2021.7.7

2021.8.20

【Instagram】アカウント運用の活用事例をご紹介:アパレル編

【Instagram】アカウント運用の活用事例をご紹介:アパレル編

Instagram(インスタグラム)は、画像や動画といった『ユーザーの視覚に訴える』ビジュアル型のSNS。

ですから、『本日のコーデ』といった洋服の着こなし画像や、お出かけ先での様子など、日常生活のシーンを映像にし、自らも楽しみながら投稿をつづけるインスタグラマーが多いというのも特徴の一つです。

つまりInstagramは、ファッションとの相性が抜群にイイのです。

なので、衣料品(アパレル)を企画・製品化し、卸売りを行なうアパレルブランドも、こぞってInstagramに企業活動として参入しています。

自社で開発した商品を、写真や動画で魅力的に映像化して発信することができますし、それに共感したユーザーを引きつけ、新たなファンを獲得することもできからです。

そこで、ここでは、大手アパレルブランドを中心に、Instagramのアカウント運用事例やメリット、集客のポイントなどをまとめました。

ファッション感やブランドイメージを重視しているアパレルブランドほど力を注いでいますから、参考となる点はたくさんあります。

アパレルブランドがInstagramを利用するメリット

アパレルブランドが得られるメリットは、次のとおりです。

  1. 自社ブランド力の向上と浸透ができる
  2. 自社商品の着こなしかた見本やその利点をユーザーに視覚的に伝えられる
  3. Instagramの既存ユーザーと数多くの接点を演出できる
  4. 自社商品のキャンペーン告知などで新規顧客を獲得できる
  5. 自社商品の販売サイトへの誘導ができる

Instagramは基本的に無料で運用できますし、企業としても上記のようなメリットを数多く見込めますから、規模の大小にかかわらずアパレルブランドがこぞって参入を開始し、本格的に運用をすすめています。

具体的には次のような感じです。

自社ブランド力の向上と浸透ができる

商品イメージやブランドイメージを大切にする企業にとって、今のInstagramはとても貴重な広告媒体へと成長しています。

というのも、従来型の広告ではテレビCMや雑誌広告といった巨額の広告費をかけなければできなかった

  • 自社ブランディングを多くのユーザーが集まる場で自由にできる
  • Instagramの投稿は無料で何度でもできる
  • ユーザーニーズの把握やお客様の反応などマーケティングまでできる

ようになってきたからです。

特に最近のInstagramは、ユーザーに対して写真や動画で直接自社ブランドを視覚的かつ継続的にアピールし、浸透させることができる広告発信の場となりつつあります。

たとえば、今までであれば、ユーザーはアパレルブランドのテレビCMや雑誌広告をたまたま見かけ、

「このアパレルブランドの雰囲気が好き」

「スタイリッシュなイメージ感に興味が湧いた」

「好きなファッションイメージと商品がピッタリだった」

と感じて、ようやく実店舗やECサイトのチェックをしてみるという流れが一般的でした。

ですから、どのアパレルブランドも、巨額の広告宣伝費を使って、他の媒体(テレビや雑誌)で自社ブランディングをするしかなかったのです。

ですが、Instagramは、アカウントを戦略的に運用することで、自社が目指すブランディングを継続的に、しかも無料で行うことができます。

そして、自社のファッション観やブランドイメージをInstagramの投稿で持続的に演出できますから、そのような世界観に共感を持ってくれるユーザーが自然とフォロワーになり、新たな潜在顧客を獲得できるチャンスにつながる可能性も大。

また、Instagram利用者は10代20代といった若いユーザーが多いので、たとえ今は自社商品のファンでなくても、投稿で世界観やブランディング認知を続けることで、未来の新たな顧客となる可能性も秘めています。

このようにInstagramは、アパレルブランドの企業広告の一つの戦略として、自社のイメージやブランド力を魅力的に演出し浸透させることもできるようにもなってきました。

