2024.1.5

2026.2.16

ECサイトの開業方法は?準備するものや開業手順、注意点をまとめて解説!

ECサイトの開業方法は?準備するものや開業手順、注意点をまとめて解説!

ECサイト開業に興味があるが、そもそもどのような準備をしたらよいか、また開業の手順が分からず二の足を踏んでいる…という方はいらっしゃいませんか?

今回はそのような方に向けて、ECサイトをテーマに下記を解説していきます。

・ECサイトの概要やカートの種類
・実店舗とECサイトの開業手順の違い
・ECサイト開業までの流れ
・代表的な届出書類や開業に必要な準備物
・実店舗とECサイトのメリット・デメリット
・運営時の注意点 など

本記事を参考に、効率的なECサイト開業への道筋を確認してください。

目次

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

ECサイトとは?

ECサイト

ECサイトとは、インターネットを通じて商品やサービスを販売するウェブサイトのことを指します。ECは「electronic commerce(エレクトロニックコマース)」、つまり電子商取引の略称です。

パソコンやスマートフォンの普及によりオンラインでの購入者が増加しており、従来は店舗販売を中心に行っていた企業もECサイトでの販売を手掛けるようになりました。

ECサイトの構築方法は、初期の楽天市場やYahoo!ショッピングのようなショッピングモール型サイトへの出店から始まりましたが、現在では個人でも簡単に開設できるECサービスが登場しており、構築方法は多様化しています。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

ECカートの種類

ECカートの種類

ECカートの種類には、ASP型、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型などがあります。以下でそれぞれを詳しく解説していきます。

ASP

ASP型ネットショップは、ECサイトを構築するために必要な受注管理システムやショッピングカートなどを提供するネットショップ開業サービスです。固定費や初期費用が比較的安いため、個人や中小企業にとってリスクが低く、始めやすいのがメリットです。

また、個々のお店として認識されるため、ブランドとして認知される可能性が高く、固定ファンやリピーター獲得に向いています。

しかし、集客に関しては基本的に自分で行う必要があり、SNSの活用や広告の活用など、販促面での工夫が必要です。代表的なサービスには「BASE」や「Shopify」などがあります。

ASPでECサイトを開業するときのメリット・デメリット

・専門知識がなくても開設や運用、カスタマイズができるサービスもある
・月額の固定費が無料のサービスもあり、費用を抑えられる
・機能が豊富にある
・デザインカスタマイズなどの自由度が高い

・集客は自分で行う必要がある
・機能は利用するサービスによる
・サービスによっては専門知識や外注が必要

オープンソース

オープンソースとは、インターネット上で誰でも無償でアクセスできるソースコード(プログラムの基本設計となるコード)のことを指します。このソースコードを個々にカスタマイズすることで、自分だけのオリジナルなウェブサイトやソフトウェアを開発することが可能です。

ECサイトの構築以外にも、オープンソースは多岐にわたる分野で利用されており、代表的な例としてはWordPressやAndroid OSが挙げられます。これらは広く知られ、多くのユーザーに利用されているオープンソースのプラットフォームです。

オープンソースでECサイトを開業するときのメリット・デメリット

・カスタマイズがしやすい
・拡張機能が多くある
・構築・運用費用が安い

・ECサイトの構築に専門知識が必要
・ECサイトの運用におけるサポートがない
・制作会社へ構築を依頼すると構築費用が安くなくなってしまう

オープンソースは、外部に公開されているソースコードを利用して構築するとお伝えしましたが、この手法のメリットは無料でサーバーにインストールできるため、導入費用が低コストで済む点が挙げられます。また、カスタマイズの幅も広いため、自社の要望に合わせやすい点もメリットです。

しかし、カスタマイズを行う場合、自社にWEB制作のスキルが必要であるため、注意が必要です。また、オープンソースプログラムを使用することにより、セキュリティ面のトラブルが起こる可能性があります。

