ecforceを活用したECサイト構築において、独自のブランドイメージを確立し、顧客の心をつかむためには、デザインと機能性のカスタマイズが欠かせません。そのためには、ecforceのテーマカスタマイズ方法やコード編集の手法についての理解が重要です。この記事では、ecforceが提供する自由度の高いカスタマイズオプションを活用し、ECサイトを独自の個性で満たす方法について、詳しく見ていきましょう。
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ecforceとは?
公式サイト ecforce
ecforce(イーシーフォース)は、SUPERSTUDIO株式会社が提供する法人向けのD2Cに特化したECカートシステムです。
このシステムは、法人のECサイトの構築と運営支援を専門とし、D2CでのECサイトの売上と利益を最大化するための充実した機能と手厚いサポートが特長です。毎月10~20個の新機能がリリースされ、常に最先端の機能を利用することができます。
1つのショップにつき平均3名のサポートチームが付いており、トラブル解決だけでなく、事業の課題解決にも力を入れたサポートが提供されています。
実際に、ecforceは数十もの自社ブランドやクライアントのブランドを立ち上げ、売上を安定させてきた実績があります。2020年11月までの実績では、平均年商が1.5億円であり、受注件数が119%UP、売上が111%UPという成果も挙げています。
ecforceは、これまでの経験に基づく確かなナレッジとノウハウを活かし、クライアントのD2C事業のあらゆる面で成長を支援できるカートシステムです。
また、ECサイトに必要な機能は全て揃っていると言っても過言ではなく、また、ecforceだけでしか実現できないCVR(実際に商品購入に至った割合)の向上方法も独自に提供されています。
ecforceと他のプラットフォームとの違い
ecforceは、ECサイトの構築から運用まで、すべてのステップを網羅するワンストップサポートを提供しており、多くの企業に愛用されています。
ecforceの特長は、主に2つあります。まず、マーケティング機能が充実しています。メール送信やSNS連携、おすすめ商品の提案など、効果的なマーケティング施策に必要な機能が最初から装備されています。こうした機能によって、ECサイトの売上を広げたり、顧客の満足度を向上させることが可能です。
もう1つの特長は、サブスクリプション機能の充実です。ecforceは、定期的な購入や会員制の運営に必要な機能を組み込んでいます。これにより、顧客の長期的な価値を高めつつ、安定した収益を築くことができます。
ecforceの強み
ここではecforceの強みについて解説します。
外部サービスとの連携が簡単
ecforceは、様々な外部サービスとスムーズに連携できるプラットフォームです。そして、顧客のニーズに柔軟に合わせて、新しい連携サービスをどんどん取り入れています。
例えば、決済やマーケティングツール、商品の発送など、ECサイト運営に欠かせない外部サービスとの連携が可能です。これにより、ECサイトの運営が効果的でスムーズに行える土台ができるのです。しかし、それだけではありません。ecforceは進化し続けており、ギフト機能や国境を越えた販売機能、さらにはLINEとの連携やユーザーが作成したコンテンツ(UGC)の生成など、新しく斬新な機能も提供しています。
これら多岐にわたる洗練された機能のおかげで、理想的なECサイトの環境を実現できます。外部サービスとの連携により、顧客体験が向上し、ビジネスの幅を広げることができると同時に、日々の運営が効率化され、成果を最大限に引き出す手助けをしてくれます。
サポート体制が充実している
ecforceの高評価の一因は、そのサポート体制の優れている点です。このサポート体制は、利用者にとって非常に価値のあるものです。オンラインマニュアルから始まり、豊富なQ&Aが提供されており、どんな疑問や問題にもしっかりと対応できるよう準備が整っています。
もしサポートが必要な場合は、電話やメール、チャットなど、さまざまな方法で適切なサポートを受けることができます。また、コミュニティ内で他のカートを使用しているビジネスオーナーと交流することで、疑問や問題を解決する手助けも可能です。
サポート体制としては、1つのショップに対して平均3名のサポートチームが配備されており、新しいショップの立ち上げや他社のカートからの移行など、さまざまな段階でのサポートを提供しています。
こうした充実したサポート体制に加えて、ecforceのシステム設計やUI、取扱ガイドなどが非常に分かりやすい特徴もあります。そのため、多くのユーザーはサポートに問い合わせることなく自分で問題を解決できる状況にあります。ユーザーが自己解決できる環境が整っており、使いやすさにも高い評価が寄せられています。
セキュリティが万全
ecforceの安全性は万全です。
セキュリティ対策
SSL/TLSや不正アクセス検知などの対策で通信とデータを保護しています。
信頼性のある商品・サービス
信頼できる情報を確認し、高品質な商品とサービスを提供しています。
迅速な顧客対応
顧客の問い合わせやクレームに素早く対応し、信頼関係を築いています。
規模を問わず活用が可能
ecforceは、クラウド上でのデータ管理や分析に特化したサービスであり、※スケーラビリティが高いため、ビジネスの規模に応じて柔軟に対応できます。また、使いやすいインターフェースが用意されているため、初心者でも簡単に利用することができます。
プランもスタンダートプランとエキスパートプランの2つが用意させれていて、規模に合わせてプランを選ぶことができます。また、他のプラットフォームからの移行を検討している場合には、移行プランも提供されています。
このようなオプションにより、ecforceはさまざまなビジネスニーズに対応し、効果的なデータ管理と分析をサポートします。
※スケーラビリティ=システムを追加のリソースやコンポーネントを導入せずに、負荷や規模を拡大または縮小できる能力を指します。
カスタマイズ性が高い
ecforceは、柔軟性とカスタマイズ性に優れたプラットフォームです。このプラットフォームを使用することで、ビジネスモデルに合わせてショッピングカートを調整することができます。カスタマイズには一定の技術スキルが必要かもしれませんが、技術的な知識があれば、サイト内のほとんどの要素を自由に調整できます。特に、商品詳細ページを個別にカスタマイズできる点は、他のプラットフォームに比べてとても優れています。
ec_force_basic_themeとは?
