Shopifyにおける数ある魅力の1つは2000を超える非常にたくさんのアプリで、それらを使用することで運営するサイトを自在にカスタマイズできることがあります。
しかしその数があまりにも膨大すぎてどれを使ったらいいか分からない…とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回はShopifyのアプリで抑えておくべきものをいくつかピックアップしました。
これからShopifyでECサイト運用を考えている方には是非チェックしていただきたいです。
翻訳アプリのおすすめ
Langify
越境ECを強みとするShopifyにおいて、多言語へ対応させることは最も重要なポイントと言えるでしょう。日本語だけでなく様々な言語でサイトを閲覧できるようにすることはターゲット拡大においてマストとなってきます。
そこで役に立つのがLangify。Shopifyでは必須と言ってもいい翻訳アプリの1つです。自動翻訳機能はついていませんが、プログラミングの知識が無くても世界中の言語に対応したサイト運営が可能となります。シンプルに翻訳機能を利用したい方にオススメです。
月額17.5ドルで利用することが出来、必要な部分を埋めるだけで簡単に多言語に対応した表示を施すことが出来るようになります。
Langshop
多機能な翻訳アプリとしてLangshopもおすすめです。Langifyとの違いは自動翻訳、マニュアル翻訳のどちらにも対応してくれている点です。さらに翻訳機能だけでなく通貨の切り替えも行うことができます。一つのサイトで複数の国・言語に対応させようとしている方にオススメです。
配送アプリのおすすめ
Ship&co
Ship&coは商品を国内、国外に広く発送するために提供されている出荷管理システムです。本来だと少し手間がかかる送り状やインボイスをワンクリックで簡単に発行でき、さらにShopifyからの注文がリアルタイムで同期されるなど、国内のみならず、海外に商品を発送する際にも大活躍のアプリです。
Ship&coの使い方はShopifyストアと情報とをリアルタイムで同期させ、注文が入ったら貨物のサイズ・重量などといった基本情報を入力するだけ。1件あたりの処理に3〜5分はかかっていた送り状、インボイス、納品書などの過程をわずか20秒ほどで簡単に作成することのできるアプリです。
国内への配送には、日本郵便、佐川急便、クロネコヤマトに対応。日本郵便に関してはEMS(国際スピード郵便)も利用できます。また、佐川急便では代金引換の送り状発行も可能です。
また海外へ商品を出荷する際の送料も、出荷する貨物のサイズ・重量などのデータを入力するだけでDHL 、FedEx、UPSの料金を簡単に比較。一目で安い配送業者がわかります。
他のおすすめ配送アプリとしてEasy Rates Japan Post、Easy Label Japan Postがあります。
Easy Rates Japan Post
Easy Rates Japan Postでは、面倒な海外への配送料をすべて代わりに計算をしてくれます。日本郵便の配送方法と料金は自動で計算され、チェックアウト画面に表示されます。また、すべての料金は日本郵便のサーバーと自動で同期されているので、利用者は常に最新の料金体系を知ることができます。
Easy Label Japan Post
Easy Label Japan Postでは、日本郵便の配送ラベルをShopifyの管理画面から直接印刷することができ、手間のかかるラベル作成をシンプルな作業に変えることが可能です。
Shopify管理画面の注文ページからすぐにラベルイメージにアクセスでき、さらに、このアプリではラベルのカスタマイズも簡単にこなすことができます。例えば、商品重量を調整したり、配送方法を選んだり…。さらには配送中の紛失に備えた保険の追加もすぐに行うことができる点も魅力です。
Order Printer
Order_Printerは明細書や領収書など、配送の際に必要になる各書類を印刷するためのアプリです。表示する項目を変更したり、会社のロゴを挿入したり、独自のフォーマットにカスタマイズして保存をしておくことができます。このアプリは無料で利用できます。
検索アプリのおすすめ
Smart Search & Instant Search
Smart Search & Instant SearchはShopifyの商品検索機能の補助を行うアプリです。Shopifyには標準でサイト内検索機能では実現できない複雑な条件での検索を可能にします。キーワードに基づくサジェスト機能や分析レポートの機能など非常に多機能なアプリですが、まずはスタータープランから無制限で導入することができます。
管理アプリのおすすめ
Custom Fields
Custom Fieldsは商品情報やコレクションに、Shopifyの基本機能にある「重量」や「バリエーション」以外にも「製品番号」などの項目を追加して一括で編集するために利用できるアプリです。
このアプリを利用することで商品説明に必要な独自のフィールドがあるときにも自由に扱えるようになります。
Excelify
Exelifyは商品やコレクションなどのデータをExcelやCSVでインポート、エクスポート、編集ができるアプリです。別のShopifyストアからはもちろん、その他のプラットフォームからの移行も可能となっています。
まとめ
ここまでいくつかのShopify内アプリを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。翻訳や配送をはじめとした実に多種多様なアプリが存在しています。今回紹介した以外にもECサイトを制作・運営するために有用なアプリは数多く眠っているので皆さんもそれぞれのやり方に適したアプリを活用することでShopifyのポテンシャルを最大限に活かしてください。