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Shopify Liteとは?
Shopifyのプランの中でも最もリーズナブルで機能もシンプルなのが、Shopify Liteです。
Shopifyのシステムを利用したサイト作りではなく、すでに持っているブログやサイト、SNSに販売機能を加えオンラインショップ化するためのプランになります。
月額$9の料金がかかります。
Shopifyでは複数のプランを提供していますが、Liteの特徴は既存の媒体に対して管理機能のみを利用できる点にあります。
Shopify Liteの機能とは
例えばすでにブログやサイトを持っていて、商品を追加しオンライン上で販売したい場合、Shopify Liteの管理画面を使って商品登録をします。
すると専用コードが発行されるので、コードを媒体に埋め込むとページ内にショッピング機能が組み込まれるのです。
Facebookの場合はショッピングページを作成し、管理画面でShopifyと連携させて利用します。
Facebookを使う場合のメリットはMessenger機能をお客様との連絡ツールとして使える点にあり、商品やページに関心を持っているユーザーがショップや商品に対する質問をしたいとき、Messengerを使ってやり取りすれば個別の対応が可能です。
リピーターを作る一番のポイントは、個別の顧客にオリジナル体験をしてもらうことにあるので、Messengerによるコミュニケーションは非常に有効な手段となるでしょう。
もし、実店舗をすでに持っていて、オンラインショップでも同じ商品を同時に販売したい場合は、iOSやAndroidのアプリであるShopify POSを導入し商品管理を行います。
POS上で商品が管理されているので、店頭とオンラインの同時販売でも在庫が自動的に管理されるので非常に便利です。
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Shopify Liteと他プランの比較
Shopifyにはユーザーのニーズに合わせて複数のプランが用意されています。ここでは、それぞれのプランの違いについて説明します。
ライトプラン
すでにブログやサイトなどのウェブ媒体やSNSを使って商品販売を行いたい方に向けて、商品販売機能だけを提供するプランです。
ベーシックプラン
ベーシックプランを含めた上位プランでは、プラン内でオンラインショップの構築ができるようになります。
収支レポートや集客レポート、マーケティングレポートなど各種のデータを管理することができ、戦略を立てて販売活動を進めていくことが可能です。
このためベーシックプランは、これからオンラインショップを運営していこうとする方や、媒体は持っているがマーケティングと販売をより強化したい方にお勧めです
スタンダードプラン
スタンダードプランは複数人で分担してショップを運営することを想定しているので、すでに媒体を持っていてオンライン販売やマーケティングもある程度進めている方におすすめです。
アカウント数が5つあるため、それぞれスタッフに割り当てて注文処理や商品管理、顧客管理など分業することが可能です。
プレミアムプラン
プレミアムプランのアカウントは15個まで増え、レポート類もより高度なものになります。
このため、オンラインショップ運営経験が十分な方やよりマーケティングを強化したい方におすすめです。
Shopify Plus
Shopify Plusプランはプレミアムプランの上位プランになります。
プレミアムプランの内容に加え、専用アプリを使って価格の自動変更を行うことができ、ショップを10件開設することもできます。
さらに多様な機能があるため、すでに取引量が十分ある方やBtoBショップを運営している方などにおすすめです。
| ShopifyLite | ShopifyBasic | ShopifyStandard | ShopifyPremium | ShopifyPlus | |
| 利用料金 | $9/月 | $29/月 | $79/月 | $299/月 | $2,000/月〜 |
| 管理者数 | オーナー+管理権限がある スタッフアカウント数が2名まで | オーナー+管理権限がある スタッフアカウント数が2名まで | オーナー+管理権限がある スタッフアカウント数が5名まで | オーナー+管理権限がある スタッフアカウント数が15名まで | 無制限 |
| Shopifyペイメント利用時の日本のクレジットカード手数料 | 3.4% | 3.4% | 3.3% | 3.25% | 3.4% |
| Shopifyペイメント利用時の海外やAMEXのクレジットカード手数料 | 3.9% | 3.9% | 3.85% | 3.8% | 3.15% |
| Shopifyペイメント利用時のJCBクレジットカード手数料 | - | 4.15% | 4.1% | 4.05% | 3.75% |
| Shopifyペイメントを利用しない場合の取引手数料 | 2.0% | 2.0% | 1.0% | 0.5% | 0.15% |
ライトプランにかかる経費が最も安いため、コストパフォーマンスにも納得して利用できるでしょう。
