「Shopify」でECサイトを運営しているとき、商品の表示をもう少しカスタマイズしたいのにと思ったことはありませんか?
基本的に、商品の名前や説明書き、カラーやサイズといったバリエーションなどのネットショップを行う上で必要最低限の事項は、Shopifyの管理画面から記載することができます。
しかし、販売するものによっては商品そのものの大きさなどプラスアルファで載せたい追加事項がある場合もあります。通常の場合だとHTMLを自分で書いて追加していくことができます。ですが、HTMLを書くのは知識がないと難しいし、間違えたりもするしで、とても面倒な作業になると思います。
今回は、そんな面倒な作業をしなくても商品の追加情報が記載できるアプリ、「Custom Fields」(カスタム・フィールド)を紹介していきます。
Contents
Custom Fields(カスタム・フィールド)とは?
カスタム・フィールドとは、簡単に言えば、Shopify管理者が商品情報などの項目(これをフィールドといいます)を追加・編集するためのツールです。
また、フィールドの追加だけでなく、どのフィールドを表示するかという編集(Bulk Edit)やフィールドの並び替えなど(Configure Fields)も行うことができます。
Shopifyアプリストア Custom Fields
プランは以下の通り、無料のFREEプラン・月7ドルのライトプラン・月19ドルのプレミアムプラン・月29ドルのプラスプランの4つです。
FREE 〔無料〕 | ・基本テキスト フィールド ・番号フィールド | カスタムフィールド 最大10個 | Shopifyのカスタムフィールドを編集 (Chrome拡張機能を使用) |
---|---|---|---|
ライト 〔月7ドル〕 | ・HTML ・日付 ・Eメール ・電話番号 ・リンク ・コード埋め込み参照フィールド | 無制限の カスタムフィールド作成 | メタフィールド値を編集する |
プレミアム 〔月19ドル〕 | 無制限の画像、 ファイルの アップロードフィールド | バルクデータの インポートとエクスポート | 簡単な一括エディタ |
プラス 〔月29ドル〕 | Amazon S3バケットに ファイルをアップロード | 店舗間での フィールド設定の同期 | 大きな画像とファイルのアップロード |
Custom Fields(カスタム・フィールド)のインストール方法
次に「Custom Fields」のインストール方法について説明していきます。
- Shopify app storeより「Custom Fields」と検索します。
- 下のような検索結果が表示されるので、「Custom Fields」をクリックします。
- 「アプリを追加する」をクリックします。
- 画面下にある「インストールapp」をクリックします。
- 自分のECサイトの用途と予算に応じて適切なプランを決めて、「Select」をクリックします。
これだけで、カスタム・フィールドのインストールは終了です。
フィールドの作成
続いて、実際にフィールドを作ってみましょう。
「管理画面」から「products」のメニューを開き、「Configure Fields」を経由して、「+ Add Field」を選択すると、新しいフィールドをつくることができます。
下の画像のようなページに進んだら、必要項目を一つずつ埋めていきましょう。
Field Name | 新しく作りたいフィールド名を入力しましょう (例:「商品名」) |
Machine Name | コンピュータが認識するための名前を入力します。 小文字、数字、下線符号「_」のみ使用できます。 (例:「product_name」) |
続いて、フィールドのタイプを選んでいきます。
Basic | フィールドの入力がテキストなのか数値なのか選択できます。 「(list)」と書いてあるものは入力内容をプルダウンやチェックボックスなどで選択できるようになります。 |
Freeプランではここまでの設定ができます。
Freeプランで追加できるフィールドは10個までです。
Advance以降の機能も使用したい場合は、その内容と予算に応じてプランを変更してください。
Advanced | フィールドの入力にHTMLやリンクなどが使用できるようになります。 |
Upload | ファイルや画像の設定をしたい場合はチェックを入れましょう。 |
Reference | コレクションや商品ページから参照となる要素です。 |
Groups | 「Admin Field Group」か「Field Collection」から選択できます。 |
追加したフィールドを編集
- アプリをインストールすると商品管理画面に「More actions」という項目が表示されるので、ここから「Edit Custom Fields」を選択することで、別タブでCustom Fieldsの管理画面を開くことができます。
- Custom Fieldsの管理画面で商品のフィールドを編集できます。
- サイトにフィールドを表示したい場合は、左メニューの「Configure Fields」からフィールドの編集をしましょう。
それぞれコードも持っているので、任意の場所にフィールドを表示することもできます。
おわりに(どんな人にオススメか?)
以上、Shopifyの商品情報を一気に追加・編集できるアプリ「Custom Fields」について、その特徴と使い方について簡単に説明させていただきました。
Shopifyの初期設定は最低限の機能だけでできているので、フィールドの追加もアプリを使って行います。この「Custom Fields」では1フィールドずつ、また1商品ずつの設定ももちろんできますが、CSVを使ってまとめて編集することもできます。
このアプリはインストールしてから14日間、無料で体験することができるので、ぜひ一度試してみてみることをお勧めします。自分のショップにあったフィールドを追加して、魅力的なECサイトを作っていきましょう。
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