パッケージ

パッケージソフトは、ECサイト(ネットショップ)構築に必要な基本機能を備え、レンタルサーバーを利用してインターネット上に自店舗を開設する際に使用されるソフトウェアです。

代表的な製品としては「ホームページ・ビルダー22」があり、これらは家電量販店や通信販売で購入できる買い切り型のソフトウェアです。独自ドメインを用いて開業可能で、実店舗を建設するように、ネットショップを立ち上げることができます。

パッケージソフトの特徴は、開業から運営まで必要なシステムが一式になっていることで、製品によって機能は異なりますが、一般的な機能にはショップページの自動生成、ショッピングカート機能、受注管理機能などが含まれます。

パッケージでECサイトを開業するときのメリット・デメリット

・注文データの管理がしやすい
・ECサイトをある程度カスタマイズすることができる

・導入したい機能がない可能性がある
・ASPに比べたら構築費用が高くなってしまう

フルスクラッチ

フルスクラッチ」は、ECサイト構築の手法の一つで、ゼロから全て自社でECサイトを開発する方法を指します。これは、既存のシステムが構築されているASPやパッケージサービスを用いず、自社で一からサイトを作成するため、多くの費用と時間、専門的なスキルを持つ人材が必要です。

しかし、最近ではECパッケージやASPのような構築手法が普及しており、これらの方法で実現できる機能の範囲が広がっています。ECサイト構築に求められる機能の多くはECパッケージやASPでも対応可能であり、コストや開発速度の面での利点があります。

そのため、コストパフォーマンスを考慮すると、フルスクラッチの選択は利点が限られることが多い現状です。

フルスクラッチでECサイトを開業するときのメリット・デメリット

・カスタマイズを最も思い通りにできる

・構築費用が高い
・ECサイトの構築に多くの時間がかかる

ECモール

ECモールは、多くのネットショップが集まるインターネット上のショッピングモールと考えるとわかりやすく、デパートにテナントとして出店するような形態です。

代表的なモール型サービスには、楽天市場Yahoo!ショッピングAmazonなどがあります。

モールの主な特徴は、扱う商品の種類が豊富であるため、それに比例して多くのユーザーが訪れる点です。また、高機能なASPと同様に、ネットショップの立ち上げから運営に必要な機能をほぼ全て提供しています。

そのため、パッケージソフトやカスタムシステムの構築よりも取り組みやすいと言えるでしょう。

モール型でECサイトを開業するときのメリット・デメリット

・モール自体が広く知られており、集客がしやすい
・専門的な知識がなくても運営しやすい

・競合が多く、埋もれてしまうかもしれない
・メルマガなどの販促施策がしにくい
・販売手数料などが高く、利益が減ってしまう可能性がある

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

実店舗の開業までの流れ

実店舗の開業までの流れ

実店舗の経営とネットショップの運営では、「お客様に商品を販売する」という共通点はありますが、必要となるものや、お客様との接し方など、多くの違いがあります。

実店舗での開業から販売までの流れを簡単に表すと、以下のような流れが一般的です。

  1. 土地を準備し、店のコンセプト等を決める
  2. 建物を建てる
  3. その建物に内装を施す
  4. 販売する商品を仕入れ、陳列する
  5. 集客を行い、来店してもらう

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

ECサイトの開業までの流れ

ECサイトの開業の流れ

続いて、事業計画の立て方から届出・書類の手続き、仕入れ先の選定方法まで、ECサイト開業に必要な流れを見ていきましょう。

1. 事業計画を立てる

ネットショップ開業の第一歩は、コンセプトやターゲット、商品、ブランディング方針などの事業計画を立てることです。成功確率を高めるためには、個人の好みや思いつきではなく、市場やトレンドに基づいたリサーチを重ねて計画をまとめることが重要です。

