昨今ではYouTubeやInstagramなどの動画コンテンツがとても注目を浴びていますが、ECサイトの商品紹介には写真が使用されていることが大半です。
とはいえ、ECサイトにも動画を埋め込みしているネットショップは少しずつ増えています。
そのうち商品紹介をする際に、ECサイトに動画を取り入れることは当たり前となるでしょう。
この記事では、shopifyで動画を埋め込みしたことで得られるメリットや活用方法を紹介しています。
これからshopifyで動画を活用して運営を考えているなら、ぜひ参考にしてください。
目次
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Shopifyと動画の相性は?

Shopifyは、動画と相性の良いサービスです。動画を上手に活用することで、売り上げの向上に貢献できます。
ここでは、Shopifyと動画の相性が良い3つの理由について詳しく解説します。
高い集客効果が期待できる
商品の特徴やベネフィット、ブランドイメージなどを動画にすることで、高い集客効果が見込めます。
自社でYouTubeチャンネルを運営して動画をアップしたり、動画広告を打ちだすことで、新規顧客の獲得につながります。
ユーザーの不安を払拭できる
ユーザーがECサイトで商品を購入する際には、「写真と違うものが届いたらどうしよう」といった不安が生じるものです。
動画は、テキストや写真よりもよりダイレクトに商品の詳細をアピールできます。商品の見た目や仕様を動画を通じて伝えることで、安心感を持って商品を購入できるようになり、売上アップが期待できます。
短い時間内に多くの情報を盛り込める
動画は、たった1分間で180万文字もの情報を視聴者に伝えられると言われています。そのため、テキストで商品の説明をするよりも、数分の動画を作成する方がより多くの情報をユーザーに伝えられ、購買意欲の向上に貢献できます。
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Shopifyで動画を埋め込むメリット

ネットショップを運営するにあたって、動画の埋め込みはたくさんのメリットがあると言えます。
特に最大のメリットと言えるのは、商品を詳しく伝えられるため売上アップにつながることです。
また、動画活用の調査について以下のような結果が出ているので、ECサイトには動画を取り入れていくことが、とても重要だということが理解できます。
| 18歳以上 | 18〜34歳 | |
| ECサイトの動画を視聴して商品を買ったことがある | 76% | 85% |
| 新商品や製品などの情報を動画で紹介することは大事 | 59% | 62% |
引用元:PRTIMES「動画コンテンツがミレニアル世代の購買決定に影響を与えていることがブライトコーブの調査で判明」
それでは具体的にshopifyで動画を埋め込むメリットを紹介していきます。
ユーザーに商品の情報を詳しく伝えられる
動画をshopifyに埋め込みすると、商品を映像で紹介できるので、より詳細に伝えられます。
写真とテキストだけの商品紹介だと、具体的な内容を伝えきれていないこともあるというもの。
また、商品の説明文に関しては文字数が決まっているため、ユーザーにきちんと魅力を伝えるのが難しくなる場合もあります。文字数が決まっていない場合でも、説明が長文であればある程ユーザーにとっては煩わしく感じるものです。
一方、動画であれば長文の説明がなくても商品の情報を詳しく伝えられるので、ユーザーは最後まで視聴してくれるでしょう。
競合他社に差を付けられる
昨今ではインターネットの普及により、買い物をする際にはネットショップで購入する人が増加しています。
それに伴い、ECサイトを開設する事業者も増え、いろいろなプロモーションを展開しています。
したがって、ネット上では競合他社がとても多い状況なのです。
ライバルが多い状況ということは、他との差をつけてプロモーションすることが重要になります。
動画を活用して差をつけることが可能です。
商品の映像を淡々と流すだけでなくて、個性的なインパクトのある動画を自分で撮影すれば、ユーザーの購買意欲を高めることができます。上手く訴求できる映像を撮影できるように、動画編集や撮影の仕方を研究すると良いでしょう。
売上アップになる
前述した通り、shopifyで動画を活用する最大のメリットは、売上アップにつながることです。
ネットショップで買い物をする際には、現物を手に取って確認ができないため、テキストや写真だけの商品紹介だとユーザーには伝わりにくいです。しかし、動画を埋め込むことで商品の魅力を伝えやすくなります。
ECサイトを運営していくことは、利益を出していく必要があります。
とはいえ、ネットショプで売上を伸ばし続けていくことは簡単ではありません。
マーケティングやプロモーション、商品選び、集客など全体的に重視します。
shopifyに動画を埋め込みすると、他のネットショップと差が生まれるでしょう。
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Shopifyに動画を埋め込むデメリット

