Shopifyで作成したECサイトから世界中のユーザーにむけて商品を販売したいとき、ECサイトを多言語化しておきたいところです。Shopifyの多言語化や翻訳はアプリを使えば簡単にできるものの、テーマやアプリの機能に依存することから「どれを選べばいいのか?」、迷う方は多いのではないでしょうか?
これから多言語化や翻訳を検討している方のために、Shopifyと互換性のあるアプリからおすすめのアプリまでをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
また、公式ヘルプページも併せてご参照ください。
参考 公式ヘルプ
Contents
無料Shopify相談
ご希望の方はこちら
【Shopify】多言語化するメリット
必ずしもECサイトは、多言語化にする必要はありません。ただ、多言語化することでさまざまなメリットがあることも事実です。多言語化するメリットには、次のようなメリットがあります。
- 海外ユーザーに対応できる
- 売上げの増加が期待できる
- 信頼性を向上できる
それぞれの特徴を確認しましょう。
メリット①海外ユーザーに対応できる
多言語化することで、海外ユーザーに対応できるメリットがあります。特に海外に販売経路を広げたい場合、その国の言語に変換することが必要です。
また、英語以外で話す国もあるので、対応する言語を選定する必要があります。
メリット②売上げの増加が期待できる
インターネット上で自社ブランドや商品を販売できるので、世界中のユーザーが閲覧できます。日本国内だけで販売するよりも、売上げの増加が期待できるのです。
また、競合他社が多言語に対応していない場合は海外での競争においてリードできます。
メリット③信頼性を向上できる
ECサイトに初めて訪れたとき、どのようなサイトであるのかというポイントはとても重要です。海外では日本ブランドの信頼性は高いですが、それでも初めて訪れるサイトは疑いの目で閲覧するユーザーも少なくありません。
多言語化することで信頼を持たれ、購入に繋がる機会を得られます。
Shopifyが多言語化に適している理由
ECサイトを構築できるプラットフォームはさまざまあるので、Shopifyを選べばいいか悩む方もいるかもしれませんね。Shopifyが多言語化に適している理由には、次のようなものがあります。
- 海外発送に対応できる
- スピード閲覧ができる
- SNSと連携できる
それぞれの特徴を確認しましょう。
理由①海外発送に対応できる
海外に販売経路を広げるには、決済や通貨、配送など海外発送に対応しなければいけません。Shopifyには、海外発送に適したアプリが豊富に揃っているので、簡単に海外への販売に対応できるのです。
また、初めてでも海外発送ができるようになるので、準備するまでに多くの時間を割く必要はありません。Shopifyが選ばれる理由は、スピーディーな海外発送に対応できるからです。
理由②スピード閲覧できる
Shopifyでは、Content Delivery Network(CDN)のシステムを採用しています。Content Delivery Network とは、ウェブコンテンツを効率的かつスピーディに配信できるようにシステム化されたネットワークのことです。
近年はネットを利用するユーザーが急激に増えているため、ネットワークの負荷がかかり続けています。人気のサイトはアクセスの集中により読み込みに時間がかかるため、ユーザーが不快になる問題が起こることも多くなりました。
このような問題を解決するために登場したのが、Content Delivery Networkと呼ばれるシステムです。ShopifyではContent Delivery Networkが導入しているため、場所を問わずスムーズにアクセスできます。
理由③SNSと連携できる
Shopifyは、InstagramやTwitterなどのSNSと連携することができます。そのため、SNS連携により更なる販売拡大できるのもShopifyが選ばれる理由です。また、SNS連携だけでなく、Amazonや楽天といった大型ショッピングモールと連携できるのも大きなメリットでしょう。
特にECサイトを構築したばかりの頃は、すぐにユーザーが集まらないことが多いです。このような場合は、SNSや大型ショッピングモールと連携して集客対策できる点においても選ばれています。
【Shopify】多言語化のための準備
Shopifyを多言語化・翻訳させるために、まず以下の3つを用意します。
- ストアにインストール済みのサポートされている翻訳アプリ
- 多言語に対応したテーマ
- 言語セレクターがあるテーマ(DebutとBrooklynの最新バージョンのみ)
それぞれ、見ていきましょう。
Shopifyと互換性のある翻訳アプリ
Shopifyのヘルプセンターでは「ストアにインストール済みのサポートされている翻訳アプリが必要」となっており、これは互換性が認められているアプリが必要ということです。
langify | 17.50ドル/月(7日間無料) |
Translation Lab-AI Translate | 無料(一部有料) |
ETranslate‑Language Translate | 無料 |
LangShop‑Language&Currency | 34ドル/月(14日間無料) |
Translate My Store | 無料 |
Polyglot Translate | 17.50ドル/月(7日間無料) |
Translate Your Store‑Helium | 無料 |
有料から無料までさまざまな翻訳アプリがありますが、どれも問題なく動作するのでお好みで選んでOKです。
多言語に対応したテーマ
多言語化するためには、それに対応したテーマも必要です。
Shopifyの無料テーマはすべて多言語化・翻訳に対応しているため、とくに気にする必要はないと思います。もし、うまくいかない場合はテーマを最新版に更新してみてください。
アプリに関しても同様ですが、外部テーマは互換性が不明なので、開発者に互換性を確認する必要があります。
言語セレクターがあるテーマ
多言語化するためには、言語セレクターのあるテーマも必要です。
- Debut
- Brooklyn
今のところ、言語セレクターのあるテーマは上記2つの最新バージョンのみとなっています。
それ以外のテーマを使う場合、「Geolocation」というアプリから言語セレクターを追加するのがスタンダードな方法です。
【Shopify】多言語化は翻訳アプリで設定する
Shopifyの多言語化・翻訳は、以下の手順から翻訳アプリで設定します。
ステップ1 Shopifyの管理画面→設定にアクセスし、ストアの言語をクリック
ステップ2 「Shopify アプリストアを見てみる」 からストアにアクセス
ステップ3 翻訳アプリをインストール
ステップ4 アプリ内で多言語化の設定をして完了
多言語に対応させること自体はとても簡単です。
しかし、アプリによって「言語の種類」や「使いやすさ」など、さまざまな違いがあるため、目的にマッチしたアプリにたどり着くのは、時間がかかるかもしれません。
【Shopifyアプリ】簡単に多言語化・翻訳させるならWOVN.ioがおすすめ!
