ここ最近、企業のマーケティング活動でSNSを活用する方法が注目されています。
とはいえ、YouTube、Twitter、Instagram、Facebook、LINEといった数あるSNSのなかで、どれを使えば効率よく自社マーケティングを行うことができるのかと迷う運用担当者さんもいることでしょう。
そこで、ここでは、Instagramを使った集客方法について、そのメリットとデメリットを含めたポイントや事例についてまとめました。
というのも、Instagramは数あるSNSの中でも、特に写真や動画を用いてユーザーに視覚的にアピールができるという特徴があるので、そのポイントをうまく利用した企業が成功している事例が多いからです。
これからInstagram集客に取り組む運用担当者さんには必見の内容です。
目次
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Instagramで集客を行うメリット
Instagramは、いま世界中で急成長しているSNSです。
日本国内だけで既に3,300万人のユーザーが利用しており、全世界だと10億人のユーザーが利用しています。
そんなInstagram最大の特徴は、
- 写真や動画などの素材を直感的に編集・加工しユーザー同士でスグに共有できる
撮影した写真上に文字で落書きしたり、フィルターでキラキラ加工したりといった編集機能で、簡単にカッコいい画像にでき、そのままユーザー同士で共有できます。
また、写真や動画といった視覚にうったえる投稿をスマホから手軽にできるので、共感しあう者同士が繋がりやすいSNSです。
その人気は、男性よりも女性に強く、メインユーザーも10代後半から40代まで幅広く支持されています。
つまり、Instagramはすでに、
- 10代後半~40代の写真や動画が好きな女性ユーザーが推定2,000万人近くいる市場
であり、その規模は年々拡大し続けているということ。
そのようなユーザーに、無料アカウントで自社商品や企業ブランディングを行うことができる市場に成長しているのです。
たとえば、紙の雑誌と比較するとInstagramユーザー数の凄さがわかるかもしれません。
- 食・グルメ情報誌で有名な『dancyu』の2021年1月~3月発行部数は112,933部
- テレビ情報誌『TVガイド』の2021年1月~3月発行部数は117,640部
- ビューティー・コスメ誌『美的』の2021年1月~3月発行部数は130,333部
引用元:https://www.j-magazine.or.jp/user/printed2/index
というように、既存の雑誌とInstagramの女性メインユーザー推定2000万人を比較すると、ざっくりでも100倍以上は違いますよね。
そんな既存の紙ベースの雑誌に巨額の広告費かけてページ広告を打ち、10数万の読者に自社商品のPRや企業ブランディングをするのと、Instagramの無料アカウントで女性メインユーザー推定2000万人に対して行うのは、どちらが費用対効果に優れているかは明白。
つまり、Instagramで集客を行うメリットは次の4つです。
ユーザー数が年々増加し幅広いユーザーがいる
Instagramの利用者数や、利用する年齢層は年々拡大しています。
2019年の時点で月間のアクティブユーザー数は3,300万人ですから今はソレ以上ですし、さらには新型コロナウイルスによる外出自粛などもあり、利用者数はますます増加しています。
そうした利用者増加もあるのか、ユーザーの年齢層にも変化が現れ始め、今までよりも40代以上の利用率が徐々に増えています。
このように、ユーザー自体が増えているということは、
- 自社商品のターゲットユーザーもInstagramユーザーである可能性は高い
ということに他なりません。
そのようなターゲットユーザーに無料アカウントでダイレクトにアプローチできるのですから、Instagramで集客を行うメリットは計り知れないほど大きいのです。
ユーザーの消費行動をうながす
第2のメリットは、Instagramはユーザーの消費行動をうながすSNSという点です。
いわゆる、自社商品を知ってもらうことに始まり、興味を持ってもらい、口コミなどで意欲を高め、商品の購買をうながし、その消費行動自体をユーザーが拡散させるという流れです。
数あるSNSの中でもInstagramは、