2.自社商品の着こなし方の良さをユーザーに視覚的に伝えられる

ユーザーが洋服を選ぶときに一番悩むポイントは

  • お手本となる着こなし方法がよくワカラナイ
  • 今ある服と上手くコーディネートできるか不安
  • 長く着こなせるかどうか今イチ自信がない

といったこと。

そういったユーザーの服選びへの不安を解消すべく、アパレルブランドは雑誌などで『着こなしコーデ特集』などをして、ユーザーに視覚的に自社商品の良さを訴えます。

ですが、

  • ファッション雑誌はたくさんある
  • 雑誌の制作期間は1ヶ月ほどかかる
  • 1つの『着こなしコーデ特集』をするにしても人手と手間がかかる

という理由もあり、多くのユーザーが潜在的にもとめている『着こなしコーデ』などを瞬時に伝えられていません。

また、雑誌などに特集される機会の少ないアパレルブランドだと、ユーザーに対して自社商品の着こなしコーデなどを別の方法でPRしていかなければなりません。

そのような問題を一気に解決し、逆に多くのユーザーに視覚的に知ってもらうことができるのもInstagramのメリットの一つです。

たとえば、自社のInstagramアカウントで、『おすすめの着こなしコーデ』などを写真や動画で視覚的にPRする投稿をする。

これをパターンごとに内容を変えて、戦略的に何度も行うことができます。

また、

  • 自社の店舗スタッフなどが着こなす商品コーデを積極的に投稿させる

ことでユーザーとの身近な接点や共通点を演出することもできます。

更には他社コラボではなく、自社商品オンリーの着こなしコーデも自由に提案できます。

このように、Instagramでは自由かつコストを抑えた広告活動ができますから、自社商品の魅力を直接ユーザーに知ってもらうことができます。

3.Instagramユーザーとより多くの接点を演出できる

Instagramは、

  • ユーザーがフォロワーとなり今度は商品のインフルエンサーとなる

という『SNSの拡散効果』を見込めるということ。

これは、Instagramの投稿に

  • ブランドイメージに合ったモデルや有名インフルエンサーを起用

し、有名人のファン層を自社アカウントのフォロワーに引き込むことなどです。

そして、ひとたびファンとなったユーザーは、情報を一方的に受け取るのではなく、自ら発信することをむしろ楽しむ傾向にあります。

お気に入りのアパレルブランドで服を購入し、着てみて似合うと思ったら、あるいは上手に着こなしができたと思ったら、一番先に自分のフォロワーに知らせるべくコーデ写真を連続で投稿するのです。

そして、たくさんの注目を集めるテクニックとして『#今日のコーデ』といったハッシュタグを使うことで、自分のフォロワー以外にも発信していくユーザーも少なくありません。

このような投稿がどんどん増えていくと、おのずとアパレルブランドの注目度や知名度も上がりはじめます。

そして、「このコーデを真似たいから商品を購入したい」と思うユーザーも増えるという仕組みです。

このような、

  • 一般ユーザーが『本日のコーデ見て!』的なモデルや有名人の立ち位置で投稿をする

といった行動を取りやすくすることで、自社商品を視覚的に拡散させる効果も狙えます。

4.自社商品のキャンペーン告知などで新規顧客を獲得できる

Instagramのキャンペーン機能を利用すれば、

  • 『フォロー&いいね!』を利用した自社キャンペーン
  • 『#ハッシュタグ』キャンペーン

などでInstagram内の集客力UP戦略を図ることができます。

従来だったら巨額の広告宣伝費が必要でしたが、Instagramアカウントは無料で運用できますし、自社の思い通りに何度でも広告活動をすることもできます。

つまり、企業側から見て大きなコストをかけずに新規顧客を獲得できる可能性があるのです。

5.自社商品の販売サイトへの誘導ができる

Instagramは自社商品の販売サイトやECサイトへの誘導が簡単にできます。

たとえば、

  1. 投稿された写真を見て商品を気に入る
  2. 画面で商品をタップし確認
  3. 自社商品の販売サイトやECサイトへ

あるいは

  1. Instagramの投稿から商品を知り気になりはじめる
  2. 投稿のあったプロフィール画面へ移動し詳細を確認
  3. 自社商品の販売サイトやECサイトへ

といった三段階の流れで自社商品の販売サイトやECサイトへとユーザーを誘導することができます。

これが、雑誌などで着回しコーデを紹介した場合は、ユーザーが雑誌を見て商品を購入したいと思っても

  1. 雑誌で見た商品のブランド名を確認
  2. スマホを準備
  3. ブランド名を検索する、もしくはQRコードを利用して自社商品の販売サイトやECサイトへ

という『スマホを準備してわざわざブランドを検索する』ひと手間が必要になってしまいます。

すべてのユーザーが、そうしたわずらわしさを嫌だと思っているわけではナイでしょうし、本当に欲しいと思ったら、たとえスマホが手元になくてもわざわざ取りに行って検索することでしょう。

