2021.1.29

2021.8.30

ワインのD2C!アルコール業界のD2Cビジネスを解説!

ワインのD2C!アルコール業界のD2Cビジネスを解説!

D2Cとは、「Direct to Consumer」の略で、メーカーやブランドが自社製品を企画・製造・流通させ、自社の販路(ECサイトや店舗など)を利用して一般消費者に直接販売するビジネスモデルのことを指します。

今ワイン業界でD2C型のビジネスモデルが導入されてきています。
本記事ではD2Cの仕組みや、D2Cモデルを取り入れたワイン販売の成功事例をご紹介いたします。

なぜワイン業界でD2Cなのか?

D2C(Direct to Consumer)がワイン業界に進出してきています。
D2C型のメリットは、販売までの一連の工程を自社で一貫して行うことにより、商品・サービスの企画・製造・販売にかかる中間業者のコストを削減できる点にあります。

また、オンラインコンテンツやマーケティング戦略を駆使して、アルコールに興味を持つ若い層にアピールするワインのD2Cブランドが増えてきています。マットレス、カミソリ、スポーツウェア、化粧品、家庭用品などとは異なり、酒類はこれまでのD2Cでは見られていなかったのですが、新たなカテゴリーとして注目されています。
酒類ブランドは、オンラインでの酒類購入が主流になりつつあり、直販に力を入れています。ラボバンクによると、2017年の米国での酒類販売額は17億ドル(約1兆円)だったとのこと。ガートナーL2(Gartner L2)によると、2019年のオンライン酒類の売上高は2018年と比較して61%増となり、業界全体の売上高の変化を大きく上回っています。
Haus、Empathy Wines、One/Vodka(Pernod Ricardが所有するブランド)などの酒類D2Cブランドは、新たな成長戦略を見出しつつあります。

従来、米国の店舗で販売される酒類は、3段階のシステムで顧客に届けられていました。酒類メーカーは、酒類販売業者(Diageo や Pernod Ricard など)にのみ販売することができ、その販売業者が小売業者に販売します。このモデルでは、米国でアルコール飲料を販売できるのは一部のブランドのみでした。しかし、米国の法律では、ワインや低度酒はこのシステムを回避して消費者に直接販売することができるようになっています。Winc、Wine Club of the Month、Naked WinesなどのD2Cブランドはサブスクリプションサービスを通じて、ワインの直接販売を行なっています。

ワインでD2Cの課題とは?

eコマース酒類ブランドの課題は、これまでオンラインでワイン等の酒類を購入したことのない人々に購入してもらうことです。

シリコンバレーバンクワイン部門の創設者でエグゼクティブバイスプレジデントのMcMillan氏は、「若年層の消費者はワイン市場のシェアを獲得していません。若い消費者が買える価格で説得力のある商品を提供するために努力しなければならない。何十年もの間、ワインは特定の世代に向けて販売されてきました。それが今、変わろうとしています」と発言しています。

そこで今、ワイン業界にD2C型のブランディングが導入されてきています。
酒類ブランドであるハウスは6月に発売されたばかりのD2Cブランドで、ミレニアル世代に向けて直接マーケティングとブランディングを行う戦略を採用しています。価格は1本35ドル、ブランディングはD2Cエージェンシーのジンレーンと提携しており、オンライン限定で健康志向のハードアルコールの代替品としてのブランディングを行なっています。

ワイン D2Cの成功事例を紹介!「Winc」

‘Winc’はサブリスクリションモデルのワイン販売会社です。宅配型D2Cワインサービスとして昨今業績を伸ばしています。
2020年3月15日から3月28日までの間に、新規会員登録数は684%増、3月の収益は2月に比べて80%増と、大きく業績を上げています。

Wincは、顧客が自分の味覚に関する6つの質問に答え、その答えに基づいてお勧めのワインを月に4本受け取るというサブスクリプションサービスです。世界中のワインメーカーと提携しており、100種類以上のワインを取り揃えながらも、ラインナップは季節ごとに更新され、旬のワインが揃うようになっています。ワインの価格は1本13ドルから75ドルで、特に高価なものではありません。同社のコンセプトは「気軽に楽しく体験できる」というもので、ワイン初心者にも標準を当てています。

まとめ:ワインのD2C!アルコール業界のD2Cビジネスを解説!

今回の記事では、D2Cの特徴や、ワイン業界にD2Cを取り入れられている背景やメリットを中心に紹介してきました。また、D2C型のワイン販売で成功している企業事例もご紹介いたしました。D2C型で事業を始められる場合は参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考URL
https://digiday.jp/brands/direct-consumer-coming-alcohol-industry/
https://digiday.jp/brands/winc-co-founder-brian-smith-on-wine-delivery-surge-weve-been-betting-on-it-for-a-long-time/
https://thebridge.jp/2019/07/cool-japan-invests-usd10m-in-winc

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監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。前職ではWeb制作会社マーケティング部門の立ち上げを経て独立。現在は本業のWeb/SNSマーケティング運用に加え、新たに新会社を設立しWeb以外の分野にも挑戦中。

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