- 発見欄というユーザーレコメンド機能
- ハッシュタグ検索でのユーザー口コミ検索
- ショッピング機能によるユーザー購買アクション
といった、ユーザーの消費行動アクション全てをアプリ内で完結できます。
また、ハッシュタグ検索をする「タグる」という言葉が流行語になるなど、従来のGoogle検索とは違う検索方法をユーザーが自然に編みだしてトレンドにするといった、新たな検索媒体としての役割も担っています。
つまり、ユーザーの消費行動を完結できるInstagramであれば、自社商品の売上増加に繋げやすい導線をスグに作れるということ。
また、「タグる」という文化がユーザー間で自然に発生したことで、UGCという口コミの重要性も高まり始めています。
UGCとは『User Generated Contents』といい、「ユーザーが独自に制作するコンテンツ」のことで、これがInstagram上に口コミのように取り上げられていないと、商品自体の評価や企業に対しての信頼度が低下するという傾向すらあります。
その結果、既存の売り上げに影響を及ぼすまでになってきているのです。
このように、ユーザーの消費行動が変化しつつある今だからこそ、Instagramの機能を有効活用して集客しなければ生き残れない時代が始まりつつあります。
ユーザーと継続的につながれきる
Instagramは、コメント機能やダイレクトメッセージ機能で直接ユーザーとつながることができる点もメリットです。
- 自社商品に興味を持ってくれたユーザーからの質問に丁寧に回答する
といった対応を心がければ、ユーザーとの信頼感も高まり、ひいてはファン化につなげることができるだけでなく、UGCなどで口コミ集客につながることも期待できます。
このような、企業側とユーザーの双方向コミュニケーションができるのは、ユーザーファンを獲得しやすいのです。
また、ユーザーのニーズに応えて情報発信をすれば、自社のアカウントで新たなファンを獲得することでもできますから、自社の長期的な売り上げに必ずつながります。
つまり、ユーザーと双方向のつながりができるInstagramは、企業にとってまさに格好のブランディングツールなのです。
無料で使えて視覚的に訴求できる
ユーザー獲得ができるSNSプラットホームでありながら、Instagramのアカウントは個人や企業に関わらず無料で利用できます。
つまり、企業側からすれば、無料でInstagramの女性メインユーザー推定2000万人にアプローチができるチャンスがあるということ。
そして、Instagramは、写真や動画などでユーザーに視覚的にうったえることができますから、
- 自社商品の紹介や特徴のPR
- 自慢のグルメなどの魅力
- 観光地のおすすめスポットを紹介
をしたりと、ユーザーにあらゆる商材や機会を視覚的にPRできるので、興味を引かれやすいSNSという点もメリットです。
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【重要】インスタで集客を行う際のポイント
Instagramの集客で成功するためには、次の6つのポイントをおさえましょう。
- 具体的なターゲットユーザーを設定した投稿テーマを決める
- ビジネスアカウントで必要情報を知らせる
- ユーザーのニーズと自社の強みを合わせた投稿をする
- 興味をもってくれたユーザーと丁寧・誠実につながる
- ショッピング機能を使う
- Instagram広告を利用し新規ユーザー獲得を図る
具体的に解説しますね。
1. 具体的なターゲットユーザーを設定した投稿テーマを決める
Instagramは、写真や動画をただやみくもに投稿したり、なんとなく文章をつけて投稿しても集客につなげることはできません。
まず最初にターゲットとしたいユーザー設定を具体的にし、そのターゲットに響く投稿を視覚的に行って続けていく必要があります。
このときの具体的なターゲットユーザー設定とは、
- 性別、具体的な年齢、ユーザーの住むところ、趣味や関心など
といったことです。
たとえば、ターゲットユーザーが『都会暮らしの40代前半の女性』なら、そのような女性に受け入れられる華やかな場所での撮影や、ハイセンスな内容を取り入れた投稿をするということ。
また、『10代後半から20代前半の女子学生』なら、流行の話題やハッシュタグを取り入れた写真や動画、キャンペーン企画などをメインにし、投稿テーマを決めていきます。