しかし、多くのユーザーにとっては

「今は手元にスマホがないから後でチェックしよう」

となり、そのまま忘れてしまうケースの方が多いものです。

その点Instagramは、ユーザーは最初からスマホで見ていますから、思い立った瞬間に行動することができます。

このようにInstagramは「販売ページにすぐアクセスしたいけど今はできない」といった行動のタイムラグがないため、購入機会を失うこともないのです。

つまり、スマホ画面から簡単かつ直接的に自社商品の販売サイトやECサイトにユーザーを誘導できるInstagramのショッピング機能は、アパレルブランドだけに限らす非常に有効なのです。

アパレルブランドのInstagram活用事例

ここでは、Instagramアカウントをうまく活用されている大手アパレルブランドを紹介します。

いずれも特徴的ですから、良きお手本になります。

MARC JACOBS

MARC JACOBSは『Instagramフォロワーは、投稿時にハッシュタグを頻繁に利用する』という特性を利用し、次のようなハッシュタグキャンペーンを開催し大きな反応を得ました。

それは、

  • 「#castmemarc」というハッシュタグをつけてMARC JACOBSのコーディネートをキャンペーン期間内に投稿してくれたアカウントの中から自社モデルを選ぶ

このキャンペーンは、商品を直接販売することを狙ったキャンペーンではありません。

ですが、ユーザーの行動特性を理解するのと同時に、自社アカウントのフォロワーが既に多いことを利用し、さらに多くのMARC JACOBSユーザーがモデルになることを夢見てハッシュタグ投稿することを暗に促し、結果としてブランド知名度がさらに向上したケースです。

UNIQLO

UNIQLOは、自社ブランドイメージでもある『シンプルかつスタイリッシュ』を演出しつつ、多国籍モデルに自社商品を着てもらい視覚的に訴えています。

また『ショッピング機能』を活用し、商品写真をタップするだけで価格が表示され公式サイトでそのまま購入できる仕組みにしています。

フォロワー数も日本国内だけで37万人と非常に多くのユーザーを有するアカウントで、ユニクロ商品のコーディネート事例を多数紹介しつつ、季節ごとのトレンドに合わせたハッシュタグも利用し、ユーザー認知と集客を促していますから、とても参考になります。

Ameri Vintage

Ameri Vintageのブランドコンセプトは『NO RULES FOR FASHION』。

最新の流行ファッションと昔から価値のあるファッションを融合させた20代後半から30代に人気のあるアパレルブランドです。

なので、Ameri Vintageのアカウント運用はターゲット層を強く意識した投稿で、商品紹介を視覚的に強く訴えてくるとともに、

  • 自社CEOやショップスタッフがブランドの広告塔としてコーデを投稿し商品の魅力をユーザーに直接伝える

という、スタッフ自身がショップの集客に取り組む点が参考となります。

Heather

Heatherは自社キャンペーンの開催で、

  • フォロワー伸び率が通常の5倍強となる7.4%になった

という成功事例のあるアパレルブランドです。

このキャンペーンは、

  1. Instagram上で12月11日から12月25日までのクリスマスシーズンに開催
  2. Heatherの投稿に「いいね」をしたユーザーから毎日1名に抽選でHeatherのアウターをプレゼントする

という14日間限定ではあるものの、5,000円~10,000円はするアウターを無料でもらえるキャンペーンだったので、多くのフォロワーを獲得することができました。

プレゼントの総コストは70,000円~140,000万円だけ、それで多くの新規フォロワーを獲得できたキャンペーンですから、集客効果のある方法だといえます。

MOUSSY

MOUSSYは写真の編集クオリティが高いことで知られています。

まさにWebカタログさながらの見栄えで自社商品の魅力を伝えているので、多くのファンに支持を得ています。

また、MOUSSYも『ショッピング機能』を有効的に活用し、気に入った写真をタップすれば、直接MOUSSYのECサイトで購入できるようになっていますから、

  • ブランドのイメージをハイクオリティの写真で視覚的に訴求
  • 今のユーザーと将来の顧客に対して同時にアプローチしている
  • スマホから簡単に商品購入ができる

