【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

毎年5月の第2日曜日に訪れる母の日。この特別な日に向けたキャンペーンは、EC事業者にとって年間の重要な販売機会の一つです。しかし、競合も多く、差別化が難しいこの時期に、どうすれば効果的なキャンペーンを展開できるのでしょうか?

母の日キャンペーンの成功は、単に商品を並べるだけでは得られません。お客様の心に響く戦略的なアプローチが必要です。

本記事では、EC担当者が母の日キャンペーンで失敗しないための5つの戦略を紹介します。これらの戦略を実践することで、売上アップはもちろん、顧客との長期的な関係構築にもつながるでしょう。 

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

母の日キャンペーンの重要性と市場動向

【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

母の日は、バレンタインデーやクリスマスと並ぶギフト需要が高まる特別な日です。特にEC市場においては、年々その重要性が増しています。

2025年の母の日市場では、従来の定番ギフトに加え、新たな消費傾向が顕著になっています。特に注目すべきは、実用的な家電製品や健康関連商品の需要増加です。

商品カテゴリーの多様化が進み、従来の花やスイーツといった定番ギフトは依然として人気を維持していますが、美容家電やヘルスケア製品、さらには体験型ギフトなど、選択肢が大きく広がっています。

また、価格帯の二極化も進んでいます。1000円台の手軽なギフトから、2万円を超える家電製品まで、予算に応じた幅広い選択肢が求められています。特に、3000円から5000円の価格帯では、ギフトセットや限定商品の需要が高まっています。

購買のタイミングについては、4月中旬から5月上旬にかけてピークを迎えますが、早期購入者の増加も見られます。特に、花や生鮮食品以外のカテゴリーでは、4月初旬から購入が始まる傾向にあります。

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

母の日キャンペーンで失敗しない5つの戦略について

母の日

続いて、母の日キャンペーンで失敗しないための戦略について見ていきましょう。

母の日CP戦略1. ターゲット層を明確に設定する

母の日ギフトを購入するのは、多くの場合「お母さん本人」ではなく、その家族である子どもや夫、孫になります。つまり、贈る側のニーズを捉えた販促が求められるのです。

効果的なキャンペーンを展開するためには、まず「誰に向けて」訴求するのかを明確にすることが重要です。母の日ギフトの主要なターゲット層は以下の4つに分けられます。

20~40代男性自分の母親や妻(子どもの母親)へのギフトを探している
30~50代女性自分の母親や義母へのギフトを探している
孫世代祖母へのギフトを探している
企業・法人取引先や従業員の母親向けのギフトを探している

それぞれのターゲット層によって、求めるものや購買行動が大きく異なります。

例えば、20~40代男性は「何を選べばいいかわからない」と悩みがちです。そのため、選びやすさや手軽さを意識した販促施策が効果的です。

「母の日人気ギフトTOP5」や「年代別おすすめギフト」など、簡単に選べる情報を提供することで、購買意欲を高めることができます。また、ラッピング無料やメッセージカード付きの特典をつけると、さらに魅力が増すでしょう。

30~50代女性は、自分の母親や義母へのギフト選びに慎重になりやすく、品質やデザイン性を重視する傾向があります。「義母にも喜ばれる上品なギフト特集」など、提案型のコンテンツを作成し、ギフト選びに役立つ情報を提供しましょう。

孫世代向けには、「三世代で楽しめるスイーツセット」や「親子で参加できるフラワーアレンジメント体験」など、家族の思い出作りにつながるギフトを提案するのが効果的です。

ターゲットを明確にすることで、より効果的なメッセージングやプロモーション戦略を立てることができます。あなたのECサイトのメインターゲットは誰なのか、そして彼らが求めているものは何なのかを明確にしましょう。 

母の日CP戦略2. 感情に訴えかけるストーリーテリングを活用する

母の日は単なる商品販売の機会ではなく、感謝の気持ちを伝える特別な日です。そのため、商品の機能や価格だけでなく、感情に訴えかけるストーリーテリングが非常に効果的です。

