2021.7.21

【越境ECサイト比較】市場規模&売上ランキング!

【越境ECサイト比較】市場規模&売上ランキング!

越境のECサイトは、市場規模と売上ランキングを見てみると拡大傾向になる事が分かります。ECの中でも越境についてはあまり知らない方もいるでしょう。規模拡大している越境のECは2021年には、109兆円の規模になると予想されています。世界でこれだけの規模に拡大する越境にECについては、ある程度把握しておくとECを展開する時に有利に展開するのも可能です。中国やアメリカではそれぞれ異なったECサイトが利用されています。それぞれのプラットフォームがどの様な特徴があるのか知っておくのは、越境のECでは必須だと言えます。この記事では、国別に越境のECにおけるサイトを比較して、サイトの特徴や強み等を解説します。

越境ECとは

越境ECの意味は、国境を越えて行われる電子商取引です。通信販売は以前からありますが、最近規模を拡大している越境のECも通信の販売になります。海外向けに販売している点が大きな特徴となっていて、海外進出が難しかった中小企業や個人の方でも海外の方に商品を販売出来るチャンスを広げています。越境のECの利点と注意点をしっかりと把握していれば、多くの企業等にとって販路の拡大となります。

海外展開を可能とする越境ECのメリット

海外へのビジネス展開を実現出来る越境のECのメリットは、インターネットを利用する為コストを抑えて販路の拡大を国外に広げられる点です。国外に支店等を準備する必要もないため多くの方に販売のチャンスがあります。自社の製品が国内では売上がそれほど上がらなくても、異国であれば多くのファンを獲得して販売出来るケースあります。越境のECを可能とするAmazon等は、簡単な手続きで国外での販売を始める事が出来ます。手続きが簡単ですぐに他国での販売が出来る点は、越境のECの大きな利点です。

越境ECを始める前に知っておくと良いポイント

越境のEC開始前にチェックしたい事として、国外への配送の方法があります。配送については、サービスとコストのバランスを考慮して決定するのが良いでしょう。お客の視点になってどの様な配送がベストなのか判断する必要があります。他の押さえておくべきポイントとしては、貨物の補償オプションもあります。商品が国外のお客に届いても、それが破損している場合等は想定されます。この様なケースで商品の補償があれば消費者も安心です。別のポイントとして、他国への輸出が禁止されていないか事前に把握する事があります。自国の感覚で国外でも販売出来ると考えていると、販売が不可能なケースもあるので注意が必要です。

越境ECの市場規模とランキング

ECの中でも越境における市場規模の特徴は、2014年から考えてみても2020年まで拡大傾向である点です。2021年には、世界の越境のECは109兆円になると推測されています。スマートフォンが普及して簡単に通信販売のサイトで商品を購入出来る環境である事も、ECの規模拡大の大きな要因です。2019年度の越境のECで購入した金額を国別に見てみると、中国は日本と米国から3兆6,652億円購入していてランキングとしては、日本、中国、アメリカの中で1位となっています。次に日本は中国とアメリカから3,175億円購入していて3ヶ国の中で3位です。2位はアメリカで日本と中国から1兆5,570億円購入していて、中国の購入額が突出しています。

引用元:“【2020年度版】越境EC市場のまとめ!日本・中国・アメリカ”

拡大傾向の越境ECの市場規模

拡大の傾向が続く越境のECは、9年連続で伸びています。どんな時でもECで買物の出来るスマートフォンを使ったEC市場を見てみると、年によっては16.6%も増加しています。今後は更にスマートフォンによる購入が進むと予想されます。実際のECにおけるスマートフォンの利用割合をチェックしてみると、2015年は、30%未満でしたが2019年には40%を越えています。この事から、越境のECもスマートフォンの利用者の増加に伴って拡大が続くと考えられます。

引用元:“【2021最新版】EC市場規模は拡大中?成長率推移と今後の予測を徹底解説”

海外のEC市場規模におけるランキング

国外におけるECの市場規模をランキングで見ると、日本、アメリカ、中国の3ヶ国間における購入額は、1位が中国で3兆6.652億円、2位がアメリカになり1兆5,570億円、3位が日本で3,175億円という結果です。この結果から分かる事は、この3ヶ国の中で購入額が少ない傾向を示しているのは日本になる点です。中国の購入の額をチェックしてみると、アメリカから2兆94億円、日本から1兆6,558億円となっていて、日本とアメリカの購入の額をかなり上回っている事も特徴です。日本が特に購入の額が少ないのは、まだ海外の製品を買う事について抵抗があるためと考えられます。

