2021.9.9

【マーケ担当者必見】SNSマーケティングで知っておくべきInstagram施策6選

【マーケ担当者必見】SNSマーケティングで知っておくべきInstagram施策6選

SNSが普及する昨今において、Instagramの自社アカウントを保有する企業が増えています。このような時代の中で、消費者へのアプローチとしてSNSマーケティングに注目する企業は少なくありません。

ただ、これからSNSマーケティングの導入を検討する企業は、どのようにInstagramを活用すればいいか分からない人もいるはずです。そこで今回は、SNSマーケティングで知っておくべきInstagram施策についてご紹介します。

企業のInstagram活用について

従来は自社の商品やサービスを宣伝するには、雑誌やテレビなどのメディアが一般的でした。しかし、今では個人でもメディアを持てるようになり、より自由に情報が発信できるようになっています。このような時代の流れを受けて、SNSは個人だけでなく、自社でアカウントを運営し情報発信する企業が増えているのです。

ちなみに、日本国内における企業アカウントの開設数は1万社を超えることが分かっています。そして、国内における月間のアクティブアカウント数は3,300万を突破しており、この数値は日本人の4人に1人がInstagramを利用していることを示しています。

Instagramを利用する年代は10代~20代が半数で、性別で見ると男性より女性のほうが利用率が高い結果となっています。自社の商品やサービスのターゲットやペルソナが若い層なら、Instagramの活用は非常に相性が良いといえます。

フォローされる企業アカウントの特徴

Instagramの利用者が企業アカウントをフォローする決め手は、「心が動かされるかどうか」を重視していることが分かっています。ジャンルに問わず、「行ってみたい」「食べてみたい」「着てみたい」「体験してみたい」など、感情をどう刺激できるかがフォロワー数を増やすポイントになっているのです。

また「心が動かされるかどうか」に次いで、企業アカウントをフォローする大きな動機付けになっているのが、「有益な情報を得られるか」です。アカウントをフォローすると、最新投稿が更新されるたびにホーム画面に表示されます。利用者が「有益な情報を得られない」と判断するとアカウントをフォローするという行動にまでは至らないのです。

Instagramは、ただ画像や動画を投稿するだけではありません。インフルエンサーやInstagramの広告を活用したり、ショッピング機能や最新機能を使ったりなど、SNSマーケティングのやり方次第では他企業との差別化も図りながら利用者の関心を惹けます。自社にあったSNSのマーケティング方法でアカウントを運営しましょう。

施策①:インフルエンサー

そもそもインフルエンサーとは、SNS上で多大な影響力を持つ人のことを指します。Instagramにインフルエンサーを活用することにより自社の商品やサービスを宣伝でき、利用者の購買意欲を高めることができるのです。利用者に企業が直接情報を発信するのではなく、第三者を通して情報発信を行うためより利用者の心に刺さりやすくなります。

インフルエンサーマーケティングの市場規模

2020年に行われたSNSマーケティングの市場調査によると、インフルエンサーマーケティングの市場規模は310億円を超えることが分かりました。前年比と比べると、105%の見通しです。またインフルエンサーマーケティングの市場規模は、2025年には723億円規模まで成長すると予測されています。

インフルエンサーマーケティングの成功ポイント

インフルエンサーマーケティングでは、フォロワー数を多く抱えるインフルエンサーを選べば良いというわけではありません。ここからは、インフルエンサーマーケティングの成功ポイントを紹介します。

①自社にマッチするインフルエンサーを起用する

インフルエンサーの種類は、フォロワー数によって分かれているのが特徴です。アカウントのフォロワー数が多いほど、より多くの利用者に情報発信を行えます。ただインフルエンサーを選ぶときフォロワー数の多さだけで判断するのはおすすめしません。

どれだけフォロワー数が多くても自社の商品とサービスのターゲットやペルソナと合っていないと利用者の興味を惹くことは難しいです。そのため、商品やサービスのターゲット層に適したフォロワー数を抱えるインフルエンサー選びが重要となります。

②宣伝方法はインフルエンサーにある程度任せる

インフルエンサーによって、情報の発信方法はそれぞれ異なります。インフルエンサーに仕事を依頼するとなった時点で、投稿の文言、写真や動画の撮影方法などはあまり口出ししないようにしましょう。

