2021.7.24

2021.8.28

ECサイト売上につながる?!SNS活用事例についてご紹介

ECサイト売上につながる?!SNS活用事例についてご紹介

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が日常生活と密接に定着しつつある今、Eコマースという自社商品やサービスをネット上の独自運営サイト(ECサイト)で販売する仕組みづくりは必須になりつつあります。

そんなECサイトの集客や販売促進に、SNSを活用することは欠かせません。

今やSNSは若者の利用する場ではなく、ECサイトへの最適な集客手段となってきているからです。

なので、多くの企業がこぞってECサイトを構築し、SNSで集客をし、成功を納めています。

ですが、その一方で、「SNSからECサイトにうまく集客できていない」「集客にSNSをどう運用すれば良いのか模索中」といった悩みを抱える企業も決して少なくはありません。

そこで、ここでは、ECサイトの売り上げにつながるSNS活用事例と、SNSの理想的な運用についてまとめました。

いずれも、これからのECサイト売上げ構築に必須のコトばかりですから、この機会に知っておきましょう。

ECサイト集客・売上アップにSNSが重要な理由

それは、次の3つが顕著となってきているからです。

  1. ECサイト市場の拡大
  2. SNS利用者の増加
  3. SNSの情報を元に商品購入を決める消費者が増えている

ECサイト市場の拡大

ECサイト市場の売り上げは、毎年どんどん拡大し、とどまるところを知らない様相です。

ちなみに、日本のECサイトのB to C市場(企業⇒個人消費者)規模は、2019年の時点で19兆3,609億円。

これは前年比からみると7.65%の伸び率で、物販系分野、サービス系分野、デジタル系分野の3部門とも増加しています。

しかも、この傾向は一時的なものではなく、2010年から9年連続で右肩上がりの増加となっています。

また、B to B(企業⇒企業)ECサイトの市場規模も、352兆9,620億円(前年比2.5%増)で、こちらも毎年右肩上がりの増加です。

さらには、企業のECサイト販売化率も年々増加しています。

ですから、ECサイトで販売するチャネルを構築することが、今後の既存ビジネス展開において最重要になってきているということです。

引用元:令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業電子商取引に関する市場調査報告書(経済産業省)より

SNS利用者の増加

SNS利用者もまた、EC市場の拡大とともに増加の一途です。

日本でのSNS利用率は、2018年から2019年において、すべての年代(10代~80代)で利用者数が増加し、その利用率も拡大しています。

引用元:令和元年通信利用動向調査の結果(総務省)より

このように、SNSを利用するユーザー自体が年代を超えて増加し続けているのですから、ビジネスとしてSNSを活用しながら自社商品やサービスを販売することもまた、不可欠になりつつあります。

SNSの情報を元に商品購入を決める消費者が増えている

SNSの世代を超えた普及とともに、SNSの情報を元に商品購入を決める消費者もまた増加しています。

たとえば、

  • ECサイトで商品を購入するときに口コミを確認してから決める
  • 同じような商品やサービスのレビュー評価を比較して点数の高いものから選ぶ
  • 口コミやレビュー数の多い意見を参考に決める

といった購買動向が当たり前になってきているということです。

また、コロナの影響もあって外出をせずにお買い物をするという生活スタイルも定着し、増加していることから、このような消費者動向は今後ますます増えていくことでしょう。

つまり、今後は、企業ECサイトを構築して商品やサービスを販売することは不可欠であり、その集客や売り上げアップの手段としてSNSを用いるという流れが主流だということです。