というメリットをユーザーに与えている点が参考になります。

Instagramを使った集客のポイント

Instagramでは、すでに数多くのアパレルブランドが自社ブランドイメージの向上と自社商品の販売拡大を目指してアカウント運用をしています。

しかし、Instagramは、ただ単に投稿をすればイイというものではありません。

次のような集客のポイントを意識しながら、効果的かつ戦略的に投稿をしつづけて、注目を集め続けなければならないのです。

自社ブランドの世界観をユーザーに正確に伝える

Instagramでは、

  • 投稿内容
  • ハッシュタグの利用
  • キャプション画面に入力する文章
  • アカウントのアイコン
  • プロフィール画面

などを統一し、自社ブランドの世界観をユーザーに正確に伝えるようにすべきです。

自社ブランドの目指す『世界観』がユーザーに正確に伝われば、おのずと共感を呼ぶことができ、フォローやいいね!を獲得していくことができます。

自己紹介文をユーザーにわかりやすく

自己紹介文は自社ブランドの目指す世界観やコンセプトだけでなく、ユーザーが本当に必要だと思うことを優先しわかりやすく書くようにしましょう。

たとえば、自社商品の販売サイトやECサイトへのリンクなどの表記は、よりわかりやすく、ユーザーが行動しやすいように工夫すべきです。

#ハッシュタグを積極的に活用

#ハッシュタグは、既にフォロワーとなっているユーザーに対してだけでなく、新規顧客も獲得できるような投稿で積極的に使いましょう。

たとえば、ハッシュタグキャンペーンに参加したユーザー全員に割引クーポンを配布するだけでなく、

  • ハッシュタグキャンペーン期間中に新規フォローしたアカウントには『はじめて割』といったさらに割引できる優遇クーポンを配布

といった。新たなフォロワーのみを対象とする割引キャンペーン、各種プレゼントキャンペーンなどを、トレンドとなっている#ハッシュタグを利用して集めるのも有効な手段の一つです。

ストーリーズを活用

Instagramのストーリーズは、24時間しか視聴できない動画を投稿する機能です。

このストーリーズを利用して、ユーザーに対して24時間の限定感やプレミア感を演出することもできます。

というのも、ストーリーズは人気の機能なので、コレだけを見るためだけにチェックするユーザーもいるからです。

ストーリーズは、ファッションショーなどの動画をほぼリアルタイム配信することも可能ですから、ユーザーニーズをとらえているツールとして有効活用しましょう。

ハイライト機能を活用する

ハイライト機能は、プロフィール画面の下にストーリーズを表示させることです。

この機能は、フォロワーがたまたま見逃した動画を見せられるだけではなく、新規のフォロワーが過去のストーリーズを見たい時などに使いましょう。

また、自社でフォロワーに対して特定の動画を視聴させたい場合もOKです。

これにより、反響の大きかった動画を常に表示させることもできますから、ユーザーにPRできます。

まとめ:【Instagram】アカウント運用の活用事例をご紹介:アパレル編

以上が、アパレルブランドのInstagramアカウント運用の事例やメリット、集客のポイントとなります。

アパレルブランドのInstagram利用価値は非常に高く、

  • ユーザーに自社商品コーディネートの提案などを直接訴求できる
  • ブランドイメージを的確に伝えることができる
  • 上記の対費用効果が既存広告媒体に比べてとても良い

といったことから、どんどん参入が増えてきています。

ですから今後も、Instagramを積極的かつ戦略的に運用し、自社ブランドの世界観や魅力を発信し続け、既存のユーザーだけでなく新規ユーザーの獲得を目指すアパレルブランドの参入が続くことでしょう。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
佐藤沙知
佐藤沙知

shopi lab SNSコンサルタント

大手SNSマーケティング企業で、インフルエンサーマーケティング、SNSコンサル、SNS運用を手掛け、
現在アパレル、美容系など多くの企業へのコンサルタントとして活動中。

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