2022.11.4

2022.12.12

ECサイトの失敗しない作り方や費用を徹底解説

ECサイトの失敗しない作り方や費用を徹底解説

会社で新しくEC事業を始めることになったり、ECサイトをリニューアルして販売強化していきたいとき、次のような不安を抱えることも多いのではないでしょうか。

「ECサイトはどんな作り方があるのか?」
「費用はどれくらいかかるのか?」
「自社で作れるものなのか?それとも外部に依頼した方が良いのか」

そこで本記事では、ECサイトの失敗しない作り方や費用に関して詳しく解説していきます。

無料Shopify相談

ご希望の方はこちら

ECサイトの様々な作り方

ECサイト

ECサイトを作るには様々な方法があります。どの作り方でも、良い点、悪い点がありますので優劣があるわけではありません。大切なのは、自社の商品ジャンルや予算などに合わせて、適切な方法を選択することです。

ECサイトを開設する主な方法は、主に以下の5つに分類できます。

  1. モール型
  2. 無料ASP
  3. 有料ASP
  4. オープンソース
  5. フルスクラッチ

それぞれどういったプロセスでサイトを構築し、実際に販売開始できるのかなど1つずつ解説していきます。

1.モール型

モールとは、オンライン上のショッピングモールのことで、日本では楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどが有名です。オフラインで言えば、丁度、イオンやアリオ、ゆめタウンなどのイメージです。

楽天市場やアマゾンなどは、商品を自社で直接販売しているわけではなく、「売る場所」を提供しているに過ぎません。各企業がその「売る場所」を借りて、自社の商品を販売するという仕組みになっています。

そして、Amazonなどのプラットフォーマー側は、各企業から手数料などによって収益を上げるというビジネスモデルになっています。

このように、1つの大きなサイトの中に、様々な業種の企業が出店するタイプのECサイトがモール型と呼ばれています。既に完成されたECシステムを利用するため、サイト構築はする必要がないか、最小限の労力で済みます。

また、モール型は、「出品型」と「出店型」に分けることができます。商品だけをモールで販売するのが「出品型」。モールの中に店舗を構えて販売するのか「出店型」です。

例えば、Amazonは「出品型」で、楽天市場やYahoo!ショッピングなどは「出店型」となります。

Amazonのような「出品型」の場合は、最初の手続きを終えれば、あとは商品登録をしていくだけになりますので運営は非常に簡単です。出品までの主な流れとしては下記の通りです。

  1. Amazon出品用アカウントを登録(Amazonによる審査があります)
  2. 出品者プロフィールを設定
  3. 商品登録

Amazonの審査に通過し、アカウントを取得するには「行政機関発行の顔写真付きの身分証明書」、「過去180日以内に発行された取引明細書」、「Eメールアドレス」、「電話番号」、「クレジットカード」などが必要になります。

楽天市場、Yahoo!ショッピングのような「出店型」の場合は、お店のアピールやブランディングなども考える必要があるため、「出品型」と比較して、サイト構築の労力がかかります。出店までの主な流れは下記の通りです。

  1. 出店申し込み(通常、プラットフォーマー側で審査が行われます)
  2. 店舗運営システムでサイト構築
  3. 商品登録等を行い、開店

審査および出店の申し込みには、「クレジットカード」、「会社情報」、「代表者情報」、「銀行口座情報」、「出店予定商材情報」などが必要になってきます。

「出品型」にしても「出店型」にしても、短期間で商品を販売開始できます。

2.無料ASP

ASPとは『アプリケーションサービスプロバイダ』の略で、オンライン上でサービスが提供される形のことです。

オンライン上でECサイトを構築できるため、複数人で作業を進めることができます。具体的には「BASE」や「STORES」などが有名で、どちらも無料でECサイトを開設することができます。ただし無料と言っても、決済手数料が3〜5%程度かかるため、完全に無料というわけではありません。

また、無料ASPでECサイトを構築するのは非常に簡単です。自社にIT技術に詳しい人材がいなくても、最短30分程度で完成させることが可能です。

無料ASPを使った、ECサイト構築の主な流れは下記の通りです。

  1. アカウント作成
  2. お店の基本情報(所在地、配送方法、決済方法など)を設定
  3. 販売したい商品を登録
  4. サイトのデザインや機能を設定

ECサイト構築に入る前の準備として、掲載したい商品画像や商品説明文、キャッチコピーなどを用意しておくと、よりスムーズに進めることができます。

尚、無料ASPでECサイトを構築するのに求められるIT技術力としては、「Word」や「Excel」を使える程度です。ただし、デザインをいくらか修正したい場合は、HTMLやCSSの知識が必要になってきます。

3.有料ASP

ASPの中でも、有料のものがあります。例えばShopify、futureshopなどが該当します。ランニングコストはかかるものの、サイト構築にあたり、多彩な機能が用意されている上、自社のブランドイメージに応じたデザインにカスタマイズすることができます。

