ShopifyでつくられるECサイトには、個人の顧客向けのサイトだけでなく、企業向けのBtoBサイトも多く存在しています。法人向け商品を販売したい場合は、BtoBサイトが欠かせません。
本記事では、ShopifyでつくられたBtoBサイト事例をご紹介していきます。BtoBサイトの作成の参考にしてみましょう。
BtoBサイトをつくるメリット
BtoBサイトをつくっていない場合は、既存顧客からの電話やメールでの受注などが中心になるでしょう。
BtoBサイトをつくることで、注文の簡略化やWebでの集客など、さまざまな効果があります。BtoBサイトをつくるメリットを紹介していきます。
既存顧客の受注増・新規顧客獲得
BtoBサイトをつくることで、Web上で法人販売ができます。BtoBサイトをカタログ化することによって、法人向けに商品の提案をしやすくなります。
また、サイト上で商品やキャンペーンの仕掛けをすることで、既存顧客の受注増や新規顧客獲得を狙えます。
受注ミス・工数の削減
BtoBサイトがない状態では、従業員の手作業で、受注・検品・出荷などをおこなうことが多いです。どれだけ丁寧に作業をおこなっていても、ミスが起こる可能性があります。受注から売上までの工数も多く、手間がかかります。
BtoBサイトがあると、システム上で受注作業を完結できるため、受注ミスと工数を削減することができます。
問い合わせ対応の削減
BtoBサイトで商品情報を掲載することで、商品に対する問い合わせが少なくなります。顧客企業から見て、価格や在庫などがサイト上でわかるため、購入側に確認してもらうことができます。
電話での問い合わせに時間や手間をかけているという企業は、BtoBサイト導入で解決できるかもしれません。
ShopifyのBtoBサイト事例5選!
ECサイト作成サービス・Shopifyでは、BtoCサイトだけでなく、BtoBサイトも多くつくられています。さっそくBtoBサイト作成の参考に、5つの事例を見ていきましょう。
SHOP COPACK
SHOP COPACKは、アパレルブランド向けに、店舗什器を販売しているBtoB向けショップです。
店舗什器をカテゴリごとに分けて、商品をカタログ化しています。商品シリーズごとにもカタログになっています。商品情報以外にも、商品に関わるコラムなどもあり、販売促進をおこなっています。
京都醸造
京都醸造は、海外出身の3人がつくった本格的なクラフトビールを提供する企業です。
ビールの購入には、会員登録が必要で、個人だけでなく、法人向けにも販売しています。価格などの情報を知るためにも、会員登録が必須です。SNS連携もおこない、Shopifyの強みを活かしています。
beard&blade
beard&bladeは、オーストラリアの企業で、男性向けヘアグッズ、シェービンググッズを販売しています。
グルーミンググッズやクリームなどが主な商品です。個人顧客に取り入れられるサイトでのセルフサービス注文モデルを、BtoBにも導入しました。企業側の注文状況を可視化し、ビジネスの活性化を実現しています。
HURRAW!
HURRAW!では、唇の保湿や化粧下地にあるリップバームを中心に販売しています。
BtoBサイト作成においては、商品に集中してもらうことにこだわっています。企業側から見て、商品のイメージや機能性に注目できるため、販売を促進する効果があります。
Traffic Safety Store
Traffic Safety Storeは、交通規制アイテムを販売するBtoBサイトです。
サイズが大きく、送料無料が難しい商品であるため、送料について理解している企業向けに販売しています。送料無料ではないからといった理由で、ビジネスチャンスを逃さないように、ターゲットを絞っています。
まとめ
ShopifyのBtoBサイト事例を見ると、商品のカタログ化などによって、個人顧客からビジネス需要も獲得しています。
BtoBサイトには、新規顧客の獲得・既存顧客の受注アップなどの効果が期待でき、顧客ターゲットを広げることができます。ShopifyのBtoBサイト事例を参考に、BtoBサイトをつくってみましょう。
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