2024.1.4

2025.2.28

【ECサイトの売上向上】VMDとは?業務内容やポイントを紹介!

【ECサイトの売上向上】VMDとは?業務内容やポイントを紹介!

VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)は、主に店舗型ビジネスにおいて実践されてきたものですが、ECサイトにおいてもその考えを反映させることができることをご存じでしょうか?

今回はVMDに関する下記の内容を、ECサイトでの活用と織り交ぜながらお届けしていきます。

  • VMD活用方法の解説
  • 歴史と3要素(VP,PP,IP)の紹介
  • 戦略立案のポイントと方法
  • ECサイトでVMDを活かす方法

ECサイトでもVMDの効果を最大限引き出して、売上アップにつなげましょう。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

VMD(Visual Merchandising)とは?

VMD(Visual Merchandising)

ビジュアルマーチャンダイジング(VMD:Visual Merchandising)は、「お客様にとって商品が見やすく、買いやすい快適な売り場をつくる」ことです。この目的を達成するために、企業やブランドの環境・商品・情報などの視覚的要素をコントロールし、全体として店舗の雰囲気や企業のブランドイメージを構築することが重要です。

独自性の高い魅力的な売り場を生み出すことで、お客様の購買意欲を呼び起こす効果が期待できます。また、リアル店舗だけでなく、バーチャル店舗(つまりECサイト)においてもVMDが重要な考え方となります。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

VMDの歴史:1944年に誕生

VMDの歴史:1944年に誕生

VMDの歴史は、1944年のアメリカに遡ります。ディスプレイ会社のアルバート・ブリス氏が初めてVMDという言葉を使いました。その後、1970年代にアメリカで市場競争の激化や優秀な販売員の不足などが生じ、商品提供側が主体の商品化活動だけでは顧客の購買意欲を掻き立てることが困難となりました。

この状況を受け、店舗における商品プレゼンテーションの重要性が高まり、VMDという戦略が広まっていったのです。日本でVMDが浸透したのも1970年代で、時代の変化とともにVMDの概念は進化を続けています。

現在では、インターネットやスマートフォンの普及による消費者行動の変化に合わせて、オフラインだけでなくオンラインのECサイトでもVMDが重要視されています。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

VMDの3要素

VMDの3要素

VMDの3要素は、VP(ビジュアル・プレゼンテーション)・PP(ポイント・プレゼンテーション)・IP(アイテム・プレゼンテーション)の3つです。続いて、それぞれについて見ていきましょう。

VP(ビジュアル・プレゼンテーション)

VPはビジュアルプレゼンテーションの略称で、ブランドやECサイトのコンセプト、季節感などを視覚的に表現し、顧客に訴える役割を担います。

VPの取り組みでは、特にショーウインドウや店頭のディスプレイを重視し、顧客を店内へ誘導するように工夫します。顧客はVPを目にした瞬間に、その店舗に興味を持つかどうかを判断するため、目を引くような演出が求められるのです。

例としてアパレル業界では、ブランドのイメージやその季節のトレンドを表現しやすいアイテムをショーウインドウや入口付近に配置して、来店を促進します。

ECサイトにおけるVPについて

ECサイトにおいては、ランディングページ(LP)がVPの役割を果たし、顧客が最初に目にするページとして重要です。目を引くデザインや、視覚的なインパクトのある言葉遣いを用いて、顧客の関心を喚起します。

PP(ポイント・プレゼンテーション)

PPは特に注目すべき商品や人気商品をピックアップして、視覚を通じて顧客に訴えかけることを意味します。

店内では、入り口やレジ周辺、棚のサイド、店舗の四隅や中心部など、顧客の目に付きやすい場所に推奨商品やピックアップアイテムを展示し、積極的な商品プレゼンテーションを行います。

商品の特徴を視覚的に際立たせる方法としては、マネキンの利用や目立つディスプレイの配置があります。

PPは、ビジュアルプレゼンテーション(VP)を通じて店舗を訪れた顧客の店内での動きや滞在時間を増やす効果が期待でき、VPが店舗の全体的なイメージを決めるものであれば、PPはそれを具体化する見出しの役割を果たします。

ECサイトにおけるPPについて

ECサイトにおいては、ランディングページ(LP)を見た顧客がさらに商品に関心を持つよう、特集ページの構築などがPPの役割となります。

IP(アイテム・プレゼンテーション)

IPとはディスプレイや陳列を工夫し、顧客が商品を見つけ、手に取りやすいようにすることを指し、その目的は顧客の購買意欲を高めることです。

類似商品や同じカテゴリーの商品を一緒に集めて整理、レイアウトするわけですが、これにより、顧客は商品を容易に比較し、欲しいアイテムをすぐに見つけることができるようになります。

店舗内で広範囲に展開されるIPでは、棚やガラスケース、ハンガーラックなどの什器を活用し、それがうまく機能することで購入率の向上に繋がります。

ECサイトにおけるIPについて

ECサイトでは、商品カテゴリーの分類自体がIPに相当します。例えば、ワンピースを探している顧客に対して、ワンピース専用のカテゴリーページを提供することで、多様なワンピースを一覧で表示します。