有料ASPを選択することで「独自のポイントシステムを利用したい」、「WordPressと連携して、ECサイト内にブログ記事を設置したい」、「複数のお届け先をECサイトで管理したい」など、様々な要望に対応できます。

高度なマーケティング機能、顧客管理機能などを活用し、本格的にECサイトに取り組むのであれば、この有料ASPは有力な選択肢の1つになります。

有料ASPを利用した場合のサイト構築までの主な流れは下記の通りです。

  1. アカウント作成と基本情報の設定
  2. 商品登録
  3. 決済方法の選択
  4. デザインの変更やアプリを使って機能を拡張

どのASPを利用するかによって、若干手順は異なりますが大きな差はありません。

有料ASPを使って簡単なECサイトを作りたいということであれば、社内スタッフ1人でも対応は可能です。こだわったデザインや高度な機能を利用する場合は、外部の専門家に協力を依頼してみてください。

例えば、Shopifyでは「Shopifyパートナー」や「Shopifyエキスパート」と言った公認パートナー制度があります。ECサイト構築に不安があれば、こういったパートナー制度に登録している専門家に、いつでも助けを求めることができます。

4.オープンソース

オープンソースとは「無償でインターネット上に公開されている」という意味を持ち、誰でも自由にそのソフトウェアを利用することができます。

代表的なものとしては「EC-CUBE」があります。EC-CUBEではECサイトを構築する上で必要な商品説明ページや商品の売上げ集計ページなどが用意されており、自社の状況に応じて、その機能やデザインをカスタマイズすることができます。

ただし、オープンソースのため、サーバーの管理や保守・トラブルが起こった場合の対応などは原則、自社で対応することになります。そのため、EC担当者の高い技術力が求められます。

それでは、オープンソースを利用したサイト構築までの大まかな手順を整理しておきます。

  1. レンタルサーバーを借りる
  2. ECサイト用のデータベースを新規作成
  3. EC-CUBEなどのプログラムを公式サイトからダウンロード
  4. ダウンロードしたファイルをサーバーへアップロード
  5. EC-CUBEなどのプログラムインストールして初期設定
  6. 決済方法の設定
  7. 商品登録
  8. デザインや機能のカスタマイズ
  9. ECサイトをオープン

上記は大まかな手順であり、これ以外にもECサイト構築までに様々な工程を経る必要があります。自社で対応できる人材がいない場合は、外部に委託することも検討してみてください。

5.フルスクラッチ

フルスクラッチは、ゼロからECサイト構築することを指します。完全オリジナルのECサイトを構築するため、あらゆる要望に対応できますが、その分、コストと時間がかかります。

この方法でECサイトを作る場合は、高い技術力が求められます。

フルスクラッチの場合、社内だけでECサイトの構築をすることは現実的ではないため、外部に委託するのが一般的です。

委託先では主に次のような手順で、ECサイトの構築を進めていきます。

  1. サーバーを用意する
  2. ECサイトに必要な機能の詳細を検討
  3. システム・デザイン設計
  4. 商品登録
  5. 運営スタッフの研修
  6. ECサイトをオープン

実際にフルスクラッチでECサイトを作るのは、ZOZOTOWNやユニクロなどの大企業が選択しています。

以上5つのECサイトの作り方についてお伝えしました。

ECサイトの作り方別メリット・デメリット

ECサイト

上述したように、ECサイトにはいくつかの構築方法があります。ここではそれぞれのメリット・デメリットを整理しておきます。どの方法でECサイトをつくるのかを検討する際に参考にしてください。

モール型で出店・出品する際のメリット・デメリット

モール型は、もっとも手軽に「出店・出品」をすることができます。しかし、他の方法と比較してデメリットとなる部分もありますので、それぞれ解説します。

メリット1. 集客力がある

モールに出店することのメリットは、何と言っても集客力があるという点です。実際、あなたもAmazonや楽天市場など、一度は訪れたことがあったり、買い物をしたことがあるのではないでしょうか?

モール自体に集客力があるので、出店・出品する側としては商品管理や顧客対応などに集中することができます。

メリット2. ブランド力

インターネットに慣れていない人にとって、ECサイトでの商品購入はハードルが高く、躊躇してしまう場合があります。「購入した商品がきちんと届くのか」、「個人情報が漏れたりしないのか」といった不安が伴うからです。

モール型に出店・出品すると、モール自体の知名度・信頼度があるので、そういった不安を最小限に抑え販売することができます。たとえ、自社がユーザーにとって無名の会社であっても、「Amazonから購入するのなら大丈夫だろう」のように判断され、販売につながります。

メリット3. 手厚いサポートとメンテナンスフリー

モールでは、出店しているお店に対して充実したサポートを提供しています。例えば「出店・出品するまでの懇切丁寧なガイド」や「アクセス解析などのマーケティングツールの提供」などが挙げられます。

