2023.4.23

2025.3.18

kintoneの活用・導入事例12選!どのような業種でどのような活用ができるのか?

kintoneの活用・導入事例12選!どのような業種でどのような活用ができるのか?

社内で利用するアプリを自由に作成できるkintoneですが、導入を迷っている人もいるでしょう。導入によってどれだけの効果が出るか分からない状態では、なかなか決断できないものです。
本記事では、kintoneの導入事例を12個紹介します。さまざまな企業の事例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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kintoneとは?

公式サイト kintone

kintoneは、サイボウズによって提供されている企業向けのツールです。プログラミングに精通していない人でも、ドラッグ&ドロップで社内アプリを自由にカスタマイズできます。顧客情報管理アプリ・出退勤アプリ・有給取得管理アプリなど、自社で必要なアプリを簡単に作成できるのが嬉しいポイントです。

自社好みにアプリを作成できるため、数多くの業界・業種に対応できます。実際に、さまざまな企業で導入が進み、業務効率化を始めとする高い成果を上げています。

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kintoneで何ができる?

kintoneで何ができる?

kintoneでは、多様な業務システムをアプリとして開発できます。アプリ内では、データの蓄積・一覧・検索ができるほか、コメント機能や社内SNS機能を用いて社員同士のコミュニケーションを活性化できます。

kintoneで開発できるアプリの例として、以下の6つが挙げられます。

  • 日報管理アプリ
  • 案件管理アプリ
  • 問い合わせ管理アプリ
  • 採用面接管理アプリ
  • タスク管理アプリ
  • 交通費申請アプリ

上記のほかにも、必要に応じて自由度高くアプリを柵瀬できます。一番安いプランで契約しても200アプリまで作成できるため、業務の数だけ業務システムを開発できるのが魅力です。

kintoneでアプリを作成する方法としては、以下の3つがあります。

  • 100以上のサンプルアプリから選ぶ
  • エクセルまたはCSVを読み込む
  • ドラッグ&ドロップを用いて自分で1から作る

通常、業務システムを新たに作成する際にはエンジニアが専門知識を用いてプログラミング構築をする必要がありますが、kintoneならやり方さえ覚えればエンジニアでない人でも1から開発することも可能です。

アプリを通して蓄積されたデータは折れ線グラフや円グラフなどに反映できるため、営業活動や顧客からの問い合わせ内容を一目で確認できるのも嬉しいポイントです。また、複数のアプリ同士を紐づけて連携させることもできます。アプリ同士を紐づけることで、面倒なデータ入力作業の手間を省けます。

kiintoneのアプリは組織単位・社員単位でデータの閲覧・編集・削除などの操作権限を付与できるため、kintoneに関するノウハウがない社員がアプリを作成してしまうリスクを防げます。

kintoneには数多くの拡張機能が搭載されており、初期状態では作成できなかったアプリの開発も可能です。例えば、本来kintoneは複雑な計算処理を苦手としていますが、プラグインを購入することで経理関連の業務アプリの作成も可能です。

外部連携機能も充実しており、slackやLINE WORKSなどのさまざまな外部ツールと連携させられるのも魅力のひとつだと言えるでしょう。kintoneはモバイルにも対応でき、スマートフォンやタブレットからもデータの閲覧や入力ができます。そのため、外回りの多い営業担当者でもサクッとデータを入力でき、負担がかからないのが嬉しいポイントです。

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kintoneの導入事例

この項では、kintoneを導入し課題解決を成し遂げた12の企業における事例を詳しく紹介します。事例を把握しておくことで導入後のイメージを抱けるため、安心してkintoneの活用にチャレンジできるでしょう。また、さまざまな業界・業種でkintoneが活用されていることも分かります。

株式会社赤福|サービス業

有名なお菓子である赤福を生産・販売している株式会社赤福では、店舗によっては1日1000件以上のデータを手入力しており、人件費が大きな負担となっていました。毎日6時間以上をデータ入力に充てていたため、他の業務に注力するのも困難だったそうです。

kintoneの導入により、電卓を使って作成していた伝票算への入力を電子化し、年間200時間程度の時間削減に成功しました。ほかにも、顧客が予約伝票を忘れた際に伝票をめくって探す手間を省け、電話番号の下4桁を入力するだけで簡単に伝票を見つけられるようになったとのことです。