ただし、ライトプランはすでに媒体を持っている方が商品販売機能を追加するためのカート機能追加プランですので、該当する方にはとてもおすすめできるプランです。
もし、サイトやブログなどの立ち上げがこれからで、そこにカート機能を追加していきたいといったゼロベースのスタートにある方には、ベーシックプランの方がおすすめだといえます。
Shopify Liteのメリット
ライトプランの最大の魅力は月額$9というコストの安さにありますが、加えて、今持っている媒体にショッピングカート機能と管理分析機能を付加できる点は、運営者としては大変大きなメリットになるでしょう。
たとえば自分自身でブログなどを立ち上げ運営していた場合、そこにショッピングカート機能を組み込むことは決して簡単ではありません。
しかしライトプランであれば、足りないものを補うことができるうえ、機能の組み込み方も決して難しくはないので苦労することはないでしょう。
特に、自前の媒体にショッピングカート機能を加えたい、というシチュエーションは個人運営のケースによく見られることから、必要な機能だけを追加するシンプルさや組み込みのわかりやすさは非常に大きなメリットになると考えられます。
この他にも、以下の点において大きなメリットを得ることができます。
越境ECに強い
日本ではこれからプラットフォームとしてのシェアを伸ばしていくことが考えられますが、実はShopifyは世界中で愛用されているグローバルなECプラットフォームなのです。
機能性に優れ柔軟にカスタマイズができ、美しいデザインのサイトを作成できる点が人気の秘密。
多言語対応可能なテンプレートを使用できるので、日本にいながら全世界の顧客を相手にビジネスを行うことができるのです。
多様な通貨や決済方法、配送機能も充実しているので、海外に目を向けている方はぜひ使ってみるべきサービスだといえるでしょう。
アプリ追加で多機能サイトに
Shopifyでは拡張機能として数千種類ものアプリが開発されています。
SEO対策アプリやアフィリエイトアプリなど、マーケティングを行うのにとても役立つもの、配送日時指定対応や送り状発行など配送関係の利便性を高めるもの、ショップからお客様へのメール配信や顧客情報の」インポートといったショップ改善のためのものなどがあります。
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Shopify Liteのデメリット
Shopify Liteを利用するデメリットについて考えてみましょう。
自分で媒体を構築する必要がある
オンラインショップを運営する以上、まずはサイトやブログなどを立ち上げるのが本来の形です。
Shopifyの他のプランは媒体構築も含まれているため非常に便利ですが、Shopify Liteの場合は本来通り自分でまず媒体を立ち上げるところから始まります。
Liteプランの特徴は既存媒体に対してショッピングカートや受注、決済機能を追加できるところにあるのです。
多少の英語力が必要になる
日本にShopifyが参入しローカライズされてからは、メインとなる機能や提供される情報はほぼ日本語で利用できるようになりました。
しかし、Shopifyは海外発祥のサービスですから、日本語に翻訳されず英語のままになっているページも多数見られます。
特にアプリやテンプレートは海外で開発されたものが多くありますので、多少の英語力は必要になってくるでしょう。
以上2点を挙げましたが、これらはデメリットというよりも、ビジネスを行ううえで求められる努力と言い換えた方がいいかもしれません。
媒体運営者は本来なら自分でサイトを作るものですし、サーバー契約やドメイン取得、それにまつわる出費、商品登録、顧客リスト管理、メールマガジン配信、決済機能と配送機能の搭載など、やらなくてはならないことが山ほどあるのが普通の状態なのです。
英語も、まだ日本語にローカライズされていない部分があるのは否めませんが、Google翻訳などを使えば十分読み解いていけるものです。
何事にも果敢に挑戦することが、ビジネスパーソンに求められる資質だと考えるようにするといいでしょう。
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こんな人にはShopify Liteがおすすめ
コストパフォーマンスの面からいえば、自分でやる作業が多いShopify Liteが最もコストパフォーマンスがいいといえます。
経費があまりかからないということは、商品を安く提供できるということでもありますから、他社との競争における強みになる可能性は十分あります。
月額利用料も$9(2021年9月現在で約990円)と格安ですし、自分が持っている媒体にショッピングカートを付けて簡易な販売から始めたい方にはとてもおすすめです。
ショップの立ち上げ作業をスキップしてできるだけすぐに販売を始めたい方や、すでにマーケティングの知識や経験を持っている方などは他のShopifyプランを利用するといいでしょう。
また、オンラインショップを運営したいが運営者が初心者に近い場合も、ベーシックプランなどを利用して媒体構築から任せてしまうのも一案です。
