若年層を中心に利用者が急増するTikTokを導入したいと考える企業も多いはずです。しかし、TikTok以外にもSNSはさまざまな種類があります。InstagramやTwitter、Youtubeでの情報発信で十分だと考える人もいるかもしれません。
そこで今回は、TikTokの概要や活用するメリット、運用する際のポイントを紹介します。参考にすべきTikTokの企業アカウント事例も紹介するため、 導入を検討する人はうまく活用しましょう。
目次
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TikTokとは?

短尺の動画を共有できるスマホ向けのSNSプラットフォームです。従来は15秒以内の動画しか投稿できませんでしたが、2021年に180秒に時間が拡大されました。投稿動画の長さが拡大されたことで、さらにTikTokの注目度が向上しています。
特徴①世界最大の動画共有サービス
TikTokは、世界で20億ダウンロードを突破する最大規模の動画共有サービスです。サービス内には、レコメンドと呼ばれる独自フィードがあります。アプリを起動すると最初の画面が現れ、画面をスワイプすると新しい動画が次々と表示されます。
TikTokには世界中で多くの利用者がおり、国外にも投稿を発信できるのが特徴です。また、お気に入りの動画に対して「いいね」や共有などをおこなえるエンゲージメント機能も充実しています。TikTokで投稿したコンテンツがバズれば、一気に認知度や注目度が高まる可能性もあります。
特徴②利用ユーザーの年齢層
TikTokは、若年層が利用するSNSと認識している人もいるでしょう。ただ、近年は利用者層が多様化しており、ある調査によると平均年齢は34歳と報告されています。若年層以外に接点を持てるので、ビジネス機会を得られるSNSとして注目されています。
2019年以降は平均年齢は上昇傾向にあり、InstagramやTwitter、Youtubeなどのメジャーな発信の場として活躍してくれるはずです。20代〜30代の利用割合は、次のとおりです。
特徴③人気のある動画ジャンル
短尺動画を共有するTikTokでは、ユーザー同士で盛り上がれる動画が好まれます。特にTikTokで人気のあるジャンルは、次のとおりです。
- ダンス動画
- 有名人の動画
- コント・お笑い系
- 有名人の動画
- ファッション・美容系
- ダンス動画
SNSで情報を発信しようとすると、企業視点になりがちです。しかし、TikTokで投稿するときはユーザーがいかに楽しめるかといった利用者視点で動画を作成しましょう。
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TikTokを企業が活用するメリットは?

InstagramやYoutubeなどSNSにはさまざまな種類があります。これらのSNSに加えてTikTokで情報発信すべきか迷う人もいるはずです。TikTokを活用するメリットには、次のようなものが挙げられます。
- 利用者の年齢層が徐々に変化
- 非フォロワーへのアプローチ
- 海外ユーザーにも発信できる
- 参加型プロモーションが活発
- 企業アカウントが馴染みやすい
それぞれの特徴を確認していきましょう。
メリット①利用者の年齢層が徐々に変化
TikTokは若者を中心に利用者が多いSNSというイメージがありますが、2019年以降は利用者の年齢が毎年上昇しているのが現状です。ほかのSNSと比べると既婚者や男性の割合が高く、さまざまなユーザーに情報を届けられます。今後も利用者の年齢層は拡大することが見込まれるため、それを見越して早めにTikTokに参入するのがおすすめです。
メリット②非フォロワーへのアプローチ
TikTokのタイムラインは、フォローするアカウントの投稿とおすすめの投稿の2種類あります。利用するユーザーの好みに応じて投稿が表示されるタイムラインには、TikTokの独自アルゴリズムによって動画が表示されます。TikTokを始めたばかりのアカウントでもフォロワーがいない人でも、多くの非フォロワーへのアプローチが可能なのです。
メリット③海外ユーザーにも発信できる
TikTokには、日本国内だけでなく海外ユーザーも多く利用しています。音楽やアートなどは言語障壁が低いので、言葉が違う国でも発信しやすいです。近年はグローバル化が進んでおり、海外に進出する企業も増えています。海外ユーザーに発信できれば、ファンを獲得できるはずです。簡単に海外ユーザーに繋がれるのは、TikTokを利用するメリットです。
メリット④参加型プロモーションが活発
TikTokでは、ハッシュタグを使用してユーザー投稿を促すキャンペーンがおこなわれています。いわゆる参加型プロモーションで、成功すれば一気にフォロワー数が増えることも多いです。また、UGCの創出にもなるので新規顧客の獲得にも繋げられます。自社アカウントのフォロワー以外にも、サービス内容やブランド認知度を高められるはずです。
メリット⑤企業アカウントが馴染みやすい
企業アカウントを前面に押し出した投稿をするとユーザーは敏感に反応するため、見られないことも多いです。しかし、TikTokは企業アカウントの投稿が一般投稿に馴染みやすく仕上げられています。一般投稿に紛れ込んでいるので、自然とユーザーに伝えたい情報を届けられるのです。閲覧してもらえる機会も得られるため新規顧客の獲得に繋げられます。
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TikTokを企業が活用する際の5つのポイントとは?