引用元:【2020年度版】越境EC市場のまとめ!日本・中国・アメリカ

おすすめ中国ECサイト比較5選

中国におけるECサイトをチェックしてみると、それぞれ特徴があり消費者の好みで使い分けている事が分かります。Tmallは、中国の利用者に信頼されるECとなっています。他には家電製品を得意とするJD.comやファッションに強いvip.com等があります。中国におけるECの選び方は、個々の特徴を把握して選ぶと良いです。その時に何を購入するかによっても、サイトを選択出来るので事前に知っておく事です。中国は元々人口が多いので市場の規模が大きいですが、Tmallは開始された時期は2008年となっていて多くの方に利用されるサイトになっています。

中国の利用者に信用されるTmall(天猫)

信頼性の高いTmallは、中国で最も利用されているECです。サイトを見てみるとシンプルな構成となっていて、商品の分類や検索等から欲しい物を探すのが可能です。世界的に有名なアリババグループのサイトなので安心して利用できるメリットは大きいでしょう。フォームは、中国、香港、台湾等があり様々なエリアの方が購入しています。日本の企業も出店しているので、知名度の高いTmallは既に日本の企業にも認知されています。サイトの画像は、かなり鮮明な画像が多いので商品を選ぶ時に助かります。

家電製品が多いJD.com(京東)

全体の50%以上が家電製品のJD.comは、中国でのECのシェアが31.3%となっています。コンパクトにまとめられたサイトは利用者にとって使いやすいでしょう。中国の北京に本社があるJD.comは、家電以外では、パソコン、衣類、家具、本等を取扱っているので多くの消費者にとって利便性の高いサイトとなっています。20年程前に開設しているECであるJD.comは、初めはパソコン関係の商品を販売していました。海外進出として、ロシア、ブラジル、インドでも販売しているため広いエリアで展開しています。

中国ECで第3位の拼多多(pinduoduo)

SNSの拡散で多くの方に知られるpinduoduoは、中国で第3位のECです。利用者はSNSで拡散する事で値引きされるシステムなので、斬新なサービスを展開しているサイトです。独特のカラートーンのサイトは、安心感を与えます。Pinduoduoは、2015年に設立された企業で、本社は上海市にあります。所得がそれほど高くない方をターゲットにしたサイトでNASDAQに上場している企業となり、SNSでの拡散によるマーケティングは利便性が高いと言えます。

ファッション関係が強い唯品会(vip.com)

会員数が2憶人以上いるvip.comはファッション関係を得意としています。こちらのサイトを利用するのは女性をターゲットにした企業に特にマッチするでしょう。夏に向けて鮮やかなサイトのイメージが特に印象的なECとなっています。商品の背景画像が独特なデザインなのでインパクトがあり良いです。メイン画面のデザインは時期によって異なり印象的な画面となっています。女性向けの商品が多いので、サイトのデザインにも女性が好む様な工夫が多くされています。

信頼性が高い蘇寧易購(Suning)

家電製品に強く信頼性の高いECとして、Suningがあります。1,600以上の店舗を展開している蘇寧電機という企業が運営しているサイトなので安心して利用可能です。家電製品に強いECなので、家電を販売したい企業は特に知っておいた方が良いです。ホームぺージは、メイン画面に多くの家電製品が表示されていて、色々な家電製品から選んで購入する事が出来ます。他のECと同じ様に商品の分類と検索機能があり、分かりやすいサイトで使いやすいでしょう。商品の背景が白になっていて、全体的に明るいイメージのあるサイトを構築しています。

おすすめアメリカECサイト比較3選

アメリカには世界中で利用されているECのAmazonがあります。Amazonは、アメリカの市場のシェアがトップで多くの方が知っている企業です。他には、実際に店舗も所有しているサイトとして、WalmartがありアメリカのECで2位となっています。Walmartの様に実際の店舗を持っていれば普段店で商品を見る事もあるので、余計な心配をしないでECで購入する事が可能です。アメリカのサイトは、世界的な知名度が高く市場規模が大きいのが特徴です。これらのECは、出品する方のサポートに力を入れていて継続してECのサイトを展開出来る様な工夫がされています。

