため、ユーザーがTikTokアカウントを所有していても、していなくても、動画やプロフィール欄をいつでも閲覧できる状態です。
例えば、自社で「ABC社の商品活用例」という動画を公開アカウントで投稿したとします。
この場合、TikTok内だけでなく、検索エンジンで検索された場合にも自社の動画が表示される可能性があります。
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非公開(鍵付き)アカウントにするとどうなる?
TikTokアカウントを取得したものの、下記のような要望がある場合、非公開アカウントに切り替えることができます。
- 当面、TikTokの雰囲気に慣れたい
- アプリの操作に慣れる期間が欲しい
- まだビジネス利用までは考えていないが、他の動画を観て勉強したい
このような希望がある場合、非公開アカウントの設定を検討してください。
実際に非公開アカウントに切り替えた場合、どのようなことができるのかここで整理しておきます。
フォロワーのみ投稿を閲覧できる
自社で投稿した動画は、アカウントをフォローしている人しか視聴することができません。
そのため、自社でテスト的に動画を投稿したとしても、フォロワー以外が目にすることはないので安心してください。
フォロワー以外プロフィールが閲覧できなくなる
アカウントを開設したばかりだと、プロフィール欄は充実していないのが普通です。
もし中途半端なプロフィールを一般の人にみられれば、企業イメージがダウンすることにもなりかねません。
しかし、非公開設定にしておけば、自社アカウントを管理している人やフォロワー以外からプロフィール欄を閲覧されることがなくなります。
フォローが許可制になる
非公開アカウントにしていても、第3者からフォロー申請される可能性があります。
しかし、非公開アカウントであれば、そのフォロー自体が許可制になります。
そのため、自社の意図に反してフォロワーが増えていくことはありません。
投稿がシェアされない
非公開アカウントだと、投稿した動画はフォロワー以外見ることができないため、シェアされることはありません。テスト的に投稿した動画が意図せずシェアされる心配はありませんので、気軽に投稿してください。
コメントやいいねは承認ユーザーのみ
投稿した動画にコメントや「いいね」ができるのは、自社のアカウントから承認したユーザーのみです。
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TikTokを非公開にしなくても制限はかけられる
TikTokアカウントを非公開にしておけば、動画やプロフィールを閲覧されることはありません。
しかし、非公開設定までしなくても、公開アカウントである程度、制限をかけることができます。
そこで、ここでは公開アカウントを設定している際に、利用できる制限機能を一通り紹介しておきます。
動画コメントの制限
公開アカウントで動画を投稿すれば、一般公開されます。しかし、コメント機能はオフにすることが可能です。
動画を見られても、コメントはして欲しくないという場合はこの機能を利用することができます。
リミックスの制限
TikTokにはリミックス機能があります。リミックス機能とは、自社が作成した動画の一部を他のクリエイターが利用できるようにしたものです。
非公開アカウントの場合は、リミックス機能は利用できません。一方、公開アカウントの場合は、どの範囲までリミックスできるかを制限できます。制限方法としては2種類あります。
「誰でも」という設定にすれば、文字通りどのユーザーでも自社の動画をリミックスできます。一方「友達」という設定にすれば、自社のアカウントと相互フォローしているユーザーのみリミックスが行えます。
デュエットの制限
TikTokにはデュエット機能があります。デュエット機能とは、2つの動画を並べて同時再生することができるものです。
非公開アカウントではこの機能自体が利用できません。公開アカウントの場合は、利用を制限することが可能です。
プライバシー設定画面で「誰でも」を選択すれば、だれもが自社の動画を利用してデュエットすることができます。
「友達」設定にすれば、デュエットできるのは自社のアカウントと相互フォローしている人だけとなります。
コラボの制限
コラボとは動画投稿の機能ではなく、TikTokライブの機能です。具体的には、TikTokライブにリスナーが参加できることを指します。