Instagramは、アカウントを見てくれている人の属性をインサイト機能で確認・分析することができますから、ユーザー情報だけでなく投稿の効果も知ることができます。
2.ビジネスアカウントで必要情報を知らせる
Instagramは個人アカウントとは別に「ビジネスアカウント」を登録する機能があり、切り替えをすると次の3つの機能を使うことができるようになります。
ビジネスプロフィール | 「メールアドレス」「電話番号」「住所」といった自社ビジネス情報や、問合せボタンをプロフィールに追加できる機能 |
インサイト | 次の4つの情報を分析できる機能です 1.自アカウントへのインプレッション数(投稿閲覧合計数) 2.リーチ数(投稿をみたユニークアカウント数) 3.ウェブサイトクリック(プロフィール経由で自ウェブサイトをクリックしたアカウント数) 4.フォロワーアクティビティ(フォロワーがインスタを1日に利用する平均回数) |
広告出稿 | ユーザーのターゲットを絞って広告を配信できる機能 |
といった、ビジネスをすすめるうえで便利な機能を追加で利用できます。
これは、ユーザーにとっても便利な機能で、企業としてもユーザーに直接コンタクトしてもらえるといった利点もあります。
ですから、自社のアカウントを訪問してくれたユーザーとの直接コンタクトを大切にするためにも、これらの設定はビジネス上必須です。
3. ユーザーのニーズと自社の強みを合わせた投稿をする
Instagramで集客を成功させるためには、ユーザーのニーズと自社の強みをマッチさせた投稿をすることが重要です。
たとえば、アパレルブランドであれば、自社商品の写真や着こなし動画を投稿するときに、ユーザーに「商品の特徴」を知ってもらうことは重要ですが、ユーザーが求めている情報はそれだけではありません。
- どんな着こなしができるのか?
- サイズ感は自分にピッタリか?
- どんなカラーバリエーションがあるのか?
- 在庫はどのくらいあるのか?
- 売れ筋商品なのか?
- 実店舗だとどこで買えるのか?
- 実際に購入している人の客層や口コミ
- お得なキャンペーン情報
などなど、自社商品に興味を持ってくれたユーザーが知りたい情報が、企業側の伝えたい情報とミスマッチしていることも多く見受けられます。
ですから、Instagramで集客をするときは、ユーザーが自社商品やサービスの
- 何を期待しているのか?
- 何を知りたがっているのか?
というニーズを常に考え、客観的な視点で投稿を続けることがポイントです。
4. 興味をもってくれたユーザーと丁寧・誠実につながる
Instagramのビジネスアカウントは、企業を代表する顔と同じであり、ユーザーとの最初の接点ですから、ユーザーからとどいた質問やコメントへの応対はとても重要です。
常に丁寧・誠実を心がけ、早めの返信をするなどでユーザーの信頼を獲得しましょう。
なお、Instagramには、「ストーリーズ」の中の「アンケートスタンプ」という機能で、ユーザーに直接アンケートをすることができます。
前出の「ユーザーは何を期待しているのか?」「何を知りたがっているのか?」といったことをアンケート機能でリサーチしたり、質問や要望を受けつけてユーザー意見を集めるなど、ユーザーと直接コミュニケーションをとれる機能を積極的に活用して、ユーザーのニーズを把握できます。
また、Instagramは、ユーザーと積極的につながっているアカウントを優先的におすすめ表示させる傾向にあるので、ユーザーとつながることは自社集客力を高めるPRにもなります。
5. ショッピング機能を使う
自社商品をオンラインショップやECサイトで販売している場合は、Instagramの「ショッピング機能」を有効的に使いましょう。
ショッピング機能を使えば、投稿を見て商品に興味をもったユーザーを投稿写真からタップでそのままオンラインショップへ誘導できるからです。
また、ショッピング機能を使えばInstagram上に自社の商品カタログも設置できますから、すでにオンラインで自社商品を販売している企業にとっては欠かせません。
6. Instagram広告を利用し新規ユーザー獲得を図る
Instagram広告とは、ユーザーに写真や動画で視覚的にPRできる広告を簡単に配信できる機能です。
