2019年にinstagramの新しい機能「クリエイターアカウント」が参入されました。
ビジネスアカウントにしている企業の他に、個人で運用する人にも、アカウントを切り替えることで、簡単に機能が使えてしまうというものです。
この記事では「クリエイターアカウント」の作成方法や、メリットについて紹介しています。ビジネスアカウントと何が違うのか解説もしているので、ぜひご覧ください。
Contents
- 1 【Instagram】クリエイターアカウントとは
- 2 【Instagram】クリエイターアカウントを使用する5つのメリット
- 3 【Instagram】クリエイターアカウントを設定する際の注意点
- 4 【Instagram】クリエイターアカウントに切り替える方法
- 5 【Instagram】クリエイターアカウントから個人用アカウントへの戻し方
- 6 【Instagram】クリエイターアカウントとビジネスアカウントの違い
- 7 【Instagram】クリエイターアカウントを有効活用するためのポイント
- 8 【Instagram】クリエイターアカウント成功事例
- 9 Instagram クリエイターアカウントの作り方・メリット【まとめ】
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【Instagram】クリエイターアカウントとは
有名人やインフルエンサー、個人で活動している人のために作られた機能です。アカウントを切り替えている人はたくさんいますが、クリエイターは、ビジネスが基になった機能と言えます。
つまり、instagramを仕事の目的で使っている企業は「ビジネスアカウント」と言い、個人は「クリエイターアカウント」と呼ばれるものと覚えておきましょう。
機能を使った方が良い人
アカウントを作る時に、カテゴリの中から自分に合ったものを選択します。
下記のカテゴリに当てはまる人は、クリエイターを使った方が良いでしょう。
- ミュージシャン
- アーティスト
- 起業家
- デジタルクリエイター
- ブロガー
- ゲーマー
- シェフ
- 写真家
- ライター
- 動画クリエイター
- 著名人
- モデル
- デザイナー
- 編集者 等
instagramはクリエイターの定義を「企業と提携して商品をアピールするユーザー」としています。
ビジネスに当てはまらなかった人も、クリエイターにすることで、機能が使用可能になります。
【Instagram】クリエイターアカウントを使用する5つのメリット
instagramのクリエイターのメリットはこちらです。
- 予約投稿が可能
- フォロワー数やデータの分析ができる
- DMの管理が簡単
- クリエイターを表示しなくても良い
- ショッピング機能が使用可能
① 予約投稿が可能
今までビジネス以外では、予約投稿ができませんでした。
2019年からFacebookが提供している「Creator Studio(クリエイタースタジオ)」というサイトから予約投稿ができるようになったのです。
そのため、Facebookとリンクしなくてはいけませんが、予約した時間に投稿してくれるので、忙しい人にはとても便利な機能です。
他にも、Creator Studioを利用すると下記のデータを確認できます。
- フォロワーが活動している時間
- リーチ数(閲覧したユーザーの数)
- インプレッション(表示された数)
② フォロワー数やデータの分析ができる
1日にどれくらいのフォロワーが増減したのかチェックできます。1日単位でフォロワー数の動きが分かるので、投稿した内容がどのくらい反響があったのか分析できます。
今後、どのような投稿をしたらフォロワー数を増やせるのか戦略に役立てられるでしょう。
また、フォロワー数だけでなく、自分の投稿を何人のユーザーが閲覧してくれたのか、クリック率、流入数もチェックできます。
この機能は「インサイト」と言い、フォロワーが100人以上なら「年齢・性別・エリア」を把握できるので、マーケティングに便利です。
③ DMの管理が簡単
DMは、ビジネス用とプライベート用に分けて使用できます。
他にも、「受信箱・フラグ済み・未読」にフィルタリングできるので、効率的に管理ができます。
よって、仕事で大事なDMや、家族や友人などの大切な人のDMは、気づかないことはないので安心して利用できるでしょう。
④ クリエイターを表示しなくても良い
加えて、「連絡」のボタンを取り付けなければ、直接電話やメールで問い合わせがくることはありません。クリエイターにしていることが、あまり周囲に知られたくない人は、非表示にすると良いです。