また、屋号やウェブデザイン、ショップロゴ、イメージカラーなどもコンセプトやターゲットに合うものを考慮しましょう。

2. 届出が必要な書類などを確認・提出する

取り扱う商材によっては、届出や許可申請が必要なものもあります。

例えば、お酒や高度管理医療機器、中古品、食品などは、それぞれ通信販売酒類小売業免許や高度管理医療機器販売許可証、古物商許可証、食品衛生責任免許等が必要となります。商材が決まったら、必要な手続きを調べて提出しましょう。

3. 仕入れ先などを選定する

商品選定・販売状況のリサーチを終えた後は、実際に仕入れ先を決定します。具体的な商品の製造元・販売会社を調べ、連絡を取り卸価格での取引が可能であるかを確認しましょう。

また、メーカーとの交渉が難しい場合には、ネットで仕入れる方法もあります。ネット仕入れではクレジットカードが使え、ポイントが貯まることもメリットとなります。

4. ECサイトのコンセプトを決める

ネットショップにおいて重要なのが、コンセプトの明確化です。事業の根幹となる部分、どんな目的で、どんな人向けの、どんな商品を取り扱うのかを設計することが重要です。

競合分析を行い、自社ならではのセールスポイントやブランドイメージを固めることで、多くの競合の中から選ばれる確率が高まりますので、中長期的な事業計画を立てて事業成長の道筋を検討しましょう。

自社の強みや価値を一言で表す視点で考えることで、サイトの方針がブレず、ユーザーへの訴求力も高まります。

5. 要件定義を行う

コンセプトが明確になったら、実現するための機能やシステムの洗い出し・選定を行いましょう。予算やスケジュールを踏まえて、求める要件を固めます。

業務フローを詳細にイメージしたり競合サイトを分析して参考にし、中長期的な視点で要件を考慮します。この際、優先順位をつけることで効率的な選定が可能です。

ネットショップ構築のベンダーに相談する場合でも、社内で要件を固めておくことが重要であり、これにより、目的からブレることなく適切なサイトが完成します。

6. ECプラットフォームを選定し、契約する

コンセプトと要件が明確になったら、ネットショップの構築・運営に必要な機能を備えたシステムであるECプラットフォームを選定しましょう。

まずは、自社ECかモールECか選び、自社ECであればどの主要プラットフォームにするかを検討します。そして、具体的にどのプラットフォームにするかを決定し、自社に最適なシステムを選択して契約しましょう。

7. ECサイトを制作する

出店先が決まったらいよいよネットショップのサイト制作に取り掛かります。サイト制作の工程は出店先のシステムによって大きく異なります。

例えば楽天市場では、出店前に2度の審査が必要ですが、自社サイトのカートシステムによっては、テンプレートの入力と商品登録だけで出店が可能です。

そのため、出店先が決まったら各システムの方法に沿って進めていくことが重要です。サイト制作において効率的な運営を目指すため、自分に適した方法やサービスを選択することも大切です。

8. 動作確認やテスト注文を行う

ECサイト(ネットショップ)の運用準備が整ったら、実際にオープンする前にテスト注文を実施しましょう。テスト注文とは、ユーザーと同じ導線をたどって注文を行い、受注が問題なく可能かどうかをチェックするものです。

具体的には次の点を確認します。

・ ユーザーが商品をスムーズに購入できるか
・受注、決済、配送などのデータ処理が正しく行われているか
・スタッフの動きや連携に問題がないか

また、ネットショップは決済会社や配送会社、コールセンターなど、さまざまな企業と連携して成り立っています。それぞれの連携がスムーズであるかや、正常に受注が行われるかを確認しておくことも大切です。

9. ECサイトを運用する

ECサイト(ネットショップ)は開業しただけでは商品は売れません。運用を軌道に乗せるまでが開業のステップだという意識で、燃え尽きを防ぎましょう。

ネットショップの運営には受注管理、在庫管理、発送業務、SNS集客、SEO集客、ウェブ広告集客、メルマガ発行、クーポン発行、キャンペーン開催、商品開発などの業務があり、どれも手を抜くことができません。