花キューピットの「#今年は私から贈ります」キャンペーンは、ストーリーテリングを活用した好例です。このキャンペーンでは、著名人が花を届けるという設定で、誰が花を届けてくれるのかをSNSで予想させる仕掛けを作りました。

このキャンペーンの面白いところは、キャンペーンに積極的に参加した人はプレゼントの当選確率が高まるという仕組みがある点です。参加者が当選確率を高めるためにキャンペーン自体を積極的に拡散・いいねするよう設計されています。

あなたのブランドや商品に関連したストーリーを作り、それを通じて母親への感謝の気持ちを表現することで、顧客の心に深く響くキャンペーンを展開できます。

成功するストーリーテリングの3つのポイント

共感を生む多くの人が共感できるような普遍的な感情や経験を描く
具体的なシーンを描写抽象的な表現よりも、具体的なシーンや状況を描くことで想像しやすくする
顧客を主人公にするストーリーの中で顧客が主人公となり、商品を通じて問題を解決したり、喜びを得たりするシナリオを描く

例えば、「忙しい毎日の中で、いつも家族のために頑張るお母さん。そんなお母さんに、特別な一日をプレゼントしませんか?」というメッセージから始まるストーリーは、多くの人の共感を得られるでしょう。

感情に訴えかけるストーリーは、単なる商品説明よりも記憶に残りやすく、購買意欲を高める効果があります。母の日という感謝を伝える特別な機会だからこそ、心に響くストーリーテリングを活用しましょう。 

母の日CP戦略3. SNSを活用したUGC(ユーザー生成コンテンツ)キャンペーンを展開する

【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

SNSは母の日キャンペーンにおいて非常に強力なツールです。特に、ユーザー自身が生成するコンテンツ(UGC)を活用したキャンペーンは、エンゲージメントを高め、オーガニックなリーチを拡大する効果があります。

製菓メーカー・ロッテの「母の日は、ママといっしょに。」キャンペーンは、UGCを活用した好例です。このキャンペーンでは、同社のチョコレート「ガーナ」を使用した親子で楽しめる簡単なお菓子作りのアイディアを提案し、作った作品の写真をInstagramやTwitterに投稿してもらうという仕組みでした。

「プレゼントや手紙も素敵だけど、母の日は母子でおしゃべりしませんか」というメッセージを、親子で行うお菓子作りを通して伝え、SNS上にそれを体現するようなUGCを生み出すことに成功しています。

UGCキャンペーンを成功させるためのポイント

参加のハードルを下げる複雑なルールや手間のかかる参加方法は避け、簡単に参加できるようにする
明確なハッシュタグを設定キャンペーン専用のハッシュタグを作り、投稿を集約しやすくする
魅力的なインセンティブを用意参加者に対する特典や報酬を明確にする
参加作品の積極的なシェア寄せられた投稿を自社アカウントでシェアし、参加者の満足度を高める

大塚製薬の「#家族みんなに元気ハツラツ キャンペーン」では、アカウントをフォローして対象ツイートをリツイートするだけで応募ができる手軽な仕組みを採用。さらに、単純なリツイートではなく、引用ツイートで母の日のメッセージを書くと当選確率がアップする仕組みも取り入れ、ユーザーの積極的な参加を促しています。

UGCキャンペーンの大きな利点は、ユーザー自身が自発的にブランドの宣伝をしてくれることです。また、実際のユーザーによる投稿は、企業が発信する広告よりも信頼性が高く、他のユーザーの購買意欲を刺激する効果があります。

あなたのECサイトでも、商品を使った体験や、母親への感謝のメッセージをSNSで共有してもらうキャンペーンを展開してみてはいかがでしょうか? 