また、基本的にはシステム関連のメンテナンスはプラットフォーマー側が行うため、出店・出品している会社はメンテナンスフリーとなります。仮に、システムに不具合が発生したとしても、問い合わせをすればプラットフォーマー側が解決してくれます。

デメリット1. ランニングコストが高い

モール型への出店・出品には、高いランニングコストがかかります。固定費に加え、販売数に応じた手数料などをモール側に支払う必要があります。そのため、利益率が低くなりがちです。価格設定が不適切だと「商品は売れているけれど、利益が残らない」という状況になります。

デメリット2. 価格競争にさらされやすい

類似商品を扱っているお店が同じモールに出店・出品すれば、価格競争に発展しやすいです。値段以外の違いを出すことが難しいため「価格を下げて商品を販売するのか?」もしくは「販売数が少なくなったとしても、価格を維持するのか?」というジレンマに陥りやすいです。

デメリット3. 顧客情報が得られない

メールアドレスや住所など、商品を購入した顧客情報はモールが管理します。そのため、購入者に対してのサポートやリピート販売は困難です。顧客情報をもとにしたマーケティングを行いたい場合は、別の方法を選択してください。

ASPでECサイトを構築した際のメリットとデメリット

ASPでは、既にECサイト構築に必要な機能が一通り揃っています。そのため、販売開始まで短期間で準備ができるなどのメリットがあります。下記で詳しくみていきましょう。

メリット1. 導入費用、ランニングコストともに安い

ASPでは、自社でカートシステムを開発する必要がないため、初期費用を安く抑えることができます。ASPの初期費用は無料〜数万円。月額料金についても無料〜数万円程度となっており、リスクなく始められることが大きな魅力の1つです。

メリット2. ECサイトの構築が簡単

多くのASPでは、既にサーバーなども設置されているため、すぐにECサイト構築に取りかかれます。また、ECサイト構築する流れも非常にシンプルなため、簡単なECサイトであれば、自社で構築してしまうことも可能です。

メリット3. デザインのカスタマイズや機能の追加が可能

有料ASPを利用すれば、凝ったデザインに仕上げたり、高度な機能を導入することもできます。デザインを修正するには、HTMLやCSSの知識が必要ですが、もし自社でそういった知識を持った社員がいなければ、外部に委託することもできます。

メリット4. 顧客情報を自社で管理できる

モールとは違って顧客情報を自社で管理することができるため、ASPならリピート販売も簡単です。リピート販売が行えることは、ECサイトの収益を安定化させる上で大いに役立ちます。

デメリット1. 集客は自社で行う必要がある

ECサイトを構築しても、その後、ユーザーが訪問してくれなければ売上は発生しません。そのため、モール型と違ってASPでECサイトを構築した場合、集客は自社で行う必要があります。具体的には、広告の運用やオウンドメディアの活用、SNSの運用などがあり、これらのマーケティングは自社のECサイト担当者が対応します。

デメリット2. 外部システムとの連携は不向き

ECサイトの売上を効率的に上げていくためには、顧客情報を分析し、そのデータを元にマーケティング施策を考えていくことが必要です。その際には、外部のデータベースなどと連携したいということもあると思います。しかし、ASPのECサイトは、そういった外部システムとの連携利用はあまり向いていません。

オープンソース

EC-CUBEなど、オープンソース型のECサイト構築のメリット、デメリットをお伝えします。

メリット1. 自由にカスタマイズできる

オープンソースのメリットは、技術力さえあれば、自由にカスタマイズができることです。デザインも機能も、プラットフォーム側の制約を気にすることなく、自社の都合に合わせられます。

メリット2. 自社で構築できるなら初期費用、ランニングコストを抑えられる

ECサイトの構築に必要なソースコードは公開されているため、自社に技術力があれば、初期費用、ランニングコストともに抑えられます。

デメリット1. ECサイト構築に高度な専門知識が必要

オープンソースを使ってECサイトを制作する場合、HTMLやCSS、JavaScript、PHPといった技術が求められます。カスタマイズせず、シンプルなECサイトとして利用するということも不可能ではありませんが、それではECサイトとして、機能的に不足が生じることがあります。

デメリット2. 運用時のトラブルは自社で対応する必要がある

セキュリティ対策やトラブル時の対処など、全て自社の責任で行う必要があります。社内で技術力のあるスタッフがいない場合、トラブル解消までに時間がかかったり、万が一、情報漏洩が起これば、企業の信頼失墜につながる危険性があります。

フルスクラッチ

近年、フルスクラッチでECサイトを構築する会社は少なくなりましたが、大まかなメリットとデメリットを挙げておきます。

メリット1. カスタマイズの自由度が一番高い

メリットは、ほぼ全ての自社の理想をECサイトに反映することができる点です。サイトをゼロからオリジナルで構築していくため、とことんこだわったECサイトを構築することができます。