「運用の開始までが開業だ」という意識を持つことで、ネットショップのスタートダッシュを切りましょう。運用開始後も改善点を見つけ出し続けることが、ECサイトの成功への道筋となります。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

届出が必要な書類(代表的なもの)

届出が必要な書類

届出が必要な書類は、開業届や確定申告書などが代表的です。これらの書類は、開業時や税務処理において重要であり、法的義務となります。適切に手続きを行い、開業や運営を円滑に進めることが求められます。

開業届などの提出

新規事業の立ち上げを税務署に届け出る「開業届」は、公的に個人事業主であることを証明し、屋号入りの銀行口座開設や事業者向けの卸売りサイトの会員登録などに必要です。罰則はありませんが、ネットショップの開店に合わせて出すと良いでしょう。

確定申告の提出

個人でネットショップを開業した場合、売上から経費を引いた利益が20万円以上の場合は、原則として確定申告が必要です。申告書作成には国税庁が提供する「申告書作成コーナー」や市販のソフトウェアを利用し、管轄の税務署に提出しましょう。

提出期限は事業年度の翌年3月15日までです。開業後なるべく早く「青色申告承認申請書」を提出すると、節税効果が見込めます。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

開業までに準備するもの

開業までに準備するもの

ネットショップ開業に必要な機材は、サービス事業者との契約が必要なものと自分で揃える機材があります。

契約が必要なもの

・レンタルサーバー
・ドメイン
・ショッピングカート
・決済システム
・メールシステム
・受注管理システム
・顧客管理システム
・商品・在庫管理システム

自分で揃える機材

・パソコン・スマートフォン
・プリンタ
・デジタルカメラ
・各種ソフト
・梱包資材

サービス事業者との契約が必要なものは、ネットショップ構築サービスによって異なります。最低限必要なものを確認し、適切に準備しましょう。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

実店舗と比べたECサイト開業のメリット・デメリット

ECサイトでショップを開業・運営することのメリットとデメリットをそれぞれ3つご紹介します。

実店舗と比べたECサイト開業のメリット

実店舗と比べたECサイト開業のメリット

1. 営業時間が無制限

ネットショップと実店舗を比較する際、最も顕著なメリットの一つは営業時間に制約がないことです。

ネットショップは365日、24時間営業が可能で、システムによって自動で対応することができます。これに対し、実店舗は例えば10時から22時までの営業時間に加え、定休日が存在するケースが一般的です。

その結果、顧客は自分の好きな時にいつでも商品を購入できるようになります。実店舗が営業時間外である場合でも、通常はターゲットになり得ない顧客層にも購入の機会を提供し、より幅広い顧客層にアプローチする可能性が広がります。

2. 開業までの費用が安い

ネットショップの開設には費用がかかりますが、実店舗に比べると低予算での開業が可能です。

実店舗の場合、事務所や倉庫の家賃が必要で、都市部では15万円から50万円程度のコストがかかることが一般的です。また、商品を展示するための什器や棚などの設備投資も必要です。

一方で、ネットショップの場合、事務所や倉庫として自宅を使用することが可能で、商品を展示するための什器や棚に関しても、見栄えにこだわる必要がありません。

さらに、ネットショップは立地の制約がないため、国際的な販売が可能であり、実店舗のように陳列スペースを多く必要としないため、扱える商品の数も増やすことができます。

3. 販売エリアに制限がない

メリットの3つ目は、インターネット環境さえあればどこでも開業可能であることです。これにより、グローバルな視点で見ると、世界中の消費者をターゲットにすることができます。特に最近では、国境を越えて商品を販売する越境ECが盛んになっています。

さらに、2020年に発生した世界的なコロナウイルス流行の際には、外出自粛が求められる中、自宅からのオンラインショッピングが注目されました。この期間に、ネットショップへの需要は顕著に高まり、ECショップの利便性がより一層強調されました。

