2021.8.30

Shopifyでテイクアウトデリバリーサイトを始める方法

Shopifyでテイクアウトデリバリーサイトを始める方法

オンラインショップづくりで多くの人に選ばれているShopify(ショッピファイ)。

そんなshopifyでは、実店舗のテイクアウトとデリバリー機能を追加することができます。

それがローカルデリバリー。

この機能を有効活用すれば、店舗近くに住むお客さまの玄関先まで直接商品を配送するデリバリーサービスをスグに始められるのです。

そこで、ここでは、Shopifyのローカルデリバリー機能を使ったテイクアウト販売やオンライン販売の方法についてまとめました。

今は、飲食店の多くがコロナウイルスの影響を受けています。

そのような状況下であっても、Shopifyのローカルデリバリー機能を使えば商品を販売し続けることもできますから、是非参考としてください。

Shopify(ショッピファイ)でローカルデリバリーを使ってオンライン販売を始める方法

Shopifyのローカルデリバリーを利用する手順は次のとおりです。

  1. コンテンツの準備
  2. オンラインショップの開設
  3. 商品の登録
  4. ショップテーマの選定とカスタマイズ
  5. コレクションページ機能の追加
  6. ローカルデリバリーの各種設定
  7. ショップの公開
  8. 支払い方法の設定
  9. 商品の梱包、配送の準備
  10. 配送

初めての場合は大変に感じるかもしれませんが、手順どおりに行えば誰でもできますから、恐れずにトライしてみましょう。

1 コンテンツの準備

オンラインショップを開設するために、次のようなコンテンツ作成用のアイテムを事前に準備しておきましょう。

  • 実店舗の写真
  • 店舗のロゴ
  • お店のキャッチコピー
  • オンラインショップに掲載する商品写真
  • 商品を紹介するコピーと買うべき理由

とはいえ、写真素材などは高品質な広告写真などを新たに準備する必要はなく、スマホで撮影した写真でOK。

素材はあとから差し替えや修正もできますから、ある程度の見栄えで準備できれば次に進みましょう。

2 オンラインショップの開設

Shopifyにあるローカルデリバリーのページで、無料トライアルを始めます。

このときのドメイン(オンラインショップURL)は、あなたのオンラインショップのストア名になります。

なおドメイン名は、後から好きなカスタムドメインに購入・変更することも出来ますから、ストア開設時にはカスタムドメインにしなくても大丈夫です。

3 商品の登録

あなたの販売したい商品を以下の手順で登録していきましょう。

  1. Shopify管理画面 >『商品管理』>『すべての商品』へ
  2. 『すべての商品』>『商品を追加する』へ
  3. 商品名、説明文を入力し写真を登録
  4. 価格を記入(送料は後に別途設定、ここでは考慮する必要ナシ)
  5. 販売個数に限りがあるときは『在庫』>『在庫を追加する』へ
  6. 商品カラー、サイズ等、オプションのある場合は >『バリエーション』で追加
  7. 店舗が複数ある場合は、提供するロケーションの『在庫』へ

4 ショップテーマの選定とカスタマイズ

Shopifyでつくるオンラインショップのデザインテーマを選びます。

あらかじめ設定されている無料のテーマでも構いませんし、テーマストアでショップのコンセプトにあったデザインテーマを購入することもできます。

選んだテーマは、次のようにカスタマイズします。

  1. オンラインストアの『テーマ』>『カスタマイズ』を選択
  2. テーマエディタでデフォルトのセクションを編集
  3. 『テキストオーバーレイ付き画像』と『画像付きテキスト列』を選択
  4. 不要なセクションの削除、または非表示(目のアイコンで)
  5. テーマエディタに戻り詳細を追加できる『画像付きテキスト列』を編集

なお、『テキストオーバーレイ付き画像』は店舗の顔となる部分ですから実際の店舗写真を見栄え良く使い、店舗名やキャッチコピーなどをヘッダーテキストとして入力します。

ココではCTA(アクションを促す)ボタンも追加することが可能で、リンク先を『すべての商品』にしておけば、訪問したお客さまをスグにショッピングへと誘導できます。

店舗ロゴを登録するときは、テーマエディタの『ヘッダー』から行います。

5 コレクションページ機能の追加

コレクションページ機能とは、あなたの商品をShopifyのコレクションでグループ化しカテゴリー別に見やすいようにする機能で、手動で行う場合は次のようにします。

  1. 『管理画面』>『商品』>『コレクション』へ
  2. 『コレクションの作成』でタイトルと説明を記入
  3. コレクションタイプセクションで『手動』を選択し『保存』
  4. 商品セクションで商品を選択するか「閲覧する」をクリックし商品を追加
  5. テーマエディタで『特集コレクション』を選択し、見出しを入力したら『コレクションを選択する』をクリック
  6. ここの『ホームページ』から全商品を追加し『選択』ボタンで終了