デメリット1. ECサイト構築まで時間がかかる

ゼロからECサイトを作るため、実際に販売が開始できるまで、半年から数年単位で時間がかかります。

デメリット2. ECサイト構築に高いコスト

ECサイト構築を外部委託する場合の費用は高額になります。また、社内でECサイトを構築する場合も、技術力を持った社員が何人も必要になるため、十分な予算を備えている会社である必要があります。

以上、ECサイトの作り方別、メリット・デメリットを紹介してきました。次は、ECサイトを作る際の注意点をお伝えします。

ECサイトを作る際の注意点

ECサイト

ECサイトのシステムは、一度導入すると入れ替えるのは大変です。そのため、導入前には自社のビジネスモデルや将来の販売計画などを踏まえ、慎重に検討することが必要です。

そこで、ECサイトを作る際の注意点についてお伝えします。

1.必要にして十分な機能

モールのように、ほぼ自社でカスタマイズできる機能がないようなものから、フルスクラッチのように、費用さえかければあらゆる機能を実装できるものまで様々です。

自社がシンプルな商品を扱っているのに、高度な機能をつけても費用対効果が合わないですし、逆に機能が制限されていることで、収益を逃してしまうこともあります。そのため、自社の商品販売、マーケティング活動に必要にして十分な機能を備えている方法を選ぶようにしてください。

2.セキュリティ

モールのような場合であれば、セキュリティはほぼ全てプラットフォーマーに任せればかまいません。一方、フルスクラッチの場合は、自社で全てセキュリティを準備する必要があります。ASPの場合は、サービスを提供している会社に直接、セキュリティがどうなっているのか連絡を取って確認をしておきます。

ECサイトを運営する際には、重要な個人情報を扱います。セキュリティが甘いシステムを使ってしまうと情報漏洩などにつながり、企業の信用を一気に失ってしまうので注意してください。

3.サポート体制

ECサイトを運営していれば、必ず何らかのトラブルや疑問点が発生するものです。そういった事が発生した際、サポート体制がどうなっているのかが大切です。「問い合わせをすれば、返答が何日後に得られるのか?」、「問い合わせ方法としてどのようなものが用意されているのか?」、「システムに詳しい人と、すぐ連絡を取ることができるのか」など確認しておきましょう。

5.ECサイト完成後、修正や運用はしやすいか

ECサイトは一度、完成したら終了という事ではありません。その後も、運用しながら修正点を改善していくことが必要です。そのため、ECサイト完成後も、修正や運用がしやすいという点が大切です。

6.ドメインを引き継ぐことができるか確認

将来、ECサイトの拡大・発展に伴い、システムを切り替える必要が出てくるかもしれません。その場合は、ドメインを引き継げるかどうかが重要です。

折角、一定数のユーザーにドメインを覚えてもらい、ECサイトを利用してもらっているのに、ある日、そのドメインが変わってしまったのでは大きな損失になります。

そのため、将来、システムを切り替えなければいけなくなった場合、ドメインを移管する事ができるのか事前に確認をしておきましょう。

ECサイトの作り方を決定する際のポイント

ECサイト

ECサイトの作り方には大きく分けて5つあるとお伝えしてきましたが、どういった基準でこれらを選べば良いのかを整理しておきます。選定する上でのポイントは次の4つです。

1.どのような形で商品を販売したいのか明確化する

自社の商品をどのような形で販売したいのかを明確にしておきます。それが明確になっていなければ、どの方法を使ってECサイトの構築を進めれば良いのか分からないからです。

また、他の会社に制作を依頼する際も、依頼する側がどのようなECサイトを求めているのかが明確でなければ、制作会社も適切なECサイトを構築できません。

繰り返し社内で将来の販売計画や販売方法などを検討した上で、ECサイトの構築に取りかかってください。

2.ECサイト制作の予算を決める

事前にECサイト構築にかける予算を決めておくことも大切です。自社でECサイトを構築するつもりだったけれど、途中で作業が難しくなり頓挫してしまうなどのことも考えられます。そうなると、外部の制作会社に依頼することになるため、費用が余分にかかってしまう事なども考えられます。

このようなトラブルが発生しても慌てないよう、無理のない予算計画を立てておくことが大切です。また、ECサイトの作り方にもよりますが、保守点検費用などランニングコストが発生することもあります。ECサイト制作費だけではなく、将来発生する費用も考慮しておきましょう。

3.ECサイトを構築するまでのスケジュールを考える

ECサイトの作り方によって、完成までにかかる時間は大きく異なります。モールやASPで出店する場合は、非常に短期間で販売を開始できます。一方、フルスクラッチなどで依頼する場合は、販売開始できるまで、半年から数年程度の時間を見込んでおく必要があります。

自社のECサイトで、いつから販売を開始したいのかを考えておく必要があります。

4.利用者の声を聞く

自社が希望するECサイトのシステムを既に導入している人が周りにいれば、使い勝手などを聞いてみることをお勧めします。実際のユーザーの声ほど、信頼できるものはありません。