ECサイト運営にSNSを活用するメリット

今後、企業でSNS活用をするしないは、ECサイト運営の成功を左右するといっても過言ではありません。

というのも、SNSを有効活用できるようになると、企業は次のようなメリットを得られるからです。

ECサイトへの集客効果

企業が公式のSNSアカウントを持って、SNS上で自社商品やサービスの情報を発信しつづけることは、SNS内で広告宣伝を続けることと一緒です。

つまり、今まで自社顧客でないSNSユーザーにも、自社の商品やサービスを認知してもらうチャンスを常に増やせるということ。

また、SNS内で大きな影響力をもつ「インフルエンサー」などに自社の商品やサービスを紹介・拡散されれば、その効果は絶大。

何をしなくとも、一瞬でSNS内に広まります。

特に若い世代は、SNS検索で食べ物やファッション情報を収集するのが当たり前になっていますから、SNSでの情報発信は企業の集客手段としてかなり有効です。

顧客の囲い込みと新規顧客の開拓

SNSで情報発信をし、キャンペーン企画などでファン化をして、新たなフォロワーとなってくれれば、それはもう立派な顧客です。

そのような顧客限定のお得な情報を発信したりすれば、さらに囲い込みができます。

また、フォロワー数が増えれば増えるほど企業の信頼度がアップし、その数字が新規顧客の獲得に自然とつながるというのもSNSのメリットです。

コアな顧客をつくれる

SNSは顧客とダイレクトにコミュニケーションを取ることもできますから、顧客との接点がとても強くなります。

その結果、強力なファンになってくれるのです。

コアな顧客は、自ら商品を購入するだけでなく、UGC(ユーザー生成コンテンツ)投稿を積極的にし、自らのフォロワーにシェアをして新たな顧客を呼び込んでくれます。

企業ブランディングの構築

企業のSNSの公式アカウントでユーザーに向けた情報発信を定常的につづければ、商品やサービスの広告効果だけでなく良好な企業ブランディングを構築することができます。

今のSNSで多くのファンやフォロワーを獲得することは、それだけSNS内で信用・評価されている証となりますから、そのアカウントを運用する企業自体も信用を勝ち取ることができるのです。

以上のようなことを、すべて無料で行えるのがSNSですから、企業のECサイト運営にSNSを活用することは、今や必須といえるでしょう。

ECサイト売上アップにつながるSNSマーケティングとは

企業アカウントでのSNSマーケティングとは、具体的には次の5つになります。

SNSのアカウントを定常的に運用する

まずはSNSアカウントを作成し、ユーザーに好まれる情報発信を続けるということ。

企業アカウントでは、自社の商品やサービスに関して自由に発信をすることができます。

また、それによりフォロワーを獲得することができれば、より親密な顧客との関係づくりができます。

このように、SNSアカウントを会社のブランドとして利用しつづけることは、長期的な企業ブランディングにおいてとても重要です。

ですから、基本的な企業アカウントの運用方法としては

  1. プロフィールに自社ECサイトへのリンクをおいて誘導する
  2. 新商品、キャンペーン、セール情報などはSNS投稿で周知する
  3. ユーザーやフォロワーと「コメント」や「いいね」でコミュニケーションを図る

となります。

広告を配信する

SNS広告は、有償ではありますが自社の広告を自由に配信できる機能です。

これは、ユーザーのフィード(タイムライン)に違和感なくナチュラルに表示されますから、広告の煩わしさをユーザーに感じさせることなく見てもらいやすいというメリットがあります。

また、各SNSでは今までに蓄積されたデータをベースに、自社広告を配信して見てもらいたい年齢や性別、今までも購買動向、興味・関心の行動からターゲット指定することもできます。

つまり、自社ブランドに興味を持ってもらえそうなユーザーだけに広告配信を効果的に打てるのです。

それでいて、既存の広告とは違って数百円から広告配信をできますから、かなりの低予算でできるのも魅力です。

このような広告配信をすることで

  • 自社商品ページへの誘導
  • キャンペーン情報の告知と集客
  • ECサイトのセールへの集客

といったことが可能で、ひいては新規ユーザーの獲得やマーケット開拓にも有効的に利用できます。

キャンペーンの実施

SNSでのキャンペーンは、ユーザーに行動を促すというマーケティングの一つ。

たとえば、

  • 自社商品を使ったシーンの写真投稿を促すキャンペーンを開催し抽選でプレゼント

といった、SNSキャンペーンで多くの参加者を集め、UGC投稿をしてもらうことで集客効果を高めるといった方法です。

自社商品のユーザー投稿による魅力的な写真がSNS上にアップされ続けることで、商品自体をユーザーに周知できるとともに、興味を持ってくれるユーザーを増やすキッカケとなります。

また、キャンペーンで投稿された写真を自社のアカウントで紹介するといった、ユーザーとの接点をより深められるという方法にも使えます。

ですから、キャンペーンをSNSですることは

  • 写真などの投稿によるUGCの獲得
  • 新規フォロワーやユーザーの獲得
  • 商品の話題性や企業ブランドの獲得

につながるというメリットがあります。

SNSインフルエンサーに協力してもらう

SNSユーザーに多大な影響力をもつ「インフルエンサー(人気者で人々に影響を与える人)」に、自社商品やサービスをPRしてもらう方法です。

インフルエンサーはすでに多くのユーザーから信頼を獲得し、数万人~数百万人のフォロワーを抱えているSNSの実力者ですから、その発信内容はユーザーへの意識や行動に大きな影響を与えます。

