2022.4.18

2025.3.17

Shopifyのチャージバック防止方法を分かりやすく解説

Shopifyのチャージバック防止方法を分かりやすく解説

チャージバックと不正注文の防止は、eコマースストアの安全を守るために重要です。今日、Shopifyのようなeコマースを利用する新規ビジネスの多くは、この脅威への対処法を知らない方がほとんどです。悪質な利用者(盗んだクレジットカード情報を多数所有)は、常に次のビジネスの出現を待っており、チャージバックが発生すると、ストア側は大きな損失を被ることが多いのです。この記事を読んでいるあなたにも身に覚えがあるかもしれません。

しかし、良い知らせがあります! 不正行為を止めることは可能です。ただ、そのためにはこの分野の専門知識が少し必要です。不正行為は非定常的で、その行動は常に変化しているため、何に注意すべきかを知ることは困難です。

詐欺対策を始めるにあたり、最も良い方法の1つでありながらあまり知られていないのが、電話番号です。このデータポイントは、購入者の意図に関する豊富な情報を提供してくれるので、適切な知識とツールがあれば、将来の不正注文からあなたのビジネスを保護すると同時に、あなたのビジネスにさらなるセキュリティ層を追加することができるのです。

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Shopifyにおいてなぜ電話番号が重要なのか?

どのようなシナリオでも、自由に使える情報は多ければ多いほど良く、特に不正行為の検出を目的として購入者の意図を把握しようとする場合、電話番号が重要になります。

顧客名やメールアドレス、請求先住所、配送先住所に加え、電話番号があれば、過去のデータと比較するための追加情報を得ることができます。電話番号を使って、重複している可能性のあるアカウントを調べたり、電話番号のある場所や国を確認したりすることができます。他にも、その電話番号は有効?その番号はVOIP電話番号?…等、様々な情報が得られます。

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【Shopify】チェックアウト時に電話番号の入力を要求

デフォルトでは、新規にストアを設定する際、電話番号は必須オプションではありません。ストアの管理者の方は、この設定が有効になっているかどうか、今一度ご確認することをお勧めします。

この設定にアクセスするには、 Shopifyの設定 -> チェックアウト -> 配送先住所電話番号までスクロールダウンして、「必須」を選択し、設定を保存してください。

設定が保存されると、すべての顧客が注文を完了する際に電話番号の入力を要求されるようになります。

【Shopify】チェックアウト時の電話番号

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【Shopify】重複したアカウントを検索する

電話番号を使用することで、顧客がサイト上で作成した可能性のある複数のアカウントを追跡して見つけることができるようになります。上部の検索バーを使って電話番号をコピー&ペーストするだけで、顧客が同じ電話番号を使って複数のアカウントを作成しているかどうかを確認できます。

【Shopify】重複したアカウント

複数のアカウントを持つことはそれほど珍しいことではありませんが、悪質な業者が複数のアカウントを作成しようとしている場合、同じ電話番号に関連するすべてのアカウントを確認するための良い出発点となります。悪質業者は通常、クレジットカードのスキャンやプロモーションの不正利用を目的として、複数のアカウントを作成することがあります。

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【Shopify】電話番号の形式を理解する

電話番号には必ず国番号が含まれており、その後に市外局番が続くのが一般的です。電話番号の形式は国によって異なりますが、ここではわかりやすくするために、日本の電話番号を例にとって説明します。

最近では、ほとんどの顧客がeコマースストアでチェックアウトする際に携帯電話の番号を提供しますが、固定電話の番号を使用して市外局番を調べ、配送先/請求先の住所と照合することができます。

例えば、顧客が名古屋の市外局番(52)の固定電話番号を提供したのに、配送先が東京であれば、そのストアが通常どこでビジネスを行っているかによって、懸念が生じる可能性があります。

また、顧客が+1(米国)など他国の電話番号を提供されたにもかかわらず、請求先住所が+81(日本)である場合にも注意が必要です。

エリアコード(日本)

3 東京都(23区)、狛江市
6 大阪府、東大阪市、吹田市、豊中市、尼崎市
52 名古屋

電話番号の最初の3〜4桁は、顧客に関するいくつかの貴重な情報も提供します。

国番号の後、電話番号は通常、市外局番または回線種別のいずれかが続きます。日本の場合、携帯電話の番号は080、070、090で表わされます。顧客から提供された電話番号が030であった場合、通常、これは技術が古くなったためにもう使用されていない番号なため、リスクが高いことを示す指標です。

