ShopifyにてECサイトを運営していると現在利用しているドメインとは別のドメインを使いたいと思ったことはないでしょうか。
実際、Shopifyの細かい設定などのサイトはまだ多いとはいえません。
今回は、Shopifyでのサブドメインの設定の方法を解説していきたいと思います。
目次
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サブドメインとは
まず、サブドメインについてお話していきます。
ドメインとはECサイトを作成するときに「https://www.△△△△.co.jp」とメインのドメインを作成していると思いますが、このドメインはインターネット上の住所のような役割をもっていて、ECサイトの場所を指しています。
サブドメインは、このメインのドメインにコンテンツごとの種類を追加することで住み分けをすることができるようになります。
表記としては「https://www.▲▲▲▲.co.jp」というメインドメインを利用しているとすると、「https://www.〇〇〇〇. ▲▲▲▲.co.jp」や「https://www.□□□□. ▲▲▲▲.co.jp」といった形などになります。
サブドメインはドットで区切ってあれば自由に好きな文字を挿入することができます。
大手サイトのヤフーを例にしますと、メインサイトが「https://www.yahoo.co.jp/」であるのに対して、Yahoo!ショッピングでは「https://shopping.yahoo.co.jp/」というサブドメインを利用しており、ヤフオク!では「https://auctions.yahoo.co.jp/」、Yahoo!天気では「https://weather.yahoo.co.jp」というふうに、それぞれのコンテンツごとにその内容をサブドメインに組み込んでいます。
サブドメインは、メインのドメインに追加して作成されているため、関係性のあるサイトとして認識されます。
利用者もメインのドメインが見えていることで安心して関連のサイトとして訪問することができますし、ひとつのドメインではなく分かれていることで使い分けることができ利用もしやすくなります。
ECサイトの運営にサブドメインを利用する場合には、複数の分野のサイトを運営するのに便利であったりします。
例えば、メインのECサイトからサブドメインを構築していく場合、サブドメインにはそのブランド名などを挿入することができます。
サブドメインにはメインのECサイトの表記も載ることになりますので、利用者には各ブランドのドメインであることも認識されますが、同時にメインのECサイトの運営下にあることも認識されることになります。
それぞれのコンテンツも尊重でき、組織的なECサイトの構築も可能となります。
サブドメインとは違い、サブディレクトリという方法もありますが、サブディレクトリはメインのサイトの下層にあたるため、独立したサイトという意味ではなくなってしまいます。
適用すべき内容も、メインで扱っているコンテンツのなかの一部を深く掘り下げてページを作成するときなどになります。
表記としては「https://www. ▲▲▲▲.co.jp/〇〇〇〇/」といった形となります。このような形ですと、分野を分けるという意味では形が不完全といえます。
サブドメインを作成する目的としては、メインのサイトとは別のテーマでコンテンツを作りたいときや、メインを維持しつつ複数のサイトを作成していきたいとき、SEO面でメインのサイトの評価を利用して別サイトを構築したいときがふさわしいといえます。
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【Shopify】サブドメインを設定するメリット
続いて、サブドメインを作ることでどんなメリットがあるのか解説していきます。
サブドメインの設定のメリットはおおきく5つあります。
運営しているECサイトとの関連付けをすることができる
サブドメインは、メインサイトのドメインからの一部となっているので、利用者が訪問した際にメインサイトと関連していることがわかります。
それだけで利用者は安心して訪問することができるでしょう。
まったく別のドメインであった場合には、利用者は本当に運営しているのがメインのサイトであるか不安になります。
一番のメリットはこちらになるでしょう。
イメージに一貫性ができる
先ほど例にだしましたYahoo!で確認してみます。サブドメインを並べてみると
「https://shopping.yahoo.co.jp/」
「https://auctions.yahoo.co.jp/」
「https://weather.yahoo.co.jp/」
といったようにまったく違う分野のコンテンツであっても、ドメインにメインのドメインのYahooがあることでサブドメインに一貫性ができます。
このようにサブドメインを利用することで複数のコンテンツに一貫性ができ、メインのサイトから枝葉に分かれていることが容易になります。
ブランディング効果がある
