インターネット上に多くのサイトが溢れるなか、単に記事を発信してもユーザーに読んでもらえません。そこで重要になるのが、SEO対策です。ただ、具体的にどのような対策をおこなえばいいのか分からない人もいるでしょう。
今回は、SEO対策の概要や必要性、押さえるべきSEO対策を解説します。失敗につながるSEO対策も紹介するため、期待した効果を得たい人はチェックしましょう。
目次
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そもそもSEO対策とは?

自社サイトを上位表示させる施策をおこなうことが、SEO対策です。
商品やサービスを選ぶ際、インターネットから情報を集めて購入するのか決める人が多いです。すぐに情報を得たい場合は、上位表示されたサイトから順番にチェックします。SEO対策により自社サイトを上位表示させることができれば、たくさんのユーザーの流入を見込めるのです。
SEO対策には、コンテンツ施策・内部施策・外部施策があります。それぞれの施策に取り組むことにより、検索結果で上位に表示させられるので、ユーザーの流入を見込めます。
コンテンツ施策は、読む人の検索意図を満たせる記事のことです。検索意図を満たした記事は読んだ人の満足度を向上できるため、自社サイトの評価を高められます。
内部施策は、検索結果に反映される要素を最適化させることさせることです。具体的には、サイト構造や設計、タイトルタグや見出しタグの調整、パンくずリストの最適化などが挙げられます。サイト内部の構造を変えて上位表示を狙う施策です。ただし、近年は記事を評価するクローラーの性能が向上しており、少し調整しただけでは効果が得にくいのが現状です。
外部施策は、他のサイトから受けるリンク数を増やすための施策です。いわゆる被リンクのことで、外部サイトから貼られたリンクを指します。先ほども少し触れましたが、クローラーの性能が向上するなか内部施策だけでは効果が出ないことも少なくありません。
そこで重要になるのが外部施策なのです。被リンクが多いサイトは周囲の評価が高いため、検索エンジンで上位表示につながりやすくなります。
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ECサイトにSEO対策は本当に必要?

SEO対策の重要性を説明する前に、まずは国内におけるECサイト市場の実態を確認しましょう。
ECサイト市場の実態
経済産業省が実施した調査によると、ECサイト市場は年々上昇傾向にあり、2021年に20兆円を突破したことがわかりました。物販系分野の場合は、市場規模が13兆円でEC化率は8.78%にのぼります。前年と比べると、0.70%の上昇です。
この市場で認知度を高めるには、CMや広告、ソーシャルネットワークを活用したプロモーションを展開する必要がありますが、コストがかかる上に、継続的な認知度の保証がありません。そのため、長期的なアプローチを維持するためにはSEO対策を考慮する必要があります。
SEOの目的
検索結果での上位表示を狙うSEO対策は、ユーザーの流入数増加を目的としています。また、継続的に費用がかかる広告とは異なり、自然検索で上位を狙うことができるため、PV数向上の根本的な解決となり、利益の増加も期待できます。
インターネット通販は、いつでも買い物ができたり、通常の店舗よりも割引が適用されるなど、多くの魅力的なメリットがあるため、今後も顧客の増加が予想され、SEO対策はこの急成長するECサイト市場で成功するために必要不可欠です。
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ECサイトで押さえるべきSEO手法

実際にSEO対策に取り組むにあたって、どのような対策をおこなうべきか分からない人もいるかもしれません。
ここでは、ECサイトのSEOの取り組みで押さえておくべき対策をまとめました。
それぞれの対策で注意すべきポイントも紹介するため、これから取り組む人は参考にしましょう。
キーワード選び
SEO対策において重要になるのが、上位表示させるためのキーワード選定です。
ここで検索意図や記事作成の目的からズレが生じると、いくら対策を実施しても上位に表示されることはありません。
ユーザーはどのような情報を得たいと考えているのか、その点を考慮してキーワード調査をおこないます。