リスナーが一視聴者としてライブに参加するのではなく、ライブ主催者と同様に、ライブ上に自身の動画や声を表示させることができます。ライブ主催者から「あがってください」などのように誘われると、このコラボ機能を利用して、指名された視聴者がライブ上に登場することができます。
公開アカウントでは、このコラボ機能を制限することができます。
コラボをする場合、視聴者が主催者に対してライブ中に申請をする必要があります。しかし、主催者がそれを許可しなければコラボは成立しません。
その他
その他、公開アカウントであっても、動画のダウンロードを制限することができます。プライバシー設定画面に「他のユーザーに自分の動画のダウンロードを許可する」という項目があります。
この項目をオフにすることによって、勝手に動画をダウンロードされることがなくなります。
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アカウントの公開・非公開の設定方法
ここまで読んで、当面自社のTikTokアカウントを非公開にしたいという場合もあると思います。そこで、ここでは非公開設定の方法と、非公開から公開に戻す方法について解説します。
Step1:TikTokアプリを開きます
最初にTikTokアプリを開きます。TikTokアカウントをすでに取得している場合は、このままStep2に進みます。
アプリをダウンロードしただけで、アカウント自体を取得していない場合は、最初にアカウントを取得します。
アカウントは次のサービスを利用している場合、連携してログインすることができます。
- Line
もし上記のいずれも利用していない場合、電話番号やメールアドレスでアカウントを取得することもできます。
また、会社で利用するアカウントの場合は、メールアドレスを会社共有のアドレスに設定しておくのがお勧めです。
Step2:画面右下にある「プロフィール」を押します
アプリの下側に下記のメニューが表示されます。
- レコメンド
- Now
- +
- メッセージ
- プロフィール
上記の内「プロフィール」を選択します。
Step3:画面右上のメニューを押します
プロフィール画面に移動したら、画面右上にハンバーガーメニュー(三本線)が表示されていますので、こちらをタップします。
Step4:設定とプライバシーを選択
ハンバーガーメニューをタップすると、画面下部に下記の3つのメニューが表示されます。
- クリエイターツール
- 私のQRコード
- 設定とプライバシー
上記の内「設定とプライバシー」を選択します。
Step5:プライバシーを選択
設定とプライバシーの画面で下記のメニューが表示されます。
- アカウント
- プライバシー
- セキュリティ
- ポケット
- プロフィールをシェア
上記の内「プライバシー」を選択します。
Step6:非公開アカウントの箇所を選択
プライバシー画面に移動したら、画面上部の「非公開アカウント」という項目があるので、その右隣の選択ボタンをタップします。
適切にタップすれば、選択肢は水色に変わります。
Step7:プロフィール画面で確認
最後に、プロフィール画面に移動し、画面上部に「非公開アカウント」と表示されていることを確認します。
以上で完了です。
公開アカウントに戻す場合
もし、非公開アカウントから公開アカウントに戻す場合は、上記と同じ手順で「プライバシー」画面まで進みます。
その後、非公開アカウントのところをタップすれば、元の公開アカウントに戻ります。公開アカウントに戻す場合は、TikTok側から事前に確認を求められます。
「公開アカウントに切り替えますか」という注意書きが表示されますので、画面右下の「切り替え」という赤ボタンを押してください。すると、すぐに公開アカウントに変更されます。
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まとめ:【TikTok】非公開アカウント(鍵付き)にしたらどうなる?公開制限について
今回はTikTokアカウントを非公開にすればどうなるのかということについて一通り解説してきました。TikTokをビジネスに活用したいと思っているけれど、当面は操作や雰囲気に慣れたいなどの目的がある場合、非公開設定を検討してみてください。
非公開設定をした上で、動画投稿を行えば、想定外の拡散や炎上などを避けて安全にテストができます。
また、一度非公開アカウントに設定したとしても、すぐに公開アカウントに戻すことができます。会社内で、どのタイミングで公開設定と非公開設定を切り替えるのかなど、今回の記事を参考に検討してみてください。
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