今回、SNSのDMでギフトを贈れるShopifyアプリ『All In gift』を開発した株式会社ハックルベリーの代表取締役 安藤様にインタビューを行いました。
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インタビュイー紹介
株式会社ハックルベリー 代表取締役 安藤祐輔
Eコマース業界にて15年間携わり、EC業界に貢献する為に株式会社ハックルベリーを設立。
受託からSaaS、集客支援まで、EC業界の全てとも言える事業を自社で手掛けている。
“ECは買い手とお店のマッチング。その体験を円滑にしたい。” という想いから日々アプリ開発をしている。
この記事でわかる事
- eギフトとは?
- eギフトの使われ方
- Shopifyアプリ「All in gift」開発理由
- 果たしてeギフトは普及するのか
最後にはキャンペーン情報も!
上記を深堀りしつつ、今後の可能性と画期的なShopifyアプリ『All In gift』を徹底解説します。
そもそもeギフトとは何ですか?
eギフトとは、相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを相手に贈ることのできるサービスです。
近年主流になってきたLINeギフトやスタバカードギフトなどを思い浮かべて頂けると分かりやすいかと思います。
eギフトはどのような使われ方をされているのですか?
最も一般的な利用方法は、住所の分からない相手にプレゼントを送る時です。
連絡網や年賀状文化などがなくなりつつある今、芸能人やインフルエンサー、SNSで出会った人だけでなく、会社の人や大学の時の友達など、住所を知らない知り合いの方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
住所を知らない人に気軽にギフトを贈りたい時、わざわざ住所を聞くのも面倒ですし、返って相手に気を遣わせてしまうこともあります。そんな時にさっと利用できるのがeギフトの大きな強みです。
また、贈るギフトの内容は比較的カジュアルで安価なものが多いです。
スタバカードやLINEスタンプのような「プチギフト」がコロナ禍をきっかけに一般的になり、さらに現在では誕生日プレゼントや父の日プレゼントなど何かしらのイベントの際にも少しずつ利用されるようになってきています。
御社で開発されているShopifyでeギフトを実装できるアプリ「All in gift」を提供されていますが、意外なeギフトの活用法などありましたか?
面白かったのは、「駆け込み需要」です。
「今日〇〇さんの誕生日だ!」
「明日までにお返しのプレゼント用意しないと…」
みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか?笑
URLを送付するだけでギフトを贈ることのできるeギフトは、ギフトを送る必要に直前に気が付いても大丈夫。最近だと父の日には、当日や前日、あるいは次の日にeギフトの利用者が増加しました。
また、貰った側が、ギフトURLをもらって嬉しくなり、ギフトが届いてもう一回嬉しくなる”2回嬉しい体験が提供出来る”のが1番の醍醐味であり、「自分も誰かに贈ってみよう!」と連鎖するところも面白いですね。
Shopifyアプリ『All In gift』とはどんなアプリでしょうか?
結論、ギフトに必要な機能がこのアプリ一つで全て実現できます。通常のギフト設定はもちろん、先ほどご説明しましたeギフト機能も自社ストアに実装することが可能です。
具体的な機能としては、通常ギフトは複数配送先にギフトを送付できるマルチシップ(配送分割)機能や、熨斗・ラッピング・ギフトカードなどの設定、SNSギフトは受取手が配送日を指定できる機能、マイページから受取手側の住所が見えないように設定できる匿名機能などがあります。
もともとは「SNSギフト」という名称でしたよね。今回「All in gift」にリブランディングされた理由は何でしょうか?
大きく分けて2つです。
まずは、SNSギフト(eギフト)だけでなく、ギフトに必要な熨斗やラッピング設定、マルチシップ、メッセージカード、UIのカスタマイズ、ロジ連携などをこれ一つで対応できるアプリにアップデートしたかったからです。
2つ目に、ギフトは新しい顧客との接点なので、ストアと顧客の良い出会いを創出できるサービスにしていくためです。
例えば、UIカスタマイズによるブランドの訴求、ラッピングなどのストアごとのギフト機能、マーケティング機能、SNSでURLが届いた際に感動を最大化するためのメッセージカード機能など、よりギフトの買い手と受取手の感情に寄り添った機能を開発していく予定です。
これまで日本の商習慣に合ったShopifyのギフトアプリはありませんでしたよね。なぜでしょうか?
Shopifyはカナダ発のグローバルプラットフォームのため、お中元やお歳暮、熨斗の設定など日本特有のギフト文化はなかなか理解されません。文化や習慣が違うため仕方のないことだと思っています。
少し話はそれますが、弊社では定期購買【※サブスクリプション】のアプリも開発・提供しています。単純に「月額費用を払ってもらう」だけのサブスクリプション機能が必要なのであれば海外のアプリでも対応出来るのですが、”1回目の購入は50%オフ”や最近流行っているお弁当のECで”5つの弁当の中から毎月違う商品を届けて貰える”等、日本特有の商習慣に合わせた機能は海外のアプリだと手が届かないことが多いです。
同じように「All in gift」はハックルベリーのアプリ開発のコンセプトである“日本の商習慣にあったアプリを作っていこう”にも付随していますし、定期購買よりさらにギフトは感情が絡む購買なので、日本の商習慣をよく知る我々が開発すべきだと思い、取り組みました。
Shopifyアプリ『All In gift』の使い方は?
SNSギフトの設定手順はたった4ステップです。
- アプリをインストール
- ギフトの設定
アプリをインストールしたら、ギフト設定を行います。
SNSギフトを利用する場合は、SNSギフト設定のチェックボックスをチェックしておくことで、eギフト機能が使えるようになります。
また、SNSギフトの有効期限も設定可能。例えば14日で設定しておけば、URLが送信されて14日以内に住所が入力されなければ自動キャンセルになります。
- のし紙/名入れ、ラッピング等設定
ギフト設定ができたら、あとはのし紙/名入れ、ラッピング等設定などを進めていきます。 SNSギフトアプリで登録できるものは以下の通り。
- のし紙・のしの掛け方
- 名入れの設定
- ラッピング
- メッセージカード
- 手提げ袋
これらは、全て自社で登録可能。追加したい商品を商品管理ページに追加すれば、それぞれ適したものを選択できるようになります。
- 配送設定
最後に配送設定を行います。自社配送の場合はもちろん、shippinoやオープンロジ、ロジレスなど各種WMSアプリにも対応。配送日指定も可能です。
設定に関して不明な点などがあれば、すぐにサポートにご連絡ください。日本語を話せるスタッフが対応しますので言語面も安心です。
今後eギフトは普及するのか?
時間は掛かるかと思いますが3~5年程度で間違いなく普及すると思っています。
現在当たり前にLINeギフトやスタバギフトを使っている若者層が大人になれば、その時には住所を知らなくてもプレゼントを送る事が主流になっているはずです。機能面だけでなく、eギフトを贈る「習慣」が日本で主流になればeギフトはさらに普及していくでしょう。
あらゆる人が心地よく・心弾む体験ができる購買を目指しているハックルベリーでは、「もっと気軽に」「もっと楽しく」「もっとかんたんに」ギフトができる体験を普及していくために、今回ご紹介させていただいた「All in gift」の基本機能をすべて無料「0円」でご利用いただけるキャンペーンを開始しました。
本キャンペーンを通じて、これからギフトをはじめたい・ギフトを盛り上げたいマーチャント(事業者)を支援してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
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