2021.7.22

2021.8.20

ついにGoogle超え?!アパレルのPRをするならInstagram!

ついにGoogle超え?!アパレルのPRをするならInstagram!

ファッション(アパレル)分野の情報収集においてInstagramがGoogle超え

最近のファッションの流行りを調べるとき、従来ならGoogleを使って検索するのが一般的でしたが、近年では情報収集の仕方がかなり変化してきました。

実はGoogleよりもInstagramを使ってファッション情報を仕入れる人が格段に増えているのです。このことは株式会社ジャストシステムによるマーケティングリサーチの結果でも明らかになっており、2019年6月のモバイル・ソーシャルメディアに関する調査ではその傾向が明らかになっています。

年代が上がるほどGoogle検索で情報収集している割合が高くなるのですが、最もファッションニーズがあるとされる若い女性層に関してはGoogleよりInstagramを活用している傾向があるのです。

多くの人がスマートフォンを使って手元で情報検索を行っている世の中において、29.4%の人がInstagramで情報収集しており、ついで28.3%がGoogleを利用していることがわかりました。

2016年の調査時はInstagramよりもGoogleの方が優勢だったのですが、年数を追うごとにInstagramの利用率が大きく伸びたことになります。

Instagramはコーディネート提案が参考になる

この傾向はアパレルブランドも見逃していません。単にファッションアイテムを紹介するツールとしてではなく、自社の他のアイテムをどう組み合わせればより素敵に見えるのかを提案するコーディネートツールとしても大いに役立てているのです。

ユーザー側としても、このアイテムと何を合わせればいいのかわからない、今年の流行りをどう取り入れたらいいかわからない、といった代表的なファッションの悩みをInstagramの写真で視覚的に解決できる点は大きなメリットだといえるでしょう。

ファッションブランドとしては、より多くの人にブランドや商品を認知してもらい、購入につなげる目的があるので、ユーザーの悩みを解決する形で提案しているのです。

また、より注目度を上げるためにインフルエンサーを起用してコーディネート例の紹介を行うなど、さまざまな工夫を凝らしています。

ブランドイメージの定着とファン化

Instagramの最大の特徴は視覚的に情報を届けることができる点にあります。写真や短時間動画を上手に使い定期的な投稿を行っていくことで、おのずとブランドの存在はもちろん商品の魅力もユーザーに伝わりやすくなるでしょう。

ユーザーにとって現時点では年齢層が合わないが大人っぽくて好きだと思われていたとしても、ブランドのファンであること自体が非常に大切なのです。仮にフォロワーとして登録してくれていた場合、そのユーザーがブランドのターゲット層に加わったときは高揚感をもってアイテムを購入してくれる可能性も出てきます。

継続投稿することは、今現在のファン層だけではなく将来に向けた潜在的顧客層を確保することにもつながるのです。

10~30代女性は圧倒的にGoogleよりInstagram!

データで見てみると、Instagramを利用する人の割合が年代順に並ぶことがよくわかります。若い層ほどInstagramの活用率が高く中高年層になるほど割合は低くなっているのです。10代では52.9%、20代では39.3%、30代では28.9%、40代から60代では20%未満という結果が出ています。

また、テスティーが2018年に公開したデータでは、人気アプリの中でも利用時間が長いのは検索アプリのSafariを抜いてInstagramであることがわかったのです。顕著なのは10代のInstagram利用割合が多いことで、特に女性の利用率が非常に高くなっています。

この層は情報収集をInstagramで行う傾向があり、その際に用いるのがハッシュタグです。行きたいお店を探したりファッションコーディネートの参考画像を探したりするときは特に役立っているようです。

ハッシュタグは大切な検索キーワード

データからわかることは、Instagram利用者層は画像や動画という視覚による情報収集を行っているということです。知識系の文字情報はSafariなどの検索アプリを使っていることもわかります。

Instagramを使ってファッション情報を収集する理由としては、パッと見てコーディネートのコツやトレンドの取り入れ方がわかる手軽さや参考例のわかりやすさにあります。

ビジュアルで情報を取り入れることができるInstagramのメリットを最大限活用している点が特徴的です。ユーザーはInstagramを参考にした自分なりのコーディネートやおすすめアイテムをさらにInstagramで共有することも盛んに行っています。

そうして膨大なユーザー参加型の情報サークルができあがるのですが、膨大な情報の中から自分が必要としているものを見つけるためにハッシュタグ検索を行うのです。この他のハッシュタグの利用方法としては、自分自身の記録分類のためであったり他のユーザーが付けているからだったりさまざまです。

ハッシュタグの付け方

Instagramではハッシュタグのサジェスト欄があり、そこを見るとよく使用されているハッシュタグが投稿数順に一覧で並んでいるのがわかります。投稿数の多いハッシュタグほどより多くの検索者がいるということでもあります。

