2022.1.31

2025.3.17

ShopifyでCBDは販売可能?絶対に抑えるべき3つのポイント

ShopifyでCBDは販売可能?絶対に抑えるべき3つのポイント

現在ECサイトの市場は、様々な業界へと広がっています。コロナ禍で人々のライフスタイルが変わっていったように、今後も様々な分野、企業がインターネット上に店舗を構えて運営を行なっていくことでしょう。

皆さんは”CBD”をご存知でしょうか?

CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略で、大麻草から抽出される成分のことで、現在新たなヘルスケア製品として世界的で話題となっている成分なのです。

日本でも様々な商品が展開されているこのCBDですが、Shopify上で販売することは可能なのでしょうか?

本記事では、CBD製品のもつ効果や特徴から、Shopifyにて販売する際のポイントを紹介します。

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そもそもCBDとは

ここからは、CBDという成分の特徴や歴史を紹介していきます。

合法大麻成分”CBD”

そもそもCBDとはCannabidiol(カンナビジオール)という大麻の成分のことで、このCBDにはストレスの緩和や、リラックス効果、肌環境の改善に役立つといった様々な効果があるとされています。このCBDを使った様々な製品はCBD製品と呼ばれ現在海外で大きな人気を集めています。

大麻成分と聞くと違法性の心配を抱く方も少なくないでしょう。日本で違法とされている大麻の成分はTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分で、精神作用を引き起こしたり幻覚作用をもたらす成分のことを指します。対してこのCBDには、このような要素はないことから日本でも合法とされています。

拡大し続けているCBD市場

グリーンラッシュと呼ばれる言葉が登場するほど世界的な市場が拡大しており、今後も成長が予想されているCBD製品ですが、一体どれほどの市場規模になると予想されているのでしょうか?

アメリカのKenneth Researchが発表したレポートによると、”2021年末までで36億米ドルの市場価値があるCBD市場は、2030年末までに114億米ドルに達する”という予測を発表しました。

現在の市場規模と比べると3倍近いほどの市場規模になると予想されています。ちなみにこの金額は日本円にすると現在のレートで1兆2,000億円以上、これは日本の2021年の1月〜11月までの農林水産物や食品の輸出額の合計よりも多い金額になります。

出典:調査レポート

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ShopifyでCBDは販売可能なのか

ここからは、Shopify上での販売に関してまた他のECモールなどへの出品に関する知識を解説していきます。

ShopifyでCBDは販売可能

結論から言うと、ShopifyでCBD製品を販売することは可能です。ShopifyではCBD需要の拡大を受けて、2019年からCBD製品を販売する機能がリリースされており、アメリカを初め様々な国での販売をサポートしています。

販売時には証明書の提出を行う必要がありますが、需要が高まっているCBDをShopifyを使って販売することができるのは多くの企業にとって新たなビジネスを展開していくチャンスになっています。

その他のモールでの販売

Shopifyを利用してのCBD製品販売が可能ということでしたが、その他のショッピングモールではどのような決まりがあるのでしょうか?

Amazon

実は大手ECモールとして有名なAmazonではCBD製品の販売を一切禁止しています。理由は公にはされていませんが、Amazonは多くの出店企業が簡単に商品を販売することができるため、CBDが全ての国や地域で販売を行えない商品であることが理由なのではないかと言われています。

楽天

楽天ではCBD ONLINE 楽天市場店を設けているように、CBDの販売を行うことが可能になっています。ただし、販売を行うには厳しい審査を通過する必要があるため出店までのハードルは容易ではないでしょう。

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Shopifyで販売することのできるCBD製品

ここからはSHopifyで販売することができるCBD製品をそれぞれの特徴などと共に紹介します。

Shopifyで販売可能なCBD製品

Shopifyで販売が可能なCBD製品は様々なジャンルがあります。以下に主要の製品をそれぞれの特徴、使用方法など合わせて紹介していきます。

  • CBDオイルなどの舌下摂取製品
  • カプセルやグミなどの経口摂取製品
  • リキッドなどの吸引摂取製品
  • ボディクリームなどの経皮摂取製品
  • 犬などに与えるペット製品

