Shopifyストアを運営する際、Google広告・Facebook広告・LINE広告・Yahoo!広告などで訪問者を集客しているストアは多いかと思います。 その際、複数の広告計測タグを導入するために開発を行うのは、開発工数や開発費用の面で課題を感じている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。 また、Googleアナリティクス4(GA4)を早く導入したくても、GA4のEコマース計測設定を独自に実装するのもコストが掛かります。
そこで、複数の広告計測タグやGA4を一括設定できるShopifyアプリ「Pafit Tag Management」をご紹介します。
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Shopifyでタグマネージャーを設置するメリット
Shopifyでタグマネージャーを設置するメリットは、
- HTML編集が不要で管理が簡単
- 多くのタグ管理が複数人での運用がしやすい
- 公開前にプレビューで動作確認ができる
- ページの表示速度があがる
があげられます。
HTML編集が不要で管理が簡単
HTMLソースに触らなくても、タグマネージャーから一括してページの確認や変更が可能です。HTMLに詳しくない方でも、簡単にタグを挿入できるため管理が簡単です。
多くのタグ管理が複数人での運用がしやすい
タグが多くなると、「該当のタグがどのページに埋もれているのかがわからない」「どのタグが挿入されているのかがわからない」などの問題が生じてきます。
しかしGoogleタグマネージャーだと、該当のタグがどこに設置されているのか詳細を確認できます。
複数人で運用するときも同様で、設置場所が可視化されているので、相手に聞かずとも設定作業が容易です。
公開前にプレビューで動作確認ができる
Googleタグマネージャーには、挿入したタグの動作確認ができるプレビューモードがあります。
- 計測タグでデータは正確に計測しているか
- 導入したツールの動作は正常か
- 作成したページが意図した通りに動いているか
などを公開する前に確認でき、テストできます。ここで問題が確認できれば、公開前に修正できるため、公開後のトラブル防止に努めることが可能です。
ページの表示速度があがる
HTMLソースをタグに直接記入するよりも、タグマネージャーを使用して配信することで表示速度があがります。なぜなら全てのタグを強制的に非同期タグとして配信するからです。
【Shopifyアプリ】Pafit Tag Managementとは?
Pafit Tag Management(パフィットタグマネジメント)はShopifyストアの顧客・売上・マーケティングに関する重要なデータ収集をサポートするShopifyアプリです。
Pafit Tag Managementは大きく2つの役割を持ちます。
- ShopifyのECサイトのGoogleタグマネージャーの設定を簡略化 アプリで一括設定可能なタグマネージャーのタグ・トリガー・変数の合計数は100を超え、設定時間を大幅に短縮できます。
- Googleアナリティクスや各広告サービスにおけるデータ収集をサポート 各サービスで商品の閲覧・カート追加・購入データなどを記録できるようになり、売上向上のためのデータ分析や広告配信の最適化に役立ちます。
アプリではGoogleタグマネージャーをShopifyストアに埋め込むだけでなく、データレイヤー(dataLayer)を活用した計測タグの設定を行えます。
Googleタグマネージャーとは
Googleタグマネージャーとはサイトに埋め込まれるトラッキングコードなどのタグを管理するためのサービス(タグ管理システム)になります。 また、GoogleタグマネージャーはGTMとも呼ばれます。
Googleタグマネージャーを利用することで、広告サービスやGoogleアナリティクスのトラッキングコードをまとめて管理できます。 すべてのトラッキングコードをShopifyのテーマのコードに直接記載すると、どんな計測設定があるかをコードから都度確認する必要があります。
Googleタグマネージャーで計測設定を行うことで、管理画面から計測設定の一覧を簡単に確認できます。 そのため、チームメンバーが変わった場合でも、計測タグを比較的管理しやすい状態を作ることができます。
データレイヤーとは
データレイヤーとはサイトからGoogleタグマネージャーにサイトやページの情報を共有するためのJavaScriptオブジェクトです。 Googleタグマネージャーではデータレイヤー(dataLayer)を活用すると、様々な情報を各広告サービスに送れます。
例えば、商品IDや商品の金額などをGoogleタグマネージャーに共有したい場合にデータレイヤーを使います。 最終的に、Google広告やGoogleアナリティクスで商品ID、金額などを記録することに繋がります。
【Shopifyアプリ】Pafit Tag Managementのメリット
1. Shopify Plus以外のプランでもGTMをストアに埋め込める
Shopify Plus以外の方でもGoogleタグマネージャーを簡単に埋め込むことができます。
2. 日本語での設定サポート
初期設定に不安を感じる方は日本語でサポートを受けることができます。 また、30分無料のビデオ会議にて初期設定サポートも行っているため、ご必要に合わせてサポートにお問い合わせください。
3. 最大100件以上のGTM設定を行えるため、設定時間を短縮
以下のサービスの計測設定を一括で行えます。
- Googleアナリティクス4
- ユニバーサルアナリティクス(前世代の Google アナリティクス)
- Google広告
- Facebook広告
- LINE広告
- Snapchat広告
- Twitter広告
- Yahoo!広告
アプリに各サービスのIDを記入し、設定ファイルをGTMにインポートすることで計測設定を行えます。 詳しい設定方法は後ほどご紹介します。
4. 汎用的に使えるデータレイヤーを用意済み
様々なデータレイヤー変数が用意されているため、Pafit Tag Managementが対応していないサービスの計測タグでも商品IDや金額などの記録を行えます。 以下はA8.netのコンバージョン計測タグで、Pafit Tag Managementが用意したデータレイヤー変数を利用している例です。
Shopifyアプリでの設定方法
アプリをインストール後、以下の4ステップの設定を行う必要があります。 ノーコードでGoogleタグマネージャーの設定 & データレイヤー変数を用意でき、10〜30分程度で計測設定が完了します。
1. GoogleタグマネージャーのコンテナIDを入力
2. 計測したいサービスのIDを入力
3. テーマ設定ページでアプリの埋め込みを有効化
4. GTM設定ファイルをインポート & 公開
詳しい設定方法は以下の記事をご覧ください。
https://pafit.cc/help/ptm/onbording/25/
計測したいサービスのIDの確認方法がわからない場合は以下のヘルプが参考になります。 https://pafit.cc/help/category/ptm/services/
まとめ:ShopifyでGoogleタグマネージャーを設定するアプリPafit Tag Managementのご紹介
Googleタグマネージャーをストアに埋め込んだ後の計測設定は面倒ですが、とても重要です。 Googleタグマネージャーやデータレイヤーを活用して、広告やGA4の計測タグを設定したい際はPafit Tag Managementを試してみるのはいかがでしょうか?
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