また、周囲に利用している人がいない場合は、そのシステムを利用している事例などを確認していきます。そして、そのシステムを利用してするECサイトで、自分がお客さんになって購入するということも試してみてください。そうすることによって、自社でECサイトを導入した際のイメージをつかむことができます。

業種別おすすめECカート

ECサイト

自社でECサイトを開設する場合、どのECカートシステムを利用すべきかは悩みどころです。自社の業種なら、どこと相性が良いのか迷うことも多いと思います。そこで、ここでは業種別のおすすめを紹介します。ECカートシステムを選ぶ際の参考にしてください。

1.CtoC(個人間取引)業界

ハンドメイド商品を販売するなど、個人が商品を手作業で制作して販売するような場合は、コストをかけられませんので、無料のASPを利用することをお勧めします。具体的には「STORES」「BASE」などが該当します。

どちらも、初期費用無料で、月額使用料もかかりません。また、商品登録数も無制限となっているため、販売する商品の種類が増えてきても安心です。

また、CtoC業界では、在庫を抱えたくないという悩みもあると思います。「STORES」などではそういった在庫リスクの問題を解消するために「予約販売」という機能があります。この機能を利用すれば、先にユーザーからの注文を受け、その後、生産するという順番で販売が可能なため、在庫リスクを抑えたECサイトの運営ができます。

さらに、副業でECサイトをやりたいという人のために、ポップアップ販売の機能を備えているのも魅力の1つです。ポップアップ販売というのは、数日から数週間だけの期間限定でECサイトをオープンさせる仕組みのことです。この機能を利用することで、副業でも無理なくECサイトを運用することが出来ます。

では、STORESとBASEの特徴を整理しておきますので、選択する際の参考にしてください。

STORESの特徴一覧

  • 「フリープラン」なら初期費用もランニングコストも0円
  • 決済手数料はフリープランなら5%
  • Instagramと連携することで、ユーザーはInstagramからわずか3タップで商品ページへ移動
  • 再入荷通知が可能で、販売機会損失を防ぐことができる
  • ECサイト構築にHTML・CSSなど専門知識は不要
  • サイトデザインは48種類のテンプレートから選択
  • クレジット決済やコンビニ決済に対応
  • 「スピードキャッシュ」という入金サービスを使えば、翌日売上が入金される
  • 初回購入者とリピーターを区別できる顧客管理システム
  • 商品写真の撮り方など、販売者向けセミナーに無料で参加できる

BASEの特徴一覧

  • 「BASEかんたん決済」を利用すれば、クレジット決済、キャリア決済が可能
  • 代引きは利用不可
  • Instagramの投稿に「商品タグ」を付ければ、BASEの商品販売ページへ移動できる
  • ブログ拡張機能を利用すれば、ECサイトでブログを始めることができる
  • 「BASE U」で、ECサイト運営者初心者向けのお役立ち情報を得られる
  • 販売手数料は、6.6%+40円(クレジット決済の場合:内訳 販売手数料3%+決済す手数料3%+40円)
  • デザイン入稿だけで手軽にオリジナルグッズを販売できる仕組みがある

2.BtoC(消費者向け取引)業界

食品、アパレル、ジュエリー、サプリ、文具など、一般消費者向けの商品を販売する場合、お勧めECカートは「有料ASP」です。具体的には「Shopify」「MakeShop」などが該当します。

有料ASPをお勧めする理由は、導入コストが安く抑えられる上、自社に応じたカスタマイの自由度が高いためです。サイトのデザインテンプレートだけでも、100種類以上用意されているところが多く、HTMLやCSSを修正することもできるので、凝ったデザインでECサイトを完成させることができます。

また、Googleアナリティクスとの連携や決済システムなど、BtoC販売に必要な一通りのツールが揃っているため、短期間でECサイトの構築も行えます。

Shopifyでは、アプリと呼ばれる拡張機能を備えているため、将来、ECサイトの機能を強化したい場合も、必要に応じて導入することができます。

では、ShopifyとMake Shopの特徴を整理しておきます。

Shopifyの特徴一覧

  • ベーシックプランならランニングコストは月額29ドル
  • 「Instagram」、「Facebook」、「Amazon」、「Pinterest」などとの連携が可能
  • Shopify APPストアで「商品レビュー」「SEO対策」など様々な機能拡張ができる
  • 多言語・多通貨に対応しており、越境ECサイト構築がスムーズ
  • サイトの流入データ、購買データなどマーケティング分析が充実
  • 無制限の商品登録ができる
  • クーポンコードの発行が可能
  • 「かご落ち対策」が標準で付いており、販売機会の損失を防止
  • Shopify POSアプリを使うことで、実店舗のデータとも連携し自動集計
  • 配送は日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と提携。海外向けはFedExなど世界3大配送会社と提携