ただし、上位にランクインしているようなハッシュタグは誰もが使用しているものであるため、せっかく投稿しても多くのライバルの投稿の中に埋もれてしまいかねません。そこで工夫したいのが混合ワードでのハッシュタグ付けです。例えば#ワンピースというハッシュタグだけ付けた場合、スタイルや色、素材、コーディネートなどワンピースに関するさまざまな関心を持った人全体から検索されることになるので、多くの投稿から自分のものを探し出してもらうことは至難の業です。

しかし、夏のワンピースに関する投稿だった場合、#夏のワンピースというタグを付ければ、夏用ワンピースに関する情報を探している人に対象を絞ることができます。

このようにして、#夏用ロングワンピースや#夏用ロングワンピース麻とワードを加えていくと、検索するだろう対象層をどんどん絞り込めるので、自分の投稿まで辿り着いてくれる人も現れだすのです。

ハッシュタグの具体例

ファッションの場合は、ブランド名に加え、アイテムの名前や雰囲気などをタグに付けてみるといいでしょう。

ユニクロを例に挙げると、ブランド名として#ユニクロや#uniqloというタグが使えそうです。商品名ならば#リネンワンピースや#ロングTワンピース、雰囲気なら#大人かわいいといったタグを付けるのもいいかもしれません。一方、実際の傾向としては#GUコーデといったファストファッションを検索しているユーザーが多いようです。

Instagramのハッシュタグ検索を行う主な層は10代~20代の若い女性のため、ファッションにあまりお金をかけられない可能性もありますし、次々と流行りのファッションを追い求めていきたいニーズがあるのかもしれません。

また、ブランドは特にこだわらないが自分のイメージに合うアイテムを探しているはアイテム名で検索したり、持っている服に何を合わせたらいいかわからないときはコーディネートというタグで検索したりもするようです。コスメはトータルファッションとして考えれば関連性のあるタグだといえます。

昨今では#韓国コスメや#韓国メイク、あるいは#チャイボーグといったハッシュタグが人気で、アジア系メイクを参考にしたい人が増えています。ブランド側としてはコスメの人気傾向にも気を配り、韓国メイクに注目が集まっているならどういうアイテムやコーディネートがおすすめかを投稿するのも一案だといえるでしょう。

メディアでは得られないリアルなファッション情報が重要

メディアでもファッションに関するさまざまな情報が取り上げられますが、例えば洋服であればスタイルがよく外見の整ったモデルが着用している写真がほとんどで、モデルではない一般の女性が自分と重ね合わせるにはギャップがあることも事実です。

このため、Instagramユーザーは等身大のリアルな情報を求める傾向があります。ファッションブランドの公式アカウントで気に入ったアイテムを見つけたら、そのアイテム名から実際にコーディネートして着ている一般ユーザーの投稿を探し自分が着用したときの参考にする、という流れがあります。あるいは逆に、アイテム名から一般ユーザーの投稿を探しブランド名を見つけて公式アカウントに辿り着くというパターンもあり得るでしょう。

いずれのケースでも最終的には、モデルでもタレントでもないユーザー自身が実際に着てみたときにどうなるのかを知りたがっているのです。インスタ映えする写真が定番になっているのも、一般人であるユーザー自身が自分自身や自分のファッションを上手にプロデュースしたいというニーズの表れだといえそうです。このニーズを上手に捉えることができれば、Instagramユーザーである若い女性層の心をしっかりと掴むことができるでしょう。

インフルエンサーが利用している主要SNSもInstagramが圧倒的!

YouTubeを筆頭にさまざまなSNSでインフルエンサーが存在しますが、2018年のトレンダーズ株式会社の調査によると、インフルエンサーの活動の場として最も多かったのはInstagramでした。インフルエンサーといってもその影響力やフォロワー数などにより分類されているので、まずはインフルエンサーとしての段階を知っておくことが大事です。どの段階にいるインフルエンサーであっても一定以上のリピーターを持っているものですし、学ぶべきことは多いので、自社でInstagramを活用する際の成長モデルとして参考にするといいでしょう。

タレントインフルエンサー

メガインフルエンサーともいわれていますが、定義としてはフォロワーが100万人以上おりその影響力が絶大なインフルエンサーを指します。タレントというだけでも知名度が後押ししてくれるものですが、そこにタレント本人のセンスが発揮されると1人でも十分な発信力を持つようになります。

代表的なタレントインフルエンサーといえば渡辺直美さんで、そのフォロワー数は900万人以上ともいわれています。トップクラスの人気を誇り、彼女から発信されたものが流行るなど影響力を見せつけている一方で、フォロワー数が膨大であるためファン層との距離感を縮めることには限界があるといってもいいでしょう。