母の日CP戦略4. ターゲット層別の最適なアプローチ方法を実践する

【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

母の日キャンペーンを成功させるためには、ターゲット層ごとに最適なアプローチ方法を実践することが重要です。それぞれのターゲット層の特性や購買行動を理解し、それに合わせた戦略を立てましょう。

20~40代男性向けアプローチ

この層は「何を選べばいいかわからない」と悩みがちです。選びやすさや手軽さを意識した施策が効果的です。

ランキング形式での商品紹介「母の日人気ギフトTOP5」「予算別おすすめギフト」など
セット商品の提案「迷ったらこれ!完璧ギフトセット」など、選ぶ手間を省く
ギフトラッピング無料包装の手間を省き、プロの仕上がりを提供
メッセージカードサービス何を書けばいいか例文を提示するとさらに親切

30~50代女性向けアプローチ

この層は品質やデザイン性を重視する傾向があります。上質で特別感のあるギフトを訴求しましょう。

ストーリー性のある商品紹介商品の背景や作り手のこだわりを伝える
限定デザインや季節限定商品特別感を演出する
カスタマイズオプション名入れやメッセージ刻印など、オリジナリティを提供
上質なパッケージング見た目の美しさや開封体験にもこだわる

孫世代向けアプローチ

家族で楽しめるものや、孫からのプレゼント視点を取り入れましょう。

三世代で楽しめる商品家族で共有できるスイーツセットや体験ギフト
手作り要素のある商品キットタイプの商品や、カスタマイズ要素のあるもの
思い出に残る体験型ギフトワークショップチケットやオンライン体験など
孫からのメッセージ付きギフト子どもが書いたメッセージを添えられるサービス

企業・法人向けアプローチ

大量注文や予算管理、納期の正確さなどを重視した提案が必要です。

予算別パッケージの提案一人当たりの予算に応じたギフト提案
一括配送サービス複数の配送先に一括で手配できる利便性
納期保証確実な日時指定配送の保証
法人専用窓口専任担当者による丁寧なサポート

ターゲット層ごとに最適なアプローチを実践することで、顧客のニーズに的確に応え、満足度の高い購買体験を提供することができます。これにより、リピート購入やロイヤルカスタマーの獲得にもつながるでしょう。

あなたのECサイトのメインターゲットはどの層でしょうか?そのターゲットに最も響くアプローチ方法を重点的に展開してみてください。 

母の日CP戦略5. 早期準備と段階的なプロモーション展開

【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

母の日キャンペーンの成功には、早期からの準備と段階的なプロモーション展開が欠かせません。特に2025年の母の日は5月11日ですが、購買検討は4月初旬から始まっています。

母の日商戦で成果を上げるためには、計画的な準備と効果的な施策の実行が不可欠です。ここでは、時期別の施策と重要なポイントを紹介します。  

4月初旬:認知拡大フェーズ

特集ページの公開早期から母の日特集ページを公開し、SEO効果を高める
SNSでの告知開始母の日に向けたキャンペーンの予告を開始
メルマガ配信「母の日特集が始まります」という予告メールの配信
早期予約特典の設定早期予約者向けの特別割引や特典の提供

4月中旬:検討促進フェーズ

商品カテゴリー別の特集「予算別」「関係性別」など様々な切り口での商品紹介
限定商品の発売母の日限定パッケージや限定セットの販売開始
SNSキャンペーンの本格展開UGCを促進するハッシュタグキャンペーンなど
レビュー強化過去の購入者のレビューを目立つ位置に表示

4月下旬~5月初旬:購買促進フェーズ

送料無料キャンペーン期間限定の送料無料サービスの提供
ポイント還元強化通常よりも高いポイント還元率の設定
配送日指定の案内強化「母の日当日にお届け」の最終締切日の告知
緊急感の演出「残り○点」「あと○日で締切」などの表示

母の日直前:最終購買促進フェーズ

最終締切の告知「母の日に間に合う最終注文日」の強調表示
デジタルギフトの強化実物が間に合わない場合のデジタルギフト提案
当日配送対応の案内可能であれば、当日配送サービスの提供
店舗受取サービスオンラインで注文し、店舗で受け取れるサービスの案内

早期からの準備と段階的なプロモーション展開により、顧客の購買検討プロセスに沿った適切なアプローチが可能になります。また、早期から特集ページを公開することで、SEO効果も高まり、自然検索からの流入増加も期待できます。