キーワードの種類は、ビッグキーワード・ミドルキーワード・ロングテールキーワードがあります。
- ビッグキーワードは検索ボリュームが大きい語句で、上位表示されれば高い集客力が見込めます。
- ミドルキーワードは検索ボリュームが中程度で、1,000以上から1万以下のキーワードです。
- ロングテールキーワードは、検索ボリュームが1,000以下の小さい語句を指します。
高いSEO効果を狙いたいのであれば、はじめは競合が少ないロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。
残念ながら、検索ボリュームが小さいので上位表示されても大幅なアクセスは見込めませんが、初心者でも上位表示されやすく定期的な流入が見込めます。
キーワードを調査するには、まず自社商品やサービスのターゲット層が検索しそうな軸キーワードを見つけることから始めましょう。
ターゲット層が興味関心を持つだけでなく、その悩みを解決できるキーワードを大まかに洗い出します。
近年は、GoogleトレンドやGoogle Search Consoleなど、簡単に軸キーワードを洗い出せるツールもあります。
多くのツールは無料で利用できるので、費用を抑えて軸キーワードを見つけられるはずです。その中から上位表示が見込めるキーワードを選出し、一度検索してみましょう。
上位に表示されるサイトが公的サイトが多い場合は競合が強いため、質の高い記事を作成しても上位を取れない可能性があります。キーワードを実際に検索して上位表示できる可能性がある軸キーワードを選定しましょう。
コンテンツマーケティングの実施
顧客にとって価値のある記事を発信して見込み客にアプローチし、購買につなげるコンテンツマーケティング施策が重要です。
自社のファンを増やすことで、短期的な売上だけでなく長期的な収益貢献につなげることを目指します。これまでのマーケティング手法と異なるのは、企業が届けたい情報ではなく顧客の知りたい情報を発信する点です。
インターネットが普及する前はテレビCMや雑誌など企業が届けたい情報を発信すれば、商品やサービスが売れました。
しかし、インターネットの普及によりユーザーが簡単に情報を得られるようになったので、企業からの一方的な情報発信では購買につなげられなくなったのです。ユーザーの求める情報を発信して満足度を高めることが求められています。
コンテンツマーケティングを実施するには、まずペルソナを設定して顧客を深く理解することが大切です。
顧客を深く理解できれば企業との間でブレが生じにくくなるので、ユーザーの興味関心を惹ける情報を届けやすくなります。無駄な作業も防げるため、なるべく企業と顧客の間でズレが生じないように理解を深めておくことが大切です。
次は、カスタマージャーニーを作成しましょう。カスタマージャーニーとは、見込み顧客が商材を認知してから購買に至るまでの接触点や利用体験を可視化して理解を深める工程です。
より深く顧客を理解できるため、高い効果を得られやすくなります。顧客への理解が深まったら、良質な記事を作成して自社サイトで情報を発信しましょう。
オウンドメディアの展開
オウンドメディアにおけるSEOが効果的な理由
オウンドメディアでのSEO対策は、長期的に安定した集客を実現するために非常に効果的です。SEOによって検索エンジンからの自然流入を増やすことで、広告費を抑えながらターゲットユーザーにリーチできます。特に、ユーザーの検索意図に応じた高品質なコンテンツを提供することで、信頼性が向上し、リピーターの獲得につながります。また、オウンドメディアで蓄積した記事や情報は、資産として長期的に機能するため、新規顧客だけでなく既存顧客との関係性強化にも役立ちます。定期的な更新や改善を行うことで、継続的な効果を生み出せる点がSEOの魅力です。
新規ドメインと既存ドメイン、どちらを選ぶべきか
オウンドメディアのSEOでは、新規ドメインと既存ドメインのどちらを選ぶかが重要なポイントです。新規ドメインはブランド独自の認知を高めやすい一方、ドメインパワーがゼロからのスタートとなり、SEO効果が現れるまで時間がかかります。一方、既存ドメインを活用すれば、すでに構築されたドメインパワーや検索順位を引き継ぐことができるため、早期に集客効果が期待できます。ただし、既存ドメインを選ぶ場合は、メインサイトのテーマや内容と一致することが重要です。ターゲットや運用目的に応じて選択し、最適なSEO戦略を立てることが成功の鍵となります。
