2023.2.13

2025.2.25

D2Cビジネスにおけるパッケージの重要性|パッケージデザインの役割とは?

D2Cビジネスにおけるパッケージの重要性|パッケージデザインの役割とは?

近年では、「D2C」というビジネスモデルが注目されています。
D2Cは「Direct to Customer」を意味し、メーカーや卸売りを通さず、直接ユーザーと取引するビジネスのことをいいます。
SNSが普及し、メーカーと消費者が直接コミュニケーションがとれるようになりました。

直接アプローチができるようになっても、難しいのが販売方法です。
販売方法の中でも「パッケージのデザイン」に悩む方も多いのではないでしょうか。
SNSでも商品の紹介が多数されている中、いかに自社ブランドを紹介してもらうかが重要です。

この記事では、D2Cビジネスにおけるパッケージの重要性や役割・作成ポイントについて紹介します。これから販売を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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D2Cビジネスにおけるパッケージの重要性とは?

パッケージデザインはユーザーの興味を抱かせ、購入という役割を果たしています。
以前のパッケージデザインの認識は、いかにデザインを目立たせユーザーに見てもらうかという部分に注視してきました。

例えば、スーパーやコンビニでは、ユーザーが実際に手に取り、品を定め、購入という流れです。
デザインが良く、かつ店頭の目立つところに置くかという部分が重要視されています。

しかしD2Cビジネスにおいて、ユーザーが実際に商品を手にするのは購入後です。
従来のパッケージデザインは、ユーザーの目に留まらせていかに興味を置くかというコンセプト。
D2Cビジネスのパッケージデザインは、ユーザーに商品の世界観やイメージを抱かすというブランディングに利用されています。

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D2Cビジネスにおけるパッケージデザインの役割とは?

一般的なパッケージデザインは、商品やブランドのイメージ・コンセプトをユーザーに伝える役割があります。
D2Cビジネスにおいては、商品だけではなく、配送用の箱にもデザインを施せるようになったのがポイントです。

例えば、配送用の箱にデザインを施すと、届けられた配送用の箱をユーザーが見て、どんな商品が入っているのかというイメージを抱かせます。
箱を開け、商品を手にする喜びが与えられるのがD2Cビジネスのパッケージデザインの魅力の一つです。

上記は例として提示しましたが、D2Cにおけるパッケージデザインの具体的な役割は以下の5つがあげられます。

  • 顧客満足度を上げられる
  • ブランディングに役立つ
  • 商品の損傷を防ぐ
  • 体験を与えられる
  • SNS映え

それぞれの役割についてみてみましょう。

顧客満足度を上げられる

ブランドの第一印象を決めるのは、家に商品が届き、開封する瞬間から始まります。
Dotcom Distributionの調査によると、パッケージが高級なもので、開けるときの興奮を覚えると答えた方が47%と答えました。
引用:https://dotcomdist.com/luxury-purchases-lead-the-way-e-commerce-luxury-trends-in-2022-beyond/

またパッケージデザインを高級感のあるものにすると、繰り返し購入をしたいと答えた方が42%という結果がでました。
パッケージデザインにより、繰り返し購入をしたいという顧客満足度を上げるキッカケを作っているのです。

ブランディングに役立つ

D2Cビジネスは、購入者が購入してから手元に届くまでは、どのような商品なのかがわかりません。
ネットで商品を表示したときに、パッケージデザインをユーザーにどのような商品なのかをイメージさせるブランディングに大きく役立ちます。
工夫を施すことでユーザーの記憶に残し、他社の商品との差別化を図ることができます。

商品の損傷を防ぐ

パッケージは、商品の損傷を防ぐ役割も果たします。
なぜならば、届いた商品に傷があると、意識が低い会社という悪いイメージをユーザーに持たせてしまうからです。
パッケージは、デザインの他にも強度や梱包方法など質が高いものにしなければいけません。

またD2Cにおいて商品の返送・返品対応はつきものです。
ユーザーがパッケージを返送する際、送られてきた状態よりも蓋の部分を折り曲げられるなどコンパクトにし、配送料を抑えるといった工夫を施すと気配りができている会社というイメージもつきやすいでしょう。

体験を与えられる

配送用にもパッケージデザインを施すと、ユーザーが玄関先で受け取るときの興奮を与えられます。
誰しもプレゼントを受け取る際、興奮や喜びといった体験を感じたことがあるでしょう。

YouTubeやInstagramなど、商品が届いた状態から開封し、中から商品を取り出すUnboxing Video(開封動画)という動画コンテンツがあります。
動画コンテンツでは、最新デバイスの他にもコスメやファッション、食べ物と多岐にわたる商品が開封されています。
このような動画コンテンツがあるということは、開けるときのワクワク感を感じたい人が多いという表れです。
開けるときのワクワク感をユーザーに与えるためにも、パッケージデザインはブランドや商品に対する良いイメージを持たせます。