サブドメインによってサイトを構築すると、メインを軸にさまざまな分野でのサイトを運営していることを利用者にアピールすることもできます。
よって、メインのサイトに対して大きなブランドとしてのイメージを作ることが可能となります。
どのようなECサイトを作成していきたいかというプランも大事になりますが、サブドメインを利用すればこのようなECサイトの設計が出来るようになります。
ドメイン費用をかけずにECサイトを分けて作成できる
ひとつひとつのドメインを取得した場合では多く費用がかかってしまいますが、サブドメインであれば、ドメインの費用をかけないでURLの利用ができます。
こちらはサーバー会社によって違いはあり、サブドメインを作ることに制限がある場合があります。
その場合には多少費用がかかってしまうこともありますので、ご利用のサーバー会社の規約をご確認ください。
ShopifyのドメインであればSEOをメインのサイトの評価を利用できる
サブドメインであれば、メインのサイトのSEOと同様の評価をサブドメインのサイトにも利用できます。
新しくサイトを構築した場合には一からSEO対策はしていかなくてはなりません。
その場合、費用も時間もかかってきてしまいます。
また、メインドメインとは違う分野のサービスや商品のサイトをサブドメインで展開することで、独自の専門性のあるサイトとして検索サイトにアピールすることもできます。
これは一つのドメインにさまざまな商品やサービスがあるよりも評価が高くなります。
それから、ドメインを分けることによってそれぞれのドメインの問題点や改善点なども拾いやすくなり、分析もおこないやすくなります。
それぞれへの対策も体系的におこなうことができるため、マーケティングにも効果が期待できます。
しかし、Shopifyのデフォルトのドメインを利用している場合、SEO的には不利になることもありますので、注意してください。
サブドメインのメリットは、ECサイトの構造を分野別に分けることができ、メインドメインで束ねることができることでしょう。
運営したい内容がこれらのメリットに沿っているのであれば利用した方がいいということになります。
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【Shopify】サブドメインの設定方法
それではサブドメインの設定の方法についてご説明していきます。
まず、取得しているドメインのサーバー会社がサブドメインの取得に対応しているかどうかを確認する必要があります。
確認していただいたときにサブドメインの対応ができないようでしたら、サブドメインの取得はできませんので注意してください。
サブドメインの取得が可能であった場合、設定のおおまかな流れは下記になります。
サーバーでサブドメインを作成
まず、サーバー会社のサイトでのサブドメインの取得が必要となります。
取得方法はサーバー会社によって違いがありますが、サーバー会社の管理画面より作成しましょう。
設定するサブドメインの名称は自由に決めることができます。
作成するコンテンツの内容に沿っていてわかりやすいものにしましょう。
サブドメインの追加ができたらSSLの設定も忘れずにおこなってください。
設定がサーバーに反映され、利用できるようになるまでには何日か時間を要する場合もありますので、利用しているサーバー会社の状況を確認しておきましょう。
既存のドメインを接続するを選択
サブドメインの取得ができたら、Shopifyでの設定となります。
まず、Shopifyの管理画面を開いてください。ストアの既存のドメインへの接続画面を選択したら、取得したサブドメインの「サブドメイン名」を入力します。
既存のドメインの接続を確認
続いて、接続を確認するという選択をしていただくと、接続を検証するという画面になり、エラーメッセージが出てきます。
エラー内容はAレコードとCNAMEが正しく入力されていないというものです。
こちらはサブドメインがメインドメインに紐づけされていないため出るものですので、特に問題はありません。
Shopifyのストアの設定画面での操作はいったんここまでとなります。開いたままでおいていただき、次の作業をおこないます。
サーバー会社の設定画面での設定をする
つぎに、サーバー会社の設定画面を開いてください。ここで、先ほどストアの接続時でのAレコードの設定とCNAMEレコードの設定をおこないます。
Aレコードの設定は、サブドメインとShopifyのIPアドレスを紐づけすることをいいます。
現在、サブドメインのIPアドレスはShopifyのIPアドレスとは違うものになっていますので、サーバー会社の「設定画面」の「DNS設定画面」より、サブドメインを選んでいただき、IPアドレスをShopifyのIPアドレスに変更してください。
このとき、ホスト名や種別を変更するのではなく、「内容」をShopifyのIPアドレスに変更するようにしましょう。
ShopifyのIPアドレスは、「23.227.38.65」となっています。
それから、CNAMEレコードの変更をおこなっていきます。