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Shopify Liteの開設手順
Shopify Liteのアカウント開設から利用までの手順を説明していきます。
Shopifyでは無料体験期間が14日間分ありますので、この期間を利用して使い勝手を試していくことをおすすめします。
料金プラン一覧のページから、無料体験を始める、をクリックしてメールアドレスとパスワードの設定を行います。
同じ画面でストア名としてオンラインショップの名称を、ストアURLとして希望する文字列を入力して次に進みます。

次のページでは名前とパスワードを入力し、アカウントを作成する、をクリックします。

するとアンケート画面に遷移しますので、回答するかスキップするか選んで次に進みましょう。

次の画面では住所などの個人情報を入力します。
さらにページを進めると管理画面に移ります。以上でアカウント開設の基本的な流れは完了です。
Shopify Liteの設定
管理画面を下にスクロールすると、商品の追加や配送設定などの項目が現われますので、順に入力していきましょう。
まずは、商品を追加する、を選び商品名や説明文、画像や価格などを設定していきます。商品はもちろんサービスも追加できますし、デジタル商品のダウンロードやギフトカードも登録することができます。
次に、配送設定を行う、を選び送料などの設定を行います。配送方法も設定できるので、店舗受け取りやお客様の自宅への配送などの選択肢があります。
すでに実店舗をお持ちの方はお客様の自宅への配送を選択すると便利です。
税金に関しての設定です。地域別に税金の設定を見直し、税務報告書の内容を確認しましょう。
消費税を込みの商品金額にするか、それとも消費税別にするか、選択してください。
次は決済方法を選びます。オンラインで決済するか実店舗で対面決済するかによって、設定の必要な方法は変わってきます。
決済方法の代表的なものを挙げると、Shopify Paymentsがあります。
これはShopifyによる決済サービスでクレジットカードが使え、決済手数料も3.25%と最もリーズナブルな方法になります。
この他、Paypalや代替決済を選ぶこともできます。
代替決済にはコンビニ払いも含まれますので、ここまで挙げた決済方法を含めお客様にとって利便性の高いものを設定するといいでしょう。
LiteプランではPOSは使用しないためスキップし、画面左下の設定メニューから販売チャネルを開きます。
そこで、購入ボタンあるいはBuy Buttonという選択肢が表示されているか確認しておきましょう。
Shopify Liteの媒体への設定方法
左側メニューからBuy Button、次に購入ボタンを作成するをクリックします。
すでに登録してあった商品を選択すると、カスタマイズが可能になります。
商品バリエーションの項目は、すべてのバリエーションを選択します。
レイアウトスタイルは、画像を表示するかどうかや画像サイズを切り替えることができます。
クリック時のアクションは、カートに商品を追加するを選べばOKです。
ボタンのスタイルは、Shopify Liteを組み込むブログやサイトなどのメインカラーに合わせた色を指定しましょう。
馴染みが良くなりお客様にとっても違和感を覚えづらくなります。次に、レイアウトの部分は日本語に変えます。
カートに入れる、などとするといいでしょう。ショッピングカートの設定では、英語表記になっている部分を日本語に変えます。
見出し部分はカートと書き換え、ボタンは決済する、に書き換えます。
カートの部分は、カートが空です、に変えます。メモフィールドにもチェックを入れて直しておきましょう。
ご要望はこちらに入力してください、などと記入しておくと、領収証などお客様からの希望を受け付けることができます。
ここまで済んだら次の画面に進みます。
すると媒体設置用のコードが表示されているので、これをコピーし自分の媒体の適切な個所に貼り付けます。
以上の作業により、自分の媒体にショッピング機能を搭載することが可能になります。
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まとめ
Shopify Liteとはどのような機能を持ち、その特徴はどのようなところにあるのか、メリットやデメリット、設定方法などについて説明してきました。
Liteプランはすでに媒体を持っている人がShopifyのショッピング機能だけを利用するものですから、設定もあまり難しくありませんし比較的スムーズに進められると思われます。
ブログやサイトなどに設置する際、コードの貼り付け場所は慎重に行わなければなりませんが、Shopify Liteの利用に関していえば非常にシンプルかつ多機能で使いやすいといえます。
すでに販売する商品とブログなどの媒体を持っているのであれば、ぜひShopify Liteを利用して販売に対応してみましょう。
お客様にとっては商品を手に入れる機会に繋がりますし、お互いにメリットを享受できることになるのでおすすめします。
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