Instagramが提供する無料の分析ツール「インサイト」。
ユーザーの性別や年齢層、居住地域など細かいデータを分析できるので、Instagramのアカウントを保有する企業で大きな注目を集めています。
しかし、これから導入を検討する企業は、どのように活用すればいいのか困惑することも多いはずです。
そこで今回は、インサイトの導入から活用する方法まで分かりやすく解説します。
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そもそもインサイトって?
コンテンツに対するユーザーの反応やフォロワーの属性など、あらゆるデータを分析できる機能をインサイトといいます。
企業アカウントを保有するユーザーに対して無料で提供されており、年齢や性別、居住地域などフォロワーのさまざまな情報を得られるのが特徴です。
また、ユーザーからどのようなアクションが起こったかなど、曜日や時間帯も交えて確認できるのも大きなポイントでしょう。
人気投稿のデータを抽出して細かく分析できれば、エンゲージメントを高めるための解決策を見つけられます。
インサイトが表示される対象は、フィードやストーリー、リール動画やライブ動画などの投稿で、それぞれのデータを抽出できるのも大きな特徴です。
ほかの投稿との比較もできるため改善点の分析にも役立てられます。
インサイトはアプリから確認可能!
アプリから詳しいデータを確認することはできますが、パソコンから閲覧することはできません。
なぜなら、Instagramのアプリはスマホしかダウンロードできないため、実質インサイトは携帯からしか閲覧できないのです。
しかし、Facebookが提供する「クリエイタースタジオ」を利用すればパソコンからでも確認できます。
クリエイタースタジオは、新規投稿や予約投稿、データ分析を一括管理できるツールです。
Instagramのアカウントとクリエイタースタジオを紐付けることで、インサイトのデータ情報をパソコンでも確認することが可能になります。
パソコンから確認したい場合は、クリエイタースタジオを利用しましょう。
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企業アカウントにインサイトを導入する方法
Instagramで個人アカウントを保有している場合、まずは集客や販促に特化したした企業アカウントに変更しましょう。
企業アカウントは、個人アカウントを保有するユーザーであれば誰でも無料で変更することが可能です。
企業アカウントに変更すれば、広告を出稿できたりプロフィール欄に問い合わせやアクションボタンを設置できたりなど、ビジネスで役立つ機能を使えます。
個人アカウントから企業アカウントへの変更方法は、以下のとおりです。
アカウントに変更する方法
まずは、プロフィール画面を表示させ右上にある「メニューボタン」をタップします。
「設定」「アカウント」の順に選択し、画面下の「プロアカウントに切り替える」を選びましょう。
「健康・美容」「編集者」「ライター」などアカウントのカテゴリを選んだあと、「ビジネス」「クリエイター」のどちらかを選べます。
企業アカウントに変更するときは、「ビジネス」もしくは「クリエイター」のどちらかを選択することが必要です。
現段階はどちらを選択しても利用できる機能に大きな違いはありませんが、住所を登録できるのは企業アカウントのみです。
実店舗への誘導を図りたいなら、「ビジネス」を選択しましょう。
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インサイトで表示されるデータ
企業アカウントを活用する際に役立つデータ一覧を見ていきましょう。
データ①リーチ
投稿を見たユニークユーザー(UU)数です。
ユニークユーザー(UU)は、特定の期間内に投稿を訪れた人数を示す数値でユーザーの評価を見える化することができます。
またリーチ数を増加させることができれば、ユーザー自身に拡散してもらえる可能性が高まり、フォロワー以外のファンを増加させることが可能です。
データ②いいね!