商品検索時に特定のカテゴリーを選択すると、そのカテゴリー内のさまざまな商品が一覧で表示されることで、顧客は比較や選択をより簡単に行うことができます。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

VMDが使われている職業

VMDが使われている職業

VMDはビジュアルマーチャンダイジングを担当する専門職、ビジュアルマーチャンダイザーを指す場合もあります。ビジュアルマーチャンダイザーの主な業務は、店舗全体をプロデュースし、VP(ビジュアルプレゼンテーション)、PP(ポイントオブセールスプレゼンテーション)、IP(アイテムプレゼンテーション)を駆使して、魅力的な店舗空間をデザインすることです。

店舗やブランドのイメージを視覚的に表現し、購買率の向上を目指すためには、ブランドや商品に関する深い知識と理解が求められます。アパレル業界のトレンドや時代の流行を把握し、什器や照明などの演出にも高度な専門知識が必要です。

このような理由から、アパレル系企業やファッションブランドでは、VMD専門スタッフやVMDチームを設けることが一般的です。ビジュアルマーチャンダイザーの他にも、ショップスタイリスト、ビジュアルコーディネイター、ディスプレイデコレーター、VMDディレクターなど、VMD業務を担う様々な職種が存在します。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

VMDに向いている人の特徴

VMDに向いている人の特徴

VMDに向いている人の特徴は、ブランドの特徴や強みに熟知していること、デザインやコーディネートに興味があること、そしてトレンドを意識していることの3つが挙げられます。

ブランドの特徴や強みに熟知している

VMDは視覚的にブランドの強みや魅力を伝える仕事であり、ブランドやショップの魅力やイメージを正確に把握することが重要です。

ショップに初めて訪れた人は視覚的にそのショップやブランドの世界観を感じ取るため、ブランディングや差別化を行う特徴や魅力を十分に意識して理解しておく必要があります。

愛着がある店舗やECサイトでVMDを行うことで、自然とそのブランドの世界観を深く理解できるでしょう。

デザインやコーディネートに興味がある

デザインやディスプレイに興味があることが重要で、美的センスが不可欠です。VMDは商品の選定から配置、店舗のイメージまで、全体的にショップを構築していくため、インテリアなどの知識がある人も活躍できます。

特にアパレルショップやアパレル系ECサイトでは、センスが感じられるコーディネイトが重要で、「この服装をしてみたい!」と思わせるようにしなければなりません。

そのため、日ごろからコーディネートの知識やファッションセンスを身に着ける努力が必要です。

トレンドを意識している

VMDにおいて、トレンドや流行に対する敏感さは非常に重要な要素です。特にファッション業界では、流行の動向が急速に変化することが多いです。さらに、SNSや様々なメディアの普及により、消費者も最新のトレンド情報を迅速に入手しています。

時代遅れのVMDを避けるためには、流行中のアイテムや時代の趨勢を迅速に把握することが不可欠です。トレンドや流行に敏感であることはもちろん、情報を継続的に更新し、常に最新の動向に注意を払うことが求められます。

消費者の心理や行動に興味がある

企業やブランドが提供する商品が優れていると自認していても、それが消費者のニーズに適合していなければ販売は難しいです。消費者の視点で商品の魅力を客観的に評価することが、非常に重要です。

特にアイテムプレゼンテーション(IP)を行う際には、実際に買い物をする顧客の視点や動線を考慮し、彼らの心理を理解することが鍵となります。さらに、顧客のニーズや市場の動向に関する深い知識が求められます。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

ECサイトでVMDを活かす方法

ECサイトでVMDを活かす方法

ECサイトでのVMD活用は、オンラインショップの魅力を最大限に引き出す重要な手法です。続いて、ECサイトでVMDを活かす方法を見ていきましょう。

トップページのレイアウトを工夫する

まずVMDで力を入れたいのは、ECサイトのトップページです。トップページにおいて目を引くデザインや文言を配置することで、お客様の関心を引くことができます。リアル店舗のVPに相当するトップページは、消費者の最初の印象に大きく影響するため、ディスプレイやレイアウトの工夫が欠かせません。

特集など特別なページを設けるページを組む

次に、特定の商品を紹介する特集ページを作成します。コーディネートを紹介したり、他の企画ページへのリンクを設けることで、お客様の滞在時間を延ばすことができます。

特集ページはリアル店舗のPPに相当し、ページごとの陳列やデザインを工夫することで、商品の購買意欲を高める効果が期待できます。

パンくずリストなどECサイトの構造を整理する

パンくずリストは、ECサイト内でのお客様の位置を視覚的にわかりやすく表示する誘導方法で、サイト構造の整理に役立ちます。例えばアパレル店のECサイトでは、商品をTシャツやパンツなどのアイテムごとにカテゴリ分けすることで、お客様が比較しながら購入を楽しめる環境が整います。このような位置づけは、リアル店舗のIPに相当し、サイト運営において重要な役割を果たします。

