Shopifyはカナダ発のネットショップ作成サービスであり、海外で話題を集めています。日本に上陸してからは利用する人も増えてきており、自社ECとして導入しようか検討している人も少なくありません。
ただそこで気になってくるのが、Shopifyを利用するメリットとデメリットです。そこで今回は、Shopifyで自社ECを作成する際のメリットとデメリットについて解説していきます。
Shopifyのメリット
インターフェースの使いやすさ
Shopifyのメリットとしてまず挙げられているのが、インターフェースの使いやすさです。
国内のネットショップ作成サービスの多くはある程度使い勝手はいいものの、管理画面のデザインが微妙であったり若干操作しにくいと感じられているものが少なくありません。
このため管理画面での操作に煩わしさを感じているという人も多いのですが、Shopifyのインターフェースは直感的に操作しやすく初めてネットショップを制作する人でもわかりやすい内容となっています。
そのような点から管理画面の操作に関するストレスが解消されており、手軽にネットショップを運営しやすい点をメリットと感じている人が多いようです。
豊富なテーマ
またShopifyの売りとされている豊富なテーマも、メリットの一つとされています。
利用できるテーマも幅広く、自分たちが気に入ったものを適応させるだけで簡単にECを構築することができます。
カスタマイズができないという欠点は持っているものの、その分カートからチェックアウトまでの全てのページを同じデザインにすることが可能です。
そのためカスタマイズがよくわからない人や、カスタマイズすることが面倒だと感じている人にうってつけのシステムと言えます。
SNSとの連携が容易
ほかにもSNSとの連携が容易にできる点もメリットとして挙げられており、アカウントの連携だけではなく販売も可能です。
ネットショップを運用していくにあたってSNSと連携できる点は販売だけではなく商品の販促の意味でも非常に大きな強みとなっているため、容易に連携することができるShopifyは魅力的なサービスとして注目されています。
Shopifyのデメリット
ページのロードが重い
このようにShopifyには様々なメリットがありますが、利用する際にはデメリットにも注目しなければいけません。
例えばインターフェースが使いやすく操作しやすいものになっている点がメリットではありますが、ページのロードが重いというデメリットを抱えています。
このため操作に関してロード時間というストレスを抱えるようになるため、スムーズに操作をしたいと考えている人は注意が必要です。
またShopifyは単体ではシンプルなシステムですが、サードパーティ製のアプリを追加することで機能を充実させることができます。
ただこの追加アプリがデザインや拡張性の面で、Shopifyほどレベルが高いものではないと評価されている傾向があるようです。
不具合が起きやすい
アプリに関連したデメリットとしてはほかにも、不具合が起きやすいという問題が挙げられています。
これはアプリだけではなくテーマでも同じように不具合が起きやすいと言われていて、エラーに関する問い合わせやサポートはアプリでのチャットもしくはメールでのやり取りとなっています。
チャットであればすぐに解消してもらえることもありますが、メールの場合はエラーや不具合を解消してもらう際には時間がかかってしまうことから、不満を感じているユーザーも少なくないです。
ランニングコストがかかる
ほかにはShopifyが月額制の有料のサービスであること、アプリを追加する際にはそちらの費用が掛かることなどから、ランニングコストがかかる点もデメリットとして考えられています。
Shopifyはメリットデメリットを把握して利用を検討することが大切
海外で人気を集めているネットショップ作成サービスであるShopifyは、海外ならではのセンスの高さと使いやすさが大きなメリットとなっています。
日本語にもある程度対応しているところもメリットとなっているものの、サポート体制やエラーの問題などデメリットもいくつか見受けられるようです。
このためShopifyの利用を検討する際は、メリットだけではなくデメリットも踏まえて考えることが大切です。