投稿にいいね!が付いた数です。
いいね!数は投稿に対するユーザーの生のアクションを知ることができるため、企業アカウントを運営する上で重要視すべき数値なのです。
またいいね!数はエンゲージメント率と比例するため、企業アカウントを運営する上で重要なデータになります。
データ③コメント
いいね!を押してアクションを起こすだけでなく投稿に対するコメントを残してくれるため、ユーザーと直接コミュニケーションをとることができます。
ただし、いいね!数とは異なりエンゲージメントの高さと比例するわけではありません。
データ④保存数
ユーザーによってコンテンツが保存された数です。
ユーザーが投稿を保存する行動を取ることは、あとで見返したいほど魅力的なコンテンツだったということです。
コンテンツの良し悪しを判断できる材料になるでしょう。
データ⑤プロフィールを介したクリック数
プロフィールを見てフォローするか決めるユーザーも少なくありません。
そんな一連の流れを確認できるのが、企業アカウントに記入できるプロフィールを介したクリック数です。
フォロワーを増やす上でも重要な数値になるので、重視したいデータといえます。
またクリック数を見ればフォロー解除も確認できるので、ユーザー離れの分析も行えます。
データ⑥サイトURL
ウェブサイトをプロフィール欄に掲載している場合、ユーザーが「投稿」「アカウントのプロフィール」の順に閲覧したあとURLをクリックした数をいいます。
ウェブサイトにおけるクリック数の増加は、ユーザーがブランドに対して興味を持っている証拠です。
遅かれ早かれフォローしてくれる可能性が高いユーザーといえます。
データ⑦商品タブのクリック
近年はネット購入の需要も高まっているので、商品タブのクリック数は多くの企業が注目するデータです。
商品タブにおけるクリック数に伸び悩みがあるなら、投稿もしくは商品やサービスに何らかの要因があるのかもしれません。
データ⑧インプレッション
それぞれの投稿に貼り付けた広告が表示された回数をインプレッション数といいます。
表示回数が多いと自社の広告文や画像がユーザーの目に触れる機会を増えるため、ユーザーに効果的にアプローチすることが可能です。
どのコンテンツに対して表示回数が多かったのか把握できるように、インプレッションが発生する経路は確認しておきましょう。
データ⑨フォロー
「投稿」「企業アカウントのプロフィール」の順に閲覧したあとフォローされる数のことをいいます。
フォロー数は対象の投稿だけでなく、プロフィール画面のフィードにも影響を与えるので注目したいデータです。
フォロー数が増えない場合は、投稿に何らかの原因がある可能性があるかもしれません。
データ⑩発見率
フォロワー以外のユーザーが投稿を見つけた数値のことです。
企業アカウントから発信した投稿はユーザーに届きにくいので、発見率は高いほど良いといわれています。
発見率が高くなればフォロワー数の増加も期待できるため、50%以上の数値を目安に投稿を続けましょう。
データ⑪ハッシュタグの表示回数
タグ検索を行ったときに自社投稿が上位に表示され、ユーザーによってクリックされたときのインプレッション数のことをいいます。
ハッシュタグの検索結果はコンテンツ内容によって大きく左右されるため、ユーザーにとって魅力的な内容に仕上げることが必要です。
特に、若年層はハッシュタグを利用して検索することも多いので注視したい数値でしょう。
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Instagramインサイトの見方
ユーザーの反応を数値化して分析できる便利なインサイト。
個人アカウントから企業アカウントに切り替えれば、無料でインサイトを利用できるので検討する企業も多いはずです。
そんなインサイトは、アカウント全般やフィード、ストーリーズ投稿はもちろんのこと、2021年に新しく登場したリール動画やライブ動画にも追加されました。
投稿方法によって確認の仕方も異なるため、事前に確認することが大切です。
投稿方法①一般アカウント
はじめに企業アカウントにあるプロフィールページを開きます。
プロフィール画面のインサイトボタンを選んだら情報が表示されるのでデータを確認しましょう。
例えばリーチ数は、各投稿におけるユニークアカウント(UU)の合計数が表示。
アカウントの情報やリーチ数を確認するには、アカウント数を選択しましょう。
各コンテンツにおけるインタラクションには、ユーザーが行動を起こした合計回数が表示。
詳細ページではそれぞれの相互作用を確かめることが可能です。
インタラクションとは、アカウント内でのやり取りで発生した行動回数を指します。
合計フォロワーの項目では、フォロワーの合計数が表示されます。
ここでは、フォロワー数の変動、性別や住居エリアなどの情報、活動的な曜日や時間帯を確認することが可能です。
どのような内容の投稿をしたときにユーザーの反応が活発になるのかも確認できるので、分析する材料として役立つでしょう。
投稿方法②フィード
いわゆる通常投稿を指すフィードは、通常フォロワーのタイムラインに表示されます。
画面の「インサイトを見る」をタップすれば、各投稿におけるデータを閲覧することが可能です。
ただし、ここでは一部の情報しか表示されません。
より詳しい情報を知りたい場合は、下から上になぞるようにスライドしましょう。
すると、分析にも役立つあらゆる情報が表示されます。
直近の投稿結果を確認したり分析したりするときに役立つでしょう。
投稿方法③ストーリーズ
ストーリーズ投稿は、画面下に動画を見た人数が通知されます。