SNS映え

D2Cにおけるパッケージデザインは、SNS映えする役割も持ち合わせています。上記でも説明したUnboxing Video(開封動画)という動画コンテンツも一つの例です。

ユーザーがSNSに投稿し、それを見たフォロワーや他の方が商品に興味を抱き、購入という横の広がりも見られます。
このときのポイントは、パッケージデザインが「SNS映えする」という意識を持たせ、他の人にシェアをしたくなるようにすることです。
会社が広告を出さなくても、ユーザーがSNSを通して周りに知らせる役割もパッケージデザインは持っているのです。

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D2Cビジネスのパッケージデザインのポイント

D2Cビジネスのパッケージデザインのポイント

D2Cビジネスでブランディングされたデザインは、損傷を防ぐだけではなく、ワクワクするような体験やSNSで拡散されたくなるものです。
ユーザーの行動を促すデザインは、過去の成功事例を紐解くとみえてきた特徴についてここでは詳しく解説します。

ユーザーをワクワクさせ、SNSで映えるデザインのポイントは以下の6つです。

  • シェアしたくなるようなデザイン
  • ハッシュタグを付ける
  • QRコードを表示して導線をつくる
  • 素材感を意識
  • シズル感を意識
  • 共感を意識

これらのポイントを押さえることで、魅力あふれるデザインになり、購買意欲を駆り立てるキッカケとなるでしょう。

シェアしたくなるようなデザイン

上記で解説した「体験を与える」という部分で、Unboxing Video(開封動画)があてはまります。
開封動画は欧米を中心に流行し、人気コンテンツの一つとして確立しています。開封動画でシェアをされれば、商品に対する興味を抱く人が増加します。
増加とともに、商品を使用した感覚も共有されるため、売上が上がる効果も期待できるでしょう。

開封動画でシェアをしてもらうためには、シェアをしたくなるパッケージデザインが必要不可欠です。
多くの動画は商品が届いた状態から始まるため、開封前と開封後のインパクトは重要です。

ハッシュタグを付ける

パッケージに書かれた文字にハッシュタグをつけることで、SNSでシェアされるものとユーザーに認識させる効果が期待できます。
ハッシュタグは商品の名刺ともいえるものなので、若者の間で素早く拡散され、成功した事例も数多くあります。
商品の認知度を高めるためにも、ハッシュタグは大事なポイントと押さえておきましょう。

QRコードを表示して導線をつくる

パッケージデザインにQRコードを表示し、アプリと連動する仕組化を作ればユーザーへの行動を促すキッカケを作れます。

実際にアクションを体験したユーザーは、体験した内容をSNSを通して発信するため、内容を見た他のユーザーもアクションを起こすという連鎖反応も期待できるでしょう。
大手のラルフローレンやプーマといったアパレルブランドも、購入後の顧客体験を促すために、製品へのQRコードの付与をはじめています。

ただ購入させるだけではなく、QRコードを表示して導線をつくることで、購入した先へと誘い、さらなる購入の期待がもてます。
それらを購入したユーザーがSNSで拡散するとなると、QRコードの重要性がわかるのではないでしょうか。

素材感を意識

デザインだけではなく、環境に優しい素材や過剰な包装といった素材感もユーザーは意識します。

なぜならば、ユーザーにいかにポジティブな印象を残すかが重要だからです。
世界的に脱プラスチックが強まる中、無駄を省き必要最小限でかつ良質なものが好まれる傾向にあります。時代に適応したパッケージ作りが大事です。

シズル感を意識

日本では「シズル感」を表現することが多いです。
シズル感とは、食欲や購買意欲をかきたてる見た目であったり、ふわふわやカリカリといった食感表現のことをいいます。D2Cでは、人間の視覚にシズル感を訴えます。

例えば、みずみずしい野菜があったとします。
ただの野菜だけでは、みずみずしいのかさえ疑わしいです。
ここに沢山の水しぶきをかけた画像を組み合わせることで、みずみずしさが演出できます。

このように、ユーザーの目に入る映像が脳内にイメージをつきやすくする、つまり「シズル感」を意識することで興味を抱かせるキッカケの一つとなるのです。

共感を意識

商品を購入するユーザーは、商品の価値だけではなく、ブランドの物語やコンセプトを総合的に見たうえで共感を意識します。
モノの利便性だけではなく、そのモノを使うことで、どのようなメリットがあるのかをユーザーが満足感を想像できるかどうかがポイントです。