TikTokにただコンテンツを投稿しても、期待した効果が得られないことも多いです。TikTokの効果を得るには、いくつかのポイントを踏まえて運用する必要があります。TikTokを企業が活用する際に押さえておきたいポイントは、次のとおりです。
- 運用前に目的を定める
- トレンドを押さえる
- 企業の独自性を出す
- TikTok広告を活用する
- 動線設計を考慮する
それぞれのポイントを確認していきましょう。
ポイント①運用前に目的を定める
TikTokは、ただコンテンツを投稿しても期待した効果が得られないことも少なくありません。効果を最大限に高めるためには、TikTokを運用する前に目的を定めることが大切です。
達成すべき目的が明確になれば、その目的から逆算して効果的な施策を考えられます。チームでTikTokに取り組む場合は、全体の統一感が生まれるので業務もスムーズに進みやすいです。目的を定めるときは、数字を盛り込むことをおすすめします。
ポイント②トレンドを押さえる
TikTokのトレンドは日々変わります。数ヶ月前まで流行していたコンテンツも今は注目されておらず、期待した効果が得られないことも多いです。コンテンツ作成にかける無駄な手間や時間を削減するためにも、今のトレンドを押さえる必要があります。
また、TikTokのトレンドだけでなく、自社商品や企業が狙うターゲット層がどのようなコンテンツに反応しているのか分析することも大切です。今の流れやターゲット層にマッチするコンテンツを投稿できれば、一気に注目度が高まることがあります。
ポイント③企業の独自性を出す
近年はTikTokへの注目度が高まり、自社アカウントでコンテンツを発信する企業が増えています。今後多くの企業が参入することが予測されるので、競合他社に埋もれないような対策が必要です。
そのひとつの施策として有効なのが、企業の独自性を出すことです。コンテンツひとつひとつに企業の個性をうまく盛り込むことにより、ユーザーの興味を惹ける可能性があります。コンテンツを作成する前に競合他社のアカウントを分析してみましょう。
ポイント④TikTok広告を活用する
TikTokには、インフィードやハッシュタグチャレンジなど4種類の広告があります。目的に応じて最適な広告を選べるうえに、多くのユーザーにリーチできるので期待した効果を得られることも多いです。
十分な広告費用があるならTikTok広告の活用を検討してみてはいかがでしょうか。TikTok広告は、新サービスや商品をSNSを通して広めたい場合やキャンペーンを実施する際に適しています。課金方式も複数の種類があるため事前に確認しておきましょう。
ポイント⑤動線設計を考慮する
TikTokでコンテンツを投稿し、ユーザーに閲覧してもらうだけでは目的は達成できません。そこから次の行動に繋げられるように動線設計を考慮してコンテンツを作成する必要があります。
動線の設計方法は、目的によって異なります。たとえば、ほかのSNSやオウンドメディアへのアクセスを促したり商品紹介ページに誘導したりなど、目的に応じて次の行動に繋がる動線を作ります。動線設計によってはスムーズな行動を促せるため、ユーザーの視点で行動しやすい動線を考えましょう。
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参考にすべきTikTokの企業アカウント10選

TikTokの運用を検討しているものの、どのように活用すればいいか悩む人もいるでしょう。ここでは、TikTokの企業アカウント事例をまとめました。主な参考事例は、次のとおりになります。
- 【飲食】ドミノピザ
- 【化粧】資生堂
- 【製薬】ロート製薬
- 【飲食】ほっともっと
- 【コンビニエンスストア】ローソン
- 【通信業者】ワイモバイル
- 【飲食】マクドナルド
- 【動画サービス】クラシル
- 【飲食】コカ・コーラ
- 【飲食】サブウェイ
それぞれの特徴を確認していきましょう。
①【飲食】ドミノピザ
