2021.5.26

2025.3.25

【Shopify vs EC-CUBE】自社に合うECはどっち?費用や機能、サポート面で、制作事例を解説

【Shopify vs EC-CUBE】自社に合うECはどっち?費用や機能、サポート面で、制作事例を解説

EC(イーコマース)のプラットフォームは今ではたくさんの種類があります。

プラットフォームが多すぎて分からない…どこに出店しよう…?

という疑問はありませんか?

今回はその中でも一度は皆さんが聞いたことのある”EC-CUBE”と”Shopify(ショピファイ)”について徹底比較していきたいと思います。 

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
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Shopifyとは?

Shopify(ショピファイ)は、世界で170万以上のストアが開設されているカナダ発のECサイトです。
近年では日本法人ができ、日本のビジネスオーナーもたくさんいらっしゃいます。

特徴としては、月額利用料を支払うことでサービスが利用できるサービス提供型で、コストを抑えてストア運営を始めることができる点です。

また、デザインも様々なテーマから選ぶことができ、管理しやすいことが好評です。

アプリを使用すれば、独自の機能(サブスクリプション・多言語・多通貨等)を追加することもできます。
アプリストアには多種多様の機能アプリが4,000以上もあり、インストールすることで機能を拡張していくことが可能です。

標準のものでも充分な機能がありますが、SNS連携やプラグインなど、欲しい機能だけを選んで独自性を打ち出した充実したストアを構築することが可能なプラットフォームです。

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EC-CUBEとは?

EC-CUBEは、国内シェアNo.1のプラットフォームです。

こちらは無料でインストールすることができるシステム提供型のECシステムです。

利用には自社のサーバーが必要となりますが、最低限の機能は標準で備わっている為、操作も他のものより簡単となっており、導入しやすい特徴があります。

そして、EC-CUBEは自社のサイトと構築できるECパッケージですので、カスタマイズがしやすく、機能もプラグインを利用して追加することが可能です。

国内企業も多く利用しており、国内発ならではの安心もあります。

また、会員向けのコミュニティがあり、会員同士でのやりとりによって初心者でもストア運営に必要なヒントを得ることが可能です。

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【Shopify vs EC-CUBE】プランごとに料金を比較

どちらを選ぶべきかは、販売規模、必要な機能、予算などを考慮する必要があります。

Shopify

プラン月額料金
ベーシック25ドル
スタンダード69ドル
プレミアム299ドル

EC-CUBE

プラン月額料金
ベーシック25ドル
Standardプラン 69ドル

選択のポイント

  • Shopifyは月額費用のみで利用可能だが、販売手数料がかかる
  • EC-CUBEは初期費用と月額費用がかかるが、販売手数料は別途必要
  • EC-CUBEはダウンロード版で無料で利用可能だが、機能は限定される
  • クラウド版は初期費用が不要で、月額費用のみで利用可能
  • Shopifyは海外市場向け、EC-CUBEは国内市場向け
  • Shopifyは使いやすさに優れているが、自由度はEC-CUBEの方が高い
  • それぞれのプランで利用可能な機能が異なる

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【Shopify vs EC-CUBE】機能を比較

ShopifyとEC-CUBEは、いずれも人気のECサイト構築プラットフォームですが、その特徴と機能は異なります。

Shopify

Shopifyは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと豊富なテンプレートを提供しており、初心者でも簡単に美しいECサイトを構築できるのが魅力です。また、Shopifyは多言語対応多様な決済方法にも対応しており、海外展開を考えている事業者にとっても適したプラットフォームです。

さらに、Shopifyはクラウドベースのサービスであるため、サーバーの管理やメンテナンスの心配が少なく、スムーズな運営が可能です。

EC-CUBE

EC-CUBEは、オープンソースのカートシステムであり、自由度の高いカスタマイズが可能な点が大きな特徴です。高度な機能や独自のデザインを実現したい事業者にとっては、EC-CUBEが適していると言えるでしょう。また、EC-CUBEは拡張機能も豊富に用意されており、様々な機能を追加することができます。

