みなさんは『Salesforce』をご存知でしょうか?Salesforceは顧客管理・営業管理など、様々な情報管理を手助けするためのツールのことです。
また、業種やビジネスの規模に関係なく、誰でも手軽に導入でき、拡張機能を用いたカスタマイズも充実しています。その機能の豊富さから、世界で約15万社以上が導入しており、トップクラスのシェアを獲得しているのです。
しかし、選択肢が多いことで、何をどのように活用していけばいいのか、わからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。当記事では、Salesforceで実際にできることやメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
目次
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Salesforce(セールスフォース)とは?

公式サイト Salesforce
『Salesforce』はセールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)が提供する『顧客管理ソリューションシステム』です。主に『CRM(※1)』や『SFA(※2)』を目的に導入・活用されています。顧客のデータをまとめて管理・分析し、ファーストアプローチから成約、そしてロイヤルカスタマーとしての育成までの流れを効率化できるのです。
なお、Salesforceの最大の魅力はなんといっても『多種多様なサービスが提供されている』ことでしょう。それぞれのニーズに合わせて、柔軟に機能を拡張できるカスタマイズ制の高さが人気を集める理由となっています。
(※1)CRM:『Customer Relationship Management』の略称。顧客との関係性を管理するためのツール。(※2)SFA:『Sales Force Automation』の略称。営業支援システムのこと。
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Salesforceの特徴

- サービスの充実度
Salesforceは2000年初期から、カスタマーサクセスの重要性を提唱しており、顧客からのヒアリングを積極的に行ってきました。これにより、Salesforceは導入段階からCRM(顧客関係管理)に必要な機能が最低限搭載されているのです。
その他にも、先述したSFA(営業支援システム)やコールセンター、戦略立案など、あらゆる機能が備わっています。
- 独自アプリケーションの開発
Salesforceには『Apex(エイペックス)』『Visualforce(ヴィジュアルフォース)』というプログラム開発環境が整っています。
『Apex』は世界的に普及しているJavaScriptと非常に似ており、直感的に使いやすいコードです。もう一方の『Visualforce』は高度なカスタムユーザインターフェースを開発者側で作成できるようにするフレームワークのこと。
この2つの開発環境を有効活用すれば、ビジネス形態に合わせた独自のアプリケーション・システムを開発できます。
- SaaS型クラウドサービス
SalesforceはSaaS型(Software as a Service)クラウドサービスです。
SaaS型とは、インターネット環境があれば、どこからでもアクセスできるサービスで、複数のチーム(人員)で管理・編集できます。
外出先からでも顧客情報をチェックでき、さらに複数のメンバーとリアルタイムでデータの集計・分析ができるのは大きな魅力です。
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Salesforceでできる7つのこととは?

