2021.8.22

Shopifyで会員登録機能を実装する方法を解説!

Shopifyで会員登録機能を実装する方法を解説!

ネットショップ運営において、新たな顧客を開拓することと同じくらい重要なのが、お店のファンとなってくれた顧客を管理すること。

つまり、ネットショップ独自の会員登録機能です。

新規顧客にショップの会員登録をしてもらえれば、リピートオーダーをしてもらう可能性が高まります。

また、顧客側も、ショップの最新情報や会員特典などを直接受け取ることができ、双方にとってメリットがあります。

ですが、

『ネットショップの会員登録機能を設置する方法や会員の管理方法がよくわからない…』

と敬遠してしまう人も少なくないでしょう。

そんなときに便利なのが、Shopify(ショッピファイ)の会員登録機能。

自社に合わせた会員登録フォームのカスタマイズなどで若干のコード編集作業は必要ですが、未経験者の方でも簡単にカスタマイズができるようになっています。

ですから、Shopifyを使って自社の会員登録機能をつけたい、自社のネットショップで新規会員登録数を増やしたいという方は、この先をお読みください。

Shopifyで会員登録機能を実装する方法

まず最初に、Shopifyの会員登録機能を無料で実装することができるコード編集の方法をご紹介します。

コード編集というと難易度が高そうに聞こえますが、意外と簡単に、2ステップで出来ます。

1.顧客アカウントの設定

顧客アカウントの設定手順は次のとおりです。

  1. Shopifyストアの管理画面にログイン後、『設定』にある項目の『チェックアウト』をクリック
  2. 表示される『顧客アカウント』の中にある『アカウント作成を必須にする』をチェックし、上部にある『保存する』をクリック

以上の設定で、Shopifyの顧客アカウント設定が可能になります。

2.liquidコードの追加

『liquid』とは、Shopifyのサイトを構築するのに必要な独自のプログラミング言語で、次の手順で編集し追加します。

  1. 『オンラインストア』をクリックして表示される『テーマ』の、現在のテーマ横に表示される『アクション』をクリックし表示された中から『コードを編集する』をクリック
  2. Layoutの中にある『theme.liquid』を選択し、<head></head>内に以下のコードを追記
{% unless customer %}{% if template contains ‘customers’ %}{% assign send_to_login = false %}{% else %}{% assign send_to_login = true %}{% endif %}{% endunless %}
{% if send_to_login %}
{% else %}
  1. </body>タグの下に以下のコード1行を追記
{% endif %}

以上の手順でコードを追記し、最後に『保存』をすればShopifyのネットショップに会員登録機能を無料で実装することができます。

ですが、無料で出来るのはココまでで、『ポイント制度』や『ランク制度』といった会員特典を充実させたい場合は、一部有料のアプリを導入しなければなりません。

Shopifyで会員登録機能をつけるメリット

Shopifyで運営するネットショップに会員登録機能をつけることで得られるメリットは、次の3つでしょう。

  1. 会員登録をしてもらうことで顧客管理ができる
  2. 会員限定情報の配信ができる
  3. ネットショップのブランディングができる

会員登録をしてもらうことで顧客管理ができる

会員登録してくれた人を顧客として管理することができます。

たとえば、

  • 新規会員登録時のポイントプレゼント
  • 会員登録者だけが対象のキャンペーン
  • 会員だけのポイント制度

いわゆる従来のポイントカードと同じような機能を演出することができます。

会員登録者しかもらえない特典やプレゼントを設けることで、ネットショップ独自のお得感を演出できますし、ひいてはポイント目当てでリピート購入を促すこともできます。

たとえば、楽天市場はお買い物時に楽天ポイントを付与し、ポイントアップキャンペーンなどで購買意欲を促進していますよね。

このように、「会員になっておけば何かとおトク」という特別感は、他社との差別化をはかるうえでも重要ですから、顧客管理には最適です。

会員だけの限定情報の配信ができる

会員登録をしてもらえればショップ限定の情報配信も特定でできるため、一般顧客とは別のキャンペーンを打つことができます。

たとえば、登録時に『お住いのエリア』『お誕生日』といった個人情報を入力してもらうようにしておけば、

  • ○○エリア限定企画
  • お誕生日限定企画

といった特別感のあるキャンペーンを個別に発信できますから、さらなるファン化を図ることができます。

また、ストアの最新情報や、季節ごとや催事ごとの配信を会員向けに行うことで、会員との距離感もより近くすることもできるでしょう。

このような細かな情報配信をすればするほど、あなたのショップのファンになってもらえる可能性も高くなります。

ネットショップのブランディングができる

会員向けサービスが、ネットショップのブランディング効果をもたらすこともあります。

たとえば、会員登録をしてもらって、会員にしか買えない商品などを設けると、会員になることで得られる特別感を演出できますから、ある意味で限定品のような効果もあります。