ただし、その自由度の高さゆえに、専門知識が必要となる場合があり、初心者には難易度が高いと感じるかもしれません。さらに、オープンソースであるため、サーバーの設定やセキュリティ対策なども自身で行う必要があります。

選択のポイント

以上のことから、Shopifyは初心者や海外展開を考えている事業者に、EC-CUBEは高度なカスタマイズを求める事業者に適していると言えます。それぞれのニーズに合わせて選択することが重要です。

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【Shopify vs EC-CUBE】サポート内容を比較

Shopify

Shopifyは、国際的なプラットフォームとして、多言語に対応した24時間365日のサポート体制を整えています。ユーザーはいつでも専門家のサポートを受けることができ、問題が発生した場合でも安心して対応することが可能です。

さらに、Shopifyではチャットやメール、電話によるサポートも提供されており、利用者のニーズに応じた柔軟なサポートを受けることができます。また、Shopifyの公式ウェブサイトには豊富なガイドやチュートリアルがあり、初心者でも簡単に操作方法を学ぶことができます。

EC-CUBE

一方、EC-CUBEは日本国内で広く利用されているカートシステムで、日本語でのサポートが充実しています。EC-CUBEのコミュニティは活発で、フォーラムを通じてユーザー同士が情報交換を行ったり、サポートを受けたりすることができます。

また、チケット制度によるサポートも無料で提供されており、専門的な技術サポートが必要な場合でも対応してもらえます。さらに、EC-CUBEには多くの開発者や専門家が関わっており、有料のプロフェッショナルサポートを受けることも可能です。

選択のポイント

ShopifyとEC-CUBEのどちらを選ぶかは、必要なサポート内容や予算、言語の対応範囲などを考慮する必要があります。

Shopifyは国際的なサポートが必要な場合や24時間体制のサポートを求める場合に適しています。一方、EC-CUBEは日本語でのサポートが充実しており、コストを抑えて国内での運用を考えている場合に適しています。

それぞれのニーズに合わせた選択が重要です。

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【Shopify vs EC-CUBE】事例を比較

Shopify導入企業例【どんなサイトに最適?】

Shopifyの特性として海外へのアピールがしやすいという面があります。

個性ある作品や商品をShopifyで構築し、世界へ発信している方もたくさんいらっしゃいます。SNSとの連携も強いため、その後の広告活動もSNSを通し国内外へ販売促進が可能となります。

導入企業事例 : Fake Food Japan

こちらは日本の食品サンプルの技術を世界に発信しているサイトです。

寿司や天ぷら、その他の食品サンプルをスマートフォンケースやキーホルダーにして販売しています。多言語表記・動画もサイトに載っており、海外の購入者からのコメントも見られるようになっています。

こういった日本の文化を海外へ発信するサイトは、Shopifyの得意とする分野であり、ECサイトとして成功例といえるでしょう。

導入企業事例 : オリオンビール

沖縄のビールメーカーのオリオンビールもShopifyでサイトを作成しています。
コロナ禍において売上の減少が見込まれても、オンラインショップやSNSでの発信で、自宅でも沖縄の商品や空気を感じることができるきっかけを作り、ECでの売上を年々伸ばしています。

Shopifyはカナダの企業の為、越境ECサイトが容易に作成できるので、日本から海外への発信に有利であるといえます。

また、多くのものをというよりは何かを推して販売していきたいときに合っているのではないでしょうか。

逆に、物販ではなくサービスの提供は不向きといえるかもしれません。

EC-CUBE導入企業例【どんなサイトに最適?】

国内を中心に多くの店舗が運営しており、EC-CUBEサイト内に3,400店舗以上の導入事例が紹介されています。

物販、サービスなど多岐にわたる業種でオリジナリティを前面に出したサイトの構築が可能です。

物販のサイト構築では、商品説明やマイページ、カートの管理、サイトの説明など日本国内向けのECサイトとしては申し分ありません。

具体的な事例としては下記のサイトがあります。

  • 人形町今半おもてなしお弁当サイト
    プラグイン機能で、最低購入金額を設定
    法人と個人とで決済手段を分かれるように機能追加
    APIにより基幹システムを連携する機能を追加
  • 発酵のある暮らし キッコーマンこころダイニング オンラインショップ
    APIにより基幹システムを連携する機能を追加
    商品情報の項目を追加
    クーポン機能の追加
    お試し商品の購入を制限する機能を追加
    お問い合わせフォーム機能の追加