CBDオイルになどの舌下摂取製品

最もメジャーな製品の一つとして親しまれているのが、オイルによる舌下摂取製品です。このオイルは一般的にココナッツオイルやオリーブオイルにCBDの成分を溶かして作られており、舌下に数的直接垂らして摂取する製品となっています。舌下には多くの毛細血管が存在しているため、CBDの吸収効率が良い方法とされています。

また直接摂取する他にも、コーヒーやヨーグルトといった食材に加えて摂取するといった幅広い使い方ができるのも特徴で、油分を含んでいる食材に加えて使用すると吸収率がアップするとのこと。

またCBDオイル同様に舌下から摂取できるものの一つとしてCBDペーストという製品があります。CBDペーストはCBDオイル同様に口から摂取するのですが、オイルよりも高濃度になっているのが特徴で、摂取量に注意が必要な製品になります。

カプセルやグミなどの経口摂取製品

カプセルやグミなどの経口摂取製品は、手軽に摂取できる方法としてCBDを初めて使用する人にも親しみやすい製品です。カプセルや様々な食品にCBDの成分が含まれており、普通の食品同様に口から摂取することができます。

海外ではエディブルとも呼ばれており、日本でも一時期SNS上でCBDグミが大きな話題を集めたこともあり、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。このような経口摂取製品は手軽に摂取できること、美味しく食べることができるため過剰に摂取してしまう可能性があるため摂取量に気を付ける必要があります。

リキッドなどの吸引摂取製品

リキッドなどを使用し吸引することで摂取できる吸引摂取製品は、最も効率が高く短時間で効果を実感することができるのが特徴です。吸引摂取製品には一般的な電子タバコのようなデバイスを使用して、CBDリキッドを注入し直接吸引するものや、使い捨てで簡単かつ安価で購入することができるベイプペンなどがあります。

一見するとタバコのような使用方法ですが、ニコチンやタールといった成分は含まれていないため喫煙者が禁煙用として使用しているといったケースもあります。

ボディクリームなどの経皮摂取製品

経皮摂取製品は、気になる部分や肌に直接塗ることで摂取するもので、一般的なボディクリームやバームといった製品と同じように簡単に使用することができます。

保湿用として使用するもの、気になる箇所に局所的に使用するものなど様々で、大きな特徴は持続時間の長さになります。その代わり他の製品と比べると直接体内に入れるわけではないため、効果を実感するまでにかかる時間が比較的長くなっています。

犬などに与えるペット製品

CBDには犬や猫などに与えるために作られたペット製品が存在しており、これらもShopify上で販売することが可能となっています。人間に与えるものと同様に、ストレスや鎮痛の作用があり、オイルやドッグフードにCBD成分が含まれている製品などを使ってペットに与えることができます。

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ShopifyでCBDの販売をする前に抑えておくべきポイント

ここからはShopifyでCBD製品を販売するにあたり抑えておくべき知識やポイントを紹介します。

Shopify payment が利用できない

Shopifyを利用して商品を販売する場合、クレジットカードなどの決済方法に対応するため、決済サービスを使用する必要があります。Shopify Paymentは初期費用や振込手数料がかからない、決済手数料が国内最安水準であるといった、多くの販売者に利用されている最もメジャーな決済方法のひとつです。

しかし、CBDの販売にはこのShopify Paymentを利用することができません。

理由としては、Shopify Payment利用規約がCBDの販売時に利用することができないと定めているためです。Shopify Paymentは前述のようにShopifyを利用する多くの企業が利用しているデフォルトで使用可能な決済サービスなので登録や連携もスムーズに行うことができますが、利用ができない場合はそのほかの決済サービスを利用する必要があります。

実はShopify Payment以外でもCBDの販売に利用できないという規定の決済サービスも多く存在しており、Amazonが運営しているAmazon PayなどでもCBD製品販売時の利用が禁止されています。各決済サービスを利用する場合はCBD販売に利用可能であるかどうかを確認する必要があるため、日本で利用可能な各サービス提供元にしっかりと確認する必要があるため注意しましょう。