このような「会員だけの」という特別感は、企業価値の向上やネットショップのブランディング向上につながります。

Shopifyで会員登録におすすめのアプリ

Shopifyでポイント制度やランク制度といった会員特典を充実させたい場合は、次のようなアプリ(有料)で対応するのがおすすめです。

Bold Memberships

有料会員制のネットショップを構築できるアプリで、指定したユーザー限定で商品ページやブログを閲覧・利用できるなどの機能をもたせることができます。

価格は月額9.99ドル(14日間の無料お試し)。

Shopifyの無料会員登録機能は、購入履歴の閲覧や住所登録とかなり限定的です。

その点、Bold Membershipsだと有料の会員制ネットショップも構築できますから、ショップと登録会員との関係を構築できますし、有料限定コンテンツの公開もでき、次のような項目で表示と非表示を切り替えることもできます。

  • 商品ページ
  • 限定コレクション
  • 限定ブログ
  • ブログ会員限定カテゴリー
  • 商品の会員価格
  • 「カートに入れる」ボタン

さらに、月額料金別に表示させるコンテンツを分けることもできますから、月額会費が高いほど利用可能なコンテンツを増やすなどすれば、会員の特別感を演出することもでき、登録数も増やすことができるでしょう。

EasyPoints

Shopifyのネットショップに他のECモールなどにあるポイントシステム機能をつけられるアプリです。

  • ポイントの取得や残高の確認
  • カートから直接ポイントを引き換え
  • ボーナスポイントキャンペーンや期間限定キャンペーンの実施
  • ポイントを用いたカスタマーサービス対応

といった会員の購入率をアップさせるポイント施策も実施可能です。

このようなポイントシステム機能があればショップのリピーターになってもらえる可能性も高まるので、顧客を増やしたい方におすすめです。

価格はプランごとに月額費用が異なり

ベーシック:50ドル(500人までのアクティブ顧客)
プロ:180ドル(2,000人までのアクティブ顧客)
エンタープライズ:425ドル(5,000人までのアクティブ顧客)
アンリミテッド:998ドル(無制限のアクティブ顧客)

となっています。

以上のような有料アプリを導入すれば、会員登録数を上げることができるようになるでしょう。

とはいえ、そのためにはショップ運営の方法に次のような工夫をしなければなりません。

会員登録数を上げる方法について

ネットショップの会員登録数アップには、次のような『会員限定のおトク感』を演出する方法が有効です。

1.会員限定のポイント機能

商品購入時に会員限定のポイントを付与し、次回購入時の割引にポイントを使えるようにすると、商品購買意欲を高めることができます。

また、期間限定のポイントアップキャンペーンやボーナスポイントの付与などを行えば、より多くの会員登録を得ることが出来るでしょう。

2.会員限定価格の設定

商品購入時に会員限定価格や会員限定割引などを設定すると、新規顧客にも会員登録を促すことができます。

特に、会員限定の割引情報などに敏感な人は多いので効果てきめんでしょう。

3.会員ランク制度の導入

会員の中で商品購入額や利用頻度の高い順にランク分けをする方法です。

たとえば、『シルバー会員』『ゴールド会員』『プラチナ会員』というランクで割引率を優遇したり、ランク別限定価格を設定すると、より高いランクを目指す会員の購買意欲をかき立てることができます。

まとめ:Shopifyで会員登録機能を実装する方法を解説!

以上がShopifyを使って自社の会員登録機能をつけたい、自社のネットショップで新規会員登録数を増やしたいという方におすすめの方法です。

会員制のネットショップを構築し信頼ある運営を続ければ、ショップのファンが増え、新規登録してくれた会員がリピーターとなり、繰り返し商品を購入してもらえます。

そのような、リピーターで溢れかえるネットショップ運営を目指しましょう。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
黒岩俊児
黒岩俊児

shopify 制作チーム責任者・テクニカルディレクター 株式会社セルフプラスCEO

Shopifyサイト制作のスペシャリスト。本業であるサイト制作に加え、公認のShopify expertとして数々のShopifyサイトを手掛けている。2021年7月よりShopifyに関する様々な一次情報を得るため、自らShopify本社のあるカナダへ移住。

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