ECコンサルタントとは?選定の際の5つのポイントや料金相場まとめ

ECコンサルタントとは?選定の際の5つのポイントや料金相場まとめ

初心者がいきなりECサイトを立ち上げて、事業を成功へ導くことはかなり困難です。物販や物流のことについて全く知見の無い企業が、EC事業のトレンドに参入してバタバタ倒産していったということは記憶に新しいでしょう。

コロナウイルスの影響があるにしても、EC事業への参入は戦略を練って参入すべきです。

そんな時に役立つのはECコンサルです。ECコンサルを導入することによりECビジネスの成功率は一気に変わってきます。そこで今回はECコンサルの選定方法やコツなどをご紹介します。

そもそもECコンサルタントとは?

ECコンサルタントとは

  • 自社運営ECサイトストア・システム
  • 大手ショッピングモールサイトストア・システム

などにユーザーを集客・マーケティングしアクセス数を増加させ

  • 売上・月商
  • 利益率

などを向上させるための施策・実施や方法・ツールをサービス提案する人材のことを指します。

未経験からECコンサルタントになる人は極稀で、ほとんどのECコンサルタントは大手ECサイトストア運営担当の経験やECサイトストアベンチャー会社上がりの人間が多いです。

さらに、「分析力」に長けているため、あなたのECサイトストアを隅から隅まで細分化して分析を行います。

主な仕事内容としては、

  • ECサイトストア運営戦略の構築・企画
  • ECサイトストア構築・企画
  • SNSでの集客・マーケティング
  • SEO対策・最適化
  • ECサイトストア改善
  • メルマガ配信によるユーザーの集客・マーケティング・企画

など、多岐にわたります。

「ECコンサルタント」といっても、ECサイトの構築までコンサルティングしてくれるECコンサルタントが増えてきており一括受注することで信頼関係を築きやすくなっている現状があります。

アウトソーシングなどでECサイト構築をコンサルティングするECコンサルタントもいますが、80%ほどのECコンサルタントは自社構築を行います。SNS集客についても専門的な知識は必要ありませんが、どのようにしたらPV数が伸びるのかなどをしっかりと理解するのは難しいものです。

さらに、SNSに関しては「トレンド」が非常に重要で常にトレンドを追っかけないといけません。
無料でアカウントを作成できる分、参入障壁は低めですが運用障壁はとんでもなく高い傾向にあります。最近では、SNSがECサイトと連結しやすくなったこともありECコンサルタントの活躍の場が広がっています

SEO対策・最適化についてですが、ECサイトを運営する以上欠かせないものです。Googleで検索されるかどうかは非常に重要で、SNS集客よりも力を入れなくてはならない集客方法としても知られています。

検索エンジンは日々アップデートされており、SEO対策・最適化方法も常にアップデートしなくてはなりません。ECサイトの運営をしながら、検索エンジンのアップデートを追うというのは難しいものがありますのでECコンサルタントにコンサルティング依頼すべきでしょう。

webサイト改善については、必ずECコンサルタントを入れるべきだと断言できます。
SEO対策・最適化やSNS集客であなたのECサイトへの流入が増えたとしても、コンバージョンへ結びつくかどうかはまた別の話になってきます。

webサイトデザインが無茶苦茶だったりサムネイルがブランドのコンセプトと乖離しているようなECサイト・ネットショップから購入したいユーザーはいないでしょう。一番大事な「視覚」の部分で訴えていく必要がありますので、webサイト改善はECコンサルタントに任せましょう。

メルマガ配信も欠かせないリピート集客の1つです。ECサイト・ネットショップで購入してくれた顧客に対して、再度購入を促すようなメッセージを送付しなければなりませんがどんなメッセージであれば顧客が動いてくれるのかを理解するのは難しいです。

ECコンサルタントはその「ユーザーのアクション」に関して理解していますので、コンサルティング依頼することでメルマガ配信によるコンバージョンというのも増えていくでしょう。

ECコンサルタントの種類

「ECコンサルタント」といっても、様々な種類のECコンサルタントが存在します。
先ほどの仕事内容などを一括でコンサルティング依頼できるECコンサルタントもいれば、そうでないECコンサルタントもいます。