インフルエンサーのフォロワーは、世界観が好きでアカウントをフォローしています。いつもと違うテイストで投稿されると、フォロワーは違和感を感じる可能性があります。また近年は、PR案件に対する利用者の目も厳しくなっているで、少しでも広告感が出るとフォローしないなどマイナスの行動に動くことも多いです。

③人気が高いインフルエンサーへの依頼は注意する

フォロワ数が多く実績が高いインフルエンサーは、各企業から仕事の依頼を受けます。このような人気のあるインフルエンサーの場合は、お金を支払えば必ず商品やサービスの宣伝をしてくれるわけではありません。

また世界観を大事にするインフルエンサーもいるので、テイストが違うと思われれば依頼を断られるケースもあります。仕事の依頼をするときは、商品やサービスをPRすることでインフルエンサーにもメリットがあることを具体的に伝えられるといいでしょう。

施策②:広告運用

2012年にFacebook社に買収されてから機能が向上したInstagramは、ビジネス層にも支持されるようになりました。海外で先に導入されていたInstagram広告ですが、2015年には日本でもアカウントから直接広告が出稿できるようになったのです。Instagramの広告は基本的にフォローしているアカウント投稿の中に出てくるため、利用者は自然の流れで広告を見ることができます。

Instagramで人気の高い3つの広告形態

画像や動画で視覚的なアプローチができるInstagramでは、様々な広告形態があります。それぞれ得られる効果やメリットも異なるので、自社の商品やサービスの特性に合わせてもっとも適した広告形態を選ぶことが大切です。自社の商品やサービスにあった広告形態を選べば、予想以上の効果が出ることもあります。ここからは、Instagram広告の種類や特徴を確認していきましょう。

種類①画像広告

画像広告は、静止画1枚とテキストが表示される広告形態のことです。Instagram広告ではもっとも使用される頻度が高い種類で、テキスト欄にオンラインショップのURLを記載すれば、購買に繋がる導線を作ることもできます。また一般的なコンテンツ投稿に馴染めるので、自然な流れで利用者にアプローチできることも大きな魅力でしょう。

種類②動画広告

画像広告に次いで人気の高いのが動画広告です。動画広告はその名の通り、フォードに動画を配信できる広告形態のことをいいます。画像と比べるとより多くの情報を発信できるので、近年人気が高まっている広告形態です。ちなみに、Facebook社によると2016年から2017年にかけて動画の視聴時間は80%増加していることが明らかになっています。

種類③カルーセル広告

複数枚の画像や動画を1つの投稿に表示できるカルーセル広告。挿入できる画像や動画は最大5枚で、フィード投稿に表示されるのが特徴です。複数枚の画像が動画を挿入でき、ストーリー仕立てにするなど企業独自の投稿を行えるのが魅力でしょう。情報量の多さも画像広告や動画広告に負けません。

Instagram広告の料金形態

広告を運用するにあたり、広告費がどのくらいかかるのか気になりますよね。Instagramの広告には、4つの課金形態があります。Instagram広告の課金形態は、以下のとおりです。

料金形態目的内容
CPM商品やサービスの認知度向上広告が1000回表示されるたびに費用が発生する
CPCコンバージョンの獲得広告がクリックされるたびに費用が発生する
CPIアプリのインストール広告からアプリがインストールされたら費用が発生する
CPV動画の再生数向上動画広告の再生時間に応じて費用が発生する

施策③:ショッピング機能(Shop Now)の活用 

2018年に日本国内で導入されたInstagramのショッピング機能は、比較的新しい機能ですが多くの企業が導入されています。実はショッピング機能が追加される前は、利用者が投稿で見た商品やサービスを購入したいと思ったとき、一度Instagramのアカウントを離れて自分で購入できるサイトを探さなければいけませんでした。

商品やサービスを見つけてから購入に至るまで多くの時間がかかっていたのです。この手順を踏むのが面倒な利用者の場合は、購入には至りませんでした。ショッピング機能が追加されたことにより、アカウント内で商品やサービスを見つけてから購入まですべて完結できます。利用者の購買意欲が高いうちにサイトにアクセスしてもらえるのです。

ショッピング機能を活用するメリット

企業アカウントでショッピング機能を追加するメリットは、利用者が投稿からECサイトに直接アクセスできるだけではありません。実はInstagramのショッピング機能は、完全に無料で使用することができます。ショッピング機能に興味があるなら、一度導入を検討してみるのがおすすめです。

