2021.9.30

Shopifyのメール設定方法とメールマーケティングの活用方法について解説!

Shopifyのメール設定方法とメールマーケティングの活用方法について解説!

カナダ発の越境ECにも強いShopifyのメールの設定方法とEC売上向上に有効なメールマーケティングについて解説をしていきます。

Shopifyメールとは 

ShopifyにはデフォルトでShopifyメールというアプリが備わっています。2020年の5月より日本語版にて利用が開始されたツールとなっています。特徴としては、Shopifyでの顧客のデータをそのまま使用することができ、セグメントごとにメールを送信することが可能となっています。セグメントは、初回購入者や購入金額、最終注文日など作成することができます。このようにグループ分けがされていれば、顧客にとっても的外れなメールにならずに親和性の高い情報としてメールを受け取ることができます。

そして、Shopifyメールにはテンプレートがあり、セールの告知やセールの終了、ギフトカードなどのなかから選ぶだけでおおまかなメール文を作成することができます。

2,500通の送信が毎月付与されるので、月に2,500通は無料で送信することができます。例えば、月に4,500通のメールを送信する場合、その内の2,500通は無料なので料金は2,000通分となります。無料分を超えたメールは1通につき0.001米ドルの料金がかかります。この場合、2米ドルとなります。

また、1週間に5通までにキャンペーンアクティビティを送信することができ、7日ごとに送信回数はリセットされます。

ひとつ注意していただきたいのは、送信しなかった分に関しては翌月に繰り越すことはできませんので、ご認識ください。

しかしながら、Shopifyメールはシンプルな操作で作成することができ、商品の画像やショップのカラーなどは自動でメールに取り込まれるので、手軽にメールを送ることができる便利なツールとなっています。

そして、送信したメールの分析をすることも可能となっています。メールを開封したどうかわかる開封追跡については標準になっており、メール内のリンクを開いた数や購読を解除した数、メールからショップに訪問した数、その後購入した購入額までデータとして確認することができます。

Shopifyメールの設定方法 

それでは設定方法について触れていきましょう。Shopifyメールの設定方法は実に簡単ですので初めての方でもすぐに利用することができます。まずは、顧客をセグメントごとのグループにしていきましょう。グループ分けの設定はメールを作成する前にします。管理画面の顧客管理の項目を選択すると、詳細な絞り込みというボタンがあります。こちらを選択してください。するとメールの購読状況やお客様アカウントのステータス、支払った金額や注文数などの分野から細かな絞り込みができます。こちらから絞り込んだ情報を保存していくことでグループ分けしていくことができます。保存する名前は自由に決めることができますので、とても分かりやすいです。そして、絞り込みのなかにはタグ付け機能もあります。タグの設定は顧客情報の画面にあり、そこでタグを付けておくと絞り込みの画面のタグ付けからソートすることができます。こちらは絞り込みでは特定できない特徴のある顧客だけを別にグループ分けしておくことができるのでとても便利です。

メールマーケティングとは 

そもそもメールマーケティングとはどんなものなのでしょうか。メールマガジンとは違うのでしょうか。メールマガジンは、登録されたメールアドレスにショップが伝えたい情報を一斉に送信するものです。あらかじめ用意した送信リストを利用してメールを送信することは同じといえます。メールマーケティングとは顧客に送信リストと使ってメールを送信し、集客や商品の購入をしてもらうためにおこなうマーケティングの施策です。しかし、最近のメールマーケティングの方法は、顧客のさまざまなデータを分析して行動のパターンや趣味などから、送信する内容やタイミング、送信の有無などをグループ分けした送信リストを利用して、より効果的に働きかけるものへと変化しています。

それは受け取った顧客の状況やニーズに合ったものへとショップが合わせる形となっています。その方がメールの開封率もショップへの訪問率も高くなることがわかっているからです。皆さんも経験があるのではないでしょうか。やはり訪問してみたいと思うショップからのメール文にはなにか興味をそそるものや、共感できるものがあったりするものです。それを個々に合わせるということまでは難しいですが、ある程度のパターンとしてとらえることができるのであれば、そのパターンに対応すればよいのです。

また、ショップがおこないたい内容によっては複数のセグメントに一斉に送信することも効果的となります。このように、臨機応変に送信するセグメントやメールの内容を考えていくことがメールマーケティングとなります。

よく使用される種類として、先ほどでてきた「メールマガジン」のほかに、「ステップメール」といって段階的にメールを送信する内容を変えていき、ショップのアピールをしていきながら顧客との距離感を縮める方法があります。それから、「セグメントメール」といってShopifyメールにて送ることのできる送信する対象をセグメントごとにわけて対象に効果的な送信をする方法もあります。その他に、「リターゲティンメール」といって反応をしてくれた顧客の背中を後押しするメールの形や離れてしまった顧客に対して近況をうかがうなどしておこなう「掘り起こしメール」というものもあります。