大きく分けて

  • オールラウンドECコンサルタント
  • 大型モール特化型ECコンサルタント
  • 越境EC特化型ECコンサルタント

に分類されます。

オールラウンドECコンサルタント

一番需要があり、一番報酬額も高くなりがちなオールラウンドECコンサルタントはECサイト・ネットショップに関して多方面の知識を持ってます。

そのため、

  • ECサイト運営戦略の構築・企画
  • ECサイト構築・企画
  • SNSでの集客・企画
  • SEO対策・最適化・企画
  • ECサイト改善・企画
  • メルマガ配信によるユーザーの集客・企画

などの仕事を一括でコンサルティング依頼することが可能です。どんな業務でもこなしてくれますので、ECサイト運営の心強い味方となってくれるでしょう。

大型モール特化型ECコンサルタント

楽天市場やヤフーショッピング等大型モールサービスにはそれぞれの特性があり、モールサービス内での生き残り戦略も異なってきます。それぞれをECサイト運営者が把握するのは難しいものがありますので、大型モール特化型ECコンサルタントにコンサルティング依頼するといいでしょう。

大型モール特化型ECコンサルタントは、モールサービス毎の生き残るためのノウハウや戦略などをアドバイスしてくれます。

ただ、ECサイト全般の業務をコンサルティング依頼することは現実的ではないため、大型モールサービスに特化してECサイト・ネットショップを出店していきたい方は大型モール特化型ECコンサルタントにコンサルティング依頼することをおすすめします。

越境EC特化型ECコンサルタント

おそらく、2022年以降越境EC特化型ECコンサルタントが一番需要を獲得しだすのではないかと言われています。今やECサイトは日本国内だけでなく、海外でも販売できるようになりました。越境ECサイトページの出店をいかにして効率化し、売上・月商や利益率を上げられるのかが重要になってきています。

特に、アメリカや中国ではECビジネスが盛んになっており、日本の商品を販売するにはうってつけの場所になりつつあるのです。

しかし、

  • 言語
  • 関税

などの課題でどうしても手が付けられないECサイト運営者も多くいるのが現状。その現状を打破してくれるのが越境EC特化型ECコンサルタントで、越境ECサイトの運営の心強い味方となってくれます。

今の時代は海外を視野に入れたECサイト運営が重要になってきますので、越境EC特化型ECコンサルタントとタッグを組んで越境ECサイトを成功させましょう。

ECコンサルタントのメリット

ECコンサルタントを導入するメリットは以下の2つです。

成果と時間を確保できる

ノウハウがない状態で自社サイトの課題や欠点を探すとなると、労力や時間がかかってしまいます。
実際にサイト運用の初期段階から『方向性が誤っていた』という事例は多く、大幅な軌道修正にまた、労力・時間がかかるといったことになり兼ねません。

しかし、ECコンサルタントを導入すれば、ECサイトの売上アップ時間の節約が可能です。
さらに、ECサイトの専門家から改善の提案がもらえることで、社内で不足している知見をカバーすることもできます。

自社内でコンサルタントの採用・育成が不要

社内でECサイトの専門家を雇う必要がなく、すぐに事業をスタートできます。

もし、ECコンサルタントを採用するとなった場合、圧倒的な売り手市場と言われる現在において、なかなか難しいのが現実です。

仮に採用できたとしても、かなりの諸経費(給与・福利厚生など)がかかることが見込まれます。
また、社内で育成する場合も莫大な費用と時間がかかることを念頭に入れておかなくてはいけません。

そのため、必要に応じて活用できるECコンサルタントは『成果』と『時間』を手軽に目指せる選択肢として、検討する価値があるでしょう。

ECコンサルタントの重要性

ここでECコンサルタントの重要性について触れておきましょう。

後に「ECコンサルタントは何故重要か?」というお話をしますが、それ以前に理解しておくべき重要性がいくつかありますのでご紹介します。

ECサイト運営者の間違った知識が横行している

今、ネット上には様々なECサイト運営に関する情報が散らばっています。しかし、ほとんどの情報が的外れなものばかりで芯を食っているものは10%もないでしょう。そんな現状があるのです。

ただ、それを間違いだとも思わずにECサイト運営に取り入れてしまっている事業者も多いのです。これではECサイト運営がうまくいくはずがありませんし、無駄なリソースを割き続けることになります。

ECコンサルタントはこういった間違いの知識をあなただけに修正し提供してくれるのです。ECコンサルタントがいなければ成功していなかった!というECサイト事業者もたくさんいます。

社内にECサイト運営のノウハウが無い

長年、ECサイトを運営してきている株式会社もありますが、そんな株式会社だけではありません。
「これからECサイト業界に参入だ!」と意気込んでいる株式会社も増えてきています。