ただし、渡辺直美さんの場合は非常に親近感のあるキャラクターが特徴でもあるため、発信力と影響力を兼ね備え流行も作り出せる力を持っているのだと考えることができます。

ミドルインフルエンサー

トップインフルエンサーともいわれており、フォロワー数でいえば10万人から100万人規模であると定義されます。ミドルインフルエンサーのなかにはメディアに露出する人もおり、話題を提供できるだけの魅力と影響力を持ち合わせているといえるでしょう。

フォロワーとの距離感についてはタレントインフルエンサーと同じくどうしてもフォロワーとの距離感を個別に縮めることは簡単ではないと考えられます。投稿や人間性に魅力があり、そこに惹かれたファン層が多く存在し、インフルエンサーの投稿に影響を受ける傾向があるという点では、タレントインフルエンサーに準ずるものがあるといってもいいかもしれません。

マイクロインフルエンサー

フォロワー数が1万人から10万人規模だとマイクロインフルエンサーに分類されます。一般のユーザーに比べるとフォロワー数は非常に多いですが、タレントインフルエンサーやミドルインフルエンサーと比較すればフォロワーとの距離感が近いインフルエンサーといってもいいでしょう。すべてのフォロワーに対するコメントなどは難しいものの、目に留まったコメントに返信するなどして直接的に好感度を上げることが可能なラインです。

ナノインフルエンサー

マイクロインフルエンサーよりもフォロワー数は少なく、およそ1,000人から1万人規模だとナノインフルエンサーとよぶことができます。比較的狭いコミュニティ内で人気や信頼を得ている人物がナノインフルエンサーになりやすいですが、フォロワーとの距離感が非常に近いことからコミュニティに向けた影響力や親近感は抜群だといえます。したがってエンゲージメント率も高くなる傾向にあります。

まとめ:ついにGoogle超え?!アパレルのPRをするならInstagram!

インフルエンサーの中でもInstagramを活動の場としている人はインスタグラマーとよばれます。発信するのは文字情報ではなく写真や動画といった視覚に訴えるコンテンツであるため、日本国内に限らず海外からもフォロワーがつくことがたびたびあります。ハッシュタグの付け方ひとつとってもインフルエンサーには適切なワードを選ぶセンスがあり、外国人にも投稿を見てもらえるように英語でのハッシュタグを付けるケースもよく見られます。

インフルエンサーは、多くの人に自分の投稿を見てもらうための努力をしているからこそ徐々に成長し影響力と技術力、発想力を育てていけるものなのです。これは一般のInstagramユーザーも見習うべきところです。企業のように、多くの人にアプローチしファンを作ることを目的としている場合は、インフルエンサーを起用したマーケティングを行うだけではなく、インフルエンサーがどのようにInstagramを使いこなしているのかを研究することも大切になってくるでしょう。ユーザーがハッシュタグ検索をするときの心理は、解決したい、ヒントが欲しい、他の人のやり方を知りたいといったように、何かしら困っていることがある場合が多い傾向にあります。

Instagramに限らずSNSを使いこなすユーザーは必要な情報自体をすでにGoogle検索で入手しているため、検索では手に入りづらいリアルな声や意見、第三者の考え方やものの見方などを探しているのです。ジャンルでいえばファッション情報などは主に10代から20代の女性層がGoogle検索よりInstagramを使った情報収集をする傾向にあります。ファッションというジャンルだけにビジュアル的な情報は特に必要とされています。特にファッションはパッと見てすぐ理解できる分野なので、着用されている服のブランド名やアイテム名もすぐわかりやすく重宝されているのです。

このため、企業は積極的にインフルエンサーを起用してアカウント運用することがマーケティング的にとても重要ですし、マーケティングの精度を上げるためにもインフルエンサーから学ぶことが大切です。一般のInstagramユーザーの心情としては、企業アカウントであればフェイク情報はもちろん、会社名やブランド名のもとにしっかりした情報を提供していると考えています。自社商品の紹介投稿に関しても、企業だからこそ直接的な紹介が求められていますので、商品情報を知りたいユーザーにとって企業アカウントは不可欠なものだといえるでしょう。

一方、一般ユーザーの投稿でファッション情報を流す場合は、買い手あるいは利用者だからこその目線をもったリアルな投稿を心がけるようにするといいでしょう。多くのInstagramユーザーは検索では手に入らない実例を知りたがっているからです。

実例の中にこそ、自分の知りたいことの答えがあることをユーザーは知っているのです。企業はこのことを肝に銘じ、うわべだけのInstagram運用やインフルエンサー起用に頼るのではなく、ユーザー心理をきちんと分析したうえで戦略的にInstagramを活用するようにしましょう。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
佐藤沙知
佐藤沙知

shopi lab SNSコンサルタント

大手SNSマーケティング企業で、インフルエンサーマーケティング、SNSコンサル、SNS運用を手掛け、
現在アパレル、美容系など多くの企業へのコンサルタントとして活動中。

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