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D2Cビジネスにおけるパッケージデザインの注意点

D2Cビジネスにおけるパッケージデザインの注意点

D2Cビジネスにおけるパッケージ作りは、商品のコンセプトを明確にすることが重要です。
商品の利便性やメリットだけを描いても、ユーザーには何も響きません。

パッケージデザインを行う際には、以下の手順で行うことで商品のコンセプトが浮かび上がってきます。

  1. 定量調査・定性調査
  2. ユーザーのニーズを分析
  3. 分析結果をみて、ユーザーや目的に合わせた訴求を厳選する

この手順をふむことで、ユーザーに共感がされやすく、SNSでも拡散されやすいパッケージデザインを施せるでしょう。

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D2Cにおけるパッケージデザイン事例

D2Cにおけるパッケージデザイン事例

D2Cにおけるパッケージデザイン事例に関して、以下の3つを見てみましょう。

  • Allbirds
  • Barkbox
  • Minimal

Allbirds

公式サイト Allbirds

Allbirdsはボックス一つでブランドの価値を目いっぱい表現しているシューズブランドです。
Allbirdsが使用している配送用の箱は、シューズボックスとしても使用できるデザインも施されています。
ボックスの中には、シューズが動かないように緩衝材代わりの仕切りが入っています。
仕切りには、ブランドのコンセプトが記載され、会社のストーリーを垣間見えます。
シューズの中には、かわいい顔つきのシューズキーパーがあり、商品の特徴が記載され無駄にすることなくブランディングしていることが伺えます。

またシューズボックスは、リサイクル段ボールを使用し、インクも大豆ベースが使われ100%リサイクルできます。
商品だけではなく、箱から仕切りまであますことなくコンセプトを視覚に訴えていることがわかります。

Barkbox

公式サイト Barkbox

Barkboxは愛犬用のサブスクサービスで、SNSでシェアしたくなる内容が盛りだくさんです。

例えば、アートをテーマにしたボックスであれば、「The Academy of Fine Arfs」。
Arfsは犬の鳴き声で、絵のArtとかけたコピーライティングが施されています。

他にもボックスに同封されている商品の説明が記載されたカードには、撮影用の小道具として利用可能です。
愛犬の写真と合わせることで、SNSで周りに自慢したくなる内容ばかりです。
Barkboxは、同封されている一つ一つが上手く活用され、ユーザーがSNSで開封動画でシェアできる仕掛けを施しています。

Minimal

公式サイト Minimal

Minimalは、リアル店舗型D2Cを運営するチョコレートブランドです。
Minimalは原材料のカカオ豆を仕入れ、商品の板チョコを作るまでの工程を一貫管理して行っています。直営店とECサイトで販売を行い、SNSとの世界観を共有しています。
ECサイトで注文した商品パッケージは、外観のパッケージはマットでシンプルなデザインです。

蓋を開けると、チョコに対するこだわりについて書かれた冊子と、冊子にはQRコードが記載され、スマホでも訴求できる仕様になっています。
パッケージも素敵なことから、SNSでも蓋を開けて商品の中身と冊子を一緒に写して投稿している内容がいくつもみられます。

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まとめ:D2Cビジネスにおけるパッケージの重要性|パッケージデザインの役割とは?

まとめ:D2Cビジネスにおけるパッケージの重要性|パッケージデザインの役割とは?

D2Cビジネスにおけるパッケージは、見た目だけではなく、ユーザーも楽しめる内容にしている会社が数多くみられます。商品に傷がつかないようにしている緩衝材一つをとっても、商品の魅力を記載し、余すことなくブランディングが施されているのがわかります。

デザインパッケージを開封して、周りに自慢をしたくなるような内容であれば、SNSに投稿され、周りの人が閲覧できます。気に入れば購入に至り、開封時の様子や感想をSNSに投稿というように拡散される可能性も大いにあります。
パッケージデザインは見た目も楽しめ、機能性が溢れるものであれば、ユーザーが体験を通してSNSに投稿する時代です。

D2Cビジネスを行う方は、商品がユーザーの手元に届くだけではなく、体験して楽しめる内容も届けるようパッケージのデザインに力を注いでみてはいかがでしょうか。

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監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。
「ECから未来市場を共創する」をスローガンに、年間600件以上の相談実績のあるEC構築サービス「Shopi Lab」の共同事業責任者。
前職では某Web制作ベンチャー企業に就職し、Webマーケティング部門を立ち上げ事業部長として就任。
その後、独立し当時はWeb制作、Webマーケティングをメイン事業としていたが、コロナの時期より広告関連の売上が下がり、Shopify含むEC事業に事業転換。
顧客の成功を共に考えるEC事業のスペシャリストとして、EC制作だけでなく、伴走支援サービスとしてECコンサルティング、PR、広告、CRM、MAなどEC集客を網羅できる知見をもつ。
Shopify/D2C/EC専門メディアの運営から得た知見を活かし、最新情報を含む多くのEC運営ノウハウを提供することが可能。

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