しかし、ECサイト業界に参入しようとしても、社内にECサイト運営のノウハウなんてものはありません。だからといって、やっつけでECサイト運営をしてしまうのもNG。そういった場合にECコンサルタントが役立ちます。

あなたの株式会社にECサイト運営のノウハウが無い場合は、ECコンサルタントに相談をして、ある程度ノウハウを貯める必要があります。ノウハウはどんなビジネスでも必要なモノであり、ノウハウ無くして成功はありません

ECサイトが乱立している

今までECサイトを構築しようとすると、かなりの費用と時間がかかっていました。そのため、大会社や資本のある中小会社しかECサイト運営に携われなかった現状がありました。

しかし、今の時代

  • BASE
  • STORES
  • Shopify

など、初期費用が無料で誰でも国内EC店舗サイトを持てる時代になりました。

つまり、国内EC店舗サイトの事業者がどんどん増えているのです。

自分だけではどうしても他事業者との差別化を図れないと判断する国内EC店舗サイト運営者が多くでるようになったので、差別化を図ることができるECコンサルタントの重要性が増したのです。

ECサイトに集客する方法が枯渇している

あなたのEC店舗サイトにユーザーを集客・マーケティングする方法をあなたはいくつ知っていますか?

代表的なもので言うと、

  • 広告
  • SNS
  • SEO・最適化

などがあるでしょう。

しかし、これらは誰でも思いつくことですし誰もが実践していることになります。差別化が難しいのですが、他に集客・マーケティング方法を皆さんは知りません。

一方、EC事業に長けているECコンサルタントは他の集客・マーケティング方法を知っています。ECサイトについて日々調べたり携わっているECコンサルタントであれば、「こんな集客・マーケティング方法をしてみましょう」などとアドバイスをくれるようになります。

もちろん、アドバイスが100%合っているかどうかは実践してみないとわからないのですが、成功すれば圧倒的差別化を実現できるようになります。

ECコンサルタント選定の際の5つのポイント

ネット上で「ECコンサルタント」と検索すると、広告も含めて数多くのECコンサルタントが掲載されています。どのECコンサルタントも魅力的に見えてしまい、「どのECコンサルタントにしようかな…」と悩んでしまうECサイト事業者も多いのではないでしょうか。

そこで、ECコンサルタントを選定するときのポイントについていくつかご紹介します。

チャネル対応数で選定する

ECサイトは現在100以上あるといわれており、

  • Amazon
  • 楽天市場
  • ヤフーショッピング

などが代表的でしょう。

これらのチャネルを一括でコンサルティング依頼できるECコンサルタントがいれば安心ですが、全員が全員全てのチャネルをカバーしているわけではありません。ECコンサルタントによっては「Amazonしかできません」や「楽天市場以外だったらOKです」など、全てのチャネルをカバーできないケースが多いのです。

もちろん、全てのチャネルに対応支援サポートできれば問題はありませんが一部のチャネルしかできないのであればあなたがECサイトストア運営上どのチャネルに販売していきたいのかを決めておきましょう。それに沿ったECコンサルタントを選定するのが基本です。

運営・経営の実績が豊富

代行熟練者と新人、どちらにコンサルティング依頼したいですか?と聞かれたとき、99%の人は「熟練者」と答えるでしょう。

ECコンサルタントとしての代行運営・経営の実績・強みが豊富な方が、様々な角度からアドバイスをしてくれますし提案数も段違いです。

もちろん、「新人がダメ!」というわけではありませんが、代行熟練者と比較するとどうしても劣ってしまいます。「それでも新人がいい!」「一緒に新人と成長していきたい!」という気持ちがあるのであれば、新人ECコンサルタントを選定してもいいかもしれません。

スピーディーな対応をしてくれるか

ECサイトストア運営をしている方であれば痛いほどわかると思いますが、迅速な代行対応支援サポートが基本です。お客様からのメッセージにはいの一番で返答すべきですし、発送作業なんてものに時間をかけている暇はありません。

しかし、どうしても自分だけでは解決できない課題が生じることもあるでしょう。そんな時に迅速な代行対応支援サポートをしてくれないECコンサルタントはどうでしょうか?