ECサイトに動画を埋め込むことで、さまざまなメリットがあります。ただ一方で、デメリットもあるので導入時には注意しなければいけません。
主なデメリットには、次のようなものがあります。
- 読み込み速度が遅くなる
- 動画作成に時間がかかる
それぞれの特徴を確認していきましょう。
デメリット①読み込み速度が遅くなる
動画の埋め込みを活用し過ぎると、サイトが表示されるまでに時間がかかるデメリットがあります。サイトの読み込み速度が遅くなると、訪問者は待つ時間に耐えられず離脱する可能性が高まります。
離脱されると購入には繋がらないので、売上げを向上することはできません。サイトの表示時間をできる限り早くしたいなら、むやみやたらに動画の埋め込みを活用するのは控えましょう。
デメリット②動画作成に時間がかかる
サイトに動画を埋め込むには、当然のことながら動画を作成しなければいけません。また単に動画を作成するだけでなく、訪問者の興味を惹き付けるようなコンテンツを作成する必要があります。
もちろん対応できる社員が多ければ、随時対応できるでしょう。ただ、社員が少ない場合は動画作成に時間が取られて、他の業務が滞る可能性もあります。動画作成に対応できる人材を確保できるかといった点を踏まえて導入を考える必要があるでしょう。
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Shopifyにおける動画の活用方法

shopifyに動画を埋め込みして活用する方法を4つ紹介していきます。
商品のイメージがしやすい紹介動画
shpifyに動画を埋め込むことで、商品を紹介する際にテキストや写真だけでは伝わりづらかった内容がユーザーに分かりやすく宣伝できるようになります。
「Firework」という動画アプリとshopifyは連携しているため、動画編集やサイト内に埋め込みすることが簡単です。
そして、商品を使用しているシーンの動画を流すことで、実際にユーザーの手元に商品が届いたときの使い方がよりイメージしやすい状態になり、訴求力も高まります。
商品の使い方を説明する動画
ECサイトで商品の使い方を説明する際にも動画の活用はとても有効です。
テキストや写真だけでは伝わりにくい内容も、動画の場合はスムーズに説明ができます。
また、ユーザーにお得な情報を伝えられるので、ECサイトのユーザビリティーが高まることにもなります。
ショート動画アプリFireworkを利用して動画埋め込み
前述しました動画アプリ「Firework」は、WEBサイトに縦型のストーリーズのような短い動画を載せられるマーケティングに有効なプラットフォームです。
この動画アプリを使用すると、shopifyで販売している商品情報をFireworkとリンクすることが可能になります。
Fireworkとリンクすることで、サイトのエンゲージメントがおよそ4倍になり、ユーザーがサイトに滞在している時間が約5倍も上がり、売上アップにつながります。
YouTubeから集客する
日本における2020年9月のYouTube月間利用者数は6500万人を超えていると言われています。
新型コロナの影響もあり、外出自粛によって急激に増加したようですが、現在では「無くなったら最も寂しいプラットフォーム」の部門でYouTubeは1位になっています。
よって、YouTubeを利用して集客することは最適なプラットフォームと言えるでしょう。
集客するためにYouTubeを活用するには、最初に自身のチャンネルを開設します。
開設したら商品やサービスの動画をアップしつつ、たくさんのユーザーからチャンネル登録してもらえるようにします。
自身のネットショップの会員様であれば、YouTubeを視聴してもらえるように促して登録者数を増やしていくのもおすすめです。
商品の紹介だけでなく、ユーザーが楽しめるような内容やお得な情報も提供して、大勢の人からチャンネル登録をしてもらうようにします。
新しく動画をアップするごとに通知が届くようになっているため、登録してくれたユーザーに対してショップへ訪問してもらえる機会が増えるでしょう。
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Shopifyへの動画の埋め込み方法

shopifyへの動画の埋め込みは2つの方法があり簡単にできます。
2つの方法はこちらです。
- 自身で撮影した動画ファイルをアップロード
- 動画サイトのURLを埋め込みする
動画サイトにアップされているものと、自身で撮影した動画ファイルでは埋め込む方法が異なります。
どちらの動画も埋め込みしたいと考えている場合は、どちらの方法も覚えておく必要があります。
具体的にそれぞれ埋め込み方法を紹介していきます。
自身で撮影した動画ファイルをアップロード
shopifyにはブログ機能があって、ブログに自身で撮影した動画ファイルをアップロードする方法をここで紹介します。上手に動画を活用できれば、他のサイトに差をつけたプロモーションができるでしょう。
shopifyのブログに動画を埋め込む方法は、ファイルにアップロードする必要があります。
まず管理画面を開き「設定」をクリックしてから「ファイル」を選択。
設定メニューの中に、「ファイル」があるので、そこから動画のアップロードをします。
他のやり方では、ブログ画面のエディタ表示を「HTML」に切り替えて動画のコードを入力して埋め込みします。
動画のコードはネットから簡単に発見できるので利用しましょう。
動画サイトのURLを埋め込みする
YouTubeのようなサイトに動画をアップロードしている場合、その動画をshopifyのブログに埋め込みができます。
前述した自身で撮影した動画を埋め込む方法より簡単です。
動画サイトのURLを埋め込むためには、ツールからビデオのアイコンを選択します。
次に動画の埋め込みコードを入力します。
動画共有サイトから、埋め込みコードは取得可能です。
例えばYouTubeのケースだと、共有から「埋め込み」をクリックすると取得できます。
注意点
shopifyで動画を活用することはメリットだらけですが、気をつけておきたいポイントもあるので2つ紹介していきます。
動画制作には時間や費用がかかる
動画を制作する際には、構成や企画、撮影などたくさんの工程をこなす必要があるため、制作時間はとてもかかりやすいです。
そして、クオリティの高い動画を制作するためには、他社に依頼しなくてはならないケースもあり、費用もかかる施策であると言えるでしょう。
ネットショップの読み込みが遅くなる
自身のサイト内に動画を埋め込みするとページが重くなってしまい、読み込みがだいぶ遅くなるという注意点があります。
サイトのページを開くのに時間がかかってくると、ユーザーの離脱が増えてしまいます。
ユーザーの離脱を防ぐためには、動画ファイルの画質やサイズを確認してから活用するようにしましょう。
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Shopifyで動画を埋め込む前に