MakeShopの特徴一覧

  • ログイン制限やポイント付与といった会員制ネットショップが運営可
  • デザインテンプレートは173種
  • HTMLやCSSを使用した独自ページが1万字まで作成可能
  • スマートフォン向けサイトを作成することができる
  • ランニングコストは月額1万円から(初期費用は別途1万円)
  • プレミアムプランだと商品数は10,000点まで登録可能
  • 月間最大50万通まで、メール配信可

3.BtoB(企業間取引)業界

近年、企業間の商品売買はデジタルへとシフトしています。そのため、BtoB向けECサイトも徐々に盛んになってきています。

ただ、多くのECカートはBtoC向けを前提に作られています。そのため、BtoB向けに販売をするなら、BtoB向けのECカートが必要です。例えば、下記のような機能を備えている必要があります。

  • 企業情報管理
  • 卸価格非表示、複数の卸価格の表示
  • 掛け売り
  • ボリュームディスカウント

こういった機能を備えているECカートとしては「楽楽B2B」をお勧めします。デザインの自由度も高く、顧客分析機能もハイスペックなものが用意されているからです。

また、楽楽B2Bを利用すると取引先ごとに、サイト上で取引先別に決済方法を変えることもできます。例えば、A社は掛け売り、B社は前払い決済などといったようにです。

では、楽楽B2Bの特徴を整理しておきます。

楽楽B2Bの特徴一覧

  • Webでも、FAXのように注文数を入力するだけで受発注が可能
  • クレジットカード決済を利用できる
  • ライトプランなら月額50,000円から利用可(初期費用は100,000円から)
  • 「販路設定機能」を利用することで、取引先ごとに表示する商品を変えられる
  • OCRスキャナーを用いたAIによる「注文書自動読込み機能」を搭載
  • 問い合わせを管理画面内で対応する「お問い合わせ管理」機能
  • 管理画面の閲覧や操作権限を設定できる「管理者権限設定」機能

4.サブスクリプション業界

様々な商品を販売するのではなく、限られた商品を繰り返し購入してもらうような業種では、サブスクリプション販売に強いECカートがお勧めです。

具体的には健康サプリや、自社独自の飲料販売、化粧品販売などが該当します。サブスクリプション向けのECカートとしては「Shopify」があります。

Shopifyでは、様々な「定期購入アプリ」が用意されていますので、自社にあったアプリを導入するだけで、すぐにサブスクリプション販売を始められます。

サブスクリプション

引用:Shopify

Shopifyは、サブスクリプション市場でも多くの実績がありますので安心して利用できます。

また、「EC-CUBE」でも「EC-CUBEペイメント」を利用することによって、定期決済の導入が可能です。

EC-CUBEペイメント

引用:EC-CUBEペイメント

Shopifyを利用した場合の定期購入に役立つ特徴一覧

  • Shopifyペイメントを利用することで、定期販売用の決済を導入できる
  • 定期購入の収益分析ができる
  • 1ヶ月プランや3ヶ月プランなど、定期購買のタイミングを変更可(定期購買-Huckleberry Subscriptionsを利用時)
  • 定期購入アプリを入れるだけなので、約5分でサブスクリプションを導入できる

EC-CUBEの特徴一覧

  • EC-CUBEを利用するためには「GPLライセンス」もしくは「商用ライセンス」が必要
  • 「GPLライセンス」は全ての機能を無料で使用できるがソースコードを公開する必要がある
  • 「商用ライラセンス」はソースコードは公開不要。ただし使用料として264,000円が発生
  • 「EC-CUBEペイメント」の利用でクレジット決済、コンビニ決済、Pay-easy、代引きなどの利用が可能
  • 毎月クレジットカードから引き落が可能な「継続課金」の仕組みを利用可
  • EC-CUBEのプラグインは、決済、デザインテンプレート、集客、顧客管理など300種類以上
  • 6.4万人以上が利用する「開発コミュニティ」の場があるので質問できる
  • EC-CUBEに特化した攻撃を防ぐ公式のWAFが利用可(初期費用:10,000円、月額10,000円)

5.輸出販売業

国内市場が縮小する中、海外向けに商品を販売したいと思っている業種も多いと思います。この場合、選択肢としては2つあります。

1つは海外のモールに出店するという方法です。例えば、アメリカで販売を開始するなら「Amazon.com」や「eBay」に出品したり、中国市場を狙うなら「Tmall(天猫)」などが検討の対象になります

eBay

引用:eBay

一方、利益率を確保し、自社ブランドを高めながら輸出販売を考えるなら、2つ目の方法として「Shopify」を選択します。

Shopify

引用:Shopify

Shopifyはカナダで創業し、2022年9月現在175カ国以上で利用されているASPなので、越境ECを管理できるシステムが既に備わっているからです。

通常、海外販売を行う際、障壁となるのは「言語」と「通貨」ですが、Shopifyでは50の言語と130ヶ国以上の通貨に対応済みです。

Shopifyの管理画面で言語を設定したり、専用アプリを使うことで、ECサイトの表示を別の言語に簡単に変換する事が出来ます。

また、海外販売を行うECサイトの商品価格は、現地の通貨に合わせた表示になっている必要があります。Shopifyでは多通貨に対応しているため、あらかじめ設定した国にあったレートに自動で変更が行えます。

