EC運営をはじめるにあたって、ECプラットフォーム選びは運営コストや売上に直結するため、非常に重要なものです。しかし、ECプラットフォームと一口に言っても種類が多いため、「正直、どのECプラットフォームを選べばいいのか分からない…」という担当者様もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ECプラットフォームを10個厳選してご紹介します。ECプラットフォームの定義やその種類も併せて紹介しますので、ぜひご覧ください。
目次
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ECプラットフォームとは?

ECプラットフォームとは、ECサイトの構築・運用を支える基盤システムのことであり、商品登録から注文受付・決済処理までをサポートしています。これにより、技術的知識の少ない企業や個人でも効率的にECサイトの運営が可能になります。
ECサイト運営には多くの機能が必要ですが、オンラインショッピングの普及に伴い、ECプラットフォームの種類も増えました。それぞれが異なる特徴と機能を持つため、新規開設やリニューアル時には、ビジネスモデルや顧客層・将来展開を踏まえて最適なECプラットフォーム選びが重要です。
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ECプラットフォームの4つの種類

ECプラットフォームには、大きく分けてECモール、ASP、パッケージ、オープンソースの4つの種類があります。続いて、各ECプラットフォームについて見ていきましょう。
1. ECモール
複数のショップの商品が集まるECモールは、集客力が高いというメリットがあります。マーケットプレイス型では、商品データを出品し、モール側が管理・発送を行い労力が少ないですが、他ショップとの差別化は図りにくいです。
一方、テナント型では、集客力を活かしつつ、店舗特徴を売りにできますが、運用負担が大きくなります。
2. ASP
ECプラットフォームの一つであるショッピングカートASPは、自社ECサイトのコストを抑えるECサイト構築方法の1つです。その魅力としては、クラウド上でサイトを作り、サーバーの用意が不要である点、手軽に立ち上げが可能な点が挙げられます。
ASPには無料と有料があり、無料であればコスト負担がなく始められますが、その分カスタマイズの自由度は制限されてしまいます。逆に、有料のASPであれば機能が豊富で、カスタマイズも幅広くすることができます。
3. クラウドEC
クラウドECはECサイト構築のためのプラットフォームで、インターネット経由で提供されます。
では、ショッピングカートASPとの違いはどのような点にあるかというと、シングルテナントや独占形態で提供される点が挙げられます。
この特徴により構築費用は高まりますが、自由度の高いECサイトを構築することができるのです。また、クラウドECは、自社だけのサーバーやデータベースを持ち、他社と共有しないため、高いセキュリティ性も期待できます。
インターネットを利用して開放度の高いECサイトを求める場合、クラウドECの検討もおすすめです。
4. オープンソース
オープンソースは無償で利用できるソフトウェアで、ソースコードが公開されていて機能追加やバグ修正が行われるのが特徴です。ただし、カスタマイズにはプログラミング知識が必要です。
オープンソースのメリットとしては、カスタマイズ性が高いことや 無料のソースコードでコストがかからないこと、多くのプラグインが利用可能であることが挙げられます。
逆に、デメリットとしては、 高度なプログラミングスキルが必要なことやサポートが少ないこと、ASPなどに比べてセキュリティが強くないことが挙げられます。
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ECプラットフォームを使わないフルスクラッチという方法も

フルスクラッチ開発とは、既存のプラットフォームに頼らず、一から新しいシステムを構築する手法を指します。カスタマイズの自由度が高く、運用体制に合わせたシステム構築が可能な点が最大の利点です。
特に大規模企業の場合、既に基幹システムや在庫管理、顧客管理などのネットワークが整っていることが多く、既存プラットフォームとの個別システム連携は膨大な工数を要するため、新規にシステムを構築する方が効率的な開発が可能です。
しかし、フルスクラッチのデメリットは、開発に要する時間やコストの高さです。一般的に開発期間は半年から1年程度とされ、数千万円の費用がかかることも珍しくありません。また、最近ではECパッケージやクラウドベースのECシステムの機能が向上しており、フルスクラッチ開発の事例は減少している傾向にあります。
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各ECプラットフォームの比較
各ECプラットフォームには独自の特徴と利点があります。事業規模やニーズ、自由度の要求に応じて最適なECプラットフォームを選択し、効果的なECサイト運営を行いましょう。
1. amazon