世界中で利用されているAmazon(アマゾン)

Amazonは、世界的に知られるECのサイトです。簡単に出品が出来る点も利点で、多くの出品者がいる事で購入者の需要に応える事が出来ます。Amazonは日本でもECでトップになっているので知っている方が多いです。一定額以上購入すると送料が無料になるサービス等や、定期的なセールをしているのでお得に買い物が出来る利点があります。商品を探す時は、キーワード検索と分類で簡単に見つける事が出来て利用者に視点になって作られたシステムが良いです。更にPrimeというサービスを利用すると配送の時間指定が出来たり様々な特典があり好評です。

世界最大のスーパーチェーンWalmart(ウォルマート)

スーパーチェーンで世界最大のWalmartは、ECにおいてアメリカで2位です。実際の店舗を所有している点は、Amazonと比べると大きな違いでECにも力を入れています。サイトは、白を基調とした見やすいデザインとなっています。設立は1969年となっていて、消費者に商品を提供し続けて50年以上経っています。低価格や物流管理、コストを削減する等の工夫をして成長してきた企業です。店舗形態が複数あり、スーパーセンター、ディスカウントストア等があり購入者の需要に対応するサービスを展開しています。

世界最大のインターネットオークションのebay(イーベイ)

世界の30ヶ国に拠点を持つebayは、世界で最大のインターネットオークションです。ebayの本社はカリフォルニア州にありグローバルに展開しています。取引を個人間や企業間でも可能としている点が特徴で、利用者を増やしています。ebayはオークションだけでなくショッピングも楽しめるので利便性の高いサイトです。国内の事業は2種類あり、越境販売の支援事業とECモールの運営となっています。日本でも知名度があり、利用を検討する企業も多いでしょう。ebayの別のポイントとして、NASDAQ市場に上場している企業である点が挙げられます。

おすすめ韓国ECサイト比較3選

韓国においてもECサイトを利用している方は多く、急成長しているTmon等のサイトがあります。他の国のECサイトと同じでTmonは、モール型のサイトを運営しています。11番街というサイトもモール型のECなので、様々な商品を比べて買いたい方に丁度良いです。G-Marketは日本語に対応していないECなので事前に知っておいた方が良いです。どのサイトを利用して越境で販売するかは、それぞれのサイトのメリット、デメリットを理解する必要があります。

モール型ECサイトの11番街

月間の訪問者数が2,100万人程の11番街は、モール型のサイトです。特徴としては割引のサービスがあり安い時期に多く購入する利用者もいます。英語の11番街のサイトは、カテゴリー別と検索によって商品を見つけるシステムです。商品の画像は、人を多用している特徴がありどの様な品物か理解し易い特徴があります。越境のサイトとしては、安く提供出来る商品を販売したい企業には向いているサイトでしょう。サイトのトップに、配送先を選択したり、英語、中国語、韓国語の表示切替があるので利便性が高いです。モバイルアプリもあるので、利用者はより便利に買物を楽しめます。

色々な商材を扱っているG-Market

月間の訪問者数が2,200万人のG-Marketは色々の商品を販売しています。日本語に対応していないので、英語等で対応する必要があり越境のECとして利用する場合は、事前に知っておいた方が良いです。英語の表示にした場合でも、サイトの全てが英語に切替わるわけではない点も注意が必要です。販売サイトの特徴は、商品のポイントを押さえた表示になっているので利用者にとって使いやすいサイトと言えます。韓国国内においてトップのシェアであるG-Marketは、本社がソウルにあります。主要な株主がアメリカのebayなのも越境のECを韓国で考える上で大切な情報です。

急成長中のTmon

急成長中のTmonは、食品を配達してくれる嬉しいモール型のサイトです。利用者数は、月間600万人程ですが、成長しているECの一つです。サイトの表示は、韓国語と中国に切替える事が可能なので、英語が使えれば越境のECの利用も検討出来ます。パソコンでの利用は、スマートフォンでの利用している様な使いやすさがあります。カートのボタン等が画面をスクロールしても一緒に移動するので買物がしやすいメリットもあります。商品の画像は、どの様な商品なのか分かりやすいように工夫されていて良いです。画像に記載されている文字が韓国語である場合は、英語表示にしても韓国語のままなのは知っておいた方が良いです。

