2021.9.26

Shopifyでの代引きの設定方法やメリット、注意点などをご紹介!

Shopifyでの代引きの設定方法やメリット、注意点などをご紹介!

Shopifyでの代引き設定方法 

世界を基準にして考えると主な決済方法はクレジットカードになりますが、日本ではまだ現金の文化が根付いているため、代金引換による決済ニーズが十分にあります。しかし、Shopifyは代引きの自動化に対応していないことから、アプリを入れて効率的でニーズに沿った取引ができるようにしておく必要が出てきます。そこで選択肢となるのが、ECにおける日本初のクラウド型取引管理アプリであるShip&coです。まずはShip&coの代引き設定からみていきましょう。

Ship&coの代金引換機能

Ship&coは、Shopifyでオンラインショップを営むオーナーに向けて開発された管理システムアプリです。国内に向けた納品書や海外に向けたインボイスなど、簡単に発行し管理することができます。越境ECにも柔軟な対応ができる点は大きなメリットだといえるでしょう。Shopifyでは代金引換の選択肢がありませんので、ショップから同期されるデータには代引き手数料は含まれません。したがって、代金に対し自動的に代引き手数料を加算してお客様に請求することはできないのです。このため、手作業にはなりますが、Ship&coの画面で代引き手数料を手入力して送り状を作成することになります。なお、作成可能な代引き手数料記載の送り状は、ShopifyとShio&coが連携している運送会社にアカウント登録していることに加え、代金引換契約を結んでいることが前提となります。

佐川急便

佐川急便からAPIキーを発行されても代引き情報は自動で反映されませんので、Ship&coに連絡しシステム上に代引き情報を反映させることになります。

日本郵便

ゆうパックを利用しており、かつ日本郵便から承認コードが発行され代金引換契約をしている場合も、代引き情報は自動で反映されません。毎回の取引ごとに所轄地域の郵便担当者に代引きである旨を申し出て、郵便側からデータを反映してもらいます。

ヤマト運輸

ヤマト運輸のヤマトビジネスメンバーズに加入しており、APIキーを取得している場合、代引き情報は自動的にShip&coに反映されます。ショップ側による手入力などは必要ありません。

以上のことから、あらためてShip&coの特徴を整理すると、次のようになります。

  • 国内・越境EC問わず複数ショップの受注情報をリアルタイムで反映させることができる
  • Shopifyと連携する複数の運送会社のうち最適な送料の発送方法を選択できる
  • 送り状や納品書をワンクリックで作成できる
  • 一部運送会社に関してはまとめ出荷における納品書一括発行に対応できる
  • 越境ECの取引では税関で必要になるインボイスも自動発行できる
  • 送り状の発行と同時に追跡番号も反映させることができる
  • 注文状況の自動変更や発送完了メールの自動送信ができる

在庫管理ソフトのロジクラ

入出荷や在庫管理をサポートするロジクラというサービスとShopifyを連携させるのも1つの方法です。現在、ウェブブラウザとiOSアプリでの利用が可能になっており、Shopifyと連携させることでより便利に使うことができます。連携機能としては、ロジクラを通して入荷した情報をShopifyに反映させたり、Shopifyで受けた注文をロジクラへと反映させたりすることが可能です。ShopifyのCash on Deliveryという選択肢が代引きを示しますので、当該注文についてロジクラに受注連携します。すると、ロジクラのデフォルト発送方法に沿って配送に関する項目が自動的に登録されるのです。Shopifyで代引きでの購入があった場合、管理画面上では保留中と表示されますので、当該注文をShopifyから取りこむかどうかを設定できるということです。Ship&coと同様に手動での設定が必要になり、完全自動化とはいきませんが、導入することで取引がかなりスムーズになることが期待されます。

Shopify管理画面上の設定

Shopify管理画面上でも代引き設定を行うことができます。ただし各取引に対して手動入力が必要になるうえ、各運送会社とすでに代金引換契約を結んでいることが前提ですので注意しましょう。まずは管理画面の設定ボタンをクリックし決済設定を選択して、決済管理情報を入力します。すると、ページ下部に主導の決済方法という選択肢が表示されますのでこれを指定し、さらにその他の決済方法を有効にする、を選びます。詳細欄には、商品代金に代引手数料が加算されることや国内発送のみ代引可能である旨が表示されますので、あらかじめ記入しておきましょう。支払いの手順、という箇所は注文確定後に表示されるページ内に掲載される内容ですので、ここでも重ねて代引手数料が加算されることと商品代金との合算分を配達員に支払うことを明記しておきます。次に、起動させる、をクリックすれば設定は完了します。

