ECサイトを運営しているなら、アクセス数や成約率は売り上げに直結するので、アクセスを増やすために様々な試行錯誤を繰り返している運営者は多いはずです。しかし、アクセス数や成約率以外にも重要なことがあります。それが直帰率です。
今回は、直帰率とは何なのか、その意味を説明します。また、直帰率を改善する方法についてもあわせて解説していきます。
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直帰率とは?
直帰率とは、サイトに訪れたユーザーがそのサイト内で1ページしか閲覧せずに、そのまま離脱した割合のことを言います。
例えば、AのページにアクセスしてBのページへ移動した場合は、直帰率はカウントされず、自分の運営しているECサイト内のページを見て回っているなら直帰率は上がりません。この直帰率が高いと、ユーザーにとって有益な情報を提供していないと判断される可能性があるため、サイトを運営していくなら、アクセス数や成約率と同じように直帰率を改善していく必要があります。
直帰率が上がる原因
直帰率が上がる原因は、一言で言えば訪れたユーザーにとって欲しい情報が無かったことが上げられます。例えば、何かを知りたくて検索エンジンで特定のキーワードを入れて検索し、サイトに訪れたとします。検索エンジンで検索した時に表示されるタイトルに興味がありクリックして訪れたのに、そのタイトルと違った内容ばかりだと見ているユーザーは離脱します。ユーザーが知りたい情報がそのページに無いと、直帰率が上がります。他にもサイトのデザインや使い勝手が悪いと、直帰率が上がる原因にもなります。
また、訪問したユーザーがそのページの情報だけで満足してしまう場合があります。ページの内容が充実していて、ユーザーが知りたい情報がそのページだけで完結している場合も直帰率が高くなります。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供しているから良いのでは?と思うかもしれませんが、ECサイトを運営しているなら商品などの購入をしてくれないと意味がないので、必ず商品ページまで誘導するようにコンテンツを作る必要があります。
直帰率を改善するには
ECサイトの直帰率を改善するには「コンテンツ内容の充実」「商品購入ページへの誘導」「カゴ落ちを改善」の3つの対策が必要です。
コンテンツ内容の充実
「コンテンツ内容の充実」とは、ユーザーが求める情報を提供してECサイトの価値を高めることです。
商品購入ページへの誘導
価値のあるコンテンツを作成するだけだとそのページだけで満足してしまい、直帰率が上がってしまいます。それを防ぐために、「商品購入ページへの誘導」ができるよう、コンテンツを作る必要があります。
例えば「この商品はこんなメリットがあります。」など、興味を引くような書き方をして、それから実際に商品が購入できるページへ導くような書き方がいいでしょう。
カゴ落ちを改善
「カゴ落ち」とは、商品をカートに入れたけれど、決算をしないで離脱してしまうことを言います。これを防ぐには、商品の購入ページにある入力フォームをシンプルにする必要があります。ユーザーは入力項目が複雑だと、せっかく商品を購入しようとしても面倒になり離脱をしてしまいます。
直帰率の改善まとめ
ECサイトで重要なのは商品を購入してもらうことです。そのため、コンテンツを充実してユーザーに興味を持ってもらい、その商品を購入できるページに誘導し、決算画面などをシンプルにし購入しやすくページ全体を作るといった流れを考えないといけません。また、商品の写真が綺麗だったり説明も分かりやすかったりなど、価値ある情報を分かり易く提供するようにECサイトを作り込んでいくのが重要です。
ECサイトに限らずにホームページなどのWebサイトは、ユーザーが知りたい情報を的確に提供するのが一番重要です。商品を購入して欲しいなら、その商品についての説明だけでなく、その商品が購入できるページまでたどり着く流れをイメージしてコンテンツ作りをしないと、ユーザーは途中で離脱してしまい直帰率が上がってしまいます。
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