Shopifyで動画を活用する前には、前提知識を理解しておく必要があります。
ここでは、実際にShopifyで動画を埋め込む前に知っておくべきことを3つ解説します。
スキル・ノウハウ・予算がないと良い動画を作れない
商品やブランドの魅力を伝えるために動画を作成するためには、動画作成や編集に関するスキルやノウハウが必要です。また、編集者を雇う際や動画広告を打ち出す際には予算が必要となります。
ユーザーがスムーズに動画を視聴できるように配慮が必要
良い動画を公開していたとしても、スムーズに視聴できるように配慮する必要があります。
具体的には、外国人のユーザーに向けて英語の字幕をつける・自動再生の設定をする際にはミュートにする、といった配慮をしましょう。
動画よりも3DやARが適している場合もある
すべての商品にとって、動画が最適なわけではありません。商品によっては、動画ではなくShopify ARの活用が適していることもあります。
Shopify ARとは、ユーザーのスマートフォンを介して商品の3Dモデルを出現させる機能です。
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【Shopify】動画の埋め込みを行った成功事例
動画の埋め込みを検討している場合、どのように自社サイトに導入すればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、動画の埋め込みを活用した成功事例をまとめました。動画埋め込みの主な成功事例は、以下のとおりです。
- 【アパレル】ozie
- 【機械用品】ミナト電機工業株式会社
- 【バッグ】ACE Online Store
- 【バイク用品】Pure Cycles
- 【アパレル】Pacsun
それぞれの特徴を確認していきましょう。
事例①【アパレル】ozie
シャツに特化したオンラインショップです。集客やブランド認知度を高めるために動画の埋め込みを活用知っています。
たとえば、プレゼントで贈りたいシャツの選び方や色選びの方法などを説明する動画コンテンツを作成しています。動画の概要欄に商品に移行できるページリンクを貼り、動画からの流入を促す対策を行っているのも特徴です。
事例②【機械用品】ミナト電機工業株式会社
創業73年以上を誇る老舗の総合機械販売店である企業です。農業で使用する機械やガーデニング用品、自動車部品などを展開しています。動画では商品の扱い方や機械の使用時に感じる疑問や悩みを解消するための動画を作成しています。この結果、動画からの流入を増やすことに成功しています。
事例③【バッグ】ACE Online Store
機能的なバッグを多く展開するオンラインショップです。3D/AR技術を活用してオンライン上で試着できる体験を提供しています。また動画では商品紹介や扱い方などを説明しており、サイトで作成した動画コンテンツを埋め込んで訪問者の疑問や悩みを解決できる環境を整えています。
事例④【バイク用品】Pure Cycles
ロードバイクに関連する部品やアクセサリーを販売するオンラインショップです。販売商品を3D化してオンライン上でシュミレーションできる動画コンテンツを発信しています。3D化で実際に使用した際の完成像をイメージしやすくなるので、購入に繋がる割合を増やす効果が期待できるのです。
事例⑤【アパレル】Pacsun
若年層をターゲットにしてアパレル商品を販売するカルフォルニア発のブランドです。自社サイトでは商品を着用したモデルの動画が埋め込まれているので、サイズ感や着こなしを確認できます。初めて購入する訪問者の不安を除けるので、ブランドの認知度や購買率向上を実現した成功事例です。
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まとめ

shopifyに動画を埋め込みすることによって、商品の詳しい内容を伝えられるため、売上アップは期待できます。
オリジナリティーのあるプロモーションができるので、人気ネットショップになる可能性があります。
とはいえ、動画を活用しただけでは、すぐに利益につながるとは限りませんが、テキストや写真だけより動画も取り入れた方がユーザーに商品の魅了は伝わりやすいです。
時間やコストはかかることもありますが、ぜひ動画を活用してshopifyの売上と集客アップを目指していきましょう。
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