またショッピング機能を反映させた投稿は、フィード広告として出稿できます。ショッピング機能を反映させた投稿を広告配信することで、自社アカウントのフォロワー以外の利用者に自社の商品やサービスを知ってもらえる機会を得られます。利益向上にに繋がることはもちろん、フォロワーやファン獲得も期待できるでしょう。

ショッピング機能を設定する手順

自社アカウントにショッピング機能を導入する設定手順は、大まかに以下のとおりです。

①ショッピング機能の「利用条件」を確認する
②FacebookとInstagramを連携する
③カタログの審査を申請する
④投稿にショッピングタグをつける

まずは、ショッピング機能の「利用条件」を確認しましょう。条件を満たすアカウントであれば、誰でもショッピング機能を追加できます。条件が確認できたら、Facebookで作成したカタログとの連携が必要となります。Facebookのカタログとは、商品詳細が記載されたカタログのことです。

Facebookのカタログに商品詳細を追加したら、あとはInstagramと連携しましょう。ここまで完了したら、ショッピング機能を追加するための準備は整いました。Instagramからカタログの審査を申請して承認を待ちましょう。申請の承認が済んだら投稿にショッピング機能がつけられます。

施策④:キャンペーン

自社の商品やサービスの購入を促すことを目的に実施するInstagramのプロモーションキャンペーン。フォロワー数が一気に上がることもあるため、定期的に実施する企業も少なくありません。基本的なキャンペーンの流れとしては自社のアカウントや他のSNSでキャンペーン実施の告知を行って、アクションを元に応募者を募集します。

応募者の中から抽選社を決めたあとは、アカウントを通じてダイレクトメッセージを送り、当選者と連絡を取り合うのが一般的です。キャンペーンがSNS上で盛り上がれば、応募者が増えるとともにブランドの認知度や新んファン獲得も見込めます。

Instagramで使用されるキャンペーン形式

Instagramのキャンペーンでよく用いられる形式は、主に下記の3つです。

  • フォロー+いいね
  • フォロー+コメント
  • フォロー+ハッシュタグ

ほとんどのキャンペーンでは、応募資格としてフォローを必須にしている場合が多いです。まずひとつめの「フォロー+いいね」は、利用者の参加のハードルがもっとも低いのでフォロワー数を増やしたい場合に適しています。ただ参加のハードルが低いこともあり、自社の商品やサービスのターゲットでない利用者が集まってしまうデメリットもあります。

ふたつめの「フォロー+コメント」は、利用者にとって参加するハードルが高すぎず低すぎないバランスのとれたキャンペーンです。「フォロー+いいね」と比べるとフォロワー数の増加は期待できませんが、今後末長く付き合えそうな利用者と繋がれるのが大きなメリットでしょう。またコメントによる利用者の声を幅広く拾えるのも魅力です。

最後に「フォロー+ハッシュタグ」は、企業アカウントをフォローした上で、利用者のアカウントで特定のハッシュタグをつけて写真投稿すれば応募資格を得られるキャンペーンです。写真投稿が必須なので、他のキャンペーン形式と比べると、参加するハードルがかなり高く、応募者が少なくなる傾向があります。ただし、UGCを増やすことが目的なら、このキャンペーン形式は有効です。

施策⑤:UGC活用

User Generated Contentsの略語であるUGCは、Instagramを運営する上で必ず知っておくべき施策です。UGCは、企業ではなく一般利用者によって作られたコンテンツのことをいいます。UGCがこれだけ注目を集める理由は、UGCを通して購入に至るケースが増えているからです。

また近年はITの進化によりネット上には情報が溢れかえっています。どの情報を信じればいいか分からない状態の中で、「自分たちに近い立場の生の声や情報は信じる」という人も少なくありません。企業が情報を発信するよりもUGCで情報を集める人も多くいます。UGCをうまく活用できれば、自社商品やサービスの購入に繋げることができるのです。

UGCを活用する際の注意ポイント

UGCは、一般利用者によって作成されるため中には間違った情報を発信していることもあります。間違った情報が拡散されてしまうとトラブルの元になるので、小まめに確認しておくことが必要です。また、UGCは作成者が意図せずに権利を侵害している場合もあります。

例えば、UGCで投稿された写真の中に一般の人が写り込んでおり、のちにクレームが発生したという事例もあります。肖像権や著作権などの権利侵害は見落としがちです。誤った情報はもちろん権利侵害も企業側が十分に注意する必要があるでしょう。