これは、新しく作った画像や動画広告を配信できるだけでなく、過去にユーザー反響の良かった投稿をそのまま広告として配信することもできます。
また、ユーザーの年齢、性別、住まい、興味関心、ライフステージなどを詳細に絞り込む機能もあるので、ターゲットとするユーザーに的確に広告を打つことができます。
Instagram広告は低予算でできますし、広告配信期間も自由に設定でき、どれくらいのユーザーが見たか、クリックした数はなどの分析もできるといったように、かなり利便性の高い広告を配信できるのが特徴です。
ですから、少額のお金でマッチング広告をしたい企業にとっては是非使いこなしたい機能です。
同様に、自社アカウントのフォォロワー以外に絞った広告配信も設定できますから、ターゲットとしたいユーザー層の新規開拓などで効率的に集客することもできます。
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Instagram使った集客の成功事例5選
ここでは、Instagramで集客に成功している企業の事例を5つピックアップしました。
DAISO(ダイソー)公式アカウント:@daiso_official|Instagram
投稿2706件、フォロワー177万人※2021年7月調べ
ご存知100円ショップで大人気のダイソーです。
ダイソーの投稿の特徴は、目を引くキャッチコピー入の写真投稿で、商品写真に吹き出しなどで説明を入れ、その商品の特徴や使い方がひと目でわかるように投稿されています。
また、店内での写真撮影はすべてOKで、ユーザー独自のUGCも作りやすいようにしています。
popteenオフィシャル:@popteen_official
投稿2484件、フォロワー19.4万人※2021年7月調べ
10代の女性に人気の雑誌popteenのInstagramアカウントです。
普段の雑誌には掲載されていないオフィシャル写真や、撮影の裏側風景などを投稿し、雑誌ファンを視覚的に巻き込んで楽しませています。
また、Instagram内で雑誌と連動した特集アンケート開催したり、質問を募集するなど、ユーザーが参加しながら楽しめるアカウントに作られています。
HIS:@tabi_jyo
投稿1868件、フォロワー8.7万人※2021年7月調べ
旅行代理店H.I.Sの旅行好き女性をターゲットとした、女子旅の情報を発信するアカウントで、フォトジェニックな写真投稿が20代の女性支持を集めています。
集客では(#タビジョ)というハッシュタグで投稿を促し、一般ユーザーが(#タビジョ)をつけた投稿を引用してリポストをするといった、若い女性が共感する「おしゃれ感」や「写真映え」投稿でフォロワー数を伸ばし、(#タビジョ)の投稿数は累計で180万件を超える人気を獲得しています。
GU:@gu_global
投稿1210件、フォロワー128.4万人※2021年7月調べ
ファッションブランドのGUは、フォロワー数128万超えという素晴らしい集客ができています。
その特徴は、自社アプリにInstagramを埋め込み、特定のハッシュタグをつけた投稿ができる点など。
たとえば、「#ニットボトムズ」のハッシュタグがついた投稿がアプリ内に反映され、訪れたユーザーが好みのアイテムなどをハッシュタグで自由に検索できます。
また、投稿でされた商品は、すべてアプリ内で直接購入できるようになっており、ユーザーが見つけたときにすぐに購買できるので、販売の機会を逃していません。
アパレル業界は、季節ごとにたくさんのコーディネートパターンを準備し、モデルも起用しなければならないといった莫大な広告予算を必須としていましたが、GUはInstagramアカウントに取り組むことで広告費を抑えた宣伝体制づくりに成功した例です。
nocoffee_:@ nocoffee_
投稿2010件、フォロワー6.2万人
nocoffeeは福岡にある飲食店あるにも関わらず、多くのフォロワーを集客できています。
オリジナルのコーヒー豆や自社ロゴをあつらえたグッズなどをInstagramで販売しています。
また、Instagramから自社のホームページにうまく誘導できていて、投稿写真にも統一感を感じる内容となっています。
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Instagramの運用に向いていない企業とは?