アマゾンはマーケットプレイス型ECサイトの代表格であり、訪問者数が多いため商品が認知される可能性が高いという特徴を持ちます。新規出品も比較的簡単にでき、2023年12月現在、大口出品と小口出品の2種類の出品プランが用意され、解約や変更はいつでも可能となっています。
また、商品の保管、注文処理、配送、返品対応をアマゾンが一括で請け負う有料サービス「FBA(フルフィルメント by Amazon)」も利用可能です。
2. 楽天市場

楽天市場は国内で有名なテナント型ECモールであり、クレジットカードをはじめ他サービスとの連携が強みです。
高いポイント還元率が多くのアクティブユーザーを集めており、2023年12月現在、がんばれ!プラン・スタンダードプラン・メガショッププランの3種類が存在します。
月額出店料以外にもシステム利用料や決済サービス利用料などが発生するため、総費用が高くなる点に注意が必要です。
3. Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングはテナント型ECモールで、認知度・集客力が十分な成長企業です。
2023年12月現在出店の際の初期費用・月額システム料・売上ロイヤルティが無料ですが、キャンペーン原資費用やアフィリエイトパートナー報酬、決済サービス手数料などは出店者に請求されます。
4. BASE

BASEは2023年12月現在、200万以上の開設数を誇る、インスタントEC型プラットフォームです。
初期費用や月額利用料金が不要で、無料デザインテーマを利用できるため、コストを抑えて簡単にECサイトを立ち上げることができます。また、機能が豊富でさまざまなニーズに対応可能なサービスです。
5. STORES

STORESは、毎月1万のECサイトが開設されているインスタントEC型のECプラットフォームで、多くの人から支持される理由は多様な機能が利用可能である点が挙げられます。
Instagram連携や予約販売、定期販売、顧客管理、アクセス解析、電子チケット販売などがその機能であり、これらの機能を活用することでEC事業を効果的に展開できることが期待されます。
利用者には有料プランだけでなく無料のフリープランも提供されていますので、まずはお試しから始めてみても良いでしょう。
6. Shopify

Shopifyは、ECソリューション・ショッピングカートシステムをまとめたECプラットフォームです。ECサイト構築には公式だけでも130種類以上のテンプレート(無料・公式合わせて)が用意され、短期間で自社のニーズにあったオンラインショップを立ち上げられます。
また、タブレット・スマホへの対応やHTML・CSS編集によるカスタマイズが可能で、企業にとって自由度の高いECサイトが実現できます。さらに、ECエキスパートが在籍しており、プロと連携してカスタマイズが可能です。
そのほか、クレジットカード決済対応やカゴ落ち対策も充実していますので、多機能で自由度の高い、おすすめのECプラットフォームであると言えます。
7. ecforce

ecforceは、SaaS型のECプラットフォームで、操作性が高く機能が拡張し続けることが特徴です。月に10~20個の機能がリリースされ、ノーコードからフルカスタマイズまで対応します。
外部連携機能が利用でき、企業のスキル・ニーズに対応したカスタマイズが実現可能です。また、総合EC・定期販売など多様な販売方式に対応可能な点も魅力です。
さらに、広告管理・分析機能やアトリビューション分析機能も搭載し、集客に役立ちます。
8. ebisumart

ebisumartは、SaaS型ECプラットフォームで、ECサイト構築実績が700サイト以上の確かな実績があります。
ebisumartの強みは、専任の運用サポート担当者が作業段階に応じたサポートを行い、無償で提携サービスの活用や施策のアドバイスが受けられる点や、毎週システムのアップデートがなされ、機能追加・機能改善・セキュリティ強化が図られている点が挙げられます。
また、API連携が可能で、BtoB・BtoC向けサイト構築やオムニチャネル対応ができ、モール型ECサイト構築にも対応できる点もebisumartの強みとなっています。
9. W2 SOLUTION