実店舗と比べたECサイト開業のデメリット

実店舗と比べたECサイト開業のデメリット

1. 顧客との接点が薄れてしまう

実店舗では、顧客と直接対面して接客することが可能ですが、ネットショップの場合、顧客の顔を直接見ての販売は行えません。

実店舗のように来店客に対して直接営業を行うことができないため、ネットショップでは商品ページの写真の見せ方や説明文の表現が購入決定に大きな影響を与えます。また、購入後のサポートは主に電話やメールを通じて行われることが多いため、顧客の立場に立った細やかな配慮が求められます。

2. 協業と価格競争になりやすい

ネットショップは、実店舗に比べて価格競争が激しくなりがちです。これは、消費者が簡単に他の店舗で同じ商品がどの程度の価格で販売されているかを比較できるためです。

3. 集客のハードルが高い

実店舗と異なり、ネットショップでは偶然の立ち寄りによる顧客の獲得が期待しにくいため、集客の取り組みが重要です。しかし、一旦顧客が興味を持ち、気に入ってもらえれば、実店舗と同じようにリピーターになってもらうことができます。そのため、ネットショップを開業する際は、最初に顧客を引き付ける戦略が特に重要と言えます。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

ECサイトの開業を成功させるためのポイント

ECサイトの開業を成功させるためのポイント

ECサイトを開業するときや開業したときに気をつけることは多くあります。次に、成功のために気をつけるポイントを5つご紹介します。

1. ランニングコストをコントロールする

ネットショップ運営には様々なコストが発生します。例えば、倉庫や事務所の賃料、カートシステムの利用料、広告費、デザイン外注費、クレジットカード決済手数料、梱包資材料、配送料などが挙げられます。

ランニングコストを削減する際は、広告費やデザイン外注費を削るのではなく、固定費である倉庫や事務所の賃料やカートシステム利用料に目を向けるべきです。

特にカートシステムの月額利用料は、売上が伸びるまでの費用負担を軽減するためにも検討すべきです。初期段階でのコスト削減が必要な場合、BASEやSTORESなどの無料のネットショップから始めることがおすすめです。

2. 在庫管理に注意する

ネットショップにおける在庫管理は、バックヤード業務の中でも特に重要な要素です。商品の種類が増えると物理的なスペースが足りなくなり、倉庫を拡大したり、複数の場所で在庫を分散して管理する必要が生じることもあります。

このように在庫管理が複雑化すると、在庫が存在するはずの商品が見つからないなどのトラブルが生じ、これが遅延やクレームの原因になることがあります。また、いくつも倉庫を管理することで管理コストも多くかかってしまいます。

そのため、在庫をなるべく少なく保つことで、管理の手間を減らし、ネットショップ運営の失敗を避けることが重要なポイントです。

3. SEOなどコストの低い集客から行う

ネットショップの集客には、SEO、SNS、広告という3つの主要な手法があり、これらを駆使して認知度を高め、リピーターを増やします。この中で、特に迅速な効果が期待できるのが広告を用いた集客です。

ウェブ広告は、数日で運用を開始でき、訪問者数の変動がすぐにデータに表れます。そのため、広告を使った集客はネットショップにとって重要な手段となります。

ただし、ウェブ広告は効果的な運用方法を習得するまでコストがかかるリスクがあります。最初の段階では、SEOやSNSなどの無料で実施できる集客手段からスタートし、コストを抑えることが重要です。これにより、赤字を避けながら集客効果を高めることができます。

4. リピート顧客を獲得する

個人で運営するネットショップにおいて、リピート顧客の獲得は非常に重要であり、そのためには顧客第一の姿勢を貫き、ショップのファンを獲得することが必要です。

ファンに価値を提供し続け、期待値を上回るよう努めることで、さらに強いファンになってもらえるでしょう。このような濃いファンはリピーターとなり、ネットショップの強固な基盤を築くことができます。