「ちょっと待ってくださいねー」と言われ、30~40分待たされてしまうと何のためにコンサルティング依頼しているのかがわからなくなってきます。

いかに迅速にあなたの課題解決に当たってくれるのかが選定ポイントとして、必ず組み込んでおくべきものになります。

月額費用が約10万円かどうか

一般的なECコンサルタントの月額コンサルティング依頼費用は約10万円と相場が決まっています。
これ以上でもこれ以下でもあまりおすすめはできません。

もちろん、オプションが付いて10万円以上掛かってしまうこともあると思いますが、大会社でない限り10万円以上かけるのは危険と言えます。

これからECサイトストア運営していこうという中小会社の場合は、月額費用10万円が重くのしかかってきます。それ以上に、ECコンサルタントから色々とアドバイスが飛んでくるのでリソースも取られます。

料金以上のモノを支払う感覚になりますので、10万円以下に抑えておくべきだといえます。

利益を最大化してくれるか

ECサイトストアを運営している最終目的は「利益を上げる」ことです。

しかし、力のないECコンサルタントは利益よりも売上・月商を重視したりする傾向にあります。どれだけ売上・月商が上がっても利益が残らなければ意味がありません。

ECコンサルタントに求めることはたくさんあると思いますが、重要視すべきなのは「利益を最大化できるかどうか」です。利益を最大化してくれるようなECコンサルタントは契約を続けたほうがいいですし、逆の場合は即刻ECコンサルタントとの契約を破棄すべきでしょう。

ECコンサルタントの料金相場

では最後にECコンサルタントの料金相場を見ていきましょう。
料金相場はあくまで目安になりますので、一概に「〇〇万円です!」と言い切れるものではありません。

一般的には月額5~10万円

「ECコンサルタント」を名目に活動している会社の平均相場は月額5~10万円程度でした。

「ECコンサルタント」と聞くと高いイメージが先行してしまいますが、そこまで高価格でもありません。最近はECコンサルタントが増えてきていますので、料金の競争が激しいこともあり価格が下がり気味になってきています。

ただ、相談する内容やボリュームによってこの月額費用は前後します。目安としては「ECサイトストアの売り上げ×0.1」くらいをEC代行コンサルタントに支払う感覚でいたほうがいいでしょう。

フリーランスに依頼すると安くなることが多い

最近ではフリーランスのEC代行コンサルタントが増えてきています。
例えば、

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ

などでコンサルティング依頼すると月額1~3万円ほどでEC代行コンサルタントと契約できたりします。

しかし、安いからといって必ずしもお得とは限りません。あなたが求めているクオリティをフリーランスのEC代行コンサルタントが出せるかどうかは別課題。安く契約できるがゆえに質が下がってしまいがちになりますので、フリーランスEC代行コンサルタントにコンサルティング依頼する場合は見極めが大事になってきます。

まとめ:ECコンサルタントとは?選定の際の5つのポイントや料金相場まとめ

今回はECコンサルの選定方法について見ていきました。

ECコンサルはあなたのEC事業を左右する大きな存在になりますので、選定ミスはしてはいけません。皆さんもECコンサルを選定する際には慎重すぎるぐらいに吟味してください。

よくある質問
Q.

ECコンサルタントにはどんな種類がありますか?

A.

ECコンサルタントは大きく分類すると下記の3つの種類に分けられます。

  • オールラウンドECコンサルタント
  • 大型モール特化型ECコンサルタント
  • 越境EC特化型ECコンサルタント
Q.

ECコンサルタントを活用するメリットはなんですか?

A.

ECコンサルタントの活用には以下のようなメリットがあります。

  • 成果と時間を確保できる
  • 自社内でコンサルタントの採用・育成が不要
Q.

ECコンサルタントはなぜ重要なのですか?

A.

ECコンサルタントの重要性として以下が挙げられます。

  • ECサイト運営者の間違った知識が横行している
  • 社内にECサイト運営のノウハウが無い
  • ECサイトが乱立している
  • ECサイトに集客する方法が枯渇している

監修者
木村太一
木村太一

木村太一 越境(海外)マーケティング・動画クリエイター

2021年6月より越境マーケティングをさらに強化するため、アメリカ ロサンゼルスにて駐在。以前はフィリピンに約3年滞在し、留学・現地学校での勤務・現地就職を経験。海外歴は計5年程。主にコンテンツ作成やマーケティングを担当し、現在は登録者30万人のYoutuberのマネージメントも手掛ける。内閣府認証 留学協会認定カウンセラーとしても活動中。留学協会・大阪支部長代理。

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