画像にalt属性をつける
サイト内に画像を挿入する場合は、alt属性(代替テキスト)をつけましょう。
alt属性とは、画像の代わりになる文字テキストのことです。
例えば、何らかの原因で画像が表示されなかったり音声読み上げブラウザを使用したりする際に、画像につけたalt属性から情報を取得できます。
また、各記事を評価するクローラーは画像から情報を読み取れません。正しく記事を評価してもらえなくなるため、alt属性を設定して画像であることを認識してもらう必要があります。画像にalt属性をつけるときは、、画像の意図や意味を正しく表現するキーワードを使用しなければいけません。
例えば、パソコンを使用する女性の写真を使用したいとき、単なる「パソコン」ではなく、「パソコンを打つ女性」「パソコンの前に座る女性」などのように具体性のある文言を設定します。具体性のあるalt属性をつければ、クローラーが認識して検索結果に表示されるようになります。
近年は、通常検索からだけでなく、画像検索から情報を探すユーザーも増えています。
画像をクローラーが認識してもらえれば画像検索上でも表示されるので、あらゆる接点から集客が見込めます。
多くの画像を挿入する場合は一枚一枚設定するのに時間はかかりますが、上位表示につなげられます。
造化データのマーキング
構造化データのマーキングは、検索エンジンがサイトの情報を正確に理解しやすくするためのSEO対策の一つです。構造化データを利用することで、商品情報、イベント日時、レビュー評価などを検索エンジンに明確に伝えられ、リッチリザルト(強調表示)の対象になる可能性が高まります。これにより、検索結果で目立ちやすくなり、クリック率(CTR)の向上が期待できます。また、構造化データは検索エンジンのアルゴリズム変更に左右されにくいため、安定したSEO効果を得るための有効な手段です。特に競争が激しいキーワードでの差別化に役立つため、導入を検討する価値があります。
パンくずリストの設置
ユーザーが今どのページにいるのかをナビゲーションするリンクが、パンくずリストです。パンくずリストを設置することにより、クローラーの巡回しやすさを向上できます。
クローラーが巡回しやすくなるとサイト内の記事が発見されやすくなるため、検索順位に良い影響が出る可能性が高いです。
また、パンくずリストはクローラーだけでなく、サイトを訪問したユーザーにもメリットがあります。サイト内の階層が一目でわかるので、自分が得たい情報が記載されたページを見つけやすくなるのです。
記事数が多いサイトは、自分が見たい記事にたどり着くまでに時間を要することも多くなります。ユーザーの手間を削減できるため、途中で離脱されることなく最後まで記事を閲覧してもらえます。
パンくずリストの種類には、位置型・属性型・パス型があります。
位置型パンくずリスト
位置型パンくずリストは、階層構造に応じてリスト表示される形式です。自身が閲覧しているページをユーザー自身が把握しやすいメリットがあるため、多くのサイトで採用されています。
属性型パンくずリスト
属性型パンくずリストは、ユーザーがページにたどり着いた経路で検索する形式です。
ユーザーが同じカテゴリーの記事を見たい場合に検索しやすいといった特徴があります。
パス型パンくずリスト
パス型パンくずリストは、ユーザーが閲覧したページの履歴を表示する形式です。「戻る」ボタンと同じような機能であるため、位置型や属性型のようにパンくずリストとしての役割を果たせないこともあります。
タイトルにキーワードを含める
内部対策として最重要項目であるのが、タイトルの最適化です。検索結果にサイトが表示されたとき、多くの人がタイトルに目が留まります。タイトルでユーザーの興味関心が惹ければ、クリックしてもらえる可能性が高まります。ただし、十分に興味関心を惹けなければクリックされません。
クリック率を高めるためにもタイトルの最適化は欠かせないのです。記事のタイトルをつけるときに注意したいポイントがいくつかあります。
まずタイトルをつけるにあたって文字数に注意が必要です。理想の文字数は全角30字程度といわれています。30文字程度であれば、タイトルが見切れて表示される心配はなく、内容を正確に伝えられます。