また、顧客から予約を受ける際に電話だけでなくQRコードやiPadを使うことで予約管理を細かく行っているとアピールでき、予約キャンセルの数が減りました。予約キャンセルが減ったことにより廃棄する商品の数も少なくなり、損失を少なく抑えることにも成功したのです。

みずほ信託銀行|金融業

金融業であるみずほ信託銀行では、法人向けに不動産・年金・証券代行・資産流動化の事業を、個人向けに遺言信託の支援・不動産取引といった具合に多様な事業を展開しています。業務の幅が広いうえに税金関係の処理が変更になることも多く、うまくシステム化できないことを課題としていました。そのため、従来はExcelや紙によって営業店と本部の間で情報共有を行っており、効率化ができていなかったそうです。

kintoneの活用により、ノーコード・ローコードでのアプリ開発に成功し、業務システムを内製化できたとのことです。セキュリティ対策が万全な点も、kintoneの導入に至った理由のひとつでした。

顧客管理アプリを始めとする数多くのテンプレートが用意されていたお陰で、導入時にはかんたんに自社に適したアプリを開発できたそうです。そして現在では、およそ1700名のスタッフがkintoneによって作成されたアプリを使用し、業務効率化に成功しています。

有限会社上村工作所|製造業

製造業を手がける有限会社上村工作所では、作業工程の管理や納期の管理をExcelで行っており、業務効率化を課題としていました。背増現場ではスタッフ全員が一丸となって作業を進めていくため、作業の工程や納期を効率的に管理することが重要です。

Excelで納期などを管理していた時は、誤入力などの人的ミスが原因でタイムロスしてしまうことも多かったそうです。Excelで行っていた作業をkintoneのアプリに移行することで、3分程度で各工程の図面を管理するアプリを作成できました。

kintoneを活用したことで作業工程表のデジタル化に成功し、従来よりも短時間で工程や納期の管理ができるようになりました。

社会保険労務士法人とうかい|士業

社会保険労務士法人とうかいでは、すでにkintoneを導入し、さまざまな業務の効率化を成し遂げていました。しかし、顧問先ごとのプランに関する情報や給与計算人数の情報はkintoneのアプリを用いて管理していたものの、請求書の発行業務はマネーフォワードを利用していたとのことです。

プラグインの導入によりkintoneで会計業務を手がけることもできますが、予算の関係でプラグインの購入は難しい状況でした。そんななかで、kintoneとマネーフォワードを連携させたことにより、プラグインの購入に予算を割くことなく各データを一括登録できるようになったそうです。

結果として、従来膨大な時間がかかっていた請求書作成が簡単にできるようになり、無駄な時間の削減に成功しました。

合同会社パークヒルズ|介護業

合同会社パークヒルズでは、紙を使ってさまざまなデータを管理しており、紙からExcelへの転記に時間がかかり、大切な顧客と関わる時間が十分に取れないことを課題としていました。

kintoneの導入・活用により、タブレットからアプリを通じて必要情報を入力し、顧客に関する情報がスタッフ全員にリアルタイムで共有される仕組みを構築することに成功したとのことです。重いファイルを手に取って情報を探す手間が省けたため、顧客と接する時間が十分に取れるようになりました。

また、さまざま情報を一元管理できるようになり、顧客の状態やこれまでに行ってきた支援活動の記録などを一目で確認できるようになったそうです。

埼玉大学付属教育学部附属小学校|学校

埼玉大学付属教育学部附属小学校では、全職員が集まれる職員室が存在しないため、情報共有がうまくできないという課題を抱えていました。

2週間に1度放課後の時間を使って職員会議を開催しており、なかには4時間もかかる日もあったそうです。また、保護者へ連絡事項を伝える際にはプリントを利用しており、印刷作業や配布に膨大な時間がかかっていました。

