Shopifyを使ってネットショップを運営している人のなかには、kintoneとの連携に興味を抱いている人もいるでしょう。Shopifyとkintoneを連携することで、さまざまな課題解決につながります。
本記事では、kintoneの特徴を解説したうえで、Shopifyとkintoneの連携でできることについて詳しく説明します。
また、kintoneとの連携が可能なShopify以外のアプリも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
Contents
kintoneとは?
公式サイト kintone
kintoneとは、プログラミングに関する知識がない人でも、ビジネスにおける案件管理・進捗管理・日報管理といったアプリを開発できるITツールです。
ドラッグアンドドロップで直観的にアプリを開発できるため、システム開発のスキルは不要です。
データの入力・集計・共有・コミュニケーションといった業務を別々のツールで行っている企業も、kintoneを導入すれば一元管理ができます。そのため、業務の効率化やコミュニケーションの活性化に貢献できるでしょう。
kintoneの特徴について
kintoneには、以下のような特徴があります。
- 業務で使うアプリを好きな数作成できる
- プログラミングスキルがない人でも業務用のアプリを簡単に作れる
- 自社の業務内容に応じてアプリをカスタマイズできる
- ひとつのツール内で複数のアプリを使えてコストパフォーマンスが高い
- 社内SNSやコメント機能を使えばコミュニケーションを活性化できる
- データを複数のアプリ間で共有・連携できる
- さまざまなデバイスに対応しているため社外からのアクセスも可能
自社に適切な業務用アプリを作成し、業務の効率化に取り組みたい企業は、ぜひkintoneの利用を検討してみてください。
Shopifyとkintoneの連携でどのような課題が解決できる?
複数の店舗を経営しており複雑な事務作業が多く、負担に感じている人もいるのではないでしょうか。Shopifyとkintoneを連携させれば、複数のアプリをひとつのツールで使えるため、複雑な業務を効率化できます。kintoneの導入によって浮いた時間を商品開発や顧客対応にあてれば、顧客満足度や売り上げの向上に繋がるでしょう。
また、ECサイトを長年運営しており膨大な顧客データがたまっているものの、うまく活用できていない人にもShopifyとkintoneの連携がおすすめです。kintoneを導入することで、顧客データに基づいた適切なマーケティングを実施できます。
Shopifyとkintoneの連携でできることとは?
ここでは、Shopifyとkintoneを連携させることで使える2つの機能について詳しく解説します。
マーケティング機能
Shopifyとkintoneの連携により、ネットショップや実店舗での顧客との取引内容や会員登録に関する情報をリアルタイムで可視化できます。
また、売上や利益の分析もできるため、マーケティング施策の改善も可能です。
Shopifyの顧客マスタにkintoneで集計した顧客データを連携すれば、顧客のセグメントにあわせてメールを配信することができるため、効率的なメールマーケティングを実現できます。
販売管理機能
kintoneにShopify上の取引履歴を紐づけることで、期間・メーカー・担当スタッフといったさまざまな軸で販売履歴を可視化できます。
また、在庫が減ってきたタイミングで通知が届く機能もあるため、在庫不足による販売機会の損失を防げます。
また、ネットショップでの販売時には受注から配送までをワークフロー管理できる機能も搭載されており、スムーズに販売管理ができるでしょう。
Shopifyとkintoneのデータ連携サービスを提供する株式会社シースリープラスについて
公式サイト 株式会社シースリープラス
Shopifyとkintoneのデータ連携は、長崎県にある株式会社シースリープラスという企業によって行われています。株式会社シースリープラスは中小企業におけるビジネスのDX化に特化しており、ITコンサルティングやシステム開発などの事業を行っています。
kintoneはShopifyだけでなく様々なECサイトと連携が可能~機能例~
kintoneと連携できるのは、Shopifyだけではありません。
さまざまなECサイトと連携し、メールや進捗管理などの機能を使えます。ここでは、メール連携と進捗管理機能について詳しく解説します。
メール連携
顧客などから受注したメールを解析し、kintoneのフィールドへ該当の項目を自動で取り込みます。そのため、人力による入力作業などは一切不要です。
進捗管理機能
kintoneのに搭載されている「プロセス管理」機能を使って、進捗の状況や確認作業といった管理ができます。進捗を可視化できるため、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
Shopifyでデータ管理できるアプリは様々存在
Shopifyと連携することでデータ管理ができるアプリは、kintoneのほかにも豊富に存在します。ここでは、例として3つのアプリを紹介します。
HubSpot CRM
おすすめアプリ HubSpot CRM
HubSpot CRMは、世界中で愛されているCRM(顧客管理)ツールです。インバウンドマーケティングを推進するにあたって必要な機能が網羅的に搭載されており、120ヵ国以上で10万社以上の導入実績を誇ります。
また、HubSpotを契約すれば、CRMだけでなくマーケティング・セールス・カスタマーサポートなどの機能も無料で使えます。
Salesforce Sync
おすすめアプリ Salesforce
Salesforce Syncは、世界で最も利用されているCRM(顧客管理)ツールです。
Salesforce Syncを活用することでShopifyの注文情報や顧客情報などを簡単に管理することができ、あらゆる作業を効率化・自動化することができます。
Databox
おすすめアプリ Databox
Databoxを活用すれば、販売情報や製品情報、注文情報、成長傾向といった様々な情報が一つのダッシュボードに収集されます。
これによってスマートフォンから簡単に店舗の分析を行うことができ、パフォーマンスの視覚化を行うことで作業の効率化や売上の向上を実現します。
まとめ:Shopifyとkintoneの連携で出来ることとは?Kintoneの特徴なども紹介!
kintoneは、業務に使うアプリを簡単に作成できる便利なツールです。Shopifyとkintoneを連携させることで、マーケティング機能や販売管理機能などが使えるようになり、マーケティングをスムーズに進められます。
また、Shopifyでは、kintone以外にもHubSpot CRMやZendeskといったさまざまなアプリと連携可能です。ぜひ、本記事を参考にShopifyとkintoneを連携し、自社の売上や顧客満足度の向上につなげてください。
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