それでは、次にSalesforceで実際にできることを詳しく見ていきましょう。
顧客情報の管理
Salesforceは取引を行っている会社の情報や担当者の連絡先、やり取りの記録といった、顧客情報を管理できます。
また、キャンペーンの利用履歴や相手企業のSNS情報、日報などのデータも一括で管理することが可能です。
顧客情報をしっかりと管理できれば、組織全体の営業力のアップにつながり、売上の向上が見込めるでしょう。
アプリ開発
Salesforceはビジネス形態に合わせて、オリジナルのアプリケーションやシステムを開発できます。
他社のツールと比較しても、Salesforceは拡張性が高く、既存のアプリケーションに機能を追加していき、使い勝手の良いシステムを構築できるのです。
顧客・商品の情報分析
営業活動と積み重ねたデータを基に顧客・商品の情報を分析することができます。Salesforceは顧客情報を一括でまとめるのに適したツールです。
蓄積した膨大なデータから最新の数値を抽出して、分析レポートを作成すれば、タイムリーな提案が可能になります。
また、各スタッフのタスクを管理すれば、業務上のミスを事前に防いで、業務を効率化させることもできるでしょう。将来的な売上アップのためにも、積極的なデータ分析は必要不可欠です。
顧客満足度向上
Salesforceによる業務に効率化は顧客満足度にも好影響を及ぼすでしょう。顧客満足度に大きく関係しているのが『感情的価値(※3)』『機能的価値(※4)』という2つの概念です。
この2つの価値を高めるには、積み重ねた顧客データを活用し、スムーズに営業活動・サポート対応していく必要があります。
顧客が抱える悩みに対してタイミング良く改善策を提案したり、トラブルが起こった際には迅速にフォローしたりと、顧客の期待を超えるアプローチができるようになるのです。
(※3)感情的価値:目には見えない感情に訴えかける価値。(※4)機能的価値:製品・サービスの機能・性能に対する価値。
商品管理
顧客情報だけでなく、商品データもSalesforceなら手軽に管理できます。
商品の管理と合わせて、社内の業務全体のフローを把握すれば、包括的な成長戦略を組み立てることが可能です。
営業活動の管理
予算規模や競合他社の情報などを社内で共有できるようになれば、営業活動の効率化が図れます。併せて、営業プロセスの見直しも行え、適切なアプローチを通して、売上を飛躍的に向上させられるでしょう。
問い合わせ対応
Salesforceを使って、顧客からの問い合わせ対応に必要なフローを整えておけば、顧客満足度の向上が見込めます。
また、Salesforceは電話・メール・チャット・ビデオ通話などのあらゆるチャンネルに対応しており、さらにサポート内容を保存しておくことも可能です。
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Salesforceでできないこととは?

Salesforceがあらゆるサービスを搭載しているとはいえ、できないこともあります。その際たるものがツールひとつで『すべての業務を進められない』です。
他社のツールの中には、それを導入するだけでほとんどの業務に対応できるものがありますが、Salesforceは拡張機能を追加していくことが前提となっています。
また、その拡張機能もできることが限られているため、いくつかの機能を組み合わせる必要があるでしょう。とはいえ、高額な導入費用はかからないので、全体的なコストは他社のツールとほぼ変わりません。
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Salesforceの7つのメリットとは?

それでは次にSalesforceを導入するメリットを見ていきましょう。
部門全体で情報が共有可能
まず、Salesforceのメリットとして挙げられるのが、部門間での情報共有がスムーズにできることです。Salesforceは顧客情報を一括で管理できるため、担当者ごとではなく、部門レベルでの情報共有が容易になります。
新規顧客を獲得し、売上アップを目指すには、営業部門とマーケティング部門との連携を必要不可欠です。
Salesforceを活用すれば、売上や成約率、見込み顧客の獲得にかかったコストなどのあらゆるデータを誰でも手軽に確認できるようになります。
部門間でのスムーズなデータのやりとりはビジネスの拡大に欠かせません。
教育コストを抑制可能
新人を育成するには金銭的にも時間的にもかなりのコストがかかります。
しかし、Salesforceを利用すれば研修資料・営業資料などのデータを手軽に共有できるようになり、わざわざ研修の時間を設ける必要がなくなるのです。
また、新人が入社する前に営業資料をまとめる手間も省け、それらのデータから営業のスキルを身につけられます。このように、教育にかかるコストを大きく削減できるのは、Salesforceの大きな魅力です。
経営判断がスピードアップ
Salesforceを導入すれば、顧客の予算や競合他社のデータ、案件の進捗状況などの重要なデータを誰でも閲覧できるようになります。
様々な情報を一目で把握し課題や問題を明確化すれば、それらを改善し売上の向上を図れるでしょう。
セキュリティが万全
CRM(顧客関係管理)を積極的に行う企業であればあるほど、顧客情報の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。Salesforceなら『Salesforce Shield』を導入することで、セキュリティを強化できるでしょう。
『Salesforce Shield』は3つのセキュリティツールで構成される拡張機能で高度な信頼性やコンプライアンス、ガバナンスを組み込めます。顧客データの情報漏洩を防ぎながら、CRM(顧客関係管理)を行うならSalesforceが最適です。
自由度が高い
Salesforceはお好みに応じて、ビジネスの形態に合わせて日報データの電子化や見積書・請求書の発行、受注・爬虫などの必要な機能のみを追加して、自由にカスタマイズができます。既存のシステムでは、取得したいデータを入力する項目がなかったり、ビジネススタイルに対応していなかったりと、使いにくい場面もあるかもしれません。
しかし、Salesforceを使って独自のシステム・アプリケーションを開発すれば、より使い勝手の良いシステムを構築できます。
なお、Salesforceは他社のマーケティングツールと連携させることで、より大きな効果を生み出せるでしょう。
サポートが充実
Salesforceにはベーシックプランとプレミアプランのサポートサービスがあります。
ベーシックプランでは、利用者同士でコミュニケーションをとっていき、あらゆる課題・問題の解決方法を教え合うことが可能です。
プレミアプランは24時間のオンライン受付や専門家による電話・個別サポートが受けられます。
これ以外にも、社内教育としても利用できる学習体験プログラムも用意されており、充実したサポート体制が整っているのです。
導入しやすい
Salesforceはクラウド型のツールなので、コーディングやプログラミングなどの専門知識を持ったスタッフによる、サーバー構築や管理業務は必要ありません。
また、ビジネス形態に合わせて、あらゆる機能を自由に組み込めるので、初期費用を大きく抑えられます。
さらに、ビジネスの拡大に合わせて、機能を追加することも可能です。
このように低コストかつ、手軽に運用できるSalesforceは基幹データベースとして、抜群の効果を発揮します。
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Salesforceのデメリットとは?

Salesforceの導入には、いくつかのデメリットも存在します。
ここからはSalesforceの導入で起こり得る、リスクについて見ていきましょう。
データを入力してくれない
Salesforceを導入したからといって、社内にいるスタッフ全員が活用してくれるわけではないことを念頭に入れておく必要があるでしょう。というのも『CRM』『SFA』の重要性を理解していない場合、スタッフがデータの記入を煩わしいものと考えてしまう可能性があります。
このとき、データの入力項目が多すぎたり、複雑な操作が必要だったりすると、そのリスクは高まるでしょう。
また、入力されたデータが正確なものでなかった場合、適切な情報を抽出できなくなってしまいます。
運用するスタッフの負担が大きくなる
新しいシステムを導入する際、操作方法の習得やシステムにおける構造の理解など、運用担当者の負担は大きくなってしまいます。
また、これまでのやり方と変わることで、少なからず不満が生まれるのは容易に想像がつくでしょう。それらの不満・要望を受け止めながら、活用方法を定着させなければなりません。
- 成果があらわれずモチベーションが下がる
Salesforceは売上をアップさせるのにも役立つツールですが、導入してすぐに成果があらわれるわけではありません。日々のデータを蓄積させていき、一定のデータがたまることで効果を発揮するのです。
また、Salesforceを導入してすぐの頃は設定する項目や入力する情報が多く、一部のスタッフは通常の業務に加えて、これらの業務が発生します。
なかなか、効果があらわれない時期に業務が増えてしまうことで、モチベーションが下がるスタッフがいるかもしれません。
費用対効果の良さが感じられない
先述したように、Salesforceは効果があらわれるまでにある程度の期間を要します。
そのため、運用にかかるコストに対して、効果があまり得られないと判断して、すぐに運用をやめてしまっては意味がありません。Salesforceは長期的な視野で運用していき、利益を生み出すツールです。
ツールを導入しただけで、すぐに売上をアップさせることは非常に難しいでしょう。
設定やデータの入力にかけた時間を無駄にしないためにも、目先の小さな成功体験を積み重ねて、売上アップという大きな目標を達成させてみてください。
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まとめ:Salesforceでできること7選!メリット・デメリットも紹介!

Salesforceは世界でトップクラスのシェアを誇るツールですが、多機能であるがゆえに使いづらいという意見が多いのも事実です。
しかし、Salesforceは適切に活用していくことで、中長期的に大きな利益を生み出せるでしょう。
まずはその第一歩として、当記事を参考にSalesforceの理解を深めてみてください。
なお、Salesforceは無料トライアルが用意されており、事前に使用感をチェックすることができます。
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