050で始まる電話番号は、VOIP電話システムに関連しており、技術的なスキルがあれば誰でも簡単に生成することができます。デジタル製品を販売するストアでは、VOIPのフラグが立った電話番号に最も注意する必要があります。日本では幸運なことに、電話番号のプレフィックスを見るだけでその電話番号の概要を簡単に知ることができます。海外のVOIP電話番号にはそのような仕様はなく、ビッグデータ技術を利用しない限り発見することは困難です。

以下は、注意すべき電話番号の形式のほんの一例です。赤色で表示されている電話番号は、悪質な業者によってよく使用される番号です。電話番号の形式についての詳しい情報は、下記のWikipediaのページをご覧ください。

一般的な電話番号 (携帯電話番号)

070携帯電話・データ通信サービス(PDC、J-CDMA、UMTS)
080携帯電話・データ通信サービス(PDC、J-CDMA、UMTS)
090携帯電話・データ通信サービス(PDC、J-CDMA、UMTS)
030携帯電話サービス(レガシーシステム、PDC、J-CDMA、UMTS)
– 現在使用されていません
040携帯電話サービス(レガシーシステム、PDC、J-CDMA、UMTS)
– 現在使用されていません

一般的でない電話番号

0120 NTTフリーダイヤル、フリーダイヤル
0130自動情報提供サービス
0140災害用衛星通信
0160災害用衛星通信
0800その他のフリーダイヤルサービス
020ページングサービス(PDC)およびデータサービス(UMTS)
050 IPテレフォニーサービス(インターネットサービスプロバイダー経由)
060ユニバーサル個人番号サービス
0910私設回線アクセス、市内料金サービス
0990 NTTダイヤルQ2、プレミアムレートサービス

出典:日本の電話番号フォーマット

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【Shopify】顧客を確認する

注文が高リスクであると思われるが確信が持てない場合、しばしば顧客に連絡を取ることで、低ボリュームおよび高単価のストアのために豊富な情報を提供することができます。

Shopify自身も、異常な行動が疑われる場合、顧客に連絡を取ることを公式に推奨しています。多くの場合、シンプルでフレンドリーな電話で、再度注文情報を確認することで、顧客を確認することができます。もし、何度試みても顧客と連絡が取れない場合は、すぐに注文をキャンセルした方が、将来的なチャージバックの可能性を避けることができます。

メールでの連絡も良いのですが、やはり電話での連絡が一番です。顧客とより密接に関わり、特に高額な注文の場合は詳細を確認することができるからです。

高額な注文

出典

月に数百件以上の注文を処理するストアでは、これを自動化するサードパーティアプリが必要になります。

残念ながらShopifyにはネイティブビルドのソリューションがなく、顧客確認のためのOTPシステムなどの自動化機能を利用するためには、Beaconのようなサードパーティアプリをインストールする必要があります。

Beacon for Shopify

Beacon for Shopifyで大規模ストアの顧客認証を自動化する。

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まとめ

電話番号は詐欺防止における重要なデータポイントであり、何らかの詐欺行為を経験したことのあるeコマース運営者の方には、すべての顧客に対して電話番号を要求することを常に推奨しています。

Shopifyの検索バーを使って複数のアカウントをチェックするために電話番号の使い方を学び、VOIPや050や030で始まる未使用の携帯番号など特定の電話番号形式について熟知しておく必要があります。

顧客の確認は、低ボリュームのストアにとっては顧客と関わり、注文を確認する良い方法の1つですが、高ボリュームのストアはBeaconなどのサードパーティアプリをダウンロードすることが推奨されます。詐欺を阻止する最善の方法は、詐欺が起こる前に阻止することであり、電話番号確認はそのための1つの方法です。

BeaconLizuna株式会社が開発したアプリケーションで、日本語に対応しており、この記事で説明した多くの自動化機能をカスタマイズして追加できるShopify加盟店が公式に利用できるアプリケーションです。

不正を防止するためのヒントやコツについては、以下の記事をご参照ください。

Shopify ブログ あなたのShopifyストアから詐欺や不正注文を減らす方法

Shopify ブログ  ネットショップへの不正注文を防ぐために気をつけるべき5つのポイント

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監修者
Lizuna株式会社 Jason Sio
Lizuna株式会社 Jason Sio

Lizuna株式会社、Beaconのリードプロジェクトマネージャー。
Shopify等のEコマース分野で不正検出に焦点を当て、10年以上活動している。
現在はリスクの高い製品の販売に関する広範な研究結果を取り入れビーコンの開発を行なっている。

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