6 ローカルデリバリーの設定

ローカルデリバリーの設定は、

  1. 『設定』>『配送と配達』>『ローカルデリバリー』へ
  2. 最初は『配達は提供していません』と表示されているので『有効化』
  3. 『管理する』>『ローカルデリバリー』管理ページへ
  4. 『このロケーションでは配達を提供しています』を選択

次にオプションの編集をします。

  • 配達エリア

配達エリアを設定します。

設定をすると、その範囲内に住むお客さまには『ローカルデリバリー』からチェックアウトするときに選択ボタンが表示されるようになります

  • エリアの配達範囲詳細を設定

半径をkmで選択

デフォルトでは6マイル(もしくは10km)設定なので、希望するkm範囲を入力

※郵便番号での設定も可能

  • 表示内容を設定

配達料金や最低注文価格、そのほかの情報を入力

※チェックアウト時の画面と注文確認メールに表示されます

  • 配達料金を決める

無料または課金を選択

デリバリー対応を一定額以上(合計1000円以上など)からとしたい場合は、その金額を『最低注文価格』に入力

  • その他の情報を追加

配送の予定スケジュール、荷物の預け場所などの情報を入力

なお、ここで入力・設定した情報は、チェックアウトプレビューで確認できます。

7ショップの公開

ショップを公開する準備ができたら、Shopifyプランを選択します。

プランを選ぶと支払い情報に移動しますが、無料トライアル期間中は課金されません。

8 支払い方法の設定

Shopifyの支払い方法は、トランザクションの処理をサードパーティのプロバイダに依存しており、プロバイダによっては追加費用を徴収する場合もあります。

また、あなたの商品によってはルールを設定されることもあります。

なので、支払い方法はプロバイダのサービス内容を事前に確認し、ルールや費用を知っておきましょう。

9 商品の梱包、配送の準備

ショップが公開されると、注文を受注できる状態になっています。

実際に注文が入ったときは、Shopifyからあなたの登録したメールアドレスに受注をお知らせするメールが届きます。

同時に、Shopify管理画面の『注文管理』ページにも注文内容が表示されるので、ここで注文内容を確認して準備をします。

なお、『注文管理』ページでは、デリバリーのお客さまリクエスト内容も表示されます。

注文をすぐに配送できる場合は『発送済としてマークする』にすると、お客さまに発送完了メールが送られます。

配送ルートなどの事前準備が必要な場合は『発送を準備する』を選び、実際の配送準備が完了後に『発送準備済としてマークする』を選択すると、自動的に注文ステータスが『発送準備済』に変更となります。

10 配送

注文ステータスの『発送準備済』を確認後、お客さまに商品をお届けします。

Shopify(ショッピファイ)でローカルデリバリーを設定する前に行うこと

事前の準備としては、次のような2ステップでしておくと良いでしょう。

最初に行うのは『オンラインショップの立ち上げ』ですから、そのコンテンツ作成用の下準備として次のようなアイテムを用意しておきましょう。

  • 実店舗の写真
  • 店舗のロゴ
  • お店のキャッチコピー
  • オンラインショップに掲載する商品写真
  • 商品を紹介するコピーと買うべき理由

この準備が整っていれば、あとはShopifyのローカルデリバリーに入力するだけなのですが、その前に具体的に協議して決めておくべき運営事項などもあります。

  • ローカルデリバリー配達の具体的な手段
  • 配達をする各ロケーションエリアの範囲やkm対応
  • 配達の在庫対応など

特に実場面での配送に関しては、入念に準備をしながら事前シミュレーションもしておきましょう。

というのも、実際にローカルデリバリーを始めると、システムの運用よりも

  • いかにお客様にスムーズに商品を提供できるか
  • お客様にクレームや苦情なく商品を配達できるか

といった点が一番重要になってくるからです。

ですから、

  • 配達に向けて商品を準備する人
  • 注文を配達済みとして管理する人
  • 実際に配達をする人はどんな輸送手段で円滑に動けるか

などを、管理画面にアクセスしながら連動を確認し、各配達シーンでオンライン注文の流れを一元管理できるようにしておきましょう。

また、Shopifyが作成したものではない外部の配送アプリを併用する場合は、Shopifyのローカルデリバリーと干渉する可能性もあるため、事前の確認が必要です。

Shopify(ショッピファイ)のローカルデリバリーに関する全体の仕組み

Shopifyのローカルデリバリーシステムは、次のようにとてもシンプルです。

  1. お客さまがあなたのオンラインショップで注文
  2. 『ローカルデリバリー』を選択しオンラインで支払い
  3. 注文依頼メールを確認したら商品配送の準備
  4. 注文情報ページで住所を確認し配送ルートを計画
  5. 配送準備が完了したら配達手配済みであることをお客さまに伝える
  6. お客さまの玄関先に遅延なく商品配送