ドミノピザは、国内で売り上げナンバーワンを誇るデリバリーピザチェーンです。ドミノピザはTikTokを積極的に活用しており、ピザを作る様子や人気商品を紹介する動画コンテンツを配信しています。ドミノピザのコンテンツの特徴は、流行の音楽やハッシュタグを取り入れていることです。
なかには、40万以上のいいねを獲得した動画もあります。また公式アカウントがおすすめする試してほしい裏技や美味しい食べ方なども紹介されており、商品の購入が促されています。キャンペーンも定期的に開催されているので、安く商品を購入したいユーザーを取り込められるのも特徴です。
②【化粧】資生堂
化粧品の国内シェアでナンバーワンを誇る資生堂は、デジタル活動をおこなう「資生堂ビューティージャーニー」を設立しています。オンライン上で顧客に対してサービスを提供して、顧客満足度を向上させる役割があります。その施策のひとつとして、TikTokに注力しているのが特徴です。化粧品の使い方やブラシの洗い方など幅広く配信しています。
また、2022年に資生堂の日焼けブランドのアネッサがTikTok上で「#アネッサおうちで夏フォトチャレンジ」を実施しました。このキャンペーンはTikTok上がバズり、動画の投稿数が7600回以上となりました。これは2021年上半期でもっとも多い数値で再生回数は約2億万回に上ります。
③【製薬】ロート製薬
大阪に本社を置く製薬会社であるロート製薬では、自社商品だけでなく、ユーザーが知りたいと思うようなノウハウをまとめた動画を配信しています。また、自社アカウントに寄せられたユーザーからのコメントに対して丁寧に答えています。その誠実な姿勢がユーザーに根付いており、顧客とのより良い信頼関係を構築しているのがロート製薬の特徴です。
ロート製薬では定期的にキャンペーンが実施されています。たとえば、「ガチャでトーンアップ3秒前」はハッシュタグでキャンペーン名をつけて動画を投稿すれば、池袋の街頭ビジョンで1日限定で放映するといったキャンペーンを実施しました。このほかにもさまざまなキャンペーンを実施して、新規ユーザーの獲得や認知度の向上に成功しています。
④【飲食】ほっともっと
ほっともっとは、山口地方を中心に全国で店舗を展開する持ち帰り弁当のチェーンです。ほっともっとは、お弁当に盛り付ける動画に音楽をつけてユニークなコンテンツを配信して注目を集めています。単にお弁当を作る動画ですが、音楽を織り交ぜることで気分が上がるコンテンツに仕上げられています。
また、TikTokを通して若年層を獲得するために客層を広げたいと考えるほっともっとは、ターゲット層が好きそうなロースかつ丼やから揚弁当などの定番メニューも積極的に宣伝しているのも特徴です。幕の内弁当など完成までの工程が多い弁当に関する動画の再生回数が多いことから、関連した動画コンテンツも多く配信しています。TikTokを運用するうえで、企業が伝えたい情報だけを流さないように意識しているようです。
⑤【コンビニエンスストア】ローソン
全国展開するローソンでは、キャンペーンや商品紹介動画をTikTokで配信しているのが特徴です。自社アカウントのフォロワー数は16万人を超えており、多くのユーザーから注目を集めています。動画内では、からあげクンやエルチキンちゃんなど公式キャラクターも積極的に活用しており、ユーザーの興味を惹く動画コンテンツを配信しています。
また、若年層の獲得を目指して若い層から人気のあるアイドルを起用して動画コンテンツを作成しているのも特徴です。キャンペーンも定期的に実施されており、半額クーポンが当たったりオリジナルホットスナックが購入できたりする抽選が開催されています。これらのキャンペーンを通して、TikTokユーザーの獲得に成功しているようです。
⑥【通信業者】ワイモバイル
ワイモバイルは、2014年にサービスを開始した日本の電気通信事業者です。ワイモバイルは自社アカウントを保有しており、TikTokでも頻繁に動画コンテンツを配信しています。2018年には「#と思いきやダンス」というハッシュタグチャレンジを開催しており、ユーザーから大きな注目を集めました。こちらのキャンペーンは、音楽に合わせて「と思いきやダンス」を踊るダンス動画を募集するものです。
選ばれた1名の投稿者には、なんとワイモバイルのCMに出演することができるという特典がありました。10代~20代のZ世代から大人気を得て、2019年時点で約11万件のいいねが付きました。キャンペーンのほかにも、ワイモバイルの利用者に向けて料金プランや使い方を紹介した動画コンテンツも多く配信されています。
⑦【飲食】マクドナルド
ファーストチェーン店で人気の高いマクドナルドでは、公式アカウントで「#ティロリチューン」というハッシュタグチャレンジを開催しました。こちらのキャンペーンは2019年に実施されたものです。ポテトの揚がる「ティロリ」という音に合わせて踊るシンプルな企画ですが、総再生回数は約3週間で1億回を突破するなど話題性を呼んでいます。
また、こちらは商品の訴求するためのキャンペーンではないため、振り付けが一般ユーザーの中でも人気動画となりました。より多くのユーザーにアプローチするためにインフルエンサーを起用したので、一気に拡散されたのも大きな特徴です。インフルエンサーの起用には費用がかかりますが、ブランドの認知度向上には効果を得られたようです。
⑧【動画サービス】クラシル
レシピ動画サイトを運営するクラシルは、自社アカウントを運用しています。フォロワー数は200万人を超えており、多くのユーザーから注目を集めています。クラシルの動画コンテンツの特徴は、料理中の工程を真上から撮影していることです。どのような食材や調味料を使用しているのか一目瞭然で、初めて見た人でも簡単にレシピがわかります。
ユーザーの興味を惹く工夫としては、最初の2秒で完成した動画を見せてから料理の工程を見せることです。ほんの一瞬ですが、この短い時間でユーザーの興味を惹きつけています。また、TikTokではレシピの全部は見せずに本編はYoutubeにだけ配信されているのも特徴です。この結果、YouTubeの登録者数が増加しています。
⑨【飲食】コカ・コーラ
世界中にファンが多いコカ・コーラは、2018年にTikTokで「#リボンでありがとうチャレンジ」と呼ばれるハッシュタグチャレンジを実施しています。特典は投稿者の中から100人にQUOカード1,000円をプレゼントというもので、多くのユーザーからハッシュタグをつけた投稿が集まりました。
また、キャンペーンの認知度を広めるために人気TikTokerを多数起用し、拡散に成功しています。タグ付けする動画コンテンツの撮影にはコカコーラリボンボトルが必要になるので、購入も促せます。ブランドの認知度に加えて、新商品を売り出して収益を向上させたい場合に適したキャンペーンです。
⑩【飲食】サブウェイ
サブウェイは、サンドイッチのファーストフードチェーンです。サブウェイでは公式アカウントを保有しており、フォロワー数は2万人を誇ります。よく見られる動画コンテンツのなかには、再生回数200万回を超えるものも多いです。サンドイッチを作る工程を見せる動画を中心に、新商品や人気の定番商品を紹介する動画コンテンツも配信されています。
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まとめ:TikTokを企業が活用する際の5つのポイントと事例9選

若年層を中心に利用者が増えているTikTokへの運用を検討する企業も少なくありません。近年は利用者の幅も増えており、より多くのユーザーに情報を届けられるようになりました。ただし、単に動画コンテンツを配信しても期待した効果は得られません。
運用前に目的を定めたりトレンドを押さえたり、独自性を出したりするなど、ポイントを踏まえてTikTokを活用することが大切です。今後もTikTokの利用者が増えることが予測されていることから、興味があるなら早めに自社アカウントを作成して運用を始めましょう。
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