W2ソリューションは、100%自社開発の多機能EC構築サービスを提供している、クラウドEC型のECプラットフォームです。食品の定期通販やオムニチャネルなど、目的に合わせたプランを選ぶことができます。
また、マーケティング機能や顧客管理機能が充実しているため、効率的な運営をしながら売上向上を目指すことが可能です。さらに、自社の事業戦略に応じて機能やサポートを組み合わせることができるので、高い柔軟性が求められるEC運営において強力なサービスとなります。
自社開発のシステムであるため、連携やカスタマイズが容易であり、市場のニーズや顧客の要望に合わせたECショップを展開することができます。
無料で導入が可能であり、運用コストも低く抑えられるため、初心者や個人事業主にもおすすめのプラットフォームです。
10. EC-CUBE

「EC-CUBE」は、3万5千店の推定稼働店舗数を超えるオープンソースのECプラットフォームで、食品からインテリア・家電などジャンルを問わず活用されており、ダウンロード版とクラウド版を利用できます。
オープンソースで自由度が高くカスタマイズ性に優れているため、画一的なデザインを避けることができ、小規模企業から大規模企業まで幅広く対応が可能です。
800種類以上のプラグインをストアから追加することで、すばやく機能拡張が可能なサービスですが、時間や人材が不足している企業には、「インテグレートパートナー」の紹介がなされ、、深い理解を持ったプロに制作を依頼できます。
決済機能を導入する際の審査期間を短縮できる「EC-CUBEペイメント」によって、キャッシュレス決済を迅速に実現できる点もEC-CUBEの優れた点です。
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ECプラットフォームを選ぶときのポイント

ECプラットフォームを選ぶ際は、機能の充実度と自社のニーズや戦略に合わせた柔軟性を確認することなどが大切です。続いて、ECプラットフォームを選ぶときのポイントについて見ていきましょう。
1. 実現したい機能が十分か?
ECプラットフォーム選びでは、自社でどのようなECサイトを構築したいかを明確にし、それを実現できるものを選ぶことが大切です。デザインのカスタマイズ性や機能追加の容易さなど、やりたいことが実現できるかどうかを確認しましょう。
また、事業の成長に伴ってカスタマイズしたい機能が出てくることも考慮し、後から機能が追加できるかどうかも確認しておきましょう。
やりたいことが基本的なECサイトに求められるものだけの場合は、ECパッケージやASPカートが適しており、複雑な要件の場合は、ECパッケージのカスタマイズやフルスクラッチの検討をおすすめします。
2. 予算に合っているか?
ECプラットフォームを選ぶうえで、予算に合っているか?そのうえで機能が充実しているか?という点の比較も重要なポイントです。ECサイト運営にあたり、初期費用や月額費用、メンテナンス費用、セキュリティ強化費用、オプション利用料、販売手数料などが発生するわけですが、単に安いかどうかという点だけで選んではいけません。
モール型、ASPカート型、オープンソース型は安価にECサイト構築が可能ですが、運用コストや拡張性を考慮しないと予期しないコストが発生するリスクがありますし、安価なプラットフォーム選択はブランドイメージや販売戦略へ制約も生じることがあります。
ですので、コストと機能・デザイン・集客力・ブランドをバランス良く検討し、最適なECプラットフォームを選びましょう。
3. セキュリティに強いか?
ECサイトは顧客の個人情報を扱うためセキュリティ対策が重要であり、情報漏洩、Webサイト改ざん、クレジットカード不正利用、DDoS攻撃、ソフトウェア脆弱性、不適切なアクセス制御などのリスクが存在します。
漏洩事故は運営停止や調査の結果、数千万円の損害が発生する可能性がありますので、ECプラットフォーム選定では、管理ページのIPアドレス制限や脆弱性対策が可能なものを選択しましょう。
また、ベンダー内のセキュリティ対策も必須ですので、。オープンソースプラットフォームでは、社内の運営体制も整えましょう。
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まとめ:【2026年最新】ECプラットフォームとは?10個をプロが比較!

この記事では、今人気のECプラットフォームを10個厳選してご紹介しました。ECプラットフォームの各サービスは、異なった特徴を持ちその機能や料金もさまざまであるため、導入予算やセキュリティ対策に留意しながら、最適なプラットフォームを選びましょう。
ECサイトの運営が成功するかどうかは、ECプラットフォームにかかっていると言っても過言ではありません。無料プランが用意されているものは試してみたり、実際に運用されているサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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