また、タイトルには必ずメインキーワードを含めましょう。どのようなターゲットに向けて情報を発信しているのかクローラーが理解しやすくなるため、順位が大幅に改善されることも多いです。
ユーザーにも記事の内容が伝わりやすいため、検索意図と合えばクリックしてもらえます。これらの注意点を踏まえて記事のタイトルをつけましょう。
表示速度(ページスピード)の改善
ユーザーがページをクリックしてから表示されるまでの速度を改善しましょう。
意外と見落とされがちですが、検索エンジンはページの読み込みスピードを重要視しており、検索順位に影響を与えます。また、ページの読み込みスピードが遅くなると、直帰率や離脱率に影響するといわれています。
多くのユーザーはすぐに情報を得たいと考えているため、ページの読み込みスピードが遅いと待ち切れずに離脱してしまう可能性があります。直帰率や離脱率が高いとユーザーの満足度が低いと判断されるので、サイト全体の評価が下がるのです。
せっかくクリックされたにもかかわらず、記事の読み込み速度が遅いだけで離脱されるのも勿体無いです。まずはページの読み込み速度を計測し、遅ければ改善することが求められます。
例えば、画像やファイルを圧縮して軽量化したりサイトを構成するソースコードを圧縮したり、不要なプラグインを削除するなどが効果的です。ページスピードを改善して、ユーザーの離脱や直帰率を軽減させましょう。
URLは短くする
SEOにおいてURLを短く保つことは非常に重要です。短いURLはユーザーにとって理解しやすく、覚えやすいという利点があります。
また、検索エンジンはシンプルで明確なURLを好むため、クローリングとインデックス化の効率が向上します。さらに、短いURLはリンク共有やソーシャルメディアでの拡散においても有利です。
不要なパラメータや長い階層構造を避け、キーワードを適切に含めた簡潔なURLを作成することで、SEO効果を最大化できます。
ディレクトリ構造の最適化
ディレクトリ構造を最適化することで、SEO効果を得られます。
ディレクトリ構造とは、データを整理するために用いられるものです。
SEOにおけるディレクトリ構造とは、トップページからコンテンツを広げる構成を指します。ディレクトリ構造を最適化することで、クローラーの巡回を促せます。
実はトップページからコンテンツにたどり着くまでクリック数が多いと、重要ではない記事と判断される可能性があるのです。ディレクトリ構造を最適化していないと、無駄なクリックが増えるのでサイト全体の評価を下げてしまいます。
また、サーバーではサイトのディレクトリ構造に応じてデータが保存されているので、管理がしやすくなるのです。
モバイルフレンドリー対応
検索結果に上位表示させたいなら、モバイルフレンドリーに対応しましょう。
モバイルフレンドリーとは、モバイル端末で快適に閲覧しやすくするための施策のことです。
スマホの普及により、モバイル端末によるサイト閲覧が普及しています。
モバイルフレンドリーに対応していないと、スマホで閲覧するときに見づらくなることも多いです。
場合によっては直帰率や離脱率が上がる可能性もあるので、サイト全体の評価が下がる要因になります。
また、モバイル版の検索結果ではモバイルフレンドリーなページが優先的に上位に表示されます。
シェアボタンをつける
作成した記事を気軽にシェアできるように、記事内にソーシャルボタンを設置しましょう。
近年はインターネットの検索だけでなく、SNSから情報を集める人も少なくありません。
ソーシャルボタンには、TwitterやFacebook、LINEなどがあります。ソーシャルボタンを設置すれば、SNS上でシェアしてもらえるので拡散力が期待できます。
広告を出稿しなくても認知度を高められるので、広告費も削減可能です。SNSによって利用者層が異なるので、自社商品やサービスと相性の良いものを選びましょう。
ただし記事内にソーシャルボタンの数が多すぎると広告感が出てしまい、逆にシェアしてもらえない可能性もあります。むやみやたらにソーシャルボタンを設置するのではなく、記事との相性を見ながら適切な量を配置しましょう。
読者に役立つコンテンツを提供
SEOにおいて読者に役立つコンテンツを提供することは、検索エンジンでの評価を高めるために非常に重要です。