出典:日本で利用可能な決済サービス一覧

輸入した製品を販売する場合証明書の提出が必要

CBDの取り扱には当然法律を遵守した形で行う必要がありますが、特に製品や原材料を輸入する際には様々な規定があります。禁止行為を犯してしまった場合は懲役刑に処されるケースもあるため法律への準拠には注意が必要です。

厚生労働省によると、CBD製品の大麻非該当性の確認についてという審査基準があり、それを満たしているかどうかを確認するためには以下の3点の提出が必要になります。

  • 証明書
  • 成分分析書
  • 写真

証明書は「大麻草の成熟した茎又は種子から抽出・製造されたCBD製品であること」を証明する内容の文章としており、文章内には

  • ”書類の作成日”
  • ”製造元の責任書の署名及び肩書き”
  • ”輸入しようとするCBD製品のCBDが大麻草の成熟した茎又は種子から抽出・製造されたものであること”

が含まれている必要があります。

成分分析書は輸入しようとするCBD製品の検査結果が記載されたもので、記載内容には

  • ”THC、CBDの分析結果”
  • ”分析日または分析書作成日”
  • ”CBD製品のロット番号等輸入する製品が特定できる番号”
  • ”分析機関の責任者又は分析実施者の署名及び肩書き”
  • ”分析方法及び検出限界値”

が含まれている必要があります。

写真は原材料及び、製造工程の写真が必要です。原材料の写真では、一部分のみではなく全体像がわかるような写真、製造工程の写真では、原材料を機械に入れている様子などをはっきりと写す必要があります。

これら3点は輸入元から入手する必要があるため、確認作業を行わずに輸入を進めてしまうと前述のように罰則を受ける可能性があります。しっかりと注意して必要な書類を提出するようにしましょう。

出典:厚生労働省発表資料

商品の安全性をアピールしユーザーの支持を得るための施策が必要

Shopify上にショップをオープンしたののち、必要になるのは商品の安全性をアピールしユーザーからの支持を得るような施策を実施することです。日本でも、近年様々な企業やブランドがCBD製品の販売に注力していますが、まだまだ大麻=安全性に不安があるというイメージを持っている消費者も少なくありません。そのため、サイト内のコンテンツなどを利用し商品の安全性や理解を深めてもらうことが大切になります。

ここからは、Shopifyを利用しCBDを販売しているショップの事例をご紹介します。

Leep

イメージ

Leepは様々なブランドと豊富な製品ラインナップで、初めての人でも安心して購入することができるオンラインショップとして人気のCBDショップです。

Leepは初めての人でも安心してもらえるように、ショップ内にCBDについてを用途や使い方、適切な摂取量などを明記したコンテンツを用意しています。CBDへの理解を深めてもらえるよう、細部にわたる詳しい解説が書かれているコンテンツを展開しています。

また、ブログという形でもCBD製品にまつわる様々な情報を発信しており、ユーザーからの支持を得られるような工夫が見受けられます。

日本での販売を成功させるためには、こういったユーザーの疑問や不安を解消するための施策を行うことが必要不可欠になってくるでしょう。

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まとめ

本記事では、CBD製品のもつ効果や特徴から、Shopifyにて販売する際のポイントを紹介します。

現在世界的に大きな市場となっているCBDですが、原材料の関係から懸念される点や、販売までの障壁が存在しているのも事実です。

実際にShopifyで販売を行う際には、法律やガイドラインに従って正しく販売を行うことが必要になるため本記事の内容をしっかりと抑えておきましょう。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

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監修者
黒岩俊児
黒岩俊児

shopify 制作チーム責任者・テクニカルディレクター 株式会社セルフプラスCEO

株式会社セルフプラスの代表。前職では上場企業から中小企業まで、数百社のSEOコンサルに携わる。その後、SEOの知識をベースにWEB制作会社株式会社セルフプラスを設立。現在、Shopify本社のあるカナダへ移住して2年目。北米圏・越境のマーケティングやShopify構築のスペシャリスト。
Shopify公認のShopify expertの中でも数社が選ばれる「Shopify Strategic Partner」に認定され、数多くのShopifyサイトやShopify Plus案件も手がける。
株式会社セルフプラスのホームページはこちら

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