ECサイト構造の整理は、より効果的な展開や販売戦略の策定に寄与し、売上アップや顧客満足度向上につながります。各アイテムやカテゴリに応じた適切な表示や配置が求められるため、運営者はパンくずリストなどを活用して、お客様が迷わず商品を見つけられるようなサイトのデザインを目指すべきです。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

VMDを活用した戦略立案のポイント

VMDを活用した戦略立案のポイント

VMD戦略においては、適切な商品のディスプレイや陳列を行い、お客様の購買意欲を高めることが重要です。また、最新トレンドを把握して、商品の魅力を最大限に引き出すデザインや演出を心がけることもポイントです。

マーケットインを意識する

マーケットインは、顧客のニーズを調査し、それに基づいた商品開発やサービス提供を重視する考え方です。これはプロダクトアウトのアプローチと対比され、顧客が求めるものを提供することで売上向上が期待できます。また、顧客のニーズに応える展開を行うことで、ブランドへの期待度や信頼度が高まり、売上予測も立てやすくなります。

これをVMDに活用することで、より効果的な商品の展開や売上向上が実現可能です。

商品の配置を工夫する

商品の配置に工夫を凝らすことで、売り場の生産性や坪効率が高まります。たとえば売れる商品を売れる場所に配置し、お客様が手に取りやすく、見やすく買いやすい場所に展開することで、売上を向上できます。

商品の配置や陳列に工夫をこらすことは重要な要素の1つであり、売り場の効果的な運営や売上向上に大いに寄与します。

顧客ごとのゴールデンラインを考える

顧客ごとのゴールデンラインを考慮することは、効果的なVMD戦略を展開する上で重要です。ゴールデンラインは、お客様が商品を最も見やすく、手に取りやすい高さであり、ここに売りたい商品を配置することで売上アップが期待できます。

ただし、ゴールデンラインはお客様の性別や年齢によって異なるため、商品のターゲットに合わせて設定し、ニーズに合致した商品を陳列することが重要です。アパレルなどの業界でもゴールデンラインの活用が広まっています。

在庫を連携させ、品薄のリスクを無くす

VMD戦略の一環として、店舗とECサイトの在庫連携が重要です。在庫状況をリアルタイムで把握するシステムを導入することで、在庫更新の手間が減り、販売機会の損失リスクも避けられます。

リアル店舗とECサイトなどの複数店舗のデータを一元管理するためには、POSレジの導入が欠かせません。これにより、効率的な運営が可能となり、ビジュアルマーチャンダイジングをより効果的に活用できます。

商品をバンドル化させる

視覚的にわかりやすい店舗づくりとバンドル販売を組み合わせることで、さらなる売上アップが期待できます。バンドル販売とは、利益率の高い商品と低い商品を組み合わせて販売し、効率的に売上アップにつなげる手法です。

売りたい商品をわかりやすく陳列し、他の商品と一緒に購入すると割引が適用されるなどの工夫を行うことで、お客様に買ってもらいやすくなります。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

まとめ:【ECサイトの売上向上】VMDとは?業務内容やポイントを紹介!

【ECサイトの売上向上】VMDとは?業務内容やポイントを紹介!

本記事では、VMDによるECサイトの売上向上方法をご紹介しました。顧客ごとのゴールデンラインの考慮、在庫連携、商品のバンドル化により、効果的なビジュアルマーチャンダイジングを実現しましょう。

今後もVMDに関する最新情報やノウハウを提供していきますので、ぜひ当サイトをチェックしてください。次のアクションへの一歩として、具体的なVMD戦略の検討を始めてみてはいかがでしょうか。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

Shopify制作のお見積もり・ご相談

お見積り依頼やお困りごとがある場合は、以下のお問い合わせフォームをご利用ください。
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。

会社名

※個人事業主の場合は個人事業名を記載ください
氏名
電話番号
メールアドレス
予算
ご相談内容
添付ファイル
ファイルを選択
ファイルサイズの上限は5MBです
×
×
×
×
×

弊社のプライバシーポリシーに同意いただいた上で、ご相談ください。

完全
無料

相談実績1,500件突破!!

Shopi Lab(ショピラボ)

Shopi Labをご覧のみなさまへ

Shopi Lab(ショピラボ)では、Shopifyのアプリや構築制作方法、運用マーケティング手段についてはもちろん、自社のECサイトを構築・運用する上で必要な情報を紹介しております。現在日本では開発業者の数が少ないため、検索しても役立つ情報が少ないことが現状です。そのためShopi Lab(ショピラボ)では、今後Shopifyの導入を検討している企業担当者様へ向けて、正確な役立つ情報を発信して行くことを心掛けております。 企業担当者様については、Shopify導入に対してご不明点や懸念事項がございましたら、お問い合わせ窓口よりお気軽にお問い合わせください。 また他カートをご利用中でShopifyへの乗り換えをご検討中の企業様についても、ご支援が可能でございます。世界シェアNo.1のECプラットフォームが日本で展開を初めて5年が経ちましたが、Shopi Lab(ショピラボ)ではさらにShopifyの魅力を発信していきます。

こんにちは、クマイです。
お探しのものはこちらから!

AIO無料診断はこちら お問い合わせはこちら