そんななかで、kintoneを活用して教員同士や保護者との情報共有をすることで、年間587時間にもおよぶ作業時間の削減を成し遂げました。職員・保護者双方の負担を減らせたため、高い満足度を実感しています。

学校法人茂楽学園 大日向小学校|学校

学校法人茂楽学園 大日向小学校では、生徒1人1人を尊重して共生と自律を育むイエナプラン教育を行っています。具体的な教育内容としては、職員から選定したグループリーダーが作成した課題表をもとにして、「わたしのスケジュール」というプリントを生徒自身で作成するというものです。

kintoneを使って学年ごと・学校全体・外部組織とのスペースを作成することで、生徒の記録を一目で確認できるようになり、無駄な時間を減らすことに成功しました。また、生徒1人1人への理解が深まり、より質の高い教育を行えるようになったとのことです。

有限会社九州流通|卸売業

卸売業を生業とする有限会社九州流通では、kintoneを導入する前は、業務プロセスにおいて手作業や紙ベースの書類管理が主流でした。さらに、情報の共有や可視化が十分に行われていませんでした。業務関係者が必要な情報を共有するためには、手動で書類をコピーするなど、手間のかかる作業が必要でした。

kintoneを導入したことで、業務プロセスの自動化やデジタル化が進み、業務の効率化が図られ、社内の情報共有が促進され、業務のスピードアップしました。また業務関係者同士が情報を共有する機会が増え、コミュニケーションの改善にも繋がりました。

株式会社川島不動産|不動産業

株式会社川島不動産では、これまでMicrosoft Accessを用いてベンダーが構築したプログラムを使って社員の日報管理システムを利用してきました。しかし、社内でPCをリプレースする際にうまく移行できず、たった1台のPCが日報専用のデバイスとして使用されるといった事態に陥りました。

kintoneを導入したところたったの1時間で日報管理アプリの作成ができ、OSに依存しない形で業務管理ができるようになったとのことです。

また、顧客情報の管理業務においては、来客からクロージングまでの情報を一元管理できるようになり、効率的に営業活動を行えるようになりました。

京王グループ|運輸業・流通業・不動産業等

流通業・不動産業・レジャー・サービス業などを手がける京王グループでは、作成した本人しか利用方法が分からないExcelが多数存在していました。そのため、業務の属人化が課題だったそうです。

また、現場では紙を使って業務管理をしていたため生産性が低く、システムを利用している現場であっても複数のExcelやシステムに重複入力をする手間がかかっていました。

そこで、kintoneを使って業務アプリを開発したところ、現場で働く社員の負担を軽減できたうえで顧客からの問合せに対しスピーディーに対応できるようになったとのことです。「新しい課題が生じてもkintoneを使えば改善できる」といった認識が社内で広まり、社員も積極的にkintoneを活用するようになりました。

東レ株式会社|製造・加工業

製造・加工業を生業都市、新たな分野や素材の開発に注力している東レ株式会社では、すでにシステムを導入していたものの運用をするのに膨大な手間・時間がかかっていました。さらに、当時使用していたシステムでは一次回答までしか対応しておらず、二次回答以降が必要な業務はメールを使ってやり取りしていたそうです。

kintoneを導入したことで、初期費用や運用にかかるコストを大幅に削減できたうえに、利便性の高いアプリの開発に至りました。今後もグループ全体でkintoneの活用を推進し、高度な経営を進めていく予定とのことです。

京葉ガス株式会社|ガス・電気事業

京葉ガス株式会社では2022年5月からkintoneを導入し、業務アプリの開発によりグループ会社との情報連携やペーパーレス化の推進を成し遂げていました。また、AccessやExcelを使って開発した業務システムの属人化の解消にも成功したそうです。

しかし、kintoneの標準機能では閲覧ログの取得ができなかったため、アクセスログ出力プラグインをアプリに導入しました。その結果、社員が閲覧したアプリが一目で確認できるようになり、高い利便性を実感しているとのことです。

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kintoneの導入に向いている企業とは?

kintoneの導入に向いている企業とは?

