ネットショップを立ち上げるためには、商品やターゲットに適したECサイトを選ぶことが重要です。
この記事では世界で最も利用されている「Shopify(ショッピファイ)」と、日本でどんどん利用者が増えている「stores(ストアーズ)」のECサイトを比較してみました。
どちらのサイトが合っているのか、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
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今回の比較項目【全5項目】
Shopifyとstoresを下記の5項目に分けて比べています。
- 基本情報
- デザイン面
- 機能
- 決算方法
- 導入企業例
最初にそれぞれサイトの特徴を紹介していきます。
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Shopifyとは?
世界175ヵ国で170万以上の店舗が利用している、ECサイトです。
カナダから生まれた企業で、2017年に日本にも入ってきました。
海外のサイトなので英語表記が今まで多くありましたが、2020年から楽天と連携して日本語対応が進み、国内の利用者も増えてきています。
国内だけでなく海外の市場も考えているなら、言語と通貨のハードルがあるでしょう。
しかし、Shopifyにはそれらの問題を突破するアプリが備わっているので、安心して利用できます。
Shopifyの公式サイトはこちらです。
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storesとは?
日本の企業が運営しているECサイトです。
2020年に「stores.jp」から名前が変わり、サービスの内容も増えてきました。
例えば、無料で使用できるテーマも10→48種類になり、いろいろカスタマイズすることが可能です。
また、初心者には利用しやすいサイトで、立ち上げには費用を一切かけずに作成できるのが特徴です。
個人が副業として利用するだけでなく、本格的に運営する方にも向いています。
storesの公式サイトはこちらです。
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【Shopify vs stores】①基本情報の比較(初期費用・月額固定費用)
最初に基本情報を比較していきましょう。
Shopify | stores | |
運営会社 | Shopify Japan株式会社 | ヘイ株式会社 |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額固定費用 | ・ベーシック 29$ ・スタンダード 79$ ・プレミアム 299$ | ・フリー 無料 ・スタンダード 2,178円 |
契約期間 | 最低1ヵ月 | 最低1ヵ月 |
商品登録数 | 制限なし | 制限なし |
独自ドメイン | 利用できる | スタンダートから |
常時SSL化 | 対応 | 対応 |
越境EC | 強い | 弱い |
2つのサイト共に初期費用は無料ですが、Shopifyは月額固定費用がかかります。
storesは月額費用無料のプランがあってお得です。
しかし、独自ドメインはスタンダードプランからではないと利用できません。
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【Shopify vs stores】②デザイン面の比較
たくさんのテーマがあるとデザインを変えられるので、より魅力的に販売できます。
2つのサイトには、どのくらいテーマがあるのか比較してみます。
Shopify | stores | |
無料テーマ | 10種類 | 48種類 |
有料テーマ | 70種類以上 100~180$ | ― |
storesは48種類の全てのテーマが無料に対し、Shopifyは無料と有料があり70種類以上もあります。
デザインの編集に関してstoresはできませんが、Shopifyは自分の好きなようにカスタマイズできるので、デザインにこだわりたいならShopifyの方が良いでしょう。
storesはデザイン編集ができないので、初心者に向いています。
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【Shopify vs stores】③機能の比較(一覧表・注目機能あり)
次に機能を比べてみましょう。
Shopify | stores | |
HTML編集 | ○ | ― |
パスワード保護 | ○ | ○ |
レビュー機能 | アプリ追加 | ○ |
送料詳細設定 | ○ | ○ |
ポイント機能 | アプリ追加 | ― |
購入制限 | ○ | ○ |
年齢制限 | アプリ追加 | ○ |
クーポン発行 | ○ | ○ |
再入荷通知 | ○ | ○ |
メールマガジン | 2,500通までは無料 | ○ |
予約販売 | アプリ追加 | ○ |
まとめ販売 | アプリ追加 | ○ |
定期販売 | アプリ追加 | ○ |
電子チケット販売 | ― | ○ |
レコメンド機能 | アプリ追加 | ― |
ダウンロード販売 | アプリ追加 | ○ |
受注生産販売 | アプリ追加 | ― |
インスタ連携 | ○ | ○ |
アクセス解析 | ○ | スタンダードのみ |
英語表記 | ○ | ○ |
Google連携 | アプリ追加 | ― |
複数配送先指定 | アプリ追加 | ― |
フォローメール | アプリ追加 | ― |
Shopifyの機能は2,500以上もあり、そのほとんどがアプリを追加しないと利用できません。
一方、storesの方は機能が少ないですが無料で使えるものは多く、スタンダードプランに入っているとアクセス解析ができます。
Shopifyの注目機能
