2021.1.29

2025.2.25

D2Cにはストーリーや顧客体験を大事にする事が成功のカギ!

D2Cにはストーリーや顧客体験を大事にする事が成功のカギ!

D2C(Direct to Consumer)とは商品の開発から、流通〜販売までの流れを自社で一貫して行うビジネスモデルのことを指します。

また、D2Cが重要視するのは、ブランドのイメージや、世界観・ストーリーです。D2Cはプロダクトを単なるものとして販売するのではなく、ブランドストーリーの共有や、ライフスタイルの提案を行うことを通して、サービスの提供を行なっています。

本記事では、D2Cブランドを設立する際のストーリーの重要性や、ストーリーを活かしてブランディングの向上に成功した企業の事例をご紹介いたします。

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顧客はストーリーを求めている?D2Cビジネス成功のカギとは?

D2Cビジネスが成功している最大の理由は、消費者が従来の大手ECサイトや製品よりも、新たにストーリーや体験を求めている点にあります。
これまでのEC事業者は、ストーリーよりも効率性や即効性のある発信を行ってきました。一般的に、ストーリーを顧客に伝えるという手法は、適切な戦略ではないと認識されていました。
しかし、多くのEC事業者が高機能な商品の効率的な流通を追求した結果、消費者は従来のECモデルに飽きてしまい、同じような商品を求めない傾向が顕著になってきています。
単なる効率性よりも、ストーリーや体験が消費者に強く求められたことが、D2Cビジネスの成功の大きな要因だと言えるでしょう。

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D2Cブランド構築法とは?顧客体験とストーリーの意味とは?

D2C・DNVBブランドの特徴は、商品からプロモーション、お客様とのコミュニケーションまで、全てを「体験」として捉えている点にあります。

顧客体験をD2Cビジネスの軸に置くことで、様々な掛け算が生まれます。モノからコトへの移行が叫ばれるようになって久しいですが、D2Cビジネスの存在が、「モノからコトへの移行」を象徴していると言えるでしょう。

顧客体験がストーリーとなり、ブランドが作られる

従来、企業と顧客の通常の関係は、商品を作って販売し、顧客がそれを購入するというものでした。対して、D2Cでは、企業と顧客が一体となって商品を開発・販売するアプローチが重視されています。

D2Cブランドは「サービス」です。商品をサービスの一部、サービスの価値を伝える一つの要素として捉えています。

これまで、モノ中心の考え方では、新商品を開発する際には、仕様や価格、パッケージ、カテゴリーなどを先に決めておくのが一般的でしたが、モノをサービスの一部として考えた場合、顧客体験を通して、顧客にどのような価値を提供し、顧客との関係をどのように継続させていくかを考えることが重要になります。

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ストーリーを活かしたD2Cの成功事例「Warby Parker」

ワービーパーカーは、企画から製造、流通まですべて自社で行い、中間業者を排除して高品質なメガネを低価格で提供するというビジネスモデルで人気を博しているブランドです。

また、ワービーパーカーは、ブランドのストーリーテラーとして他のブランドにはない存在感を放っているD2C企業です。

ブランド名の「ワービー・パーカー」は、ジャック・ケルアックの著書に登場するキャラクターの名前を組み合わせたものです。「ジャック・ケルアック」はビート世代を連想させるため、ワービー・パーカーのブランド名を聞いた時には、頭の中で「ビート・ジェネレーション」を想像するという、ストーリー要素の強いブランド名となっています。

ブランド名のみならず、SNSを含め、顧客とのあらゆる接点において、ワービー・パーカーはそのブランドストーリー・顧客体験を発信するというマーケティング手法を用いてきました。

同社が設立された経緯に、有名なストーリーがあります。

「旅行中にメガネを紛失し、新しいメガネを買おうとしたが高すぎて買えなかった、そしてメガネ業界が寡占化されていることに気付いた」という一連のストーリーは、多くのメディアで取り上げられてきたブランドストーリーです。

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まとめ:D2Cにはストーリーや顧客体験を大事にする事が成功のカギ!

今回の記事では、D2Cの性質や、D2Cにストーリーの要素を取り入れることによるメリットを中心に紹介してきました。

また、本記事ではストーリーを活かした海外D2Cブランドの事例もご紹介いたしました。日本国内においても、D2Cモデルは主流になりつつあります。
D2Cブランドの構築の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考URL
https://seedata.co.jp/blog/dnvb/2535/
https://ampmedia.jp/2020/02/27/d2c/
https://ec-force.com/blog/d2c_no29

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監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。
「ECから未来市場を共創する」をスローガンに、年間600件以上の相談実績のあるEC構築サービス「Shopi Lab」の共同事業責任者。
前職では某Web制作ベンチャー企業に就職し、Webマーケティング部門を立ち上げ事業部長として就任。
その後、独立し当時はWeb制作、Webマーケティングをメイン事業としていたが、コロナの時期より広告関連の売上が下がり、Shopify含むEC事業に事業転換。
顧客の成功を共に考えるEC事業のスペシャリストとして、EC制作だけでなく、伴走支援サービスとしてECコンサルティング、PR、広告、CRM、MAなどEC集客を網羅できる知見をもつ。
Shopify/D2C/EC専門メディアの運営から得た知見を活かし、最新情報を含む多くのEC運営ノウハウを提供することが可能。

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