2023.2.21

2025.3.13

【Shopify×GA4】 Shopifyピクセルを使用したGA4 eコマース設定方法を解説

【Shopify×GA4】 Shopifyピクセルを使用したGA4 eコマース設定方法を解説

これまでShopifyのストアがトラッキングやマーケティングのピクセルを管理することは常に課題でした。
Shopifyは、2022年10月にShopifyピクセルの機能をリリースしました。
Shopifyピクセルを使うことで、GA4のEコマース設定や外部のアフィリエイトサービスへコンバージョン計測の為の顧客購入データの転送が、Shopifyテーマ内にコードを記述することなく、実現可能になりました。

参考:Shopifyピクセル

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ピクセルとは?

ピクセルとは?

ピクセル」は、基本的に主にJavaScriptからなるコード・スニペットであり、お客様の行動データをストアからマーケティングやレポートのために第三者に転送するものです。
一般的なピクセルの例としては、Facebook Pixel、Google Analytics、Google Ads、TikTokなどが挙げられます。

Shopifyでは、Shopifyでは、下記のように説明されています。

Shopifyピクセルマネージャーを使用して、お客様イベントを追跡するピクセルを管理できます。

引用元: ピクセルの概要

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Shopifyピクセルとは?

Shopifyピクセルとは?

Shopify Pixels(ピクセル)は、Shopifyが提供するトラッキングピクセルの一種で、顧客の行動データを収集し、サードパーティのマーケティングやレポートのために転送するために使用されます。

そして、Shopifyピクセルは、Shopifyストア管理画面の「お客様イベント」 から、ピクセルを追加および管理することができます。
Shopifyの「お客様イベント」 とは、ユーザーがページを閲覧したり、カートに商品を追加したり、リンクをクリックすること等のイベントの事を指します。

つまり、Shopifyピクセルを使用・管理することで、第三者のスクリプトなしでお客様データを共有し、正確なデータとレポートをGA4等と連携させることが可能になります。

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GA4 eコマース設定をShopifyピクセルを使用して設定する方法とは?

GA4 eコマース設定をShopifyピクセルを使用して設定する方法とは?

データレイヤーやGoogle Tag Manager、または他の第三者アプリを使用することなく、Shopifyピクセルにカスタムピクセルを入れることで、GA4(Google アナリティクス 4 プロパティ) eコマース設定を行うことが可能です。

Shopify上でのGA4 eコマースのセットアップには、以下が含まれます。

Event Name トリガー/タイミング指標
Page viewEach page viewページタイトル, ページ言語
Search検索した時検索クエリ
Product view商品閲覧時商品ID, 商品名 ,商品価格
Add to cartカートに商品を追加商品ID, 商品名 ,商品価格
Begin checkoutチェックアウト画面開始時通貨, 値, 品目 (商品)
Add payment info支払い情報 (クレジットカード, etc) 追加時通貨, 値, 品目 (商品)
Purchase購入完了時通貨, 値, 品目 (商品)

このセットアップが完了すると、ShopifyストアからGA4アカウントに流れるすべてのeコマースデータを取得できるようになります。

申し訳ございませんが、具体的なカスタムピクセルの開示はブログでは行っていない為、弊社にご相談ください。

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Shopifyピクセルの注意点とは?

Shopifyピクセルの注意点とは?

Shopifyピクセルを使用する上での注意点を説明します。

プライバシーに関するリスク

ユーザーのプライバシー保護は、特に、ストアがアメリカのいくつかの州や欧州経済地域などのプライバシー規制が厳しい地域では、オンライン上での個人情報の保護について厳密に規制されています。
コード・スニペットは、お客様の同意を得ずにデータを収集するために使用されることがあり、そのような使用は、Shopifyの利用規約に違反しており、法的責任を負う可能性があります。

つまり、ピクセルを使用して顧客データを収集する場合、適用法に準拠するためには、すべての必要な同意を得ることが重要です。この責任はストアオーナーにあります。ストアに適用される要件が不明な場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

サイトスピード速度が遅くなる可能性がある

ピクセル自体は、オンラインストアで実行されるスクリプトで、顧客のイベントを追跡します。しかし、スクリプトが多すぎると、ストアの実行速度が遅くなってしまう可能性があります。
また、スクリプトが壊れていたり、正しくフォーマットされていない場合、アクティビティが無制限に実行されたり、サイトの読み込み速度が低下したり、読み込みに失敗したりすることがあります。

サンドボックス環境について

潜在的なリスクを回避するため、Shopifyはピクセルをサンドボックス環境で動作するようにしています。

これは、例えるならストア内のiframeのようなものと考えることができます。つまり、「カートに追加」や「今すぐ購入」のようにページを素早く変更するイベントについては、一貫性の欠如を引き起こす可能性があります。

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まとめ:【Shopify×GA4】 Shopifyピクセルを使用したGA4 eコマース設定方法を解説

まとめ:【Shopify×GA4】 Shopifyピクセルを使用したGA4 eコマース設定方法を解説

Shopify Experts(エキスパート)であっても、Shopifyピクセルは、まだまだ知られていない機能であり、新しい知識だと思います。そのため、まだ現時点ではこの方法に完全に頼るための十分なデータが少ないのも事実ですが、過去弊社が設定してきたサイトでは問題なくGA4でeコマース計測が出来ております。

マーケティング戦略の上では、正しい分析が必要です。そして、正しい分析の為には、前提として正しいデータが必要です。
Shopifyピクセルを使うことで、お客様の行動データを適切に他媒体に転送し、よりよいマーケティング活動に生かしていきましょう!

ShopifyとGA4 eコマース設定については、弊社にご相談ください。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

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監修者
黒岩俊児
黒岩俊児

shopify 制作チーム責任者・テクニカルディレクター 株式会社セルフプラスCEO

株式会社セルフプラスの代表。前職では上場企業から中小企業まで、数百社のSEOコンサルに携わる。その後、SEOの知識をベースにWEB制作会社株式会社セルフプラスを設立。現在、Shopify本社のあるカナダへ移住して2年目。北米圏・越境のマーケティングやShopify構築のスペシャリスト。
Shopify公認のShopify expertの中でも数社が選ばれる「Shopify Strategic Partner」に認定され、数多くのShopifyサイトやShopify Plus案件も手がける。
株式会社セルフプラスのホームページはこちら

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