企業として取り組むことはメリットばかりと思いがちなInstagramですが、実はいくつかのデメリットもあります。
- Instagramのユーザーでないとアプローチできない
- ツイッターやFacebookなどのように、爆発的な拡散はない
- 投稿するときに『写真』や『動画』を用意しなければならない
Instagramのユーザーでないとアプローチできない
Instagramでおこなう広告やキャンペーンは、あくまでInstagramでしか見ることができません。
つまり、日常的にInstagramをつかうユーザーでないと、広告やキャンペーンを知らしめることができないのです。
ですから、自社商品を使ってもらいたいターゲットユーザーが、そもそもInstagramを頻繁に利用しているかどうか?という見極めをする必要があります。
もちろん、自社のターゲットユーザーに利用者が少ないと想定される場合、Instagramから得られる効果は少ないです。
ツイッターやFacebookなどのように、爆発的な拡散はない
Instagramは、ツイッターやFacebookと違って『シェア機能』がありません。
つまり、あなたの投稿を見て『いいね』『フォロー』はできても、あなたの全く知らない人へ『シェア』してもらうことはできないので、広がりが限定的なのです。
ですから、基本的にInstagramでは、
- 新規のフォロワーをたくさん獲得する
ことが必要で、そのフォロワー数の多さによって
「このアカウントは人気があるんだ」
とユーザーにアピールしなければなりません。
なので、アカウント開設当初から大きな宣伝効果を見込めることはなく、ある程度人気のアカウントとなってフォロワー数が増えるまでは、地道に運用を続けなければなりません。
そんな場合は、有償ではありますが『Instagram広告』を活用すれば、集客や販売などをスムーズに行うことができます。
投稿するときに『写真』や『動画』を用意しなければならない
Instagramの投稿は、魅力的な『写真』や『動画』を投稿し続けることが必須。
『インスタ映え』という言葉が流行語になったように、Instagramユーザーが敏感に反応するのは、魅力的かつキレイな写真やフィルター加工、印象に残る動画などです。
ですから、文字だけで投稿が可能なツイッターやFacebookと異なり、キャッチーで魅力的な写真・動画を常に準備し続けることはとても大変です。
以上のようなデメリットを考えると、Instagramで商品広告や企業マーケティングをするのに向いていない企業は、次のようになります。
高齢者(60歳以上)をメインターゲットとする企業
今のところInstagramメインユーザーは40代後半くらいまでですから、60歳以上の高齢者をターゲットとする商品やサービスを提供する企業には、ユーザー自体が存在しないので向いていないと言わざるを得ません。
写真や動画で商品やサービスを魅力的にPRできない企業
Instagramの特徴は、『写真』や『動画』といった視覚的に訴えることで共感してもらい、ファンを増やすことです。
ですから、本などの文字媒体を中心とするものや、ビジュアル的に説明がデキない商品やサービスを扱う企業はInstagramマーケティングには向いていません。
企業向けの商品やサービスをメインとする企業
Instagramは、『一般の消費者』がメインユーザーですから、企業向けの商品やサービスをメインとする企業はターゲットが存在しません。
このような場合は、むしろ別のSNS(Facebookなど)を利用すべきでしょう。
以上のような企業は、Instagramをメインとするのではなく、他の方法か、メインターゲット層の子どもといった若い世代をターゲットとし、世代を超えたアピールツールとしてInstagramの利用を検討するべきでしょう。
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【まずはここから!】運用を成功させるポイント
Instagramの基本は、まずオリジナル撮影した『写真』や『動画』を投稿すること。
ですが、最近はInstagramユーザーの好む投稿も変化しています。
というのも、Instagram日本ユーザーの最近のトレンド(いいねが多い)でいうと、
- クオリティの高い写真より、面白くて興味を惹かれる製品やサービスの情報
により多くのリアクションを示すからです。
たとえば、4コマ漫画を用いたストーリー調であるとか、イラストとテキストを組み合わせて視覚的に面白い画像で投稿するとかです。
ですから、従来からいわれている
「Instagramは映える写真じゃないとダメ」
というのは、少しづつ変わってきているということ。
コレは逆をいうと、
- 視覚的に訴えるモノであれば、写真や動画以外の方法にも可能性がある
ということに他なりません。
たとえ、いまの商材やサービスがInstagram向きではないといても、トレンドが変わってチャンスがやってくることがあるということです。
ですから、今スグ効果を狙うだけでなく、将来的な企業ブランディングといったことも視野に入れ、ユーザーのニーズに寄り添った投稿を続ければ、Instagramで予期せずユーザーとの接点を作れる可能性もあります。
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まとめ
以上がInstagramで集客をするメリットです。
これからInstagram集客に取り組む運用担当者さんは、メリットとデメリットを理解して自社のブランディングやマーケティングに活かすようにしていきましょう。
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