事例を紹介したとおり、kintoneはさまざまな企業の課題を解決に導ける便利なツールです。なかでも、以下の条件に当てはまる企業はkintoneの導入がとくにおすすめです。

  • 利用企業や事例が豊富なツールを利用したい企業
  • 自社好みにアプリをカスタマイズして業務を効率化したい企業
  • kintoneの導入に使える予算がある企業
  • プラグインの導入にかかる費用を確保できる企業
  • スタッフ同士の円滑なコミュニケーションを育みたい企業

利用者や成功事例の多いkintoneは、導入後のイメージを抱きやすく安心して活用できるのが嬉しいポイントです。また、カスタマイズによって自社に最適なアプリを開発できるため、新たな業務が発生した際にも柔軟に対応できます。

kintoneの導入には費用がかかりますが、ライトコースを選べば1ユーザーあたり月額780円で利用できます。プラグインを導入しなくても幅広い機能が実装されているため、活用する価値は十分にあると言えるでしょう。

kintoneでは業務アプリの開発や運用だけでなく、コメント欄や社内SNSを作成できるため、スタッフ同士のコミュニケーションが活性化されるのも嬉しいポイントです。スタッフ同士に強い仲間意識が芽生え、事業が円滑に進む効果を期待できます。

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kintoneの導入に向いていない企業とは?

kintoneの導入に向いていない企業とは?

kintoneの導入に向いていない企業は、強いてあげるとすれば1ユーザーあたり月額780円の予算を割けない企業です。

しかし、kintoneの導入に予算を割くことでExcel・紙・他の業務システムを使ってデータを管理するのにかかっていた時間や手間を大幅に削減できます。結果として人件費のカットにつながるため、総合的に考えると低コストで事業を展開できるようになります。

そのため、予算に余裕がない企業でも前向きにkintoneの導入を検討することをおすすめします。なお、kintoneには2つのプランが用意されており、それぞれの機能や費用は以下の表のとおりです。

kintoneには、スタンダードコース・ライトコースの2種類のプランが用意されています。それぞれの価格やサービス内容は、以下の表のとおりです。

スタンダードコースライトコース
価格月額1,500円/1ユーザー月額780円/1ユーザー
外部サービスとの連携・プラグイン・拡張機能可能不可
アプリ数1000個まで200個まで
スペース数500個まで100個まで
ディスク容量5GB×ユーザー数5GB×ユーザー数
サポート
メール・電話によるサポート平日 9:00~12:00・13:00~17:30※祝日・年末年始は除く

メール・電話によるサポート平日 9:00~12:00・13:00~17:30※祝日・年末年始は除く
言語設定日本語・英語・中国語日本語・英語・中国語
スマホ専用アプリApp Store・Google PlayApp Store・Google Play

【オプション】

スタンダードコースライトコース
ゲストユーザー価格月額1,200円/1ユーザー月額580円/1ユーザー
ゲストスペース数500個まで100個まで
セキュアアクセス月額250円/1ユーザー月額250円/1ユーザー
ディスク増設 10GB月額1,000円/10GB月額1,000円/10GB

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まとめ:kintoneの活用・導入事例12選!どのような業種でどのような活用ができるのか?

まとめ:kintoneの活用・導入事例12選!どのような業種でどのような活用ができるのか?

kintoneを使えば自社に最適な形でアプリを開発・運用できるため、幅広い課題解決につながります。実際に本記事内では多種多様な業界・業種における課題をkintoneの活用によって解決しています。

とくに、自社好みにアプリをカスタマイズして業務を効率化したい企業やスタッフ同士の円滑なコミュニケーションを育みたい企業には、kintoneの導入がおすすめです。また、予算があまりない企業でも、kintoneを導入することで人件費の大幅な削減効果が期待できます。ぜひ、本記事を参考にしてkintoneを導入・運用し、自社が抱えている課題を解決に導いてみてください。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

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