ユーザーが求める情報を提供することで、サイトの滞在時間や再訪率が向上し、自然と検索エンジンのランキングも上がります。また、質の高いコンテンツは他のサイトからのリンクを獲得しやすく、これもSEOにとって大きなプラス要素です。
役立つコンテンツを定期的に更新し、読者のニーズや質問に応える形で提供することで、信頼性のあるサイトとして認識され、検索エンジンからも高く評価されるようになります。
商品ページへの導線を作る
商品ページは、取り扱う商品の値段やサイズ、商品情報が記載されたページです。
ユーザーは商品検索や広告を経由して訪問するため、ランディングページのような立ち位置になります。
商品のことをもっと知りたくて商品ページをクリックしているので、記事内の情報次第で購入に至るか決まります。
ユーザーに買いたいと感じてもらうために、商品に対する詳細を記載することが大切です。
商品ページには、商品名や商品詳細情報、商品画像、商品価格などを記載します。
商品ページから購入できるように購入ボタンも設置しましょう。
また、商品に興味はあるものの購入しようか迷う人もいます。
このような人に向けてカスタマーレビュー欄を設置するのがおすすめです。
実際に購入した人の声を紹介することで、購入を後押ししてくれる可能性もあります。
企業からの情報よりリアルな声を参考にしたいと考える人も多いので、商品ページには必ずカスタマーレビュー欄を設置しましょう。
サイト設計における「導線」とは
サイト設計における「導線」とは、ユーザーが目的の情報や商品にスムーズにたどり着けるように設計された動線のことです。例えば、トップページから商品ページ、カート、購入完了ページまでの流れや、問い合わせページへの誘導が含まれます。導線がわかりやすく設計されていれば、ユーザーのストレスが軽減され、サイト内の滞在時間やコンバージョン率の向上が期待できます。視覚的な要素やボタン配置、明確なナビゲーションを活用し、ユーザーが迷わないシンプルで効率的な導線を設計することが、サイト成功の鍵となります。
カテゴリページの最適化
サイト内には、カテゴリページを作成しましょう。
カテゴリページとは、膨大な記事を分類して一覧表示するページのことです。
ECサイトはカテゴリの設計や構造によって商品の売れ行きが変わるため、カテゴリページを作成することが求められます。
また、カテゴリページを最適化させることでユーザーも目的のページを見つけやすいです。同じカテゴリ内の記事の回遊率も上げられるので、サイト全体の評価も高められます。
検索エンジンのクローラーも巡回しやすくなるので、インデックスもされやすいです。
正しくカテゴリーページを設定できるため、SEO効果も実感できるでしょう。
トップページの最適化
サイトを表示させたときに、ユーザーが一番初めに目にするのがトップページです。
多くのユーザーはトップページを見てサイトの印象が変わるため、最適化させることが求められます。また、サイト内にユーザーに閲覧してもらいたい記事があるなら、トップページにリンクを貼りましょう。
ただし、トップページからサイトに訪問するユーザーは企業やブランドに高い興味がある人です。
しかし、ほとんどのユーザーは、トップページ以外の記事から流入することが多いです。
クローラーもトップページより下層ページのほうが検索順位に反映される傾向にあります。
必ずしもトップページが上位に表示されるかにこだわる必要はないでしょう。
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ECサイトでSEO対策をおこなう効果

単に記事を作成して発信してもユーザーの閲覧が増えるわけではありません。多くの人に記事を読んでもらうにはSEO対策をおこない、検索結果で上位表示させることが求められます。
ただし、SEO対策をおこなうには時間や労力がかかります。実際に取り組む前にどのような効果を得られるのか知りたい人も多いでしょう。
SEO対策をおこなう効果には、次のようなものが挙げられます。
- 効果1.広告費を抑えられる
- 効果2.高い集客力を見込める
- 効果3.継続的に集客できる
- 効果4.見込み客に発信できる
- 効果5.ブランディング効果がある
効果1.広告費を抑えられる
SEO対策をおこなう効果として挙げられるのが、広告費の削減です。