濃いファンを獲得することで、失敗の確率も大幅に減少することでしょう。

5. クレームや炎上に気をつける

ネットショップ運営では、SNS投稿や広告クリエイティブなどで過激な表現を使うことが炎上リスクを招くことがあります。ユーザーは企業やブランドの発言に敏感であり、積み上げた信頼を失わないために、炎上リスクの管理に十分注意する必要があります。

過激な表現によって意図しない方向で拡散されることを防ぐため、常に適切な広告戦略を立てることが重要です。

クレームや炎上による信頼の喪失は、ビジネスに大きなダメージを与える可能性があるため、注意深く対応し、リスク管理を怠らないようにしましょう。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

ECサイト開業後の業務内容

ECサイト開業後の業務内容

ネットショップを開設した後の具体的な運営方法を事前に計画することは、成功のために非常に重要です。

運営のイメージが曖昧な場合、ネットショップの構築や初期準備がスムーズに進まない可能性があります。このような状況は、効果が出にくくなる原因となり得ます。

したがって、ネットショップを開業した後の主要な運営業務やプロセスを事前に理解し、把握しておくことが肝心です。続いて、ECサイト開業後の業務内容を見ていきましょう。

1. 仕入れや商品の製造

商品の販売計画や在庫状況を基にして、商品の仕入れや製造を行います。一括で大量に仕入れることでコストを抑えたり、複数の仕入れ先を持つことでリスクを分散させたりすることが、機会損失を防ぎながらコストを最適化し、利益率を向上させる鍵となります。

商品の仕入れ方法には様々なアプローチがあります。具体的には、卸売業者からの仕入れ、メーカーから直接仕入れ、国内外の展示会や見本市への参加、オンラインB2Bプラットフォームの利用、国内外の仕入れ代行業者の利用などが挙げられます。

これらの方法は一般的ですが、EC事業の性質や予算、リソースに応じて最適な方法は変わります。

市場調査や競合分析を行い、ビジネスニーズに合った仕入れ方法を選ぶことが大切です。また、信頼できる仕入れ先を選ぶためには、口コミや評価の確認も役立ちます。

2. 集客

ネットショップを開設しても、自動的にユーザーが訪れるわけではありません。ユーザーに積極的にアプローチするために、以下のような集客方法が必要です。

  • SEO:自社ブログで情報発信し、検索エンジンからの流入を狙います。
  • SNS広告:SNSアカウントを運用して商品を紹介し、広告します。
  • リスティング広告:検索結果ページの広告スペースを利用して商品を宣伝します。

集客手法には短期的に効果が現れるものや、中長期的な視点で成果が出るものがあり、それぞれ費用や労力も異なります。そのため、目的に応じて適切な手法を選択することが推奨されます。

3. 受注管理

受注管理は、顧客からの注文データを処理し、商品を発送するための準備までを含む業務プロセス全体を指します。

この業務には、以下のような具体的な作業が含まれます。

  • 注文データの整理
  • 請求書の発行
  • 顧客から入金されたかの確認

受注管理においてミスが発生すると、顧客に対して不信感を与えるリスクがあります。そのため、ミスを避けるためには、使い勝手の良いワークフローや他のシステムとスムーズに連携できるシステムの導入が重要です。

4. 在庫管理

仕入れ、出荷、商品の移動がある度に、在庫の調整と管理を適宜行います。

在庫が不足すると売り逃しのリスクがあり、一方で在庫が過剰だと保管コストが増加します。そのため、販売予測や過去のデータを基に在庫量を適切に調整することが重要です。

実店舗を併設している場合は、在庫管理システムを統合することで、最新の在庫状況をリアルタイムで把握しやすくなりますので、これを活用することを推奨します。

5. 受注後の商品の梱包・配送

受注した商品は、倉庫からピッキングし、梱包した後、配送業者に渡します。

梱包プロセスでは、ラッピングやお礼メッセージの同梱を行うことで顧客の満足度を高め、リピート購入に繋がる可能性を高めることができます。このような細かな配慮が売上増加に寄与することもあります。