特に重要なのは、配送日指定の案内です。母の日ギフトは「その日に届く」ことが重要なため、最終注文締切日を明確に伝え、顧客の不安を解消することが大切です。

あなたのECサイトでも、今からでも間に合う施策を計画的に展開し、母の日商戦での売上最大化を目指しましょう。 

Shopifyやその他ECの制作・運用・保守について、お気軽にご相談ください。
連絡は問い合わせ・無料相談・無料お見積りよりどうぞ。

まとめ:【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しない5つのポイント

【EC担当者必見】母の日キャンペーンで失敗しないための5つのポイント

母の日キャンペーンを成功させるためには、単に商品を並べるだけではなく、戦略的なアプローチが必要です。本記事で紹介した5つの戦略を実践することで、効果的なキャンペーンを展開し、売上アップを実現しましょう。

母の日は、日頃の感謝を伝える特別な機会です。ECサイトとしては、単に商品を販売するだけでなく、その感謝の気持ちを伝えるお手伝いをする役割があります。顧客の気持ちに寄り添い、心に響くキャンペーンを展開することで、顧客満足度の向上とブランド価値の向上につながるでしょう。

今回紹介した戦略を参考に、あなたのECサイトならではの魅力的な母の日キャンペーンを展開してください。そして、キャンペーン終了後は必ず結果を分析し、次年度の母の日キャンペーンに活かしていくことも忘れないでください。

EC事業の成功は、こうした季節イベントを一つひとつ丁寧に積み重ねていくことで実現します。母の日キャンペーンを通じて、顧客との絆を深め、長期的な関係構築につなげていきましょう。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

Shopify制作のお見積もり・ご相談

お見積り依頼やお困りごとがある場合は、以下のお問い合わせフォームをご利用ください。
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。

会社名

※個人事業主の場合は個人事業名を記載ください
氏名
電話番号
メールアドレス
予算
ご相談内容
添付ファイル
ファイルを選択
ファイルサイズの上限は5MBです
×
×
×
×
×

弊社のプライバシーポリシーに同意いただいた上で、ご相談ください。




監修者
片岡弘一
片岡弘一

shopi labメディア運営統括・クリエイティブディレクター ウェブ・コロ株式会社 代表取締役

Web/SNSマーケティング、EC集客のスペシャリスト。
「ECから未来市場を共創する」をスローガンに、年間600件以上の相談実績のあるEC構築サービス「Shopi Lab」の共同事業責任者。
前職では某Web制作ベンチャー企業に就職し、Webマーケティング部門を立ち上げ事業部長として就任。
その後、独立し当時はWeb制作、Webマーケティングをメイン事業としていたが、コロナの時期より広告関連の売上が下がり、Shopify含むEC事業に事業転換。
顧客の成功を共に考えるEC事業のスペシャリストとして、EC制作だけでなく、伴走支援サービスとしてECコンサルティング、PR、広告、CRM、MAなどEC集客を網羅できる知見をもつ。
Shopify/D2C/EC専門メディアの運営から得た知見を活かし、最新情報を含む多くのEC運営ノウハウを提供することが可能。

この監修者の記事一覧 この監修者のウェビナー一覧
完全
無料

相談実績1,500件突破!!

Shopi Lab(ショピラボ)

Shopi Labをご覧のみなさまへ

Shopi Lab(ショピラボ)では、Shopifyのアプリや構築制作方法、運用マーケティング手段についてはもちろん、自社のECサイトを構築・運用する上で必要な情報を紹介しております。現在日本では開発業者の数が少ないため、検索しても役立つ情報が少ないことが現状です。そのためShopi Lab(ショピラボ)では、今後Shopifyの導入を検討している企業担当者様へ向けて、正確な役立つ情報を発信して行くことを心掛けております。 企業担当者様については、Shopify導入に対してご不明点や懸念事項がございましたら、お問い合わせ窓口よりお気軽にお問い合わせください。 また他カートをご利用中でShopifyへの乗り換えをご検討中の企業様についても、ご支援が可能でございます。世界シェアNo.1のECプラットフォームが日本で展開を初めて5年が経ちましたが、Shopi Lab(ショピラボ)ではさらにShopifyの魅力を発信していきます。