おすすめ台湾ECサイト比較3選

台湾の方で日本製品に興味のある方は多く、越境のECサイトを上手に利用すればビジネスのチャンスも広がります。代表的なサイトとして、Yahoo!奇摩購物中心があり24時間以内に配送する等のサービスを展開しています。同じ様に24時間以内に配送をしてくれて170万以上の商品を扱っているPCHomeは、台湾のECで2位です。その他にも特徴のあるサイトは台湾にはあり、台湾の方の需要等を含めてどのサイトを利用して販売するか決めると良いでしょう。サイトを決める時のポイントとして、自社の商品を売るのに適したフォームであるか判断する事が大切です。サイトによって得意としている商品のカテゴリーは異なるので意識してサイトを選別するのも重要です。

日本製品を好む利用者が多いYahoo!奇摩購物中心

Yahooは日本でも知られていますが、台湾のサイトであるYahoo!奇摩購物中心は日本の製品を好む方が多く利用しています。台湾での越境のECを考える時は、Yahoo!奇摩購物中心はしっかりと把握した方が良いです。ポイントとしてはお菓子やキッチン用具が売れている事です。サイトを見てみるとホームがはっきりとしたカラートーンをしていて独特のデザインとなっています。分類もホームに掲載されていて、細かく分かれているので利便性が高いです。日本の企業もこちらのサイトで販売しているので参考に見てみるのもおすすめです。

台湾ECサイトで第2位のPCHome

台湾で2位のサイトであるPCHomeは、170万以上の商品を扱っているのが大きな特徴です。色々な商品を総合的に販売していきたい企業にとっては、利用価値が高いサイトです。サイトは多くの商品を扱っている事もあり、ホームには様々な情報が掲載されています。商品の画像は、その商品の特徴を捉えた画像が多く消費者にアピール出来る内容となっています。多くの商品を扱っているだけでなく、24時間以内に配送をしてくれる点も大きなメリットと言えます。PCHomeは台湾で最大のECとなっていて老舗でもあります。様々なサービスを行っている中で、台北市内で6時間以内の配送を試したりしています。

1996年から販売してる博客来

隠れた良い品を販売している博客来は1996年から販売しているサイトです。別のサイトと比べてみると販売の歴史が長いため信頼性が高い特徴があります。他のサイトと比較してみると商品の画像もシンプルな構成となっています。全体的に落ち着いた雰囲気のECで珍しい商品を取り扱っている点はポイントが高いでしょう。こちらのサイトは台北市に本社がありオンラインの書店からはじめたサイトで、今では本以外の様々な商品を扱っています。商品の分類を確認してみると、本の分類がかなり多いことが分かります。本以外には、CD、DVD、文具、家電等の多くの種類を販売しています。衣服の販売も行っていて、商品の画像は、実際に着ている雰囲気が分かる写真が掲載されてます。

まとめ:【越境ECサイト比較】市場規模&売上ランキング!

越境のECは拡大傾向にあり、海外への進出を考える企業にとって追い風となっています。どのフォームを使うか決める時は、それぞれのサイトの特徴や強みを把握しておくと良いです。越境のECでコストを削減して国外で販売が可能となっても、サイトによって利用料金の設定が異なるので、複数のサイトについてコスト面もリサーチして検討する必要があります。Amazonや他のサイトは、類似している点も多くありますが、実際に使用するメリットは、サイトごとに異なります。大切なポイントとして、自社の商品がどこの国で売れる可能性があり、どのサイトを利用すれば効率的に販売出来るか判断する事があげられますが、これらのポイントを一つずつクリアにしていけば、越境のECでの売上も見えてきます。

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監修者
木村太一
木村太一

木村太一 越境(海外)マーケティング・動画クリエイター

2021年6月より越境マーケティングをさらに強化するため、アメリカはロサンゼルスへで駐在。以前はフィリピンに約3年滞在し、留学・現地学校での勤務・現地就職を経験。海外歴は計5年程。主にコンテンツ作成やマーケティングを担当し、現在は登録者30万人のYoutuberのマネージメントも手掛ける。内閣府認証 留学協会認定カウンセラーとしても活動中。留学協会・大阪支部長代理。

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