自社サイトへ多くのユーザーの流入を図ろうとすると、従来はWeb広告を出稿するのが一般的でした。Web広告の出稿により、高い流入数を得られるため収益につながります。テレビCMや雑誌広告に比べると広告費は安いものの、予算が少ない企業の場合は痛手です。
しかし、SEO対策をおこなうことで流入が見込めるのであれば、高い費用を支払ってまで広告を出稿する必要はありません。これまで広告費に充てていた予算を別のことに回せます。効果が出るまでに時間がかかったり担当者の業務負担が増えたりなどマイナスに感じることもありますが、通常業務で高い流入が見込めるので広告費を抑えられます。
効果2.高い集客力を見込める
SEO対策により高い集客力を見込めるのも実際に取り組む大きなメリットでしょう。
検索結果の1位に表示されると、そのクリック率は13%に上ることが報告されています。次いで2位は7%、3位は4%と続き、10位になると1%になります。この順位から見ると、多くのユーザーは検索結果のトップから順番に閲覧していることがわかります。
また、Web広告として人気のあるリスティング広告でも平均して3%のクリック率しかありません。
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示される広告のことです。
検索結果のトップに表示されるものの、広告を避けるユーザーが多いのでクリック率が下がります。SEO対策を施して上位表示できれば、広告に頼らず、アクセスを集めることができるのです。
| 検索エンジン | 広告 | SNS | |
| 無料 | 内部対策、外部対策、コンテンツ作成 | プレスリリース | Twitter Instagram Facebook YouTube |
| 有料 | - | リスティング広告 リターゲティング広告 商品リスト広告 SNS 広告 アフィリエイト広告 | インフルエンサーマーケティング |
効果3.継続的に集客できる
SEO対策により上位表示させられれば、継続的な集客を見込めるメリットもあります。
安定的な流入を見込めるのは、競合他社が優れた記事を発信しない限り検索順位は大幅に変動しにくいためです。一度上位表示されれば大幅に変動しないので、自社サイトへの継続的な集客が期待できます。広告では一時的な効果しか得られないため、継続的な流入があればアクセスを集め続けられるのです。
ただし、上位表示されたからといってそのまま放置するといずれ順位が下がる可能性もあります。
検索エンジンの評価基準が変わる可能性もあるので、継続的な集客を得たいのであれば定期的に見直したり内容を改善したりするのがおすすめです。
効果4.見込み客に発信できる
SEO対策をおこなえば、見込み客に対してアプローチすることも可能です。
見込み客とは自社の商品やサービスに関心があるものの、まだ購入には至っていない顧客を指します。自社サイトの記事を上位表示させて見込み客のもとに届けば、商品やサービスの購入を後押しできる可能性があります。
近年は少子高齢化により日本全体の人口が減少しているため、新規顧客の獲得に課題を抱える企業も少なくありません。新規顧客を増やすには、いかに見込み客にアプローチするかが重要になるのです。
見込み客はすでに商品やサービスに興味関心がある状態であるため、自社サイトの記事を読んでもらえれば効果的なアプローチを実現できます。
効果5.ブランディング効果がある
SEO対策をおこなうことにより、ユーザーの悩みを解決できるといったブランディング効果があります。
ブランディングとは、企業活動により顧客が好感を持てる状態にする取り組みです。SEO対策もブランディング効果を高められる施策です。競合他社が多く存在する現代において、企業ではブランディングが重要視されています。
例えば、同じサービスを提供する企業がある場合、検索結果に上位表示されたサイトと検索しても表示されないサイトでは信頼度が変わります。
多くの人は、検索結果に上位表示されたサイトから商品やサービスを購入するはずです。複数のキーワードで作成した記事を上位表示できれば、その分だけユーザーとの接点も増えるため効果が高まります。
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ECサイトのSEOで注意すべきポイントとは?

