2019.6.12

2025.3.11

ECサイト個人で始めるなら?ShopifyとBASEを比べてみた

ECサイト個人で始めるなら?ShopifyとBASEを比べてみた

近年オンラインショッピングが盛んになる中で注目を浴びている「ECサイト」。その中には非常に多岐にわたる種類のサイトが存在しています。そんな数あるECサイトの中で、ここ一年ほどで徐々に注目を集めているものとして「Shopify」があります。

Shopifyはカナダで誕生したECサイトのプラットフォームで、現在、世界175以上の国々で利用され、80万以上のECサイトの運営・構築に用いられています。まだ国内での知名度は高くはありませんが、2017年に日本法人が設立されたことで管理画面やサポートなど日本語で問題なく使えるようになっており、今後、日本での注目度が上がることは間違いないでしょう。

Shopifyのメリットとして様々な言語や通貨を介しての海外配送が簡単にできるので、国境を越えたECを行いたい場合には非常に優れたサービスがあると言えます。また、SNS連携にも強みを持つなど、時代のニーズを反映したサービスでもあるのです。

日本国内にもさまざまなECサイト作成のためのサービスがありますが、今回はその中でも、スタートアップや個人・小規模のEC事業者におすすめのECサイトサービスとして急速に利用者を増やしている「BASE」を挙げ、Shopifyと比べながら違いを見ていきたいと思います。

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ShopifyとBASEの共通点は?

初めに各サービスについての共通点を挙げてみます。

まずどちらもASPを通したECサイトの開設や運営にかけたサービスを行ってくれます。そのためECサイトの開設をとても簡単な手順で行うことが出来ます。どちらのサービスでもメールアドレスをパスワードに加えてShopifyではストア名、BASEではURLをそれぞれ設定するだけでアカウントを発行できることが非常に魅力となっています。

またどちらも必要に応じてAppを利用することで必要な機能を随時追加できることも魅力です。
しかしこれらの共通点にもそれぞれ異なる点があります。ここからはそうした細かい相違に関しても触れていきます。

Shopify

ECサイトプラットフォームShopify

参照:Shopify公式ページ

BASE

ECサイトサービスBASE

参照:
BASE公式ページ

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ShopifyとBASEの最も大きな違いは有料か無料か

ShopifyとBASEの大きな違いは無料プランの有無です。BASEはサイト作成から商品登録・販売、ブログ作成やメルマガまで無料で利用できます。

一方、Shopifyの利用プランに無料のものはありません。大きく3つのプランがあり、最も手ごろなもので月額29ドルから利用できます。無料プランが無い代わりに、サイト制作やSEO対策・決済の方法など、ネットショップにおける必要な要素に対するサポートが手厚いです。BASEでShopifyと同様のサポートを受けようとすると、別途有料のサービスを受ける必要性が求められる場合があります。

Shopifyは無料では利用できない代わりに機能面で優れており、BASEは無料で使えますがその分自身でサイトを運営していくうちに利用できる機能が限定的に見えてしまう可能性があるのです。Shopifyでは14日の無料トライアルも実施しているので一度試してみてもいいかもいれません。

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ShopifyとBASEの決済方法の違い

Shopifyの決済方法

クレジットカード決済、代引き、コンビニ決済、銀行振込、Shopify ペイメント、Apple Pay、Google Pay、Shopify Pay、PayPal、Amazon Pay、KOMOJU、Stripe、2Checkout、CyberSource、BitPay…。

いきなり沢山の決済手段を述べましたがこれら全てShopifyでの決済方法として利用できます。Shopifyがカナダ発のサービスであり、グローバル対応を強みにしているShopifyの優位点と言えるでしょう。

ポイントとなるのが「Shopifyペイメント」です。Shopifyペイメントでは、外部サービスで手続きをする必要なく、クレジットカード・Apple Pay・Google Pay・Shopify Payの利用が可能になります。振込手数料は不要で、カードの決済手数料のみ発生します。
※ただし、ShopifyペイメントはJCBのクレジットカードに対応していないので注意しましょう。