⑤ ショッピング機能が使用可能
Facebookのビジネスページやカタログを作って、instagramとリンクしていれば、自社の商品を気軽に販売できます。
ショッピング機能は、ビジネスでしか使えなかったのですが、2020年からクリエイターでも使用できるようになったのです。個人で商品やサービスを販売したい人は、売り上げアップを狙えるツールになります。
【Instagram】クリエイターアカウントを設定する際の注意点
クリエイターとして公にしなくても、いろいろな機能を使用できます。
設定する時に、「連絡先・カテゴリラベル」を非表示にすれば、自分のアカウントを閲覧した人には気づかれません。
メリットを紹介してきましたが、注意しておきたい点があります。
それは非公開に設定できないことです。
ビジネスアもうそうですが、クリエイターも非公開に(鍵アカ)設定できません。フォロワーのデータを分析するために、アカウントは公開が条件なのでしょう。
どうしても非公開にしたい場合は、インサイトは使えなくなりますが、個人用に戻すと良いです。
【Instagram】クリエイターアカウントに切り替える方法
切り替える方法は簡単で、数分もあれば完了してしまいます。instagramのアプリを開き、プロフィール画面にしておきます。
それでは、下記の手順で設定していきましょう。
- プロフィール画面の右上にある「≡」をタップ
- 設定を開き、「アカウント」を選択
- 下から2番目の「プロアカウントに切り替える」をタップ
- 無料のプロアカウント取得の画面下にある「次へ」をタップ
- カテゴリを選び、プロフィールに表示するか決めて「完了」
- カテゴリから判断されて「クリエイター」を選択
- 5つのステップを完了させる
個人用と違い、プロフィール画面に「広告・インサイト」が表示されます。
また、上に「プロフェッショナルダッシュボード」も表示され、リーチ数の確認やビジネスに役立てるツールが使えるようになります。
ビジネスから切り替える方法
以前からビジネスを使用していて、クリエイターに替えたい場合は、下記の流れで設定します。
- プロフィール画面の右上にある「≡」をタップ
- 設定から「アカウント」選ぶ
- 下から2番目にある「アカウントタイプを切り替え」をタップ
- 「ビジネスに切り替える」をタップし完了
ビジネスを使っていた人は、切り替えがとてもスピーディーに済みます。
個人用に戻す方法
アカウントを替えるのはビジネスだけでなく、個人用に戻すこともできます。
個人用に戻す流れはこちらです。
- プロフィール画像の右上にある「≡」をタップ
- 設定を選び「アカウント」をタップ
- 「アカウントタイプを切り替え」をタップ
- 「個人用に切り替える」を選んで完了
個人用に何度でも戻すことはできますが、注意しておくポイントがあります。
個人用に戻してしまうと、インサイト機能が使えなくなり、広告のコンテンツが全て削除されます。
【Instagram】クリエイターアカウントから個人用アカウントへの戻し方
Instagramのクリエイターアカウントはいつでも個人アカウントに戻すことができます。
なお、個人アカウントに戻すと、クリエイターアカウントで集計していたインサイトデータは削除されてしまうのでご注意ください。
具体的な手順はこちらです。
① プロフィールの「≡」をタップ。
まずはInstagramのプロフィール画面に移動して、右上にある3本線のマーク「≡(メニューマーク)」をタップします。
② 歯車マークの「設定」をタップ。
次に「設定」を選択してください。
設定ページが表示されます。
③「アカウント」をタップ。
設定ページ内にある「アカウント」をタップして、アカウント画面を開きます。
その中の「アカウントタイプを切り替え」を選んで、タップしてください。
④「個人用アカウントに切り替える」を選択。
「個人用アカウントに切り替える」「クリエイター(ビジネス)アカウントに切り替える」の選択画面が表示されるので、前者をタップしましょう。
⑤「個人用に切り替える」をタップ。
最後に「個人用に切り替える」を選べば完了です。
先述したように、インサイトデータが初期化されるので、データをどこかに保存しておくこともお忘れなく。
【Instagram】クリエイターアカウントとビジネスアカウントの違い
クリエイターとビジネスは、どちらもプロアカウントと呼ばれるものです。
2つのアカウントには、どのような違いがあるのでしょうか?