なお、shopifyでデリバリーサイトを運営する方法は大きく分けて2つあります。

1つは、今まで解説してきたshopifyデフォルト機能である『ローカルデリバリー』を使用する方法。

もう1つは、外部のデリバリーアプリをshopifyでインストールして利用する方法です。

1.shopifyデフォルトの『ローカルデリバリー』機能

shopifyの『ローカルデリバリー』は、簡単な設定でデリバリーサイトを運営できる機能です。

ただ、デフォルトとして実装されてからまだまだ日が浅く、その機能は決して万全とはいえません。

ですから、デフォルトで利用できる機能は、

  • できるだけ運営費用を抑えたい
  • 細かい機能ナシでとりあえず注文受け付けだけで良い
  • テストでサイトをオープンしてみたい

といった感じで、

  • とりあえずオンラインで注文を受け付けて発送対応ができれば良い

というニーズに対応するくらいの簡易機能であると認識しておきましょう。

現状のshopifyデフォルト機能で対応出来ることは、

  • 配達エリアの設定(郵便番号、距離)
  • 最低注文価格の設定
  • 配達料金の設定
  • 受取時間の指定(細かくはできない)*テイクアウトのみ

であり、現状の機能で対応できないことは、

  • Apple Pay、PayPal 、Google Pay、Amazon Payなどでの支払い受付
  • お店から100キロメートル以上のデリバリー設定
  • 外部の配達アプリの使用
  • デリバリー配達日時の指定

となっています。

2.shopifyと連動した外部デリバリーアプリを使う

shopifyと連動したデリバリー用の外部アプリはたくさんリリースされていますから、ここではデリバリーアプリの中で最もダウンロード数の多い

  • Zapiet(Store Pickup + Delivery)」

をご紹介します。

なお、zapietの管理画面は英語のみとなっています。

また、ZapietはキャリアサービスAPIを利用するので、shopifyのプランを月契約ではなく年契約する必要があります。

ですが、それでもデリバリーアプリの中で最もダウンロード数が多いのですから、それだけ優秀な機能を備えたアプリであるともいえるでしょう。

Zapietのデリバリーアプリで具体的にできることは、

  • 細かい配達料金の設定
  • 最低注文価格の設定
  • 配達時間の設定
  • 配達エリアの設定
  • 複数の店舗の設定
  • 準備期間の設定
  • 休業日の設定
  • 営業時間の設定

ですから、Zapietのデリバリーアプリは、

  • デリバリーの日時を細かく設定したい人
  • 本格的にデリバリーサービスを始めたい人
  • 複数の店舗を運営されている人

に向いているといえます。

まとめ:Shopifyでテイクアウトデリバリーサイトを始める方法

以上が、Shopifyのローカルデリバリー機能を使ったオンライン販売の始め方です。

昨今のコロナによる営業環境の変化で、特に飲食店の方はかなり大きな影響を受けたことでしょう。

ですが、今のところコロナはいつ収まるかわかりませんし、国の対応にも不安があることは否めません。

また、今後もこのような事態が発生しないともいえない状態です。

ですから、飲食店経営されている方は、この機会を好機にすべくオンラインのみで完結するサービスも検討すべきでしょう。

shopifyのローカルデリバリー機能は、そんなときに有効なアイテムです。 

デリバリーシステムは、できるだけ早く取りかかったほうがお客様の獲得もしやすいので、ぜひこの機会に検討してみてください。

Shopify experts(エキスパート)ならShopi Lab

監修者
黒岩俊児
黒岩俊児

shopify 制作チーム責任者・テクニカルディレクター 株式会社セルフプラスCEO

Shopifyサイト制作のスペシャリスト。本業であるサイト制作に加え、公認のShopify expertとして数々のShopifyサイトを手掛けている。2021年7月よりShopifyに関する様々な一次情報を得るため、自らShopify本社のあるカナダへ移住。

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