また、配送業者の選択も重要です。商品のサイズや量によって、各業者の送料やサービス内容が異なるため、業者の特徴を比較し、状況に応じて適切な業者を選ぶことで、送料コストを節約できます。

6. アフターフォロー

商品を購入した顧客に対して、商品の満足度や不便な点がないか確認するフォローアップメールを送ることは、顧客満足度を高める上で非常に重要です。

さらに、次回の購入時に使用できるクーポンを提供することで、顧客がリピーターとして再購入する可能性を高めることができます。

万が一、商品に不備や不良があった場合にはクレームを受けるリスクがありますが、誠実に対応することで顧客の信頼を得て、長期的なファンに変えることも十分に可能です。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

まとめ:ECサイトの開業方法は?準備するものや開業手順、注意点をまとめて解説!

ECサイトの開業方法

本記事では、ECサイトの開業をお考えの方に、ECサイトを構築するためのツールなどの基本知識から開業するときに気になること、そして開業後の業務をご紹介してきました。

ECサイトの構築ツールには多くの種類がありますが、導入したい機能や構築予算などを考慮して決めることがおすすめです。

また、ECサイトを開業したからといってだれもが成功できるわけではないので、ランニングコストのコントロールや集客、リピート顧客の獲得などを行っていくことが重要です。

参考:ECサイトを立ち上げたい方必見!ECサイトの作り方とおすすめの出店先

https://pureflat.co.jp/column/ec/ec-site-how-to-make/

|ピュアフラット(https://pureflat.co.jp/

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

Shopify制作のお見積もり・ご相談

お見積り依頼やお困りごとがある場合は、以下のお問い合わせフォームをご利用ください。
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。

会社名

※個人事業主の場合は個人事業名を記載ください
氏名
電話番号
メールアドレス
予算
ご相談内容
添付ファイル
ファイルを選択
ファイルサイズの上限は5MBです
×
×
×
×
×

弊社のプライバシーポリシーに同意いただいた上で、ご相談ください。




監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。
「ECから未来市場を共創する」をスローガンに、年間600件以上の相談実績のあるEC構築サービス「Shopi Lab」の共同事業責任者。
前職では某Web制作ベンチャー企業に就職し、Webマーケティング部門を立ち上げ事業部長として就任。
その後、独立し当時はWeb制作、Webマーケティングをメイン事業としていたが、コロナの時期より広告関連の売上が下がり、Shopify含むEC事業に事業転換。
顧客の成功を共に考えるEC事業のスペシャリストとして、EC制作だけでなく、伴走支援サービスとしてECコンサルティング、PR、広告、CRM、MAなどEC集客を網羅できる知見をもつ。
Shopify/D2C/EC専門メディアの運営から得た知見を活かし、最新情報を含む多くのEC運営ノウハウを提供することが可能。

この監修者の記事一覧 この監修者のウェビナー一覧
完全
無料

相談実績1,500件突破!!

Shopi Lab(ショピラボ)

Shopi Labをご覧のみなさまへ

Shopi Lab(ショピラボ)では、Shopifyのアプリや構築制作方法、運用マーケティング手段についてはもちろん、自社のECサイトを構築・運用する上で必要な情報を紹介しております。現在日本では開発業者の数が少ないため、検索しても役立つ情報が少ないことが現状です。そのためShopi Lab(ショピラボ)では、今後Shopifyの導入を検討している企業担当者様へ向けて、正確な役立つ情報を発信して行くことを心掛けております。 企業担当者様については、Shopify導入に対してご不明点や懸念事項がございましたら、お問い合わせ窓口よりお気軽にお問い合わせください。 また他カートをご利用中でShopifyへの乗り換えをご検討中の企業様についても、ご支援が可能でございます。世界シェアNo.1のECプラットフォームが日本で展開を初めて5年が経ちましたが、Shopi Lab(ショピラボ)ではさらにShopifyの魅力を発信していきます。