ECサイトのSEOでは、検索エンジンとユーザー双方にとって有益な環境を作ることが重要です。
具体的には、キーワードの最適化、短く分かりやすいURL、モバイルフレンドリーなデザイン、高速なページ読み込み速度、そして読者に役立つ質の高いコンテンツの提供が鍵となります。さらに、メタタグの適切な使用や画像の最適化、内部リンク構造の強化も欠かせません。
これらを総合的に改善することで、検索エンジンからの評価が高まり、オーガニックトラフィックの増加につながります。
重複コンテンツを作らない
ECサイトのSEOにおいて「重複コンテンツを作らない」ことは非常に重要です。
重複コンテンツが存在すると、検索エンジンはどのページを優先的にインデックスすべきか混乱し、結果としてすべてのページのランキングが低下する可能性があります。また、同じ内容のページが複数あると、検索エンジンのクロール予算を無駄に消費し、新しいコンテンツのインデックス化が遅れることもあります。
重複を避けるためには、ページごとにユニークで価値のあるコンテンツを提供し、必要に応じてcanonicalタグを使用して正しいページを指定することが効果的です。
販売終了ページの管理
ECサイトのSEOにおいて「販売終了ページの管理」は重要なポイントです。販売終了した商品ページを放置すると、ユーザーが404エラーに遭遇し、サイトの信頼性が低下します。
適切な管理方法としては、リダイレクトを設定して関連商品ページに誘導するか、在庫切れ情報を明示し、代替商品を提案することが挙げられます。また、商品が一時的に在庫切れの場合は、その旨を記載し再入荷時期を知らせることで、ユーザーの満足度を維持できます。
これにより、SEOの観点からもサイト全体の評価を保つことができます。
情報を保護するSSL化に対応する
ECサイトのSEOにおいて「情報を保護するSSL化に対応する」ことは不可欠です。
SSL(Secure Sockets Layer)を導入することで、ユーザーのデータが暗号化され、第三者による不正アクセスやデータ漏洩を防ぐことができます。これにより、ユーザーの信頼を獲得しやすくなります。
さらに、GoogleはSSLを導入しているサイトを優先的に検索結果で上位に表示するため、SEOの観点からも有利です。SSL化は、サイトのURLが「http」から「https」に変わることで確認でき、ユーザーと検索エンジンの両方にとって安全で信頼性の高いサイト運営に寄与します。
canonicalタグの設定
ECサイトでは、同じ商品が異なるURLで表示されることが多く、重複コンテンツが発生しやすいです。
重複コンテンツは検索エンジンに悪影響を与える可能性があるため、canonicalタグの設定が重要です。このタグを使用することで、検索エンジンに正規のURLを明示でき、評価を一つのページに集中させることが可能になります。
特に、絞り込み検索やソート機能が多いECサイトでは、適切なcanonicalタグを設定することで、SEO効果を最大化できます。正確な設定は、検索順位の維持とサイト全体の信頼性向上につながります。
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やってはいけないECサイトのSEO対策とは?

検索結果に上位表示させるためのSEO対策は、さまざまな施策があります。
ただし、なかにはマイナスに働く施策があるのも事実です。場合によってはペナルティを受ける可能性もあるので、サイト全体の評価が落ちる原因になります。
ここでは、避けるべきECサイトのSEO対策をまとめました。それぞれのポイントを確認していきましょう。
参考サイト Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー
被リンクの購入・操作(リンクスパム)
クローラーは記事を評価するにあたって、被リンク数も重要な要素として判断しています。
ただし、被リンクは自社ではコントロールできないため、質の高い記事を作成して発信することしかありません。
そこで、検索順位を上げるために被リンクを購入したり不正に操作したりする運営者もいます。
これらはリンクスパムといわれるもので、Googleガイドラインに違反するものです。
上位表示もできなくなるので、リンクスパムには注意しましょう。
キーワードの濫用
記事内にメインキーワードを使用することで、SEO対策になります。しかし、記事内にキーワードを使いすぎるとGoogleポリシーに抵触するので、検索順位が下がったり表示されなくなったりするので注意が必要です。
クローラーの性能は年々向上しているので、不自然な文字や数字の並びはキーワードの濫用として判断されます。付加価値のない電話番号を羅列したり、同じ単語や語句を不自然に感じられるほどに繰り返したりするのはやめましょう。
隠しテキスト
ユーザーがブラウザ上でサイトを閲覧したときには表示されず、検索エンジン側のみに伝わるように記載した文字が隠しテキストです。
隠しテキストを記載することにより、検索順位を向上できるのです。ただし隠しテキストは検索エンジンスパムの一種なので、Googleポリシーに違反します。
具体的には、白背景で文字の色を白にしたりテキストを画像の背景に置いたり、フォントサイズを0に設定することなどが挙げられます。