簡単に言うと下記の違いがあります。
- ビジネス:企業が広告を流すために使うアカウント
- クリエイター:インフルエンサーなど個人で活動している人が、情報を発信するために使うアカウント
ビジネス
ほとんどの企業が登録しているのは、ビジネスアカウントです。
ビジネスに切り替えると、企業の連絡先や住所など常時表示ができるので、集客につながる方法として関心を集めています。
「インサイト」の機能を使うと、どのようなユーザーに閲覧されているのかチェックできたり、自分で広告を作ったりすることも可能です。
企業の他にも、小売店やローカルビジネス、ブランドなど登録していることが多いです。
クリエイター
インフルエンサーや有名人、デザイナーなど幅広い人が使っているアカウントです。
ビジネスと一緒で、インサイト機能が使用可能になります。
企業ではなく、個人で活動している人はクリエイターアカウントを選択すると良いです。
機能の違い
それぞれの機能の違いはこちらです。
- フォロワー数のデータ
- ボタンの設置数
- ボタンの表示変更
上記の違いについて詳しく紹介していきます。
① フォロワー数のデータ
インサイトの機能はどちらのアカウントも使うことができますが、その中でもフォロワー数のデータ内容だけに違いがあります。
クリエイターはフォロワーの推移を1日ごとチェックできるのに対し、ビジネスは1週間単位です。
フォロワー数の増減を細かく分析したいのなら、個人用からクリエイターに変えて、インサイト機能を使うと良いでしょう。
② ボタンの設置数
2つのアカウントにはボタンを取り付けることができますが、設置数に違いがあります。
ビジネス
ビジネスはボタンが4つ付けられます。
- 電話
- メール
- アクションボタン(予約など)
- 道順
クリエイター
クリエイターはボタンが2つ付けられます。
- 電話
- メール
③ ボタンの変更
ビジネスではボタンを変えることはできませんが、クリエイターは可能です。
変更ができるボタンは、「連絡先とカテゴリ」です。
この機能を使うと、他のユーザーに見られた時、個人アカウントと変わらない画面にできます。
【Instagram】クリエイターアカウントを有効活用するためのポイント
クリエイターに替えたら、インサイト機能が使用可能になるので、フォロワーなどの分析ができるようになります。
データーを分析することで、フォロワー獲得のためにはどうすれば良いか戦略が立てられるようになるというもの。ビジネスに活かすための3つポイントを紹介します。
- ハッシュタグを活用する
- ユーザーが流入しやすい仕組みづくり
- 広告感を強調し過ぎない
① ハッシュタグを活用する
instagramをビジネス目的で使うなら、ハッシュタグを利用するのは必須です。
成功しているクリエイターは、ハッシュタグを有効活用しています。
ハッシュタグは、なるべく複雑にならないように、短めのワードを設定するのがおすすめです。
ハッシュタグは30個まで記載できますが、たくさんあれば良いという訳ではありません。
ハッシュタグの内容の方が重要になり、10個ほどあると理想的です。
② ユーザーが流入しやすい仕組み作り
キャンペーンが魅力的であっても、その内容が面倒臭いものだと、人気は出ないでしょう。
そのため、ユーザーがキャンペーンに参加しやすいシステム作りをすることが大切です。
よくあるキャンペーンの条件は、ユーザーにフォローさせたり、多くのハッシュタグを付けてもらったりと面倒臭いものがあります。
したがって、気軽にユーザーが参加できるキャンペーンを作って、流入しやすい状態にすると良いでしょう。
③ 広告感を強調し過ぎない
instagramはコミュニケーションが取れやすい場所というイメージがあるので、広告感が強調されている投稿は避けられる傾向にあります。よって、なるべく広告感を出し過ぎないことが大切です。
具体的には、長すぎる文章だったり、ハッシュタグが多過ぎたりするケースだと、集客目的があからさまです。
成功しているクリエイターアカウントは、シンプルな投稿が多いです。素敵な画像だけでもユーザーは反応してくれるので、広告感を強調し過ぎないように注意しましょう。
【Instagram】クリエイターアカウント成功事例
instagramで成功しているクリエイターを紹介します。
nagi yoshida(写真家)
世界中にいる少数民族の写真を専門に撮影するヨシダナギさんは、フォロワー数19万人を超える写真家です。アフリカや、世界各地にいる民族をパワフルに写真に収めています。
写真展も行っていて最近では「ドッラグクイーン」の写真を都内で展示されています。
また、投稿の内容も面白いので参考にしてみると良いでしょう。
Tatsuya Tanaka(アーティスト)
田中達也さんはミニチュアの写真家で、カテゴリはアーティストです。
日常で使われる食器や道具などを使い、ミニチュアの世界観を表現しています。
2011年の4月から現在まで毎日投稿されていて、フォロワー数は290万人を超える有名なアーティストです。国内だけでなく海外でも展示会を行ったり、写真集を出版したり、など活躍されています。
Instagram クリエイターアカウントの作り方・メリット【まとめ】
instagramのアカウントにはクリエイターがありますが、利用が向いている人は、個人で活躍しているインフルエンサーやクリエイティブな活動をしている人です。
個人用から替えることで使える機能が増えます。予約投稿やフォロワーの分析、DMの管理が簡単になるので、instagramを運用していくならクリエイターを利用した方が有効です。
切り替え方法は簡単で、フォロワー数が少なくても誰でもできます。
注意する点は非公開にはできないことです。個人用にはすぐ替えられるので、非公開にしたい場合は戻すと良いでしょう。
フォロワー数を増やしてビジネスとして運用していきたいなら、クリエイターアカウントにしておくことをおすすめします。他のユーザーからは、個人用と見分けがつかないので安心して利用できます。
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