いずれもEC-CUBEでのパッケージを利用し、それぞれのサイトに合った機能を追加してサイトを構築しています。

国内向けに、一般的と言える機能はEC-CUBEの方が得意としているでしょう。
会社説明や商品説明、その他の細かな説明など、気配りを形にしやすい印象です。

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自社にベストマッチなECカートとは?

どのようなECサイトを作りたいのかがまとまっていましたら、

  • 発信していきたい顧客層がどこなのか
  • 発信したいものの規模はどのくらいなのか

を確認してみてください。発信したい顧客が海外まで及ぶのであればShopifyの方が有利となるでしょう。また、発信したいものが複数のものであればEC-CUBEの方が有利となるかもしれません。

それから、どのようなECサイトを構築したいかというのも、それぞれの特徴を確認していただき、合うものがどちらなのか検討してみるのも良いでしょう。

ShopifyもEC-CUBEも企業の導入事例がサイトに公表されています。
それぞれの事例に、運営側の希望もコメントが載っていたりしますので、同意できるコメントがあればどちらのプラットフォームで実現可能かどうかも見えてくるでしょう

また、Shopifyでは無料体験をしてみることが可能となっており、EC-CUBEについては無料でインストールができますので、実際に無料の域で作成してみることも可能です。

ECサイトを構築するのは一般的に有料となっており、膨大な構築をするにはたくさんの費用がかかります。

今回ご紹介したShopifyとEC-CUBEについては、比較的に安価でECサイトを構築することが可能となっていますので、どういったECサイトを構築したいのか、それを叶えることができるのはどのプラットフォームなのか検討してみてください。

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まとめ:【Shopify vs EC-CUBE】自社に合うECはどっち?費用や機能、サポート面で、制作事例を解説

✔Shopifyが向いている方

  • 自社製品を海外に向けて販売したい
  • 様々な機能をサイトに搭載したい
  • SNSと連携させてお洒落なサイトを作りたい
  • SEO対策を強化したい

✔EC CUBEが向いている方

  • 国内の消費者に向けて販売したい
  • 極力費用を掛けずにはじめたい
  • とりあえずスモールスタートでECをはじめたい
掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

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よくある質問
Q.

EC-CUBEとは何ですか?

A.

EC-CUBEは、国内シェアNo.1のプラットフォームです。こちらは無料でインストールすることができるシステム提供型のECシステムです。

Q.

Shopifyはどんな導入事例がありますか?

A.

Fake Food Japanやオリオンビールなどが導入事例として挙げられます。

Q.

Shopifyはどんな企業に向いていますか?

A.

自社製品を海外に向けて販売したい、様々な機能をサイトに搭載したい、SNSと連携させてお洒落なサイトを作りたい、SEO対策を強化したいなどの企業はShopifyが向いているといえます。



監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。
「ECから未来市場を共創する」をスローガンに、年間600件以上の相談実績のあるEC構築サービス「Shopi Lab」の共同事業責任者。
前職では某Web制作ベンチャー企業に就職し、Webマーケティング部門を立ち上げ事業部長として就任。
その後、独立し当時はWeb制作、Webマーケティングをメイン事業としていたが、コロナの時期より広告関連の売上が下がり、Shopify含むEC事業に事業転換。
顧客の成功を共に考えるEC事業のスペシャリストとして、EC制作だけでなく、伴走支援サービスとしてECコンサルティング、PR、広告、CRM、MAなどEC集客を網羅できる知見をもつ。
Shopify/D2C/EC専門メディアの運営から得た知見を活かし、最新情報を含む多くのEC運営ノウハウを提供することが可能。

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