ストーリーズ投稿における詳しい情報を知りたい場合は、画面を上にスライドさせれば確認することが可能です。
画面にある目のアイコンをタップすると、ストーリーズを見たアカウント一覧が表示されます。
ただし、48時間を過ぎると閲覧したアカウント情報はすべて消えてしまいます。
誰か見たのか記録として残したい場合は、スクリーンショットなどを撮影しておくことがおすすめ。
ただユーザーのアクションは、48時間以降もデータとして保存されるので安心しましょう。
投稿方法④リール動画
最大30秒の短尺動画を共有できる新機能「リール動画」が、2021年に追加されました。
リール動画にはスタンプやペイント、音楽などを追加できるので、よりクリエイティブな動画を作成したり共有したりすることが可能です。
リール動画の情報を知りたい場合は、画面横にある「…」から「インサイトを見る」を選択しましょう。
分析に役立つ情報を得られます。
投稿方法⑤ライブ動画
リール動画と同じく、2021年に新しく追加されたライブ動画。
ライブ動画は、アカウントのフォロワーに対してリアルタイムで動画を配信できます。
たとえアーカイブを残さず動画を削除してもインサイトの情報は残ります。
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インサイトを活用した分析方法
自社アカウントにインサイトを導入するだけでは、企業が掲げる目的を達成することはできません。
情報を分析して改善策を導き出し、それを投稿に反映させることが大事なのです。
ここからは、フォロワーの数やユーザーの反応を増加させるための分析方法を紹介します。
分析方法①アカウントの現状を把握する
インスタのアカウントを成長させたいなら、現状でユーザーからどのくらいの反応を得ているのか知ることが大切です。
もし運営する自社アカウントの現状を知らないなら、まずは把握することから始めることが望ましいでしょう。
また現状をしっかり把握することで、これから何をすべきなのかも浮き彫りになります。
アカウントを成長させるヒントがたくさん隠れているので、改善すべき部分も明確になるでしょう。
分析方法②問題点を抽出し改善点を考える
インスタ投稿の状況を把握できたら、現状を打破するための改善策を考えてみましょう。
例えば投稿の反応が悪い場合は、投稿する時間帯が悪かったり興味を惹くコンテンツ内容でなかったりすることも少なくありません。
ユーザーは、見た瞬間にクリックするかどうかを判断しています。
判断する時間は1秒といわれるほど一瞬で画像から判断しているのです。
もし投稿の反応が悪い場合は、ユーザーにとって興味をそそるコンテンツでないことが考えられます。
この工程で考えた仮説を踏まえ、次に投稿するコンテンツに反映して改善するか検証しましょう。
分析方法③KPI(目標値)を設定する
問題点における改善の仮説を立てたら、改善されているか測るためのKPI(目標値)を設定しましょう。
KPIは、Key Performance Indicatorの略で重要業績評価指標のことです。
戦略的な目標を実際に達成できたかを測るためのもので、その後達成した場合には行動が正しかったか評価するための判断基準になるのです。
KPIは目標達成のために取った行動を評価するための指標なので、まずは適切なゴール設定を行いましょう。
例えばフォロワーの数を増加させたいなら、KPIはフォロワー数の増加になります。
それぞれの投稿に対するエンゲージメントを向上させたいなら、いいね数の増加が達成すべきゴールになると考えられるでしょう。
分析方法④改善点を反映して投稿する
目標達成に向けて取った行動の効果を確認するためのKPIを設定できたら、改善策を反映してアップデートしたコンテンツを投稿しましょう。
もし複数の改善策がある場合は、ひとつずつ反映して投稿するのが望ましいです。
なぜなら、投稿したコンテンツで効果が出たとき、どの改善策が有効だったのか分からなくなるからです。
ひとつの投稿に対して複数の改善策を試してみるのではなく、ひとつずつ検証していきましょう。
分析方法⑤投稿したら結果を確認する
改善を取り入れたコンテンツを投稿できたら、時間をおいて投稿結果を分析します。
最初に決定したKPIの数値を基準に増減を確認してみましょう。
結果的にKPIで設定した数値より増えているなら、投稿に反映した改善策は適切だったといえます。
逆に、いいね数が増加しなかったりユーザーの反応が期待したほどではなかったりするときは、改善策が適切でなかったことがわかります。
反応が悪い改善策は、即刻止めて別の改善策を反映させましょう。
このように目標を達成させるために仮説や反映、検証を繰り返し行います。
検証結果をもとに効果が出た改善策はそのまま続行し、反応が悪いものに関しては止めることを繰り返し行いましょう。
仮説や実証、検証を繰り返せば、自社アカウントも大幅に成長できます。
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まとめ
個人アカウントから企業アカウントに切り替えすれば、誰でも利用できる無料分析ツール「インサイト」です。
SNSには消費者のことを理解できる情報がたくさん詰まっているので、インサイトを活用したいと考える人も少なくありません。
インサイトをうまく活用して改善点を抽出し、投稿に反映させれば運営するアカウントにも大いに役立つはずです。
まずは、無料プラン内でアカウントの現状を把握してユーザーを分析してみましょう。
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