では、Shopifyを利用した場合の、輸出販売に役立つ特徴を整理しておきます。

Shopifyを利用した場合の越境ECに役立つ特徴一覧

  • 多言語に対応しており、標準で50カ国語での表示が可能
  • アプリを活用すれば日本語で作ったECサイトを自動で翻訳でき、ユーザーに合わせて表示
  • 130ヵ国以上の通貨に対応。ユーザーの位置情報から現地通貨で価格を自動表示
  • 国やエリア毎の配送料を設定でき、アプリの利用で各国の税率を自動設定
  • あらゆる顧客層に対応するため100種類以上の決済方法に対応
  • 海外配送業務をサポートするアプリが揃っている

ECサイトの制作費用相場

ECサイト

ECサイトを制作する場合、もっとも気にかかることの1つは「制作費」だと思います。費用については、どういった方法でECサイトを構築するのかによって大きく変わりますので、下記の表を目安にしてください。

作り方別「ECサイトの制作費用の目安」

ECサイトの構築法初期費用月額コスト構築にかかる期間
モール無料から10万円以下数万から数十万円当日から数日
ASP無料から1,000万円以下無料から数万円当日から数週間
オープンソース数十万から数百万数万円から数十万円長い
フルスクラッチ数千万円以上数十万円から数百万非常に長い

以下、制作費用について詳しく解説します。

モールへの出品・出店にかかる費用

モール型のECサイト制作費用の相場は、無料から10万円以下です。しかし、モールに出店している間はテナント料が発生します。さらに、商品の売上があった場合には、モールを運営するプラットフォームに、ロイヤリティを支払う必要もあります。

例としてAmazonと楽天市場の費用をお伝えします。

Amazonの出品にかかる費用

項目小口出品大口出品
月額登録料0円4,900円
基本成約料100円/個0円
販売手数料8~15%8~15%

楽天市場に出店する場合にかかる費用

項目がんばれプランスタンダードプランメガショッププラン
月額出店料19,500円50,000円100,000円
システム利用料月額売上高の3.5~7.0%月額売上高の2.0~4.5%月額売上高の2.0~4.5%

ASPでECサイトを構築する場合の費用

ASPでECサイトを構築する場合、目安の費用は無料から数百万円です。

自社でECサイト構築を全てやってしまう場合は、費用は安く抑えられます。デザインのカスタマイズや高度な機能を設定したい場合などは、それに応じて数十万から数百万程度の費用が発生します。

仮に、ASPとしてShopifyを利用した場合の制作費用の相場を下記にお伝えします。

1. 基本機能に絞ったECサイト

相場価格:約30万円〜100万円

Shopifyには、もともとECサイトに必要な基本機能を備えています。そのため、ベーシックなECサイトを制作する場合は約30万〜100万円になることが多いです。

2. ブランドECサイト

価格相場: 約100万円〜 300万円

機能やデザインをカスタマイズし、ブランド力のあるECサイトを構築する場合は約100万円〜300万円程度が相場です。また、自社のビジネスモデルにあった独自のアプリを作りたい場合などは、別途費用がかかることがあります。

3. フルオリジナルECサイト

価格相場: 約300万円〜1,000万円

Shopifyは拡張性が高いため、大規模で機能が充実したサイトを構築することが出来ます。その場合、300万円前後から1,000万円くらいまでの費用がかかることが予想されます。また、元々ある自社の会計システムなどと連携する必要がある場合は、1,000万円以上になることもあります。

どのようなECサイトにしたいかによって、上記のような相場になります。Shopifyには「Shopifyエキスパート」など、公認の専門家がいますので詳細は直接ご相談ください。

オープンソースでECサイトを構築する場合の費用

EC-CUBEなど、ECサイトを構築するプログラムは無料で使用できます。ただ、社内でこういったプログラムを自在にカスタマイズできる人材がいる会社は少ないので、通常、外注することになります。

特定のプログラムを使える外注先は限られるため、費用相場としては数百万から数千万円程度は想定しておく必要があります。

1.小規模サイト

価格相場:50万円~100万円

商品数が10個程度であれば、価格はそれほど高くありません。ただし、デザイン料や機能のカスタマイズをする場合は、さらに数十万から数百万程度の費用がかかります。

2.中規模サイト

価格相場:100万円~300万円

商品数が50個程度の中規模サイトであれば、100万円前後からECサイトの構築が可能です。また、保守等の維持費が数万円かかります。小規模サイトのところでお伝えしたとおり、デザイン料や追加機能を利用する場合は、それに応じて別途費用がかかります。