InstagramのUGC活用例

UGCを知っているものの、どのように活用すればいいか分からない人もいるはずです。ここでは、UGCを増やすための活用例について紹介します。

まずひとつめは、Instagramと連動するキャンペーンです。例えば、「ハッシュタグに〇〇をつけて投稿しよう」など、自社商品やサービスに関連したハッシュタグをつけて投稿することをキャンペーンに応募する条件にすれば、キャンペーンの期間中はUGCが増えるはずです。

ふたつめは、商品やサービスのレヴューを投稿することプレゼントをもらえるというキャンペーンです。企業側はUGCが増えるだけでなく、利用者からの生の声を吸い上げられます。一方で、利用者もレヴューを投稿するだけ企業からプレゼントがもらえます。企業と利用者の双方にメリットがある理想的な活用事例です。

施策⑥:アカウント運用

Instagramには、個人アカウントとビジネスアカウントがあります。企業でInstagramを運営するなら、企業アカウントを保有するのがおすすめです。企業アカウントなら、電話番号や住所など店舗情報を記載できたり投稿やフォロワーの分析ができたりなどビジネスに役立つ機能が多くあります。

企業アカウントを最大限に活かすコツ

ここからは、Instagramで企業アカウントを活かすコツを紹介します。ただアカウントに画像や動画を投稿するだけでは、利用者の興味や関心を惹くことはできません。ぜひ実践してみましょう。

①プロフィール欄を充実させる

企業アカウントに切り替えたら、プロフィール欄を自由にアレンジできます。投稿を見てブランドに興味を持った利用者は、公式サイトにアクセスする前にまずプロフィール欄を確認することも多いです。購買に繋げるには、プロフィール欄を充実させて企業のことを知ってもらいましょう。プロフィール欄で確認したいポイントは、以下のとおりです。

  • プロフィール写真
  • 氏名(企業名やブランド名)
  • ユーザーネーム
  • 自社の公式サイトURL
  • 企業やブランドの紹介文

特に自社の公式サイトURLの記載は忘れずに行いましょう。Instagramで直接公式サイトに誘導できるのは、ここしかありません。購買に繋がる可能性も高いので、記入漏れがないようにしましょう。

②ハッシュタグをフル活用する

#(シャープマーク)から始まるキーワードのことをハッシュタグといいます。Instagramを利用するすべての人が使える機能で、企業アカウントでうまく活用できればファン獲得にも繋がります。ハッシュタグのキーワードを選ぶ際に注意したいポイントは、以下のとおりです。

  • Instagramでトレンドのキーワード
  • ターゲット層が好みそうなキーワード
  • 商品名やブランド名を絡ませたキーワード

ハッシュタグがInstagram上でバズれば、多くのファンを獲得できたり収益が向上したりなどさまざまなメリットがあります。instagramを運営するならハッシュタグをフル活用しましょう。

③投稿するタイミングを考慮する

Instagramで写真や動画を投稿するとき、時間帯は十分に考慮しましょう。instagramにおける一般人の平均フォロワー数は、100~1,000人だといわれています。これだけ多くのアカウントをフォローしている場合、たくさんの投稿があっという間に流れていき利用者に目に留まるのは一瞬です。

例えば、商品やサービスのターゲット層がOL女性なら通勤にあたる時間に投稿してみましょう。通勤中ならスマホを閲覧する人も多いので、商品やサービスのターゲット層にもリーチしやすくなります。ターゲット層によってリーチしやすい時間帯は異なるので、試験的に投稿の時間帯を変えてみるのもいいでしょう。

まとめ:【マーケ担当者必見】SNSマーケティングで知っておくべきInstagram施策6選

SNSが普及する昨今において、Instagramの運営はマーケティングに欠かせないツールです。うまくInstagramを活用できれば、フォロワー数を増やして新規ファンを獲得できたり購買意欲を掻き立てて収益を向上できたりなど多くの効果を得られます。

ただし、ただ単に写真や画像を投稿しているだけでは目に見える効果は得られないかもしれません。例えば、インフルエンサーやショッピング機能を活用したりInstagramの広告を運用したりなど、自社の目的に合わせた施策を積極的に行いましょう!

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
佐藤沙知
佐藤沙知

shopi lab SNSコンサルタント

大手SNSマーケティング企業で、インフルエンサーマーケティング、SNSコンサル、SNS運用を手掛け、
現在アパレル、美容系など多くの企業へのコンサルタントとして活動中。

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