楽天市場と商品の在庫や注文などが、連動するアプリが2020年4月に導入されて無料で使えます。
storesの注目機能
storesには「まとめ販売機能」があり、この機能はまとめて商品を買った場合、割引できることをユーザーにアピールできます。
設定も簡単で、「ON、OFF」の切り替えだけなので便利な機能です。
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【Shopify vs stores】④決済方法の比較
2つのサイトの決済方法を見ていきましょう。
Shopify | stores | |
カード決済 | ○ | ○ |
銀行振り込み | ○ | ○ |
キャリア決済 | ○ | ○ |
代金引換 | ○ | スタンダードのみ |
後払い決済 | ○ | ○ |
コンビニ決済 | ○ | ○ |
楽天ペイ | ― | ○ |
PayPal | ○ | ○ |
Amazon Pay | 法人のみ | 法人のみ |
PayPay | ○ | ― |
Google Pay | ○ | ― |
Stripe | ○ | ― |
Apple Pay | ○ | ― |
Shopifyの方が決済できる種類が多いです。
また、Shopifyは海外の企業が運営しているサイトなので、決済時には50種類を超える言語に対応しています。
カードの手数料
ユーザーが決済する際に、多いのがクレジットカードですが、それぞれの手数料も比較してみます。
Shopify(ベーシックの時) | stores |
VISAとMastercard:3.4% JCB:4.15% AMEX:3.9% | フリープラン:5% スタンダードプラン:3.6% |
全体的にShopifyの方が手数料は安いです。
storesはスタンダードプランなら、手数料はそこまで高くありません。
振込手数料
売上金を、指定の銀行に振り込んだ時にかかるのが、振込手数料です。
振り込んだ時には、どのくらいの手数料がかかるのか比較してみます。
Shopify | stores |
ペイメントを利用すると0円 | 250円 |
Shopifyは、ペイメントを使うと振込手数料がかかりません。
storesの場合は、手数料が250円発生しますが、売り上げがあるなら問題ない範囲でしょう。
入金までの期間
入金まではどのくらいかかるのか、比べてみます。
Shopify | stores |
毎週日曜締めの翌週の金曜日入金 | 月末締めの翌月末に入金 フリー翌日入金手数料:3.5% スタンダート翌日入金手数料:1.5% |
2つのサイト共に、入金までが早いです。一般的には2ヵ月後に入金されることが多いです。
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【Shopify vs stores】⑤導入企業例
導入している企業の事例をそれぞれ紹介していきます。
Shopifyの導入企業例
KANAGU STORE
国内の事例では、インテリアや雑貨を取り扱っている「KNAGGU STORE」はShopifyで作られています。
金具を使ったインテリアで、職人のこだわりがサイトからも分かるような設計です。
年商100億円以上の上場している会社です。
Red Bull
海外の事例だと、飲料で人気の「レッドブル」が運営する、アパレル商品を扱うサイトはShopifyで作成されています。
海外で最も取り入れられているECサイトなので、有名な企業は利用していることが多いです。
storesの導入企業例
I.M GARDENS
I.M GARDENS は、長野県のりんごを取り扱っている通販サイトです。りんごジャムや、ジュース、お酒にして販売しています。
HTMLやCSSを使わず、サイト作成が初めての農家の方でも、素敵なサイトになっています。
キズナアイ公式サイト
バーチャルYouTuberの「Kizuna AI(キズナアイ)」のECサイトで、商品はそこまで置いてありません。
手数料がかかりません。
規模がそこまで大きくない場合は、無料で利用できるstoresを選択する人が多いです。
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自社にベストマッチなECカートとは?
2つのサイトを比較してきましたが、結局はどちらを選んだら良いかというと、初心者の場合はstoresを選択すると良いでしょう。
初期費用や月額費用も0円で、難しい専門知識も必要なく、サイトを立ち上げることが可能です。
機能やデザインを重視するなら、Shopifyで作成することをおすすめします。
とはいえ、機能をたくさん導入したり、デザインにこだわったりするなら、毎月負担する費用は増えてしまいます。
費用がかかったとしても、納得いくサイトを制作するためには、Shopifyを利用した方が良いと言えます。
また、海外にも販売していきたいと考えている人におすすめです。
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【storesからShopifyへ乗換を検討中の企業様へ
Shopifyはいろいろな機能や、デザインもカスタマイズ可能、越境ECでさらに業績を上げていきたいと考えているなら一択です。
海外の機能は、国内のECサイトと比較にならないくらい豊富にあります。
Shopifyは14日間、無料で利用できるので、まずは試してみることをおすすめします。
Shopifyは世界でも最も利用者の多い勢いのあるECサイトです。
これからネットショップで勝負していく場合は、長期的に考えても機能を追加できるShopifyが利用しやすいです。
サポート体制もしっかりしているので、何か不明な点があったらこちらから問い合わせてみてください。
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