2021.3.6

Tik TokとShopifyが連携!広告の制作方法を解説!

Shopify Inc.は、175ヵ国において170万を超えるネットショップを有する、マルチチャネルコマースプラットフォームShopifyを運営しています。

Shopifyは、中国のByteDance株式会社が運営するショートムービーSNSであるTikTokと2020年にグローバルパートナーシップを組み、一般ユーザーの世界を一気に広げただけではなく、企業の広告活動のポテンシャルを拡大にも大きな貢献を果たしました。

ShopifyとTikTokの連携によって、日本でShopifyのネットショップを利用している事業者は、手間と労力を最大限に省きながらターゲティングと購入への誘導という重要業務に集中することが可能になったのです。10代から20代という若者世代に絶大な人気を誇るTikTokというプラットフォームを活用した、動画広告によるマーケティングは今後ますます発展していくことでしょう。

ここでは、TikTokとはどのようなアプリでどのような機能を持っているのか、Shopifyと連携することによりどのような効果が見込めるのか、具体的な導入手順も含めて説明していきます。

twitterやfacebookと一線を画すTikTokとは?

2016年に動画特化型として登場したTikTokというアプリは、10代から20代の若者層に絶大な人気を誇るSNSサービスです。中国のByteDance株式会社が運営元となります。長くても1分程度の動画を撮影すれば良く、編集も簡単なため、瞬く間に全世界的に流行しました。

同じSNSでもtwitterは文字がメインでInstagramは画像メイン、facebookは記事やページ単位での発信がメインとなりますが、残る動画の領域でTikTokが一気にシェアを伸ばしていったのです。

それまで動画と言えばYouTubeがプラットフォームになっていましたが、作成した動画を編集しアップロードするという手順が必要であることや、ユーザーのニーズをダイレクトに掴みにくい点があったのも事実です。しかしTikTokは、短時間・編集が簡単・作成してすぐ公開可能という簡単機能を装備したことで、爆発的にユーザー数を伸ばしていきました。

動画のジャンルはとても幅広く、料理系やメイク系、ゲーム実況系に日常ネタ系、他にも動物や自作イラスト等をテーマにしたもの等、多種多様な趣味嗜好に溢れていると言っても良いほどです。動画公開までの手順が非常に手軽な点も、人気に火がついた理由の1つでしょう。

動画を撮影する時はボタン1つでスタートし、撮り終わったらもう1度ボタンを押せばよいのです。撮った動画を編集する時も、標準装備されたエフェクトから選ぶだけですから、クォリティの高いショートムービーを短時間で作成することができます。

ユーザー層はネットに慣れた若い世代のため、動画を観て反応することにあまり抵抗がない傾向があります。このため、いいねやコメントもつきやすいという特徴も魅力的です。

ただし、手軽なあまり、自宅内や近所で撮影してしまうことも多く、個人情報の特定に繋がる材料が映りこんでしまうケースも見られます。プライバシーをしっかりと守りながら、手軽さやユーザーへのアプローチを上手に活用していくことで、TikTokの良さを存分に楽しむことができるでしょう。

2021年はTikTok for Businessがアツい

従来はエンターテインメントツールとして人気を博したTikTokですが、動画配信者とユーザーとの距離が近く反応を得られやすいことから、2020年6月にはTikTok for Businessの運用が開始されました。

これまで、表示されるだけ・ユーザーの行動を待っているだけ、という受け身の状態だった企業広告が、TikTok for Businessの立ち上げによって、コミュニケーションに基づく見込み客を開拓していけるようになったのです。

従来のTikTok広告は、出向するために広告代理店か運営会社を介する必要があり、相応の予算を確保していない限り決して簡単なことではありませんでした。しかし、TikTok for Businessであれば、企業か個人かを問わず、また費用も少額から広告配信することが可能になり、まさに誰でも気軽に広告を出せるようになりました。

ただし、広告配信の原則はターゲティングにありますから、まずは自社商品とTikTokユーザー層が一致しているかどうかを確認しましょう。自社商品のターゲットとなるユーザー層について、TikTok for Businessでカテゴリをしっかりと設定することが大切です。

ユーザーの性別や年齢、住んでいる地域といった基本情報の他にも、普段最も使っているだろうデバイスは何か、ターゲットの興味や関心はどこにあるのか、ネットとリアルではどのような行動傾向があるのか、といった要素が必要になってきます。

広告の制作方法

shopify app TikTok App

Shopifyで立ち上げたネットショップにはアプリストアがあるので、TikTokチャンネルアプリをインストールします。すると、以降はShopifyのダッシュボードからTikTok For Businessを利用できるようになるのです。

具体的な手順としては、Shopify管理画面から販売チャネル(Sales channels)を選択し、次にTikTokを選んだら、指示に従いビジネス用アカウントを開設します。晴れてShopifyのネットショップからTikTok for Businessを利用できるようになったら、次のような各種機能を積極的に活用していきましょう。

例えば、広告を見たユーザーがその後どのような行動を取ったかを知りたいなら、コンバージョントラッキング情報を得る必要があります。ボタンクリックでTikTokピクセルをインストールして手軽にコンバージョントラッキングデータの把握と分析を行いましょう。ピクセル機能があることで、ターゲットの動きが見えてきたら、リターゲティングも検討して精度を上げていくことが大切です。

広告作成やターゲット(オーディエンス)設定を行う際も、Shopify画面内のTikTokチャンネルアプリを使えばその場で実行できますから大変便利です。アプリ機能はとても充実しているので、Shopify利用者は販売商品の画像や動画をTikTokにアップロードするだけで良いのです。

アップロードされた動画は自動カスタマイズされ、使いたいサンプルを選ぶだけでユーザー層に合わせた広告を制作することができます。

実際にShopifyでTikTok Businessを活用している企業の例として、日本ロレアルを挙げてみましょう。日本ロレアルはメイクアップ用品ジャンルでメイベリンというブランドを持っていますが、TikTok Businessを活用してメイベリンの新リップをプロモーションしています。

プロモーションの着地点は若い世代への新リップの周知であり、落ちないリップチャレンジというハッシュタグを付けて動画を拡散しました。動画には可愛く映るようエフェクトが設けられており、ユーザーはオリジナリティある自分だけの動画を撮ることができますし、可愛く映る中で新リップの色味や感触をも伝えることに成功しています。

まとめ

2020年のアメリカにおけるShopifyとTikTok for Business連携を皮切りに、2021年からは日本でも両者の連携がより強化されていくということです。TikTokでは2020年に自社サービスにおけるユーザー行動について独自の調査を行っていますが、ユーザーの購買行動は以前と比べるとずいぶん変化しているようです。

これまでであれば、ユーザーはまず商品を認知し、興味を持ってから他の製品やサービス等と比較検討を行い、最終的にようやく購入へとステップを進んで行くものでした。しかし、昨今の特徴として、ユーザーは商品に興味を抱いたらすぐに購入へと行動を移していることがわかったのです。

つまり、ユーザーの心を掴める動画を拡散できれば、その分、商品購入の確率が一気に高まることを意味しています。他のSNSやブログ、サイト等とは異なる魅せ方ができるTikTokだからこそ、広告利用のポテンシャルは非常に高いと判断することができますし、有名人やインフルエンサーを起用することで、影響に拍車をかけることも可能です。

どのようにすれば自社商品をより魅力的に伝えることができるのか、どのような動画であれば心を掴めるのか、今後のテーマは2点に絞られていきそうです。


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