Shopifyはさまざまな物流システムを導入することができますが、その選び方はしっかり押さえておきたいところです。
今回は、Shopifyで使える物流システムの選び方をご紹介していきます。
物流システムとは?
物流システムは、商品の配送や追跡など関連するプロセスを一括管理できるシステムです。
- 配送管理
- 運行管理
- 在庫倉庫管理
- 貨物追跡
- EDI(Electronic Data Interchange)
EDIはWebを通して取引データを交換すること
主に5つのプロセスを統合して物流システムと呼ばれていますが、「物流システム」というサービス名でも、どこまでの管理や作業に対応しているのかは、システムによってさまざまです。
Shopifyで使える物流システム
Shopifyで使える物流システムは、Shopify側に制限はありません。
そのため、Shopifyに対応できない物流システムでない限りは、どのようなシステムでも使うことができます。一般的な物流システムの選び方と変わりはありません。
Shopifyの物流システムの6つの選び方
物流システムの選び方は、まず「何を解決したいのか?」を明確にすることからスタートするのがおすすめです。
極端な例として、配送業者を選ぶだけならShopify app storeにある「Ship&co」など、配送アプリで問題を解決できます。
物流システムは非常に多くの種類があることから目的によって多種多様といった状況ですが、ここでは一般的な物流システムの選び方をご紹介していきます。
Shopifyと連携している物流システムを選ぶ
これはShopifyならではの物流システムの選び方です。
上記の物流システムはShopifyと連携しているため、Shopifyで使えないということがないことが最大のメリットです。
解決したいプロセスで選ぶ
物流システムといっても「在庫管理システム」や「運送管理システム」など、さまざまなシステムがあります。
WMS(倉庫管理システム) | 倉庫管理に特化したシステム |
TMS(配送管理システム) | 配送に特化したシステム |
在庫管理システム | 在庫管理に特化したシステム |
運送管理システム | 運送管理に特化したシステム |
物流システムのサービス内容をじっくり比較しながら、目的に合っているシステムを選ぶことが基本となります。
料金で選ぶ
物流システムの料金は本当にピンキリです。これも目的と合わせてコスト面を考慮していくスタンスが望ましいでしょう。
システムの提供形態で選ぶ
物流システムは「クラウド型」や「パッケージ型」など、そのシステムの提供形態がいくつかあります。
クラウド型 | Web上で利用できるので導入が早くて更新の手間もかからない |
パッケージ型 | カスタマイズ不要で導入が早いが更新の手間がかかる |
オンプレミス型 | カスタマイズでシステム開発してもらうので時間がかかる |
クラウド型の物流システムが多いですが、どのタイプが最適なのかは企業規模や目的などによって変わってきます。
業界業種で選ぶ
物流システムは「食品」や「医療」など、特定の業界業種に強いシステムがあります。自社の商品に合わせて物流システムを選ぶのも1つの方法です。
無料トライアルで選ぶ
物流システムは使ってみなければわからない点もありますね。
そのようなときは、無料トライアルが用意されている物流システムを選ぶのもおすすめです。
まとめ:Shopifyで使える物流システムの選び方をご紹介
物流システムを導入すると、商品配送や在庫管理など関連プロセスの業務負担を大きく軽減できるようになります。
ShopifyのECサイトを効率的に運営するためにも、最適な物流システムを探してみてはいかがでしょうか。
Shopify制作のお見積もり・ご相談
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。