3.大規模サイト

価格相場:300~1,000万円

商品数が100以上の大規模サイトの場合は、300万円前後からECサイト構築が可能です。また、保守料金も中規模サイトよりもさらに数万円程度余分にかかります。

EC-CUBEには制作パートナー会社があり「インテグレートパートナー」と呼ばれています。そういった専門の会社にECサイト構築までの見積もりを依頼し、正確な料金を確認してください。

フルスクラッチでECサイトを構築する場合の費用

フルスクラッチの場合、自社が望むあらゆる機能とデザインでECサイトを構築できます。ただ、その分、費用は高額です。通常、初期費用として数千万円から、大規模なものになれば、数億円程度を見積もっておく必要があります。

オープンソースとフルスクラッチについては、ECサイトの構築だけでなく、セキュリティやサーバーなどのインフラにも別途費用がかかります。

ECサイトの作り方でお悩みなら無料相談で解決

ECサイト

ECサイトを構築する際、途中で別のシステムに切り替えるというのは、大変な作業になります。そのため、どの方法でECサイトを構築するか慎重に決めたいところです。

まずは、今回の記事を参考に自社の希望にあうところの目星をつけ、最終的には、制作会社などの専門家に相談する事をお勧めします。そうすることで、間違いのないECカートを選択できます。

しかも、Shopi Labであれば無料相談できますので、こちらのページの右上にある「無料相談はこちら」からご連絡ください。

Shopi Labでは、次のようなご相談に対応しています。

  • 自社の希望を叶えるのに適切なECカートはどれか?
  • ASPが複数あるので、どれを選べば良いか分からない
  • ECサイト構築のカスタマイズは、どのように依頼すればいいのか?
  • デザインの凝ったサイトを作りたいがどうすればいいか
  • 最終的にかかる費用はどれくらいになるのか見積もってほしい
  • ECサイトの構築を急ピッチで進めたいが、完成まで期間はどの程度か
  • ECサイト構築後の運用についてもサポートを得られるのか

その他、ECサイト構築に関わるご質問・ご相談があれば、お気軽にご連絡ください。

まとめ:ECサイトの失敗しない作り方や費用を徹底解説

ECサイト

ECサイトの構築方法には大きく分けて、今回ご紹介した5つの方法があります。

自社がオンラインでどのような販売を行っていく予定なのかに応じて、最適なECサイト構築法を選択してください。また、ECサイトの構築法を選択する際には、慎重に進めていただきたいので、社内で繰り返し検討すると同時に、外部の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。

掲載情報は記事執筆・更新日時点のものです。最新情報とは異なる可能性がありますのでご了承下さい。

無料Shopify相談

ご希望の方はこちら

Shopify制作のお見積もり・ご相談

お見積り依頼やお困りごとがある場合は、以下のお問い合わせフォームをご利用ください。
また、初めてのお取組みで不安のある方などもご不明点などはお気軽にご連絡ください。

会社名

※個人事業主の場合は個人事業名を記載ください
氏名
電話番号
メールアドレス
予算
ご相談内容
添付ファイル
ファイルを選択
ファイルサイズの上限は5MBです
×
×
×
×
×

弊社のプライバシーポリシーに同意いただいた上で、ご相談ください。




監修者
黒岩俊児
黒岩俊児

shopify 制作チーム責任者・テクニカルディレクター 株式会社セルフプラスCEO

株式会社セルフプラスの代表。前職では上場企業から中小企業まで、数百社のSEOコンサルに携わる。その後、SEOの知識をベースにWEB制作会社株式会社セルフプラスを設立。現在、Shopify本社のあるカナダへ移住して2年目。北米圏・越境のマーケティングやShopify構築のスペシャリスト。
Shopify公認のShopify expertの中でも数社が選ばれる「Shopify Strategic Partner」に認定され、数多くのShopifyサイトやShopify Plus案件も手がける。
株式会社セルフプラスのホームページはこちら

この監修者の記事一覧
完全
無料

相談実績1,500件突破!!

Shopi Lab(ショピラボ)

Shopi Labをご覧のみなさまへ

Shopi Lab(ショピラボ)では、Shopifyのアプリや構築制作方法、運用マーケティング手段についてはもちろん、自社のECサイトを構築・運用する上で必要な情報を紹介しております。現在日本では開発業者の数が少ないため、検索しても役立つ情報が少ないことが現状です。そのためShopi Lab(ショピラボ)では、今後Shopifyの導入を検討している企業担当者様へ向けて、正確な役立つ情報を発信して行くことを心掛けております。 企業担当者様については、Shopify導入に対してご不明点や懸念事項がございましたら、お問い合わせ窓口よりお気軽にお問い合わせください。 また他カートをご利用中でShopifyへの乗り換えをご検討中の企業様についても、ご支援が可能でございます。世界シェアNo.1のECプラットフォームが日本で展開を初めて5年が経ちましたが、Shopi Lab(ショピラボ)ではさらにShopifyの魅力を発信していきます。