ec_force_basic_themeは、ecforceに標準搭載されているテーマです。シンプルで使いやすいデザインが特徴で、コード編集なしで、ショップの基本的な見た目や雰囲気を、独自のブランドに合わせてカスタマイズすることができます。ec_force_basic_themeは、ECサイトを構築する際の選択肢として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ecforceのテーマテンプレートとは?
ecforceのテーマテンプレートは、ショップのデザインを決めるものです。標準的な「ec_force_basic_theme」というテンプレートを使うと、シンプルで使いやすいECサイトができます。さらに、有料のテーマテンプレートもあり、個性的なデザインのECサイトを作成できます。
テーマテンプレートは、3つの要素から成り立っています。
テーマファイル
HTML、CSS、JavaScriptなどで構成されるファイルで、ECサイトのデザインをカスタマイズできます。
テーマカスタマイズ機能
コード編集せずに、カラー、フォント、レイアウトなどを調整できる機能です。簡単にデザインを変更できます。
言語の編集機能
表示言語を変更できる機能で、日本語や英語、中国語などに対応し、国際的なECサイトを作るのに便利です。
ecforceのテーマテンプレートを使えば、手軽にECサイトを作成できます。また、テーマカスタマイズと言語編集機能を使って、独自のブランドに合わせたデザインのECサイトも可能です。
テーマカスタマイズ機能は対応したテーマテンプレートのみで利用可能
テーマカスタマイズ機能は、ecforceのテーマテンプレートを調整するための機能です。この機能を使うと、カラーやフォント、レイアウトなどの設定を変えて、ECサイトのデザインを簡単に変更できます。
ただし、全てのテーマテンプレートでこの機能が利用できるわけではありません。対応しているテーマテンプレートのみで利用可能です。
これは、テーマカスタマイズ機能がテーマテンプレートのデザインを変更するためのものだからです。対応していないテーマテンプレートでテーマカスタマイズ機能を使うと、デザインが乱れたり、意図しない動作が起こる可能性があります。
カスタマイズ対応テンプレートの特徴
ecforceのカスタマイズ対応テンプレートには、以下の3つの特徴があります。
テーマカスタマイズ機能で簡単にデザイン変更
カスタマイズ対応テンプレートは、テーマカスタマイズ機能に対応しています。これにより、カラーやフォント、レイアウトなどの設定を変えるだけで、ECサイトのデザインを手軽に変更することができます。
コーディング不要でカスタマイズ
カスタマイズ対応テンプレートは、コーディングの知識がなくても簡単にカスタマイズできます
幅広いカスタマイズが可能
カスタマイズ対応テンプレートでは、基本的なカラーやフォント、レイアウト設定だけでなく、商品一覧やカートページなどの各ページのデザインも自由にカスタマイズできます。
カスタマイズ対応テンプレートは、自社のECサイトデザインを変えたい企業に最適です。プログラミングの知識は不要で、幅広いカスタマイズが可能。これにより、ECサイトのブランドイメージを向上させるために有効に利用できます。
テーマコーディングでできることとできないこと
ecforceのテーマコーディングによるできることとできないことを簡潔に説明します。
テーマコーディングでできること
テーマファイルの編集
テーマファイルは、HTML、CSS、JavaScriptで構成され、ECサイトのデザインを決定します。これらのコードを編集して、ECサイトのデザインをカスタマイズすることができます。
独自の機能を追加
テーマファイルにコードを追加することで、新しい機能を付け加えることができます。例えば、商品のレビュー機能や会員登録機能などを追加することが可能です。
テーマファイルの修正
テーマファイルに問題がある場合、修正することで問題を解決できます。
テーマコーディングでできないこと
基盤機能の変更
ecforceの基盤機能(例:商品検索、カート機能)は、テーマファイルでは変更できません。
サーバーサイドの処理変更
ecforceのテーマコーディングでは、サーバーサイドの処理(例:在庫管理、決済処理)を変更することはできません。
ecforceのテーマコーディングは、ECサイトのデザインをカスタマイズするために便利です。ただし、基盤機能やサーバーサイドの処理は変更できないため、注意が必要です。
ecforceのテーマカスタマイズ方法
ecforceのテーマカスタマイズ方法や機能などについて解説します。
カスタマイズ画面の表示と画面切り替え
ecforceのテーマカスタマイズ画面は、ecforceの管理画面から表示することができます。管理画面にログインしたら、左側のメニューから「ショップ設定」→「テーマ」→「カスタマイズ」をクリックします。
カスタマイズ画面が表示されたら、画面上部のメニューからカスタマイズしたい項目を選択します。カスタマイズしたい項目に応じて、画面のレイアウトやデザインが変更されます。
タブ:セクション
「タブ:セクション」は、ecforceのテーマカスタマイズ画面の「レイアウト」タブに表示されるメニューです。このメニューでは、ECサイトのヘッダーやフッター、商品一覧、カートページなどの各ページに表示するセクションを設定することができます。
タブ:テーマ設定
「タブ:テーマ設定」は、ecforceのテーマカスタマイズ画面の「基本設定」タブに表示されるメニューです。このメニューでは、ECサイトの基本的な設定を変更することができます。
色の編集
「色の編集」は、ecforceのテーマカスタマイズ画面の「色」タブに表示されるメニューです。このメニューでは、ECサイトの各ページの色を変更することができます。
フォント設定
「フォント設定」は、ecforceのテーマカスタマイズ画面の「フォント」タブに表示されるメニューです。このメニューでは、ECサイトの各ページのフォントを変更することができます。
SNS設定
ecforceのテーマカスタマイズ画面の「SNS設定」タブでは、ECサイトに表示するSNSのリンクを設定することができます。この機能を使うことで、ECサイトの訪問者がSNSを簡単に利用できるようになり、顧客とのコミュニケーションを円滑に行うことが可能です。
ファビコン設定
ecforceのテーマカスタマイズ画面の「ファビコン設定」タブでは、ECサイトのブラウザタブに表示するfaviconを設定することができます。
エフェクト(動作)設定
ecforceのテーマカスタマイズ画面の「エフェクト(動作)設定」タブでは、ECサイトの各ページの動作を設定することができます。この機能を使うことで、ECサイトの訪問者の視線を誘導したり、顧客の行動を促進したりすることなどが挙げられます。
アイコン編集
ecforceのテーマカスタマイズ画面の「アイコン編集」タブでは、ECサイトに表示するアイコンを設定することができます。例えば、商品やカテゴリー、メニューなどのアイコンを変更することで、ECサイトの統一感を高めることなどが挙げられます。また、自社のロゴやブランドカラーを反映したアイコンを作成することで、ブランドイメージをより強く訴求することができます。
検索編集
ecforceのテーマカスタマイズ画面の「商品並べ替え機能の編集」タブでは、ECサイトの商品並べ替え機能を設定することができます。
ハンバーガーメニューの編集
ecforceのテーマカスタマイズ画面の「ハンバーガーメニューの編集」タブでは、ECサイトのハンバーガーメニューを設定することができます。
設定の保存
ecforceのテーマカスタマイズ画面で設定を変更したら、必ず設定を保存する必要があります。設定を保存しないと、変更した設定は反映されません。
ecforceのコード編集について
ecforceのコード編集について解説します。
ファイルツリーの利用
ecforceのコード編集画面には、ファイルをツリー形式で表示する「ファイルツリー」機能が搭載されています。この機能を使うことで、ECサイトのコード全体を俯瞰的に確認したり、特定のファイルやフォルダを簡単に見つけたりすることができます。
新規ファイルの作成
ecforceのコード編集画面では、新規ファイルを作成することができます。新規ファイルを作成することで、ECサイトに独自のコードや機能を追加することができます。
ファイルの削除とファイル名の変更
ecforceのコード編集画面では、不要なファイルを削除したり、ファイル名を変更したりすることができます。
まとめ:自由度の高いecforceのテーマカスタマイズ方法やコード編集について紹介!
ecforceのテーマカスタマイズは、ECサイトのデザインを自分のブランドに合わせて独自のものにするための有効な方法です。テーマファイルの編集や追加、さらには独自の機能を組み込むことが可能です。カスタマイズ対応テンプレートを利用すれば、HTML、CSS、JavaScriptのコーディングスキルがなくても、簡単にデザインを変更できる便利な機能も提供されています。
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