おすすめアプリ WOVN.io
なかなか翻訳アプリがきまらないというかたは、WOVN.ioがおすすめです。
- Shopifyと互換性あり
- 74言語に対応
- 翻訳運用を自動化できる
- 専門知識が不要で簡単につかえる
- 海外SEOの対策もバッチリ
OVN.ioはShopifyやWordpressなど、さまざまなCMSに対応している翻訳プラグイン(アプリ)です。対応しているすべての言語でSEO対策を講じることができ、metaタグやaltタグも多言語化できます。
だれでも簡単に操作できるように作られており、OVN.ioの導入は時間にしてたったの5分程度で、Shopifyを多言語化することができる優れものです。
WOVN.ioとShopifyを連携する方法
まず、WOVN.ioのサイトにアクセスしてプロジェクトを作成します。
ステップ1 WOVN.ioのプロジェクト(ダッシュボード)にアクセス
ステップ2
「 導入方法」をクリックして「Shopify(CMS)」を選択
ステップ3 Shopifyのショップ名を入力
ステップ4 ShopifyでWOVN.ioをインストール
ステップ5 WOVN.ioのプロジェクトに再度アクセス
ステップ6 「 導入方法」→Shopify(CMS)に進む
ステップ7 接続できていれば完了
指示に従って操作するだけなので簡単です。
WOVN.ioの料金
WOVN.ioの料金は、お問い合わせからプランの商談を経て決まります。
導入費用 | 無料 |
料金 | お問い合わせでのみ公開 |
契約期間 | 1年単位 |
国内の「H.I.S」や「SBI Business Solutions」など大手企業でも使われており、本格的なプロ仕様の翻訳アプリを求めているなら最適だと思います。
導入後は専任のサポートチームが運用を支援してくれるので、困ったときにすぐ対応してもらえるのもうれしいポイントです。
料金に関して詳しくは、以下のページをご覧ください。
ウェブサイトやアプリを多言語化 WOVN.io
【Shopify】決算手段の多様化
Shopifyを多言語化・翻訳に対応させておくと、ワールドワイドで商品を販売しやすくなります。
また、今回ご紹介したWOVN.ioのようにハイスペックな翻訳アプリなら、海外SEOの効果を高めることができるので売上増にも大きな期待を持てますよ。
Shopifyで多言語にする時のその他の設定
コンテンツを多言語化するだけでは、越境ECを成功させることは難しいです。Shopifyで多言語化を実現する際に追加で必要になる対応には、以下のようなものがあります。
- 決済手段
- 海外への発送
- 通貨の多言語化
それぞれの対応について確認しましょう。
決済手段
販売国が変わると、主要な決済手段が変わることも多いです。日本に合わせた決済手段のままだと、購入まで至らない可能性があります。しかし、Shopifyの場合、PayPal Express Checkoutが標準で利用可能です。また、Apple PayやGoogle Payなども無料で導入できます。
海外への発送
海外に向けて販売するときは、当然のことながら商品を発送しなければいけません。送料の計算や通関に向けたインボイス作成など、国内配送とは異なる決まりがあるためです。このような悩みを解決してくれるアプリもあるため、海外配送料金の最適化も実現できます。
通貨の多言語化
Shopifyストアは、通貨の変換には対応されていません。自国通貨でECサイトに記載された料金で閲覧できないと、カゴ落ちや離脱などの問題が起こる場合もあります。通貨の多言語化に対応するアプリもあるため、これらを導入するのもおすすめです。
まとめ:Shopifyで作ったECサイト多言語化・翻訳させる方法とメリットを解説!
これらの対応をきちんと行うことで、Shopifyの多言語化が本格的に実現し、海外市場での成功につながるでしょう。Shopifyの多言語化・翻訳のメリットを活かし、世界中のユーザーに魅力的なECサイトを提供しましょう。
無料Shopify相談
ご希望の方はこちら
Shopify制作のお見積もり・ご相談
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。