そうしたインフルエンサーに自社ECサイトを紹介してもらえれば、数万人~数百万人のフォロワーに対して訴求力の高いPRをすることができます。

ですから、インフルエンサーに協力を得て

  • 広告アンバサダーとして長期のパートナーシップ締結
  • 企業ブランドや自社商品の認知と拡販
  • コラボ企画やイベント企画、キャンペーンの推進

などをすれば、とてつもなく大きいマーケティング効果を得ることができます。

ライブ配信マーケティング

SNSのライブ配信をして、自社商品やサービスを視聴者に紹介し、自社ECサイトへ誘導することで購入につなげる方法です。

ライブ配信を見てくれる人は、自社のファンか商品やサービスに興味ある人だけですから、双方の意思疎通もでき、楽しいコミュニケーションで商品を紹介できます。

また、質問コメントにリアルタイムで回答すると、視聴者の感じた不安や疑問をその場で解消できますから、購買にむけた行動をスグに後押しできるというメリットもあります。

  • ライブ配信で自社商品やサービスを紹介する
  • ライブ配信内だけ限定販売をする
  • ライブ配信でインフルエンサーとのコラボ企画

といった方法でマーケティングをすることが可能です。

ECサイト売上につながるSNS活用事例

それぞれのSNSの特性をうまく見極め、自社ECサイトの売上につなげている活用事例をご紹介します。

ニトリ:@nitori_official

家具やインテリア商品を販売するニトリは、Instagram運用で自社ECサイトの集客を行い、フォロワー数123.8万人(2021年7月現在)と人気のアカウントになっています。

ニトリはInstagramのショッピング機能を有効活用し、自社ECサイトにユーザーを上手に導いています。

イトーヨーカドー:@itoyokado

イトーヨーカドーはFacebookページを活用し、おすすめの新商品情報やキャンペーンを積極的に配信しています。

特に、ネット通販限定の商品を配信することで、ECサイトに誘導している点は参考となります。

ユニクロ:@UNIQLO_JP

ユニクロはTwitterを活用し、季節ごとの最新ファッションやアイテム情報を発信し、自社ECサイトへ上手に誘導しています。

楽天市場:LINE ID: @rakutenichiba

大手ECモール「楽天市場」は、LINEを活用して自社ECサイトに集客をしています。

お買い物パンダを利用した誘導は、多くのLINE利用者に認知され利用されている活用事例です。

WEGO:@wego_official

ティーン向けファッションブランドのWEGOは、TikTokを活用し自社ECサイトへの集客をしています。

TikTokの特性を生かした自社ファッションの投稿で、多くのTikTokユーザーから人気を集めている活用事例です。

バンダイ:バンダイ公式チャンネル

大手玩具メーカーのバンダイはYouTubeを活用し自社ECサイトへ集客しています。

更新頻度が高いのが特徴で、多い時は1日数本の動画投稿でユーザー集客からECサイトへと誘導しています。

ECサイト集客にSNSを活用する際の注意点

SNSを活用して自社ECサイトに集客をするときは、次の点に注意してください。

効果が出るまで時間はかかる

SNSのプラットフォームにもよりますが、一定の集客効果を得るためには、それなりの準備期間が必要です。

最初は自社アカウントの「フォロワー」といったファンを一定数まで地道に増やすことからはじめなければなりませんから、時間はかかるという覚悟は必要です。

定期的な投稿が必要となる

SNSを運用するときは、投稿を常に続けることが最重要です。

自社アカウントでの投稿数は多ければ多いほど、企業認知度の向上につながるからです。

ですから、比較的気軽に更新するコンテンツと、クオリティを追求したコンテンツの2本柱で、つねに投稿を更新し、新しいコンテンツを投入しつづけなければなりません。

炎上には細心の注意を払う

SNSには拡散性があるので、間違った情報や不適切な内容もまたたく間に拡がります。

その結果、批判的なコメントを大量にされる「炎上」には要注意。

企業ブランドを一瞬にして失うことにもなりかねないからです。

なので、投稿前には「炎上」を防ぐための予防対策も必要です。

最適なSNSを見極める

SNSにはそれぞれ特性があり、どれもユーザーのカラーが違います。

自社がターゲットとするユーザー層を絞り込み、そのユーザーが最も利用しているSNSを活用するようにしましょう。

まとめ:ECサイト売上につながる?!SNS活用事例についてご紹介

以上が、ECサイトの売上につながるSNSの活用事例まとめです。

SNSは投稿や広告を有効に行うことで、自社商品やサービスのECサイトを広く知らしめることもでき、ひいては自社ブランドの認知度向上にもつなげられます。

自社のECサイトを多くの人に知ってもらうためにも、SNSを有効利用して売上げアップを目指しましょう。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
佐藤沙知
佐藤沙知

shopi lab SNSコンサルタント

大手SNSマーケティング企業で、インフルエンサーマーケティング、SNSコンサル、SNS運用を手掛け、
現在アパレル、美容系など多くの企業へのコンサルタントとして活動中。

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