その他の方法については個別に設定したり、外部サービスのアカウントを取得したりする必要があります。必要な手続きは増えますが、多通貨に対応しており、決済方法の選択肢は多く用意されています。

BASEの決済方法

BASEの決済方法は「BASEかんたん決済」が推奨されています。BASEかんたん決済は、クレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振込、後払い決済、キャリア決済の5つの決済方法に対応した決済方法です。決済手数料として3.6% + 40円、またサービス利用料3%が一律で発生します。

BASEはかんたん決済の利用手続きさえ済ませてしまえば非常に簡単に対応することが可能です。Shopifyに比べると選択肢は減りますが、日本国内をメインとしたECサイトを展開するのであればBASEの決済方法でも困ることはないでしょう。

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ShopifyとBASEのアプリによる機能カスタマイズ

ShopifyとBASEの共通点としてAppによるカスタマイズのことを挙げましたが、ここにもそれぞれ相違点があります。

Shopifyのアプリ

Shopifyには無料のものから有料のものまで何千ものアプリがあり、利用者の希望によって自在にカスタマイズできる拡張性の高さが魅力です。アプリを活用することで、サイト運営における様々な管理ができ、業務の効率化も図れます。

ここまでアプリの数が多いとどのアプリが必要なのか分かりにくいという問題も生じる可能性がありますが、これらを使いこなすことができればグローバルな多言語・多通貨に対応したり世界の配送会社との連携を自在にこなせたりと利点をフルに活かすことが出来ます。

Shopifyでは公式ブログやコミュニティフォーラムが用意されています。公式ブログではテーマごとにおすすめのアプリを紹介してくれたり、コミュニティフォーラムではShopify利用者同士での情報交換が可能となっており、多くの機能を活かしやすい環境も用意されています。

BASEのアプリ

BASEでは約50のアプリを利用することが出来ます。一見すると利用できるアプリの数はShopifyに比べると随分少なく感じるかもしれませんが、ECサイトに必要なアプリがコンパクトにまとまっています。

BASEで利用できるアプリにはBASE内の機能であるOfficial Appsと、外部サービスと連携するConnect Appsとがあります。前者ではレビュー情報の提示やメッセージ機能、独自のロゴ作成などを行うことが出来るため、必要最低限のものはしっかりそろっています。

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まとめ|ShopifyとBASEの共通点と違い

ここまでShopifyとBASEの共通点と違いを比較してきました。何のサービスでもそうですが、どれかひとつが絶対ということはほとんどなく、利用者の状況によっておすすめのサービスは変わっていきます。

Shopify利用がおすすめのケースとしては、越境ECや海外への販売も視野に入れたり、大規模にECサイトの運営を目指している場合が適していると言えるでしょう。

BASE利用がおすすめのケースとしては、国内向けの販売で小規模にECサイトを運営する、またはECサイトの導入として利用する方法も有効かもしれません。

こうした大まかな違いを考えながら、他のサービスとも比較して是非あなたの目的・理想に適したサービスを選択していってください。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

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監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。
「ECから未来市場を共創する」をスローガンに、年間600件以上の相談実績のあるEC構築サービス「Shopi Lab」の共同事業責任者。
前職では某Web制作ベンチャー企業に就職し、Webマーケティング部門を立ち上げ事業部長として就任。
その後、独立し当時はWeb制作、Webマーケティングをメイン事業としていたが、コロナの時期より広告関連の売上が下がり、Shopify含むEC事業に事業転換。
顧客の成功を共に考えるEC事業のスペシャリストとして、EC制作だけでなく、伴走支援サービスとしてECコンサルティング、PR、広告、CRM、MAなどEC集客を網羅できる知見をもつ。
Shopify/D2C/EC専門メディアの運営から得た知見を活かし、最新情報を含む多くのEC運営ノウハウを提供することが可能。

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