CNAMEレコードとはもともとのホスト名の別名を示すもので、別のドメインに転送するときに利用します。
Aレコードのときと同様に、サーバー会社の「設定画面」の「DNS設定画面」からサブドメインを選択し、今度は「DNSレコードの追加」を選択します。
そこへホスト名を「www」、種別を「CNAME」、内容を「shops.mysyopify.com」と入力していただき、確認画面へ進んでください。こちらでサーバー会社での設定が終了します。
ここまでの作業が終了したら、先ほど開いたままにしていただいたShopifyの管理画面の「もう一度確認する」を選択してください。
そうすると、しばらくしてからこの設定内容が反映されていきます。
「ドメインが正常に接続されました」というようなメッセージがでたら設定完了となります。
メッセージが出ない場合には、初めからの作業が正しくおこなわれているか確認してください。
一連の作業ができていれば難しい作業ではありませんので、慎重におこなってみてください。
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【Shopify】サブドメイン設定時の注意点
サブドメインの設定についてお話してきました。
その際の注意点についてもお話していきます。
まず、サブドメインの設定が済んでも反映されるのに時間がかかることがあります。
物販のECサイトを作成した場合には、顧客へのセールやオープンのお知らせなどを送る場合にサイトの稼働との兼ね合いを調整しなくてはなりません。
お知らせを先にしてしまった場合、稼働の確認が取れないとお客様へのご迷惑となってしまいます。
売上にも影響を受けてしまいかねません。
サブドメインの設定後のサイトの稼働開始のタイミングには注意してください。
つぎに、メインサイトを同じであると認識され検索に表示されないということがあります。
検索にのるには時間が必要ということを知っておいてください。
そのため、検索から訪問される方法より、直接訪問してもらえる広告手段などを考えてみるといいでしょう。
メインサイトからの誘導も積極的におこなうのもよいでしょう。
それから、メインサイトのドメイン自体のSEOが弱い場合にはサブドメインもその影響を受けます。
サブドメインの設定には、メインサイトのSEO対策などをおこなった後の方が良いといえるでしょう。
先ほど少し説明いたしましたが、メインサイトのSEO対策などが足りていないときには、まず、ディレクトリでの展開をお勧めいたします。
ディレクトリは、基本的にはメインの同一カテゴリー内での分野を分ける場合に利用します。
サブドメインを設定する前にメインサイトでの構築はディレクトリでの展開をしていき、同時にSEO対策をメインサイトにしていくことでメインの力を上げていきます。
ある程度の効果を感じてから、サブドメインでの展開をしていった方が、よりサブドメインがメインサイトでのSEOの影響を受けやすくなります。
また、サブドメインのサイトはメインのサイトの悪影響を受けてしまうこともあります。
メインサイトでなにかの障害が発生してしまった場合、サブドメインのサイトには関係がなかったとしても、メインサイトとの関係性をアピールしてしまっているためダメージを受けてしまうことがありますので、注意が必要です。
そして、Shopifyでサブドメインを作成した場合には、サブドメインはメインドメインに紐づけされているということを認識しておきましょう。
例えば、メインとしているドメインがShopifyの利用停止を受けたりなど利用が出来なくなってしまうとサブドメインも利用できなくなってしまいます。
その他に、メインドメインに変更があった場合にも、サブドメインは自動にその影響を受けてしまうということを認識しておきましょう。
そういった面ではサブドメインを利用する際に、メインドメインの管理にも注意が必要となります。
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まとめ
今回はサブドメインのご説明やShopifyでのサブドメインの設定方法についてご説明してきました。
ECサイトを運営してしますと一つのコンテンツではまとまらなかったり、新たな分野のECサイトの構築を企画したりすることもあると思います。
そんなときにはぜひサブドメインを上手く活用してみてはいかがでしょうか。
お話してきましたようにメリットもありますし、利用者側としてもサブドメインでサイトの住み分けがされていると利用しやすい点もあります。
どのようなECサイトの構築を目指しているのかということを考えていただくと、ディレクトリが効果的である場合とサブドメインを作成していただいた方が効果的である場合とあると思います。
サブドメインが必要である場合には、ぜひ利用者からみた使いやすさの向上も考えていただきながら、ドメインの使い分けを検討してみてください。
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