Shopifyで代引きを設定するメリット

代引きによる取引は、お客様が確実に商品を受け取ったその場で決済も完了する方法ですので、お客様はもちろんショップ側としても安心して取引することができます。また、代引きが可能であることで、新たな顧客層を取り込める可能性も見えてくるでしょう。例えば、決済時にクレジットカード払いしか方法がない場合、カードを所有していないお客様やカード払いに抵抗を感じているお客様は、購入ページから離脱してしまうことが考えられます。しかし、支払い方法に現金決済である代引きを加えておくことで、お客様はそのまま購入手続きを完了してくれることになるのです。特に、カードの利用に抵抗が強いとされる高齢者層やカードを持ったばかりの若年者層には、そういった傾向が見られます。銀行振込の方がいいようにも思えますが、ショップ側は毎回入金確認しなければいけず、確認後でなければ商品を送ることができない、という手間が発生します。平成27年度の調査によると、インターネット購入における主な決済手段として、代金引換が約40%もいることがわかっていますので、代引きを選択肢に加えることはショップ側にとって必須といっても過言ではないといえるでしょう。お客様にとっても、代引きで商品を購入することは大きなメリットになってきます。クレジットカードのような先払い方式では、支払いを済ませたものの、実際に商品が手元に届くまで安心できない、という気持ちが湧いてしまいます。しかし代引きであれば、実際に商品が自分の手元に届いたことを確認したその場で支払いを済ませられますから、大きな安心感を得ることができるのです。この点はショップ側にとってもメリットになってきます。なぜなら、運送会社が商品代金の回収まできちんと行ってくれるからです。ショップ側も、お金を払ってくれて初めて安心して商品を届けることができるので先払い方式を好むのですが、お客様とショップの両方の立場を考えても、代引きは双方に安心感をもたらす取引を実現できる方法であることがわかります。

Shopifyで代引きを設定する際の注意点 

とてもメリットの大きな代引きという決済手段ですが、一方で注意点もありますので理解しておきましょう。特に、代引手数料が発生することや、それをどのようにお客様にお知らせするかが重要なポイントとなるでしょう。

代引手数料が発生する

決済手段として代引きを選択した場合、代引き手数料が発生します。一般的に代引き手数料は銀行振り込み手数料よりも若干高い傾向があるため、代引きでの決済をためらうお客様が出てくるかもしれません。お客様の立場に立ってみれば、少しでも支払金額を抑えたいのが本当のところだと考えられます。Shopifyでは、先払いだけではなく代引きの設定も可能ですから、多少多く支払ってでも安心できる現金取引を行いたいお客様と、できるだけ安くスピーディーに取引を済ませたいお客様に対応することができます。支払い方法の選択肢は、1つでも多いほど多様なお客様を取りこぼさずに済みますので、代引きを含めた複数の支払い方法を用意しておくようにしましょう。

代引きは国内発送のみの機能である

Shopifyでは代引きによる支払い設定を行うことができますが、あくまでも国内発送に限られる点に注意しましょう。海外から発送され日本に到着する荷物については、代引きを利用することはできません。ただし、日本在住者が海外の商品を買い付け、それを国内向けに販売し発送する場合は国内発送の扱いになります。

お客様への対応

いろいろな方法がありますが、代引きという手段を使う場合は、手動でお客様にメールを送ったり送り状を作成したりする必要があります。実際に行われている方法のうち効率が良いものやお互いに安心感を共有できるものとして、やはり真っ先に挙げられるのは、お客様に対して決済前に商品代金に加えて代引き手数料がかかる旨を伝えることです。Shopifyのシステム上、最終確認画面や注文完了メール、領収書などに代引き手数料は自動で加算されませんので、代引き設定を行った際の詳細情報の箇所や支払手順を示すページなどに、自ら書き加える必要が出てきます。最初の注文完了メール内に、代引手数料を加算した金額を記したメールが再度送信される旨を書き添えておけば、お客様も安心して心構えを持つことができるでしょう。

まとめ:Shopifyでの代引きの設定方法やメリット、注意点などをご紹介!

Shopifyは、これからオンラインショップを運営したい、あるいは媒体は持っているのでショッピングカート機能のみ導入したいと考える人にお勧めすることができます。ショップのブランドイメージや盛り込みたい機能によって、サイトをカスタマイズしていける点も魅力的です。昨今では無料でオンラインショップを制作できるサービスもありますが、やはり無料である分、機能に制限が多くついてしまいます。希望するようなショップを作るためには、必要経費として有料のサービスを使うべきだといえますし、Shopifyがクオリティの高いサイト作りに合っているサービスであることは確かです。Shopifyでクオリティの高いショップを作り、そこに代引き機能を追加すれば、国内のお客様のうち現金払いを好む層を取りこぼさず取引できるので、メリットも大きくなります。これだけクレジットカードが主流になってきたとしても、インターネット上で自分のカード情報を入力することに抵抗を感じる人はまだまだ多いからです。また、カードを所有していないお客様も多くいます。Shopifyなら、設定を済ませておくかアプリやサービスと連動させておくことで、手動にはなりますが代引き機能をお客様の選択肢として提案することが可能です。ただし、前述の通り、自動的に代引き手数料は加算されませんので、何らかの工夫をすることによって事前にお客様に対し代引き手数料を加えたお支払いをお願いしておく必要があります。ショップの支払い方法説明ページや購入ページなど、掲載できる場所には必ず代引き手数料の加算が生じる旨を記載しておくといいでしょう。そうすることで、お客様とショップ側の双方が代引き手数料について混乱することがありませんし、後のトラブルを防ぐことにも繋がります。何より、購買行動の最初の段階でお客様に伝える仕組みにしておくことで、お客様は安心してお買い物することが可能になりますし、購入の際も代引き手数料のことを考慮しながら決済してくれるでしょう。決済方法に選択肢が多いことはお客様にとっての利便性の高さにつながりますので、ぜひ積極的に導入を検討するようにしたいものです。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
舩本慶都
舩本慶都

shopi lab blog ディレクター

Google 広告「検索広告」認定資格取得
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)取得
Webライティング検定2級取得
Shopify Partner Boot Camp修了
中央大学在学時代からshopi labにてインターンとしてWebメディアやWeb広告の設計・運用など幅広いWebマーケティング手法に取り組んだ。

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