メールマーケティングを行うメリット 

続いてメールマーケティングの重要性についてお話していきましょう。

まず、メールマーケティングのメリットのひとつは顧客に直接アプローチできることです。ショップに訪問して購入してくれればリピーターとしてよい関係を構築することができます。先ほどもご説明したように、セグメントごとに送信ができますので、顧客の状況や好みに合った内容のものを届けることができます。不特定多数の顧客の心に届くメールを送ることは難しいものですが、一回の購入で訪問されていなかったり、メールは登録されているのに購入まで至っていなかったりと、ある程度の特徴をおさえた顧客のグループ分けができていれば、送ったメッセージが顧客の気にとまる内容になる可能性はぐんと上がっていきます。また、送るメッセージの特徴をショップのカラーにしてみたり、デザインを特徴的なものにしてみたりと、顧客をファンにさせるような戦略もメールには組み込むことができます。そういった工夫をしてみることでメールを開封してショップに訪問してもらうのも顧客をつなぎとめる方法として活用してみるのもよいでしょう。

その他のメリットとしては、低コストでおこなっていけるということです。Shopifyメールであれば毎月無料で2,500通送ることができます。はがきやお手紙となると作成費用と郵送代がかかってしまします。メールマーケティングはコストを抑えてリソースするができるため、とても魅力的な方法です。セールのお知らせや新作の情報を送ることで広告をうたなくても集客対策することもできます。

そして、メールを送るだけでなく、データを分析することで効果測定をすることができます。送ったメールの反応が良くなかったときには、どのようなセグメントにどのような文章を送ったのか、または送ったタイミングであるとかなどを分析していくことで今後の運営に役立てることができます。キャンペーンの開催に伴うお知らせのメールなども、キャンペーンの内容や対象の顧客などテスト的に開催して、顧客の反応を知っていくこともできます。

メールマーケティングのコツ

それでは、どのように送信していけば顧客との距離感を縮めることができるのでしょうか。

ここではメールマーケティングを戦略的におこなっていくコツについてお話していきます。

まず、メールを送信することでどんな効果を狙いたいのか目標または目標値を設定することが重要です。例えば具体的に

  • メールの届いている数
  • 開封率
  • ショップへの訪問率
  • 問い合わせなどのアクションのあったコンバージョン率

といった内容の数値を今現在よりどのくらい上昇させるのかといった要領です。

または、ショップの対象となるペルソナの想定をすることも良いでしょう。ペルソナとは、マーケティングをおこなうにあたってその企業が商品やサービスを提供したいと最も思う人物像のことをいいます。年齢や性別、学歴や仕事、生活のパターンや趣味、人間関係に至るところまで細かく設定をしていると、目標にあった具体的な効果を目指すことが可能になるといわれています。マーケティングの考え方のなかではペルソナ設計ともいわれます。

目標値を設定したら、このメールマーケティングを一回きりのメールで考えるのではなく中長的な流れで考えるようにしましょう。一回では何の効果も推し量ることはできません。

そして、目的や目標にあった顧客を選んで送信するようにしましょう。例えば、ショップへの訪問率を上げてみたいといった目的でメールを送信するのであれば、つい最近ショップで購入してくれた顧客に進んで送信してみても購買欲が現在はないかもしれません。年に何度か購入してくれる顧客で最近ショップに訪問していない顧客の方がメールを送信することでショップへ訪問してくれるかもしれません。

次に、セグメントにあった内容の文章を送るようにしましょう。先ほどの例で考えてみると、「年に何度か購入してくれる顧客」で「最近ショップに訪問していない顧客」ということから「いつも購入していただきありがとうございます。」や「最近季節の変わり目に体調を崩しがちではないでしょうか。」など、ショップに訪問していない何かがあるのではないかと気遣っている内容などセグメントの内容にあった文章にしてみると顧客に寄り添うことができるのではないでしょうか。

また、目的に合ったタイミングで送信してみましょう。ここでは、ショップへの訪問が目的ですので、訪問率の良くない時期や時間帯に送っていてはタイミング悪くメールさえも開封されることがないかもしれません。

そして、必ずメールマーケティングをおこなったら結果のデータを分析して効果を確認すること忘れないでください。一連の流れとその習性がメールマーケティングの効果を上げていきます。面倒に思うかもしれませんが、先ほど触れてきたメリットを考えると他のマーケティングよりもはるかに簡単に出来ることなのです。

まとめ:Shopifyのメール設定方法とメールマーケティングの活用方法について解説!

Shopifyのメールの設定の仕方とメールマーケティングについて説明してきました。ECサイトの運営を成功させるためには、広告活動による集客も大事なことですが、顧客との関係性を築くにはメールマーケティングもとても重要となります。

Shopifyであればテンプレートが豊富にあり、カスタマイズしながら簡単にメール文を作成することができます。文だけではなく、商品画像を印象的になるように大きく載せてみたり、短い文だけで表現したりすることも良いでしょう。

このようにECサイトの運営をしていくにはメールマーケティングを上手く利用してショップのファンを増やしていくことも必要な要素となりますので、ぜひ活用してみてください。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
舩本慶都
舩本慶都

shopi lab blog ディレクター

Google 広告「検索広告」認定資格取得
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)取得
Webライティング検定2級取得
Shopify Partner Boot Camp修了
中央大学在学時代からshopi labにてインターンとしてWebメディアやWeb広告の設計・運用など幅広いWebマーケティング手法に取り組んだ。

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