意図的におこなっていなくても隠しテキストと判断されると、検索順位に影響を与えてしまいます。このようなミスが起こらないように注意が必要です。
自動ツールによるコンテンツの生成
ECサイトのSEO対策で、自動ツールを使って大量のコンテンツを生成することは避けるべきです。
自動生成されたコンテンツは、品質が低くなりがちで、検索エンジンやユーザーにとって有益な情報を提供できない場合が多いです。その結果、Googleのアルゴリズムによりペナルティを受け、検索順位が大幅に低下するリスクがあります。
また、重複表現や不自然な文章が含まれることが多く、ブランドの信頼性にも悪影響を及ぼします。高品質でオリジナルなコンテンツを手作業で作成することが、SEO成功の近道です。
根拠のない医療記事
ECサイトで医療に関する情報を発信する際、根拠のない記事を掲載することは避けるべきです。
医療や健康分野のコンテンツは、GoogleのYMYL(Your Money Your Life)に該当し、信頼性や正確性が厳しく評価されます。誤った情報や出典のない記事を公開すると、検索順位が大幅に低下するだけでなく、法的リスクやブランドへの信頼損失につながる可能性があります。
医療関連の記事を掲載する際は、専門家の監修や信頼できるデータに基づいて作成することが、SEOとユーザー信頼の両面で重要です。
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知っておきたいSEO単語

効果的なSEOを実践するためには、関連する基本用語を理解しておくことが不可欠です。そこで、初心者から中級者まで知っておくべきSEOの基本単語をわかりやすく解説します。これらの用語を理解することで、SEOの基礎知識を強化し、実践に役立てることができます。
コアウェブバイタル
コアウェブバイタルとは、Googleが定義するウェブページのユーザー体験を測定するための重要な指標群のことです。
具体的には、ページの読み込み速度を示す「Largest Contentful Paint (LCP)」、インタラクティブ性を評価する「First Input Delay (FID)」、そして視覚的安定性を測る「Cumulative Layout Shift (CLS)」の3つの指標から構成されます。
これらの指標は、ユーザーが快適にウェブサイトを利用できるかどうかを直接評価するものであり、SEO対策においても重要な役割を果たします。コアウェブバイタルを最適化することで、検索エンジンのランキング向上だけでなく、ユーザー満足度の向上にもつながります。
モバイルファーストインデックス
モバイルファーストインデックスとは、Googleがウェブサイトのランキングを決定する際に、主にモバイル版のコンテンツを基準として評価する方法のことです。
これまでデスクトップ版のコンテンツが優先されていましたが、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの利用が増加する中で、モバイル版の利便性や最適化が重視されるようになりました。
モバイルファーストインデックスに対応するためには、モバイル版サイトがデスクトップ版と同等のコンテンツと機能を持ち、ユーザーフレンドリーであることが求められます。これにより、検索エンジンのランキングを向上させるだけでなく、モバイルユーザーにとっても快適な閲覧体験を提供できます。
E-E-A-T
「E-E-A-T」とは、Expertise(専門性)、Experience(経験)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったもので、Googleがウェブサイトの品質を評価するための基準です。
E-E-A-Tの高いサイトは、信頼できる情報源として検索エンジンのランキングで優遇されやすくなります。専門的な知識を持つ著者による記事、実際の経験に基づいたコンテンツ、信頼性のある情報源からの引用などが評価されます。
また、サイト全体の信頼性を高めるためには、透明性のある運営や、ユーザーレビューの管理も重要です。E-E-A-Tを意識することで、SEOの効果を最大化し、ユーザーからの信頼を獲得することができます。
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まとめ:ECサイトのSEO対策を解説|方法や注意すべきポイントとは?

多くのユーザーに記事を閲覧してもらうためには、集客力を上げる必要があります。
SEO対策は、取り組んだからといって速攻で効果が出るわけでなありません。自社サイトとの相性が悪ければ、想定した以上の時間がかかることもあります。
ただし長期的な視点で取り組めば、少しずつでも効果が現れて検索順位が上がります。
近年はSEO対策に関してアドバイスを受けられる業者もあるので、効果が出ないのであれば専門家に相談するのもひとつの方法です。
ECサイトで押さえるべきSEO対策を実